小ネタ
「なんですくぁーっ」
「……なにがだ……」
「イギリスさんが死にそうな声で『セーシェルに逢いたいなぁ……』って言うから飛んできたのに」
「だっ、誰が……そんなこと言ってなっ……」
「せっかく会いに来たのにいつまで寝てる気ですか。
久しぶりに会ったのにちゅーもしてくれないんですか」
「俺、いま、熱が何度あると、」
「愛で起きて下さい」
「……、キスくらいなら、できるから、こっち来い」
「エッチしたいんですけど」
「……あの……」
「エッチしたいんですけど」
「俺、熱、いま、」
「そんなこといってこないだ会った時だってだるい、ってしなかったじゃないですか!
もう半年もしてないんですよ! はんとし! は・ん・と・し!」
「前、より、悪化、し、……の、は、わかる、か?」
「わかりました。イギリスさんの恋人は私じゃなくて右手なんですね」
「違っ……、て、か、品のな、言、やめ……」
「じゃあ半年間、一回も自分でしなかったって誓います?」
「う……」
「イギリスさんのォー!!」
「なんて、言わ、れたっ……今、する体力、ねぇんだ、よ! バカぁ!」
「何もしなくていいです。ちょっと下で勃てていてくれれば」
「え? いや、そっ……てっ……やっ」
「……あー! 勃つじゃないですかー」
「そりゃっ……たっ……な、本気で、す、るぁっ……」
「んっ……はっ……、……本気でします。あとは勝手にしますのでイギリスさんは気にせず
寝ていて下さい」
「んっあっ無茶ッ、あッ、ちょっ、あぁぁぁぁぁぁあァっ! 待っ、もっ、あぁぁあぁあぁッ!?」
「出さ、ないで、くだ、さい、ねっ、体、力っ……なくなり、ますからっ」
「だっ、らっ、むやっ、なんっ、あっ……はぁっ……!」
「……ねぇイギリスさーん。激しくしすぎたの謝りますからぁー、拗ねるのやめてください」
「……おま……れ……から……きづか……と……そ……」
「だって……、好きで好きでしょーがないんですもん。
イギリスさんとしたいんです。代わり、いないんですもんー」
「………………………………」
「早く元気になってください」
「…………ん……」