酔いどれ兎と秘密のリボン
【メインCP】英リヒ
【傾向】抜きと萌えを詰め込んでみました。
【その他】急に始まって急に終わるよ!
エロって難しい。
「おい、そんな事をしてもいいのか?」
頭の上で両手首を彼女のリボンできつく結ばれ軽く乱れたYシャツ姿のイギリスはしたり顔で笑い更に続ける。
「ご自慢のニイサマに内緒で男をホイホイ部屋に招いた挙げ句男の上に跨ってさぁ?」
水色のシルクのベビードール姿のリヒテンシュタインは、イギリスの紡ぐ言の葉に羞恥を覚え目蓋を固く瞑り、ベッドが軋む音を聴きながら彼の上から、唇を塞ぐ為に軽く二、三回触れるだけのキスをする。
やがてイギリスの下唇を食む様にしていたが、急に彼の緊縛された両腕がリヒテンシュタインの後頭部に潜らされ、持ち上げるようにされ、唇が重なり口腔内にイギリスの舌がまるでチガウ生き物の様に蠢く。
「…ふっ…あっ…。」
舌と舌が重なり合い、唾液と唾液が混ざり合いながらリヒテンシュタインが飲み込めない唾液がイギリスの首筋に銀糸になり伝い零れる。
反応が返って来たことに気をよくしたイギリスは舌で歯列をなぞり彼女の舌を軽く吸い上げる。
「…はうっ…んんっ…うう…。」
リヒテンシュタインは、その絡み合う舌の弱い刺激の中に酔いしれる中、突然、イギリスの唇が離れた。
「…んんっ…どう…して…。」
頬を朱に染め大きな翡翠の様な両目を濡らして、脳に酸素の行き届いてないリヒテンシュタインは、肩で息をしながら小首を傾げる。
「ほら、今日は御奉仕してくれるんだろ?」
「…うぅ…は…い…。」
朱に染まった頬を更に羞恥に染めつつ
リヒテンシュタインは蝶が蜜を吸い取るようにイギリスの顎に付いた唾液の痕を唇でなぞり首筋を唇と舌でゆっくりと鎖骨の皿まで辿りついた時に何時の間に外れて居たイギリスの両腕がリヒテンシュタインの形の良い二つの膨らみに手が伸びる。
「…あっ…ふぁあ…やぁ…。」
両腕が緊縛されて居るのに器用にイギリスは彼女の丁度レースの部分に覆われた緩やかに隆起した胸を揉みしだく。
急な強い刺激にリヒテンシュタインの身体は抗えない快楽にびくりと跳ね
その弾みでイギリスの中心部に尻を落としてしまう。
「ほら、ちんたらしてると朝になるぞ。」
「…ふぁあっ…ああ…あん…。」
そう言いながら、リヒテンシュタインの痴態で少し反応したイギリス自身を彼女のドロワーズ越しに擦りつけるとリヒテンシュタインの漏らす声がどんどん甘くなる。
「…ふあぁん…わか、りま…んんっ…ふあ…。」
イギリスが擦るのを止めると、弱い刺激で火照り
焦れたリヒテンシュタインは彼の中心部にその長くて綺麗な指がスラックスのジッパーをさげ、彼の逸物を取りだし彼女の小さい舌がソレを舐める。
「…ふぁあん…うむう…うぅ…。」
イギリスの性器の鬼頭と竿の括れの皮を舌でなぞり、右手で軽く袋を愛撫し、左手で竿を手慣れた様子で梳いて行く。
「…っは、随分馴れたじゃねえか。」
「…んんっ…貴方がっ…ん、ふっ…。」
リヒテンシュタインは上目使いで、そういう事教えた張本人を睨むが、朱に染まりきった頬と乱れたベビードールを纏う身体、欲に濡れた翡翠の瞳は何の威力も無くイギリスを煽るだけだった。
「っく…でるっ。」
そう言いながら、リヒテンシュタインの口内からソレを引き抜こうとした時
彼女は鈴口を強く吸い、竿を梳いたその衝撃に溜まらずイギリスは口腔に吐精した。
「…はっ…ばか、汚いだろ、吐きだせよっ。」
リヒテンシュタインは口腔にどろりとしたソレを出さずに何回かに分けて飲み込んだ。
「…そんな事ありませんよ、イギリスさん兄さまに嫉妬までしたって貴方は綺麗ですよ。」
イギリスは、驚き眼を見開く
リヒテンシュタインはきつく結ばれた緊縛をベッドサイドにあるハサミで切るとイギリスの痕になってしまった手首に口を付け猫のように舐め始める。
「…っリヒテンシュタイン…。」
そう言いながら、イギリスはリヒテンシュタインを押し倒す。
その時、リヒテンシュタインは無邪気に笑い口を開く。
「…やっと、名前呼んで下さいましたね。」
其れを聴いたイギリスは衝動でリヒテンシュタインの唇に食らいつき
口腔を犯すように乱暴に舌を絡ませながら、右手で胸の突起を弄び
左手で彼女の秘部の肉芽を長くて筋張った人指し指で円を描き蜜壺に上壁を擦るように攻めると
リヒテンシュタインは甘く啼く事しか出来なくなる。
「……そんな可愛い事言うなよ…悪い、歯止めがきかねえ。」
「…あぁあ、ん…ふぁ、い…んんっ…。」
蜜壺から指を抜き、重ねて居た唇を離した
イギリスは又、反応したソレをリヒテンシュタインの秘部に宛がい一気に挿入する。
「あっああ、あふああんっ!」
その衝撃に耐え切れずにリヒテンシュタインは達してしまい、胎内に入って来たイギリスを締め付けた。
「…くっ…。」
「…ふあぁぁあ…らめぇ…。」
締め付けた事により又軽くリヒテンシュタインは達したのか身体を震わせながら、イギリスの肩に爪を立てる。
挿入してリヒテンシュタインが落ち着いた頃を見計らって律動を開始する。
「あっ、あ、あ…ぅ…ああん…はっ…。」
リヒテンシュタインは今やその雪の様に白い肌は朱色に染まり、快楽に濡れた瞳から零れ落ちる一滴、半開きに開いた小さな桃色の唇から、どちらのモノか判らない銀糸が口の端から零れ落ちていてどれを取っても何時ものように可憐な彼女の煽情的だ。
(やべえ、興奮しすぎておかしくなりそうだ。)
イギリスは、そう思いながら律動を速めて行った。
二人とも限界が近いのだ。
「ふ、あぁああ、んん…いぎ…す…さ…もっ…!」
「ああ、くるっ…!」
「あっふああああん!」
そして、二人一緒に絶頂に堕ちて行った。
イギリスはリヒテンシュタインの胎内に入っていたソレを抜くと果てて寝てしまった彼女の代わりに後処理をして彼女を抱きしめる。
「ごめんな、勝手に嫉妬して…傷つけて…何してるんだろうな。」
そう言い唇を重ねて、少し力を込めてイギリスも眠りについた。
もうゴールしていいよね。
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