日本×台湾
かなりKYなかんじになるけど投下します
【メインCP】日本×台湾
【サブCP】 中国×台湾
【傾向】
【その他】
なんか鬱な感じになってしまったんで注意して下さい。
あとエロがぬるいです。
愛しています。愛しています。
この気持ちに、嘘偽りなど……無い筈……。
台湾は、控えめな寝息を立てる日本の背に接吻をし、哀しくも幸福な体の奥の痛みに
浸っていた。
日本の体臭は、甘い。
少なくとも台湾は、そう感じていた。
先程まで、自分はこの甘い体臭に包まれながら愛撫され、貫かれ、
更に甘い体液を注ぎこまれるていたのだ…。
そう考えると、台湾の下腹はズキリと疼いた。
ああ、しかし、私は裏切った。
本当に本当に、愛しているのに…。
……私は、寝たのだ。
中国さんと。
それにしても、何なのだろう、この何時もとは違う、体の火照りは。
日本に抱かれながらも、台湾は、中国との苦しくも淫靡な一時を追憶していた。
……嗚呼、中国さんの方が、弄り方は巧みだわ。
でも、接吻はやはり、日本さんの方が、良い。
……最初は抵抗した。
これは本当だ。
しかし、中国の愛撫は、抗いようが無いほど、良かった。
日本としか経験の無かった台湾ではあったが、いとも簡単に、快楽の泥に沈んだ。
「ああ……」
ごめんなさい、という言葉を心の中で呟きながら、台湾は日本の性器を、含んだ。
何故だか、そうしたくて堪らなかったのだ。
段々と口の中で硬度を増していくそれが、愛おしくて仕方が無い。
「はっん……台湾さん……何をしてるんですか?」
「見れば分かるでしょう?」
頭を上下させ、先端を吸い、只日本に快楽を与えることのみに集中した。
「あっ……。」
日本は小さく呻くと、薄い精液を出して
放心した。
「どうしたんですか台湾さん……なんだか今日の貴方、少し変ですよ……第一……何故、泣いているんですか?」
あれホントだ、私、泣いてる。
変だな、涙が、止まらないよ。日本さんに、心配かけちゃう……。
しかし台湾は涙も拭わず、日本の顔を見据えていた。
これから全部、話そうと思う。
否、話さなければならない。
それがどんな結果を生もうとも……。
それは不吉な程暖かい、冬の日のことであった。