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12_8-9

 〜声は届かない//

【メインCP】 イギリス×セーシェル
【傾向】陵辱
【その他】 かなりイギリスが黒くて鬼畜。


「ん……ぐぅ」
少女のうめき声が部屋に響き渡る。
水の滴る音、何かのモーター音、小さな悲鳴。
少女は顔をあげ、男を睨む。だが、男は冷たい笑みを浮かべているだけ。
一度、ソレから口を離してみたが、すぐに頭を押さえつけられ、喉の奥まで犯される。
「誰が離していいって言ったんだ? 今日からお前は俺のモノなんだ。だからしっかりと……ぐっ」
男の眉がぴくりと動いた。不機嫌そうに眉を潜め、
「歯立てやがったな。たくっ、コレだから田舎者は嫌だったんだ」
男は手を振り上げる。少女は恐怖に瞳を大きくつぶり。
形の良い尻に赤い痕がつけられる。何度も何度も。
「お前は俺の植民地なんだ。だから、俺のいう事を聞かないといけない。
お前の役目は……俺を楽しませることだ。わかってるよな」
首につけられた首輪の鎖を強く引っ張る。少女はバランスを崩し、床に倒れこんでしまった。
絶望的な状況。それなのに少女の瞳には、まだ強い意志の光が残っていて。
それが男……イギリスの神経を逆撫でる。
いらただしそうな表情で、少女のアナルに差し込まれたバイブを軽く足で押し込む。
「ひゃっ! やぁっ……」
めりめりと押し込まれるバイブに、悲鳴をあげ、身を堅くした。
最大に広げられたアナルからは、じんわりと血液が滲んでおり、
無残に引きちぎられた真新しい制服に染みていく。

期待に満ちて学園にやってきたのに。
放課後、まさか生徒会室でこんな風に陵辱されるとは思ってもいなかった。
だが、まだ希望は失われていない。
兄のように慕っていたフランスが副会長の座についているのだから。
生徒会室の扉が開くまで、この状況に耐えればよい。
だから、まだ希望は失わない。
少女……セーシェルは歯を強くかみ締める。

「全く、こんな田舎娘なんか食っても美味しくないだろうが……」
腕をロープで固定される。必死に抵抗はしてみても、男と女の差は歴然で。
そそり立った凶器が、男を知らない秘所へと近づいていき。
「やだ! そこは! 止めて……うそ……」
涙を浮かべ、首を横に振る少女に、男は黒い笑みを浮かべる。
「お前に拒否権なんぞねーよ」
「やだ! 助けてフランスさんフランスさんフランスさん!!」
唯一の救いであろう男の名を叫び。
「――ああ、そういえば言ってなかったな。フランスの馬鹿は処女は面倒くさいから嫌いだって。
だから、お前の処女を俺に奪えって命令しやがって」
絶望的な男の言葉。少女の瞳から、希望の光は失われた。
溢れ出す涙が生徒会室の床を濡らし。
「それじゃ、いれるぞ」
防衛本能で溢れ出す愛液を亀頭に擦りつけ、戸惑いもなく、少女の中へと押し込んでいく。
「いやぁぁぁっ」
傷口を擦られるような感触に、少女は大きな悲鳴をあげる。
だが、男は声に眉をひそめ、胸を手で締め付ける。
「処女は締め付けはいいんだが、この悲鳴がなぁ……」
胸が男の手によって形を変えられていく。
赤くなる肌。所々うっ血し始め。
男はただ、腰を動かし快楽を求める。
少女はもう声さえ出ず、虚ろになった瞳で天井を見上げ。
「く……出すぞ」
男の動きが止まり、胎内に生暖かい液体があふれ出した。
ペニスを引き抜き、大きく息を吐く。秘所から赤みの混じった精液が零れ落ちる。
多大な絶望感と、微かな希望。これでおしまいなのだろうと、溢れる涙を拳で拭いとり。
「……そんなに気持ちよかったのか。良かったな。一週間はこの生徒会室で飼ってやるぞ。
その間に、俺に似合う淑女に調教してやるから楽しみにしておけ」

更なる絶望に叩き落す言葉に、セーシェルは声にならない声を上げて泣いた……


「……ハァハァハァ、これで裏モードのセーシェル調教編に突入か。GJだ。日本」
パソコンの画面を食いいるように見つめていたのは、ネクタイを締めた変態紳士イギリスだった。

少し前、日本から貰った『学園ヘタリア』
ヒロインセーシェルの視線で、イギリスやらフランスやらが通っている世界W学園の生活を楽しむゲーム。
その裏モードを先日教えてもらい、こっそりと実行した所だった。
過激な調教の数々、汁ダクな数々のCG。どこでとったのか、セーシェルの甘い声まで収録されている。

こんなゲームを紹介されたのでは、休む間もなくやるしかない。
「まあ、安易な設定だし、導入シーンは、別に俺じゃなくても成り立ちそうな所はアレだが。
調教メニューの豊富さは中々。CGもかなりあいつに似てるし、声なんてまるで本物を聞いているような錯覚さえ」
ただ、画面に食い入り、セーシェルの淫らな調教場面を、批評しながらも、しっかりとズリながら楽しみ。
「……眉毛……」
「眉毛じゃないだろ。セーシェル。俺の事はご主人様と……あ?」
パソコンとは違うところから聞こえたセーシェルの声。
おそるおそる振り向いてみて……にっこりと笑っているセーシェルと目が合った。
「……あー、あ……」
視線を泳がし……見なかった振りをして、もう一度パソコンの画面に目を向けた。

カチカチとマウスの音が響き……画面が真っ赤に染まった。
何故かパソコンが生臭い。不思議とカジキの臓物が画面に張り付いており。

もう一度、セーシェルの方を向いて、その原因がわかった。
どうやら、セーシェルはカジキアタックをパソコンに食らわしたようで。
「……こぉぉぉぉんのぉぉ! 変態眉毛がぁぁぁっ!!」
大きく、イギリスの頭にカジキが振り下ろされ。

……その後、イギリスの姿を見たものはいなかった……








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