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 世界恵方巻紀行

386 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2010/02/03(水) 13:27:09 ID:lDn6lLg8
ちょうど節分だし、ベラが各国の恵方巻きを性的に食すって感じにしたらどうだろう。 
そうすると、逆に男性陣はベラの豆を歳の数だけ弄ることになるのか… 

>>386のネタでこんなの書き始めてしまった。

【メインCP】 ベラルーシ×世界各国の男性
【サブCP】ベラルーシ→ロシア
【傾向】 フェラ中心の馬鹿季節ネタ
【その他】
ただのギャグです。だからエロ薄し。


「お前、恵方巻というものを知っているか?」
突然、バルト三国のお茶会に乱入してきたベラルーシはそんな問いを彼らに向けてきた。
「ベラちゃん、俺に会いに来てくれたんだね」
満面の笑みで駆け寄ってくるリトアニアに華麗に蹴りを入れ、その上に座り込むと、他の二人に向かって鋭い視線を向けた。
「恵方巻……? 僕は知りませんけど。ラトビアは?」
エストニアが視線を向けると、ラトビアは小刻みに震えながら首を横に振り続けていた。
やはりロシアの妹ということで恐怖を抱いているのだろうとため息を一つ。
「ところで、その恵方巻というものはどんなものなんですか?」
「黒くて長くて太くて、それを咥えると幸せになれる……
……そうか」
きらりと瞳が光ったのを、エストニアは見逃さなかった。
他の二人には悪いが、そろりと部屋を後にしようとし……
「逃がさない」
素早い動きで彼女に壁際に押し付けられ、ズボンを脱がされ。
「え、ちょっと、あの、ベラルーシさ……くっ」
あっさりと露にされた恵方巻……ではなく、肉棒。
彼女は少し眉を潜めてから、ためらいも無くそれを口に咥え。
目をつぶり、唇だけでそれに刺激を与え続ける。
その刺激は、イケメンなのに不思議と女っけが無かったエストニアには強すぎて。
「ぐっ……」
あっさりと精を口の中に放ってしまった。
とろりとした液体を口の端からたらし、喉を鳴らしてそれを飲み込む。
「太いには太いが……黒くない。これは違う」
不満げに口元を拭うと、部屋の片隅で呆然としていたラトビアに視線が向き。
「ああ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」
かたかたと震える小動物みたいなラトビアに歩み寄り、勢い良くズボンを脱がす。
ぷるりと顔をだしたのは、見た目にはそぐわない凶悪な獲物。
「黒い、それなりに長いし太いし……もしかしたら」
ぱくりと口に咥え、舌で刺激を与える。
かなり久しぶりな感触に、ラトビアの身体から震えは消え、心地よい表情へと変化していき。
「ベラちゃん、俺の恵方巻を食べて」
精を出す寸前に、復活したリトアニアが下半身丸出しのままベラルーシに迫ってきて。
「うっさい」
口を離し、不機嫌そうに呟くと、もう一度蹴りを食らわし。
「……うわぁ……リトアニア……成仏してください」
股間を押さえ、ひくひくとしているリトアニアを横目で見ながら、ラトビアもあっさりと精を放ってしまったのだった。
「ちっ、食ってる最中に喋ったから失敗だ。……次だ」
何故か恍惚の表情を浮かべているリトアニアをしっかりと踏みつけ、ベラルーシは嵐のように去っていった。
部屋に残されたのは下半身を食われた男達と……どМに調教されつあるリトアニア。
「なんだったんでしょうかね」
「さぁ?」
途方にくれた男達は、ただぼんやりと彼女が去っていったドアを眺めていた。
それからベラルーシの快進撃は続いたのだった。

「ちっ、小さい。更にほーけーか」
「ヴェェェェ! いきなり襲われてそんなぁぁ」
下半身だしたまま泣きじゃくるイタリアに、捨て台詞を吐いて、男らしく去ってみたり。

「大きい長い……だが黒くは……」
「ぐっ、女がそんな事を……ぐぅっ!」
あまりの出来事に、思考回路が停止し、なすがままのドイツもいたり。

「煩い……ちっ、またか」
「あああああっ、私の弦を弄らないでください」
あまりにもオーストリアが鳴き声を揚げるため、一喝してしまい、儀式自体を失敗してしまったり。

「かなり恵方巻に近いが……早いな。一人上手だからか」
「悪かったな! ちくしょう」
一人寂しい性生活を当てられてしまい、涙をだくだくと流すプロイセンがいたり。

「リヒテンシュタインにばらされたくなければ、おとなしくしろ」
「くっ……好きにしろ」
妹を盾にされ、おとなしくしゃぶられるスイスがいたり。

「ベラ、結構積極なんだしー」
「やっ、あっ、馬鹿!」
ポーランドのを襲い、咥え……ようとして、逆に襲われてしまったり。

「はっはっは、そういうプレイかい。それならば先に言っておいてくれればお兄さん用意したのに」
「黙れ」
甘い雰囲気をどうにか振り払い、フランスのをしゃぶってみたり。

「あっと、なんや? そんな事して楽しいんか?」
「楽しくはない。私の願いの為だ。おとなしくしてろ」
戸惑うスペインにぽろりと願い事を語ってしまい、意気投合した二人が、丁度遊びに来ていたロマーノを襲い。
「ちっ、こいつもほーけーか。さすがは兄弟」
「ちぎぃぃっ! やめろ止めろ! 馬鹿野郎」
じたばたと抵抗はしみるが、スペインに羽交い絞めさせられ、ベラルーシの洗礼を受けるものもいたり。

「……意外と……」
「意外ととはなんだよ! そこまで言ったならばはっきりと……ぐぅっ」
強気ではあったが、彼女の口技にあっさりと精を放つイギリスがいたり。

「小さい……」
「HAHAHAHA! もうそんな事ぐらいじゃ傷つかないんだぞ! 本当だぞ」
強がってみても、涙目のアメリカを精がつきるまで食ってみたり。
世界征服のようなノリで各国の恵方巻き(らしきもの)を食してみたが、ぴったりと来るものが無かった。
すでに精液でおなか一杯だったが、もう一箇所いかなくてはいけないようだ。
それは……恵方巻の儀式を教えてくれた日本のところだ。

鬼のような表情で日本の家に乗り込み。
「ひゃっ! お、鬼は外! ……じゃなくて、ベラルーシさんでしたか。そんな怖い表情でどうかなさいましたか」
反射的に豆をまきかけたが、どうにか商売用の笑みを浮かべて見せた。
「……お前に教わった恵方巻、どこにも無い。だからお前の恵方巻を」
「はい、恵方巻ならばこちらにありますよ。たくさん作りましたからどうぞ」
コタツの上に乗っかった黒くて太くて長い物体に、彼女は首をかしげ。
「これが恵方巻? ……アレじゃなかったのか」
完全に自分の勘違いではあったが、段々と怒りがわいてきた。それも日本に対する理不尽な怒りが。
「……お前が悪い。全部お前が悪い」
こみ上げた怒りにより、彼女は日本を勢い良く押し倒し。
混乱しきっている日本の着物をずらして、下半身に食らいつき。
「ちょっ、辞めてください! 昨晩『嫁』相手に沢山抜いたからもう……あああっ
ダメです! コレ以上は赤玉が出……うっ」
寂しい告白をする日本の事などは気にも留めず、怒りに任せて日本の恵方巻を何度も頬張ったのだった。


――そして後日――
部屋の片隅でがくぶるするロシアの元に、たくさんの苦情の手紙が届いていた。
中には感謝の手紙もあったりもしたが、大抵は妹の暴走に関しての苦情だ。
しかし、ロシアが怯えているのはその手紙ではなく。
扉を爪で引っかく音。呪詛のような声。
「兄さん兄さん……恵方巻でお願いしたの。兄さんと一緒に……兄さんと結婚できるように」
何かが破壊される音。ドアがきしんで開く音。誰かの足音。忍び寄る人影。
「兄さん……結婚……」
「かえってぇぇぇぇ!!」
ロシアの悲痛の叫び声が辺りに響き渡り……
彼の恵方巻を彼女が食べれられたか。それは冬将軍のみが知っていた。



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[ベラルーシ][ベラルーシ総攻め]

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