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竹で組まれた高床の建物で、ロシアは笑顔でお茶をすすっている。
おかわりは、と尋ねた越南だが、ロシアに向かいに座るようにすすめられてしまった。
ちょっと気まずい思いをしながら、越南はロシアの向かい側に座った。
彼の属領たちからは怖い人だと聞かされているが、越南を訪れる彼は常に上機嫌だった。
突拍子もない話を振られて困ることはあっても、怖いと感じることはなかった。
「資源っていうのは有限でさ、だからどうやって効率よく使うのかっていうのが大事な課題なんだ。」
「そうなんですか。」
「うん。原子力による発電の研究を進めてるんだけど、これには安全面の問題が・・・」
ロシアはふと言葉を切って、越南の身体をしげしげと眺めた。
「なっ、何ですか?」
「越南ちゃんの身体は興味深いね。小柄で余計な脂肪が全然付いてなくて、それでいて
最大出力はあのアメリカ君が裸足で逃げ出すくらいだもん。」
「余計な・・・・?」
「うん。」
ロシアは越南の薄手の服一枚で目立たなくなってしまう扁平な胸を眺める。
「そ、そんなに扁平な胸が珍しいですかっ!じろじろ見ないでください!」
「ロシアにデリカシーなんてサービスないよ。エネルギーの問題は僕たちの共○党にとって大事な課題なんだからね!」
ロシアは脇に掌を差し込んで、越南の小さな胸をわしっと掴んでみた。
// 終わり
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