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 クリスマスなんて大ッ嫌い@クリスマス痴祭り

性転換注意
スー×ウク×女体化フィン
元々TSではなくサンタ袋でフィンが女の子化。
フィン一人称、三人とも壊れ気味で百合込みです…
原作スーさんのガチ?→スーさんバイ。




今から最後にスーさんの所行くんですが…なんか嫌な予感するんですよ…ね…
出る前にウクライナさん来るって行ってたけど…な〜んか嫌な予感するんですよねえ…
そんな事を考えていればスウェーデン到着。
雪車をおりてトナカイに聞いても答えてくれないけど、聞かないと何か落ち着かないんですよね。
「ダッシャー?お前はどう思う?」
リーダー格のダッシャーが僕の顔に頭を擦り寄せて、じっと目を見てくるんですが…
「でも仕事だしなあ…」
その横のコメットも袖を少し引っ張ってくるし、その他のトナカイ達も微妙な顔で僕を見てくるんです…
「…多分気のせいだよね?うん!」
自分を奮い立たせる様にトナカイ達に言いました。
この時ほど、僕は自分の決断に後悔したことは…なかったです…

「ん、入れ」
スーさんちのドアを叩けばいつもの様にドアを開けて僕を入れてくれました。
奥からは「いらっしゃーーい!」とウクライナさんの声がします。
なにこの新婚家庭な雰囲気は。
世界中に幸せを振りまいてきましたが、何となく虚しさが込み上げてきました。
いや、別にスーさんを取られたから悔しいとかって訳じゃないですよ!
誤解しないで下さいよぉぉぉ!!!!
僕は女の子が好きなんです!
ほらスーさんだってウクライナさん連れ込んでるし!
僕たち、そう言う関係…あうあうあうあうあう…
寒い中雪車を走らせていた自分が少し悲しくなっただけなんです!
日本は恋人同士のクリスマスですが、本来は家族で過ごすものなんですし!
そう家族!!
あああああ!!!
「などした?フィン?」
首をブンブン振っている僕を怪訝な目でスーさんが…見ています…
怖い。
「え、あ?何でも無いですよ!!!」
「…ならえぇが…」
そう言ってスーさんちの居間に二人で入れば、部屋のソファの上にウクライナさんが居た。
にっこり笑ってる。
「寒かったでしょ?ココア飲む?」
「は、はい、頂きます〜」
なんかその笑顔に今凄く癒されました。
入れてもらった温かいココアを飲んでふーーーっと一息ついてから二人に尋ねる。
「で、お二方は…何が欲しいですか?」
そう訊ねれば二人は顔を見合わせにんまりと笑う。

…スーさんが…笑う?

なんか嫌な前触れの様な気がするんですが…
「フィン君…私たちのお願い聞いてくれる?」
ウクライナさんがそう言うとスーさんがすっと立った。
僕の前に来ると、横に置いてあった袋をスーさんは手に取った。
「フィン…これは何でも欲しいもんくれるんだべな?」
袋を目の前に持って来てスーさんは呟く。
その威圧感溢れるスーさんを見て、思わず恐怖の余りごくんと唾を飲み込んでしまいました。
「ええ…まあその人が望んだモノを出しては…くれますが…」
あまりのスーさんの迫力にマグカップを持つ手がぶるぶる震えてます。
カップの中身がぶるぶると波立ってるのが自分でも解って…
多分こんな怖い顔のスーさんを見るのかなり久々な…気がするんですが…
「!!??おっひゃああああ!あっつ!!!!」
ばさっ!!!と音がして僕の視界が塞がれる。
え、袋被せられた?何で???
ズボンがこぼしたココアで濡れて行くのを感じた瞬間、袋の上からむぎゅっと抱きしめられる感覚。
布越しに柔らかいおっぱいの感覚…え、ウクライナさん?
「私たちのお願いねえ…」
「女のおめだ」

………はいぃぃぃ!!!????何言ってるんですか!!!!???
スーさんとウクライナさんの願いが言われた瞬間、袋の中が光って…僕の意識が一瞬飛ぶ。
ぶるりと体が震えると、視界が明るくなった。
目の前にはにまーと笑うスーさんとウクライナさん。
こわいこわすぎるうぅううううううううう!!!!
「!何言い出すんですか!二人とも!!」
立ち上がって思わず叫ぶとズボンがすとんと落ちた。
「おっひゃあ!」
しゃがんでズボンをあげようとすれば、目に入るのはいつもの自分の足じゃない…

細い。

明らかに普段の自分の足じゃ…ないですねえ…?
トランクスも落ちて…見慣れた自分のモノが…無い!!??
ていうか声も…高い!!
手を見れば明らかに小さくなっています…
「ん、やっぱ思った通りだの」
「私とそっくりー♪」
窓に映る自分を見れば…え、ウクライナさん?
ウクライナさんによく似てる女の子が窓に…映ってます。
僕じゃないですよね、僕男ですものね。
でも今、ショートカットのサンタ帽かぶってる女の子が窓に映ってて、僕映ってないんですが…
いや違うぇえええええこれ僕??僕女の子!!えええええええ?????

むちっとした生足がサンタの上の衣装から出てる…
思わず腰を触って胸も触る。
細!!!!柔らかい!!ていうか山!!山がある!!!
喉を触れば喉仏もないいいい!!!
何で?なんででええええええ????
「おっひゃあああああああああああああああ…ああああ…」
ぱたん。
「お、気ぃ失ぅたか?」
僕の処理能力が限界を超え、記憶が一度ここでブラックアウトしていまいました。

ここで落ちなければ更なる惨劇は防げた…はず…

「フィンく〜ん?フィンランドく〜ん?」
「ん…」
ほっぺたをぺちぺちと叩かれる感触に僕はぼんやりと覚醒しました。
薄目を開ければ、優しい光の中にウクライナさんが居ました…
凄く優しい顔で僕を見てて…でもなんで裸に僕のマントだけ羽織ってるんでしょう?
よく状況がわからない僕は思わずヘラッと笑ってしまいました。
「よかった、気がついた」
「あ、ウクライナさん…僕」
起き上がろうとしたら、動けない。
「え?」
「おめが寝とる間に逃げられっどかなわんでの、縛らせてもろうたど」
えーっと…縛る?
今スーさん、縛らせてもろうたとか…言ってませんでしたか?
僕は見える範囲で自分の姿を確認した。
見える範囲という事は…自由に動けないという事なんですよね。

「…」
何これ。

「えへーなかなか綺麗に結べたでしょう?スーさんに教えてもらいながら縛ってみたの!」
えーそうなんですかーウクライナさ〜ん。
見える範囲の僕の格好を説明させて頂きますと、えーっと…

サンタ服の上からなんか縄が…
胸を誇張する様に首から胸へと縄が施されててますー
わーなんか日本さんちで見た雑誌みたいだなあはははは。
腕後ろ手だから動かせないやーなんかがっちがちに固められてるし〜
気のせいですね。
縄はともかく、なんか女の子の体なのは。
で、ズボンもはいてないや。あれー?
うん。気のせい気のせい。もう一度目を閉じたらきっといつもの世界に…
僕はそう言って目を塞ごうとしたら地獄の底から響く声が僕を現実に引き戻してくれました。
「サンタが逃避すんな。目ぇ瞑っでも何も変わらんぞ。フィン」

…はい…
解ってます…現実なんですね…やっぱ…万能なのも程々にしてくれって感じですね、サンタの袋。
どうやらスーさんとウクライナさんの願い通り、僕女の子になっちゃったみたいです。
あうあうあうと泣いていても仕方ない。
取りあえず懇願だけしてみましょう!
「縄ほどいてもらえませんか…スーさん…」
「それはねぇ」
…無表情で無慈悲なお言葉ありがとうございます。
「たまにはおなごの体もえぇが?」
そう言ってスーさんは僕の体を抱え起こして首筋にキス。
「!」
そのままつつうっと顎まで舐め上げられると、頬にキスされました…
「やめてください僕おとこなんぅ!むごぅっ!!!!」
叫ぼうとしたら、そのまま横に頭を持ってかれて口塞がれちゃいました…
誰に?
スーさんとは逆の方向…
僕の唇を割ってぬるりと入ってくる生暖かさ…
顎の裏をねろりと舐め上げられて、思わず目を閉じちゃいました。
その気持ちよさになんですが…

スーさんが僕の体をぐっとその方向に向けた。
キュッと抱きしめられて、思わず体を任せたくなる様な優しくて気持ちよくなるキス。
柔らかい唇と体に当たる暖かくて弾力のある胸にしっかりと体を密着させられた。
動く度に胸の辺りがなんかこすれてジンジンするのが…何これ?
頭と体の真ん中がドロドロに溶けて行きそうで…
暫く夢中になってて、口を離して顔をしっかり見ればウクライナさんが上気した顔で僕を見つめています。
口を拭いながら蕩ける様な笑顔で一言。

「ん、フィン君、キスしてる時目瞑るんだね?可愛い…自分にキスしてるみたいで面白いな」
逆上せそうな頭でウクライナさんの言葉を理解しようとしたら、今度は後ろからがっしり胸を掴まれる。
「え?痛ぅ!あ?」
服の上から大きな手で下から掬い上げられる様に持ち上げられて、縄が食い込んで痛い!
サンタの厚い服の上からなのに縄がグイグイ食い込んで来て、思わず涙が浮かんでしまいます!
「痛い痛い!!痛いです!!」
さっき胸の辺りジンジンしてたのが更にジンジンして来て痛いというか、なんか痛気持ちいいというか…
また頭の真ん中がぼんやりして来た瞬間、
「!ああぁっ!!ふぁ、ああん!!」
ぐにっと服の上から乳首を指で潰されて意識が…一瞬飛んじゃいました…
べちゃっとウクライナさんの膝に崩れ落ちて…
快感なのかなんかよくわからないものに追い立てられて…膝っていうか体に力が入らない…
なんとか顔を上げ、上を見上げればもの凄く良い笑顔のウクライナさん。
「わ、フィン君泣いてる、可愛い♪もっと気持ちよくなろ?」

ウクライナさんに抱き上げられると、スーさんが縄を解いてくれました。
でももう僕には逃げる気力も考える気力も無くて…
上着を脱がせられて、少し縄の跡がある自分の体が目に入る。
ウクライナさんの膝に乗せられて僕の胸とウクライナさんの胸が引っ付いた。
凄くウクライナさんの肌が熱くってしっとりしてて…なんか溶けて引っ付いて行く様な感覚。
このまま、眠ってしまえば気持ちいいんだろうなって思っていたら腰をぐっと持ち上げられた。
今僕はウクライナさんと向かっているんだから、必然的に…
「え?あ、すーさ…!!!!」
つつっと足の間をなぞる指の感触。
スーさんの指が冷たくて、電気がビリビリって走ったみたいにのけ反ってしまう。
何度も何度も、本当に執拗にお尻の割れ目の辺りから、足の間を指でなぞってくる。
だんだん腰に力が入らなくなって来て、膝ががくがく震えて来た。
「や、ひゃめて…」
ぴちゃ、くちゅって粘っこい水音。
何の音かは流石に解っているんですが…
知らない感覚ではないので…あ、なんか痛い事思い出しちゃった…

ずるずると体がずり落ちて行くのが解るんですけど、力が入んないです…
だんだんウクライナさんにもたれ掛かっちゃって、気がつけば押し倒した様な状態に。
でもいいや、ウクライナさんのおっぱい、気持ちいいし…
と、ぼんやり考えていたら急に下半身への刺激が増加!
お尻や割れ目にキスの雨。
ふにふにとお尻揉まれるし!
「やめ、ひゃ!す…ひゃあ!!」
舌や指で刺激されて、思わず泣きわめいちゃいます。
「ん、めんげ声で啼きよるの?」
「もっと気持ちよくしてあげるから?そんなに泣かないで?フィン君?」

そういうとゆっくりと起されて、僕の体はスーさんに預けられた。
ウクライナさんは僕を挟んスーさんとキス。

何度も何度もキスをしているから、耳元で唾液の音がする。
考える事を放棄しかけてる溶けた頭でぼんやりその音を聞いていた。
体に当たるウクライナさんの胸に無意識に手が伸びる。
ふにっと柔らかい感触。
思わず、自分の胸との感触を比べたくなって自分の胸も揉んでしまう。
僕に胸を揉まれながら、必死でスーさんとキスをし続けるウクライナさんの顔は見る見る間に真っ赤になって行く。
僕もこの異常な空間に興奮して来て、自分の胸もウクライナさんの胸も揉み続けた。

自分の胸から手を離して、両手でウクライナさんの胸の頂点を潰す。
ウクライナさんの体がぎゅっと強ばってから、スーさんと離れた。
快感に潤んだ目なのに恨めしそうな顔で僕を見ています…

「フィン君、お仕置き」
そう短く言うとずるっと引っ張られて床に仰向け状態に。
ウクライナさんは僕にとっても白くて魅惑的なお尻を僕に向けて…
え??
「あああ!!や、ひゃああん!!!」

…自分でもこんな声出るんですね…
ウクライナさんが僕の足の間に顔を埋めて、思いっきり割れ目を舌でなぞってきました…
じゅる、じゅびって、唾液なのか僕のなのか解んないくらい水音が響いてます。
揺れる腰と、胸の向こうで見え隠れする頭。
体は女の子なんですが、心は男な訳で。
否が応でも興奮してくるけど、いつもと違う感覚に心が体に追いついて行かなくて。
快感が下腹から駆け上がって来る。
「やぁ、ウクライナさん…やめ!ああ!!」
思いっきり吸い付かれて軽く意識が飛ぶ。
ウクライナさんの下で思いっきり身を捩って、体が勝手に跳ねる。

朦朧とする視界にウクライナさんの太ももが目に入った。
あ、僕の前に…ウクライナさんの…
「…フィン君、舐めて?さっき私がしたみたいにね?」
もう何にも抗う気力ありません。はい…。
僕はいわれるがまま、頭を上げて舌を伸ばしました。

もうベタベタに濡れているウクライナさんの割れ目に舌を這わせると彼女の体がふるえる。
ウクライナさんは体を上手く支えられない様で、スーさんにしがみついています。
下生えに絡み付く蜜の匂いに頭の芯が痺れてくる。
ウクライナさんもこんな気持ちだったのかな。
何度も何度も舌を割れ目にねじ込み、次から次へと溢れ出す蜜を啜る。
ウクライナさんの一番敏感な所に吸い付くと、僕にした様に吸い付いた。
もっともっと刺激をくれと言わんばかりに僕の顔に密壷を押し付ける様にしたかと思うとびくっと大きく揺れた。
「…!!う、ふぁん!」
軽く達してスーさんにもたれ掛かってる。

満足…してくれたかな…もう解放して欲しい…
仰向けになったまま、ぼんやりと僕は二人を見ていました…
ウクライナさんに軽くスーさんがキスをして、僕の方を見ました。
そうして、するすると僕の前に座って一言。
「じゃ、次は俺の番」
スーさんがそう言うと僕の足の間に割って入ってきました。

え?
スーさんの見慣…ご立派な一物が何度かあそこに擦り付けられる。
くちり、くちゅと擦られる度に自分でも解るくらい濡れている。
既にかなり感じやすくなってるので、思わず甘い声を出してしまいました…
「おなごになってもめんげ声だすの?」
いやーそんなこと…って!スーさん!!!
「もっとええ感じにしてやっぞ。」
そういって入り込んでくるスーさん。
えええええ?????
いや僕男、え、今女の子だから入れられるのは仕方ない…
違う違う違う!!いや、正しいのか。
でも、一応僕男ですよぉ!
「!!」
みしりと肉が押し広げられる感覚…
思わず顔をしかめ、体が強ばる。
「力さ抜け…行くぞ?えが?」
そう言われるとスーさんのモノが一気にぐぅっと体の奥へと入り込んで来た。

「く、ぁああ!!い…やぁっめぇ!!」

一気に下腹が熱に支配されていく。
未知の感覚。下腹から駆け上る感覚。気持ちいいというより…痛い!!!!
自分の涙が頬をベタベタに濡らして行くのが解っても、拭う事も出来ない。
スーさんの熱に体が支配されて行く。
嫌なんだけど、気持ちいい。
自分の体なのに、自分じゃないようで。
だからなのかな、どこか他人事の様で…

無言で動くスーさんにぐちっ、ぐちゅとかき混ぜられる度にどこから出るんだって可愛い声が出てくる。
「フィン君、可愛い!」
頭の上からウクライナさんの声がしたと思ったら、体が持ち上げられた。
その瞬間、僕の中からスーさんが抜ける。
ウクライナさんと対面させられる様に向けられた思ったら…
「!!!!!!」
そのままスーさんが僕の腰を自分の上に落としこんで再挿入…
思いっきり背面座位で揺すられる…
そして前に居るウクライナさんが僕にキスしてくるし、胸をまたいじられまくる。
下腹部がぎゅうってなるのが自分でも解る。
なんかお腹の中でスーさんも暴れてるけど、それ以上に自分の中が震えまくってます。
「あ、やあ!」
「ん、ウクもっとやれ。よう締まってええ」

前に後ろに。
際限のない嵐の様に襲いかかる快感。
目を落とせばはっきり見える結合部。
ぐちゃぐちゃに濡れてスーさんを呑み込んでる。
そして目の前のウクライナさんがまたキスをしてくる。
お互いの口から流れる涎を舐め合い、胸をもみ合う。
僕は飢えた目をしたウクライナさんを見て、彼女の腰を持つ。
少し腰を浮かせて、僕の顔当たりに彼女の腰を持ってくる。
またグズグズになっている彼女の密壷に顔を寄せ、また刺激を与え始めた。
ウクライナさんは僕の頭を抱え込んで、淫猥に身を捩り始める…
スーさんはそのウクライナさんを見て更に興奮したのか、更に僕を突き上げる、

僕…もうこのままなのかな。
でも、痛くないし気持ちいいかも。
これでいいかも。
うん…

そう思った瞬間、頭が真っ白になって…意識が飛んだ。



…寒い。
寒さにふと目が覚める。
ん…僕寝ちゃった?
裸で寝たら流石に寒いよなぁ…
服…
ぼんやりした頭で僕は服を探し始める。
起きて周りを見渡せば、スーさんがウクライナさんを抱きしめて眠ってる。
仲いいなあ。
ちょっと羨ましいなと思っていたら服を発見。

さあ、帰ろう…トナカイ達も待ってるし。
来年からはミニスカサンタでもしようかな…
そう思ってズボンをはこうとしたら…!!!!

見慣れたものが股間にある!!!
声を出すと二人が起きるので僕は無言でガッツポーズをして万歳三唱。
はっ!見つからないうちに帰ろう!
早く帰ろう!!
サンタ服をかき集め、僕は慌てて着替えるとこっそりと玄関に向かう。
ブーツを履いて家を出ようとした瞬間、

「フィン君、帰るの?」
…呼び止められました。
…ウクライナさん…起きたんですか…
思わず絶望の表情をしてしまったので後ろを振り向けないです。
「か、帰ります…」
「その声…男の子に戻れたんだね。はい、マント忘れてるよ?」
ふわりとマントを肩にかけられる。
それと同時に漂ういい匂い。
そして耳元でウクライナさんは囁いた。

「フィン君…今日凄く楽しかったね?…お願いがあるんだけど…いい?」
「な、何でしょうか」
ウクライナさんは僕の肩に腕を廻して更に続ける。
「来年は、スーさん女の子にしてやらない?フィン君だけ男の子って…どう?いいと思わない?」

その提案に真っ青になった僕はウクライナさんの問いかけに答えられず、スーさんちを飛び出すと橇に飛び乗ってフィンランドを目指した。

橇の上で呟く。
「女の人怖い。そしてあんなに女の子の体って感じるのか…確かに気持ちよかったけど…」
僕はオーロラ輝く空に向かって思わず叫んだ。

「なんで僕ばっかこんな目に遭わなくっちゃならないんですかぁぁっ!!うあああああん!!!」


終わり

タイトルに意味は無い。




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[女フィンランド][ウクライナ][スウェーデン][性転換]

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