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 リヒテンシュタイン争奪戦

 796 :名無しさん@ピンキー[sage]:2009/12/06(日) 22:23:17 ID:ajoHI6TB
    リクならば、書き手の心を震わせるような妄想を書いてくれ。
    ただ、○×△書いてくれじゃ、筆が動かん。


    思わず、リヒと他の誰かをいちゃいちゃさせ、
    『リヒテンがほしければ、我が輩を倒していくである』なスイスものを書きたくなったのは秘密だ。 
 797 :名無しさん@ピンキー[sage]:2009/12/06(日) 22:36:22 ID:EBzbmgKu
    >>796
    その妄想の派生(?)か、
    「リヒテン版・ねずみの花嫁」とか、
    リヒテンをめぐった天下一武道会が開かれるのを妄想した。 

>>797の武道大会を見て、妄想がとまらなくなったぞ。
ということで、小ネタ

【メインCP】スイス×リヒテンシュタイン
【サブCP】 誰か×リヒテンシュタイン
【傾向】バカエロ
【その他】
リヒテンシュタイン争奪戦ネタなバカエロです。
どこかみんな壊れているから注意。




『あーあーマイクテストマイクテス。本日は晴天なり〜』
青空にマイクの声が響きわたっていた。
そこはギリシアのコロッセオ。
各国が集まり、会場を熱い視線で見守っていた。
『さて、何故かいきなり開戦した『リヒテンシュタインさん争奪戦!』
兄であるスイスさんの『リヒテンが欲しければ、我が輩を倒していくが良いのである』というシスコン全開な……
いえいえ、非常に妹思いなセリフと共に、いきなり開催が決定されてしまいました
司会は、リヒテンさんは非常に魅力的ですが、老体に鞭をうって参加するのはキツい日本と』
『一回戦で白旗振ってみたであります!イタリアと』
『……話の流れで参加したが、一回戦でリヒテンシュタインにあたり、あえなく降参したドイツだ』
『ああ、そこですよ。ドイツ君。リヒテンシュタインさん争奪戦なのに、何故か本人が参加なさって、次々と勝ち抜け、とうとう決勝戦までたどり着きましたよ』
興奮した様子の日本の解説に、ドイツの口からため息がこぼれる。
『それにスイスも勝ち残って、決勝戦はスイスVSリヒちゃんなんだよね』
『そうなんですっ!おや、そろそろ始まりそうですね』
舞台の上を見れば、スイスとリヒテンシュタインが対峙していた。
スイスはやや戸惑った顔。
対してリヒテンシュタインはまっすぐに彼を見つめていた。
「兄様、リヒテンシュタインはお兄様の事は大好きです。
でも、あのお方を愛しています。
ですから、立ちふさがるならば、お兄様でも容赦いたしません!」
決意のこもった瞳に、スイスは気後れするが、大きくため息をつくと、まっすぐに彼女を見つめた。
「そんな覚悟しているならば仕方がない。
リヒテンシュタイン、あいつとデートしたければ、我が輩を倒していくである!」
青空に開戦の鐘の音が響き渡る。
じりじりと合間をつめていく二人に、観客は息を呑み
『おおっと、先に動いたのはリヒテンシュタインさん。
銃に手を一瞬かけようとしましたが、戸惑いの表情をみせるスイスさん。
それが命とりだったとはいえ知らずに』
『いや、流石に妹に銃は向けられんだろ……』
『あれ?リヒちゃんは何を?
……ヴェェェェ!』
イタリアの鳴き声が響く。
仕方がないだろう。何故か彼女が服を脱ぎ捨てているのだから。
動揺し目を覆い隠すスイスとは逆に、やたらと冷静な彼女。
「正直な話、お兄様には勝てそうにありません。
でも、話し合っても無駄でしょうし……」
大事な所を隠していた白い布がはらりと落ち、彼女の身体を隠すものは何も無くなった。
『白い肌、未熟な胸、細い腰、すらりとのびた足。
裸体を晒しているのに、身体を隠す事もせず、堂々としている姿は非常に美しいものです。ねぇ、ドイツ君』
『それでもほんのりと頬を赤らめている姿は中々……
じゃなく、俺にふるんじゃない』
反射的に解説してしまい、声に照れの混ざるドイツとは対称的に、相変わらず真顔な日本。
横でイタリアがパスタを食べ始めたのすら気にする事はないようだ。
『スイスさんの攻撃!スイスさんは混乱しているようだ。
リヒテンシュタインさんの攻撃。……のしかかる』
『ヴェ〜リヒちゃんってば積極的なんだね。
スイスの服剥いて……ちんちん食べちゃった』
のんびりとした解説とは裏腹に、スイスは完全に混乱しきっていた。
「まて、リヒテン!我が輩はこういう事を教えて……」
「知っています。お兄様がお一人で楽しんでいたのを。
……私の事を想像してやっていたのでしょう?
お兄様が見ていたAVはいつも私に似た体系の少女で……」
『流石は自慰の回数世界一のスイスさん!お堅い人柄とは仮の姿だったんですね』
「日本、いい加減にするのであ……くっ」
彼女の唇から与えられる刺激に、スイスは小さく声を漏らした。
それを幸いと想ったのか、さらに責め立て始める。
『激しい舌使い……リヒテンシュタインやるな……』
『リヒちゃん頑張りやさんだから、沢山勉強したんだよね。
本当にリヒちゃんの舌使いは最高で……』
「ちょっとまて、イタリアはいつどこでリヒテンの舌使いを……くぅ、そんな強くすったら!」
音をたて、スイスのモノを吸い上げる。
ちらりと兄の姿を確認する瞳は、どこか挑戦的で。
小さくうめき声をあげ、体を震わせるスイス。
喉を鳴らし、口の中に注ぎ込まれた精液を飲み込むと、痛々しく腫れ上がったモノを口から解放する。
『一回戦はスイスさんの負けですね!
唇の端からこぼれ落ちる白濁液が妙にエロチックで……
解説席のイタリア君もやられたらしく、一時退席のようです』
股間を抑え、足早にどこかへ去っていくイタリアを見送り、水分を一口含んだ。
きっと興奮のしすぎで喉が乾いたのだろう。
肩で息をする涙目のスイスの上にのしかかる。
とろりと蜜を零す割れ目を指で開き、スイスに見せつけた。
「お兄様、私の口の中で果ててくださって嬉しいです。
……今度は中で果てたら……あの方との交際を認めてくださいまし」
挑戦的な瞳。
スイスが止める間もなく、彼女はそそり立ったものを軽く支え、中へと誘導した。
彼女達のそばに設置された高性能マイク(世界のSONY製)がしっかりと音を拾っていた。
くちゅりと官能的な音が会場に響きわたり、観客の数人が席をたつ。
今頃はトイレに行列ができている頃かと、日本はぼんやりと考え……
『すっかりと合体完了してしまいましたね。
これからが勝負です。
スイスさんは巻き返す事は可能でしょうか。
どう想いますか?ドイツ君
……おや、ドイツ君も戦線離脱中みたいですね。
……若いですねぇ』
いつの間にか一人になってしまった事に、少し寂しさを覚えつつ、あきらめて解説を再開する。
『濡れた音をたて、腰を震るリヒテンシュタインさんと、眉をひそめ、快楽に耐えるスイスさん。
この状況下ではスイスさんがかなり不利な気がしますね』
「日本……いい加減にし……
リヒテン、そんな締め付けると……くはっ」
「んっ……私だってもう子供じゃありません。
お兄様認めてくださいまし」
『おおっと、最後の攻めか!腰を円を描くように動かして……』
切なそうに腰を彼の上で動かし……スイスの力が抜けた。
彼女は恍惚とした表情を浮かべ、小さく喘ぐ。
大きく息を吐くと、彼の上から体をどかす。
割れ目から白濁液が垂れ、足を伝っていく。
満足しきったリヒテンシュタインに、絶望的なスイス。
二人の勝負はリヒテンシュタインの勝利で終わったのだった。
「私の勝ちですわね。それではあのお方と……お付き合いさせていただきます」
にこやかに客席に駆け寄る彼女。もちろん全裸で。
「くっ、あんなやつにリヒテンを渡すだなんて……」
泣き濡れるスイスに少々同情しながらも、日本はとりあえずイベントを終わらそうとマイクをとった。
『第一回、リヒテンシュタインさん争奪戦は、リヒテンシュタインさんの優勝で幕を閉じました。次回もお楽しみに!』
「まて、次回はない……」
『それと、今回の試合様子をブルーレイにて発売予定です!
高性能カメラとマイクでの映像は迫力満点!
お申し込みは日本までよろしくお願いします
それではまたお会いしましょう!』
「だからまてといってるであろうが!」
フェイドアウトする声に、スイスは重い体を起こし、大きな突っ込みをいれるスイス。

……世界はある意味、平和である。





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