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 博愛主義者のプレゼント

【メインCP】 フランス×ウクライナ
【傾向】 和姦。セフレか援交っぽい
【その他】
 スレ内の雑談ネタを色々使わせてもらってます。
 この場を借りて御礼申し上げます。


「ウクライナちゃんっ ジョワイユーズ パーク!(イースターおめでとう!)」
「きゃあっ!?」
ぱっしゃ───ん。
出会い頭、フランスは手に持った小ぶりのバケツを勢いよくウクライナの方へ傾けた。
狙い通りに中の水が飛び出すと、首尾良く目の前の女性の肩から胸にかけてかぶさり、
そのまま服のラインをなぞるように滴っていく。
「いやあ、君の家の辺りだと女性に水をかける習慣があるって聞いたよ。
 お兄さん、それとっても素敵なイベントだって思ったね!」
「あ、ありがとう……でも、えっと……」
「いやいや謙遜することはない! 水かけ最高! ブラ線最高!
 もっと胸を張ってくれて全然……ん?」
「……うう〜」
ぺっとりと濡れたブラウスが貼りつく胸を隠すように、自分で自分の体を抱くウクライナ。
白いブラウスは水を含んだことによって当然その色をなくし、内側にある物の色形を
外界にさらけ出す。しかし、フランスが期待していたものはそこにはなかった。
「……ウクライナちゃん、ブラどしたの?」
ただただ艶やかなピンクがかった肌色が広がる肩を眺め、フランスが問いかける。
「ううっ、あのね……今日使う予定だったのがね、壊れちゃってたの……。
 使い古したのだったから寿命だったみたい。でもね、他の下着ね、
 ちょうど皆洗濯中でね……」
うつむいて自分の不運とドジを告白するウクライナ。水浸しで涙目になっていくその様子を
端から見ていた人がいたならどう思っただろうか。金髪髭サイテー、女の子いじめるな
ちょっとそこ代われ、などと思われても致し方ない。人の多い町中でなく、ウクライナの
家の前でスタンバっていてよかった。そんな思考がフランスの頭を巡った。

「そうか、なんだか大変だな……」
「ううん、いいの。あなたは何にも悪くないもの」
「いやいやいや! 女の子を泣かせたままとあっちゃぁ、世界のお兄さんの名が廃る!
 というわけで、優し〜い俺から君にコレをプレゼント!」
やおら懐に手を突っ込み、しゅるっと衣擦れの音を響かせて取り出したその物体は……
「わあっ、可愛いっ」
「だろう? 我が国自慢のブランドが手がけた特注の一品だ!
 デザインモチーフとして薔薇をあしらってるから、さりげなくお兄さんとお揃いになれるのが
 オススメポイントだな!」
バチカン☆ と、決めウィンクを放ちながら一組の下着を差し出す。
「ほ、本当にもらっていいの?」
「ああ、もちろんさ。そして何故こんなものを俺が持っているかというと、
 まぁ平たく言えば紳士のたしなみってヤツだな。女の子の喜ぶ顔のためなら
 これぐらいいつでも召喚できて当たり前なんだよ皆」
「? 皆って誰?」
「うん、いや、ウクライナちゃんからじゃ『なんでそんなの持ってるの』って
 ツッコミが期待できそうになかったから、お兄さん自分で済ませてみたのさ」
「よくわからないけど、そうなんだ。ありがとう、何だか色々お世話になっちゃって……」
それでもプレゼントを辞退する素振りは見せず、ちょっと照れながら
下着を受け取るために腕を伸ばす。すると、先程まで隠れていた二つの突起が
その姿を現した。

(おおっ、眼福!)
水の冷たさによる刺激のせいか、ピンク色の頂きは普通の状態よりもその存在を
強めに主張しており、目の前の男の視線を縫いとめることなど造作もなかった。
「本当はお礼したいんだけど、私貧乏だから……大したものはあげられないよ……」
ちょっと申し訳なさそうに見上げるウクライナ。上目遣いと巨乳のコンボは強力だ。
ちょっと欲望がだだもれしかけたフランスは、次の瞬間素直に願望を口走っていた。
「はは、そんなこと気にしないでくれ。体で払ってもらえば十分だよ」
「そう? うん、わかった」
「うんまぁ断られるって思ってたけどね、言わずにはいられな……って、ええ!?」
「え? え?」
「えっ、本当にいいの?」
「え?」
「え?」
「えっと……お礼は体で……で、いいんだよね?」
「え、うん。いや待って。変なボケかましたお兄さんが悪かった。混乱させてすまない」
すうっ、と一呼吸。
「確認しよう。体で払うの意味はわかるかな? セックスのことなんだけど」
「うん」
即答。
「そ、そう……。いやぁダメ元でも言ってみるもんだねえ」
「ホントだね。私もダメ元でお金ないって言ってみてよかったよー」
「はははっ」
「ふふふっ」
これから致すには少々不釣合いなほど爽やかな笑いが響いた。


ウクライナに招かれて入った家の中。
フランスはベッドに腰掛けてプレゼントを試着中のウクライナを見ていた。
「しかし、ちょっと意外だったかな。君、あんまりこういうことに頓着しないんだ。
 ひょっとして、こういうの好きなのかな? 俺と同類だったり?」
「ええっ、違うよぉ! プレゼントもらえて、仲良くなれるならってだけで、
 何もないのにこんなことしたりしないよ〜」
「あ、ああそう……」
したたかというかなんというか。天然なのか計算なのかよくわからない。女の子って不思議。
そう思いつつも、まぁそんなミステリアスさも女性の魅力の一部だね、とも同時に思いながら、
自分の贈り物に包まれていくウクライナを眺める。
「サイズ、どうだい?」
「うん、丁度いいみたい。すごいなぁ、私こんな可愛い下着ほとんど着たことないよ。
 なんかわくわくしちゃうな、えへへ」
「喜んでもらえたなら光栄だ」
「あっ、でもすぐ脱がなきゃいけないんだよね。ちょっと残念」
「ん? そのままでもいいんじゃないか? こっち来なよ」

言われる通り、ブラとショーツを身につけた状態でベッドに乗る。
フランスは後ろから抱きしめるように手をまわすと、豊満な二つのふくらみを
手の上に乗せた。
「あ……」
ひとしきり、たゆんたゆんと遊ばせると、布と肌の隙間に手を滑り込ませて
柔らかな肌を直接揉みしだきはじめる。
「んん、あ、ブラ……食い込んじゃう……」
「痛い?」
「う、ううん。そこまでじゃない……」
「そう、じゃあ刺激の一環と思って愉しんでくれ」
言いながら、ブラの中で見えないピンク色の突起をきゅっとつまんだ。
「あんっ、や……そこ、そんなのされると食い込みのことなんてわかんなくなっちゃうよぉ」
「いや、わからないならわからないでいいじゃないか」
苦笑しながら、なおも敏感な部分への刺激を続ける。
「気持ちいいって感じてくれればいいんだ」
「う、うん……あ、でも私だけ気持ちよくなっちゃ、お礼にならないよ……」
「おっ、嬉しいこと言ってくれるねえ。優しい子はお兄さん大好きだよ」

ブラの中から手を抜き取り、ウクライナの正面にまわると肩に手をかけて
そのままゆっくり押し倒す。自分は横になったウクライナの上に跨ると、
勃起しはじめの愚息を取り出して谷間の上に置いた。
「じゃあ、その肥沃な大地で俺を包み込んでくれるかな?」
ウクライナの手を取って胸まで誘導すると、何をすべきか理解した彼女が
二つの丸みを横から押しつぶすようにして肉棒を谷間の中へ埋める。
準備が整ったところでフランスが腰に体重をかけ、前後運動を開始した。
「……は、う……んっ」
滑らかな肌の中を何度も往復する。押し進める時は瑞々しい弾力に押しつぶされ、
引き抜く際に少し乾いた布の感触が混じる。なかなか新鮮な感触だ。
しばらくそれを続けていると、先端から透明な汁がしみ出してきて、
フランスの楔とウクライナの谷に潤いをもたらした。
「ん……濡れてきたね」
「ああ、それは……こっちもかな?」
フランスは前傾姿勢をとき、体を支えていた腕を解放すると
手でウクライナの体のラインを辿りながら下へ降ろしていって、
秘所を覆うショーツに触れた。
指をぐっと押しつけると、じわりと液体がしみだしてくる。

「あっ、やん、やだそれ、もどかしいよぉ」
ショーツごしにぐにゅぐにゅと愛撫され、思わず声と不満がもれる。
気持ちいいことは気持ちいい、けれどたりない。
「欲しい?」
「うう……そんなこと聞かないで……」
「そうか。俺は挿れたいんだ」
「うん……」
「挿れるよ」
「……ん」
こくり、と頷くのを確認し、フランスはショーツに手をかけた。
脱がすのではなく、クロッチ部分を横にずらして、その部分だけをさらけ出す。
充血した肉芽に指を押し当てると、ウクライナの腰がぴくんと跳ね、
じゅわっと愛液があふれてきた。それを自身の先端に塗りつけ、
入り口付近にぐにぐにと擦りつけて狙いを定めると、ゆっくりゆっくりと
膣内に挿入させていった。
「ん、んふ……あ、あっ、はいって……っ」
一旦ずぶずぶと奥まで押し進め、挿れきったところでずるっと引き抜く。
「ふあっ、あ、やだぁ、抜いたらもれちゃうぅ……」
こんこんと湧き出す愛液は、塞いだ棒が抜けるたびに穴の入り口から垂れ落ちる。
「もらしちゃうんだ? 気持ちいいんだな」
「もう……っ。うん、気持ちいい……もっと激しくしても、いいくらいだ、よぉっ」
「了解だ。じゃぁちょっと腰浮かせてごらん」
言われる通りにウクライナが腰とベッドの間に隙間を作ると、フランスはそこに
手をまわして腰を引き寄せ、より深く結合する体勢を取った。

「あっ、ああんっ、なか、すご……いっ! こすれ……っ!」
短く早いストロークで抉るように楔を打ち込んでいく。
とろとろになった体内が肉棒を絞るようにざわめき、締めつける。
「ひぁっ、あっ、ああん! いい、いいよぉっ、あっ、ああっ!」
突き上げるたびに口からこぼれる喘ぎ声と、ぐちゅぐちゅと響く卑猥な水音が
二人の性感を高めていく。
「あ、だめ、もうだめっ! くるのっ! きちゃうのぉっ!」
じんじんと下腹部が限界を訴え、荒い呼吸でそれを伝える。
「いいよっ、は……っ、思いっきり……っ、昇天してくれっ……!」
本能の赴くまま、がつんがつんと腰を打ちつける。
二人の汗と愛液と先走りの混じった液が結合部から大腿部にかけて
双方の粘膜と皮膚を濡らし、性器とその周り全体が性感帯となって
快楽の波の中に二人を飲み込んでいった。
「あん、あ……っ! は……ああああああああああああっっっ!!!」
ひくっと一瞬呼吸が止まった後、ひときわ強烈な締めつけと甲高い叫びが
部屋にこだました。
「……っ!!」
剛直をぎゅうっと搾り取られ、吸い込まれるような感覚が絶頂へ追い打ちをかける。
鋭い射精感が体内を駆け上った直後、ふっと脱力すると同時に灼熱の怒張が
びくんっと大きく跳ね、熱い白濁液を肉洞の中に噴出させた。
「はぁっ、あっ、は……っ、は、あ……っ」
「はっ……ふ、ぅ……っ」
お互い乱れた呼吸を整えながら、結合部分を引き離す。
絶頂後の虚脱感に包まれた二人は、ゆっくりベッドにその身を預けた。


「すまん、ショーツ汚しちゃったなぁ……」
ウクライナの秘所からあふれた液体と、半萎えの自身を引き抜いた時に
こぼれたものとで、ところどころケフィア的なものが付着し、そしてそれを含む
色々な液体でぐちょ濡れになった布きれを見て、フランスは謝罪した。
「うーん、大丈夫だよ。これは洗って、今日最初にはく予定だった方を
 使えば済むことだもん」
そう言ってレースで飾りつけられたショーツを脱ぎ、元のシンプルな方を
身につけた。デザインといい、色合いといい、ブラとショーツが見事な
コントラストを……奏でるはずもなく、そのチグハグさを晒していた。
「お兄さん、それはどうかと思うんだよねぇ……」
「うう〜、でも誰が見るわけでもないし……」
「いや、俺が今見てるよ?」
「それはノーカウントでいいんじゃないかなあ?」
「それってどういう……いやとにかく、お兄さんとしては
 そういう男の子のロマンを壊すような行動はいただけない!
 そこでだ!」
「?」
フランスがおもむろに懐をまさぐり何かを取り出す。
その手には果たして、別の下着一組が握られていた。


二度目のプレゼントの授受に際し、またお礼に関するやり取りがあったとかなかったとか。



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