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 日台で大晦日



「あ、日本さんアニソン三昧で『鳥の詩』がやってますよ」
あと数時間で年も終わろうという大晦日。
ここ日本宅では遊びに来た台湾と日本が大晦日の特番を見つつ、ラジオを聴きながらをみかんを口に運んでいた。
既に年越し蕎麦は食べ終わっている。
「まさかN〇Kで国歌が聴ける日が来るとは…。時代は変わるものですね」
今年も色々あったが大掃除もおせちの準備も終わり二人揃ってまったりした時間を過ごしていた。
「そういえば日本さん」そう言って台湾は真後ろにいる日本の方へ顔を向け言葉を続けた。
「あの…その…、そう!日本さんのお部屋は掃除しなくて良かったんですか?」
頬を何故か真っ赤に染めたまま問う台湾に、日本は「あー」と目を泳がせながら言葉を濁す。
先程と言っても昼間だが大掃除を手伝っていた台湾が、張り切って日本の部屋も掃除しようとするのを
日本が物凄い勢いで阻止するという一場面があった。
自分の部屋は既に掃除してあるからと、誰がどう見ても動揺した様子で言う日本に対し
台湾は納得いかない様だったが渋々引き下がったのだった。
台湾としては好意を寄せる日本の部屋をこの機会に是非とも捜索もとい掃除してみたかったのだが…。
日本は日本で、冬コミで大量に買い込んだやけに肌色の比率が高い表紙の本やら何やらを台湾の目に触れさせまいと必死だったりした。
最近は日本に感化されて台湾もオタク方面に大分詳しくなったものの、
無防備に三日目の世界を彼女の目に晒す勇気を日本は持てなかったわけだ。
「えぇ、そんなに散らかってはいないので…」言葉を濁しつつ、台湾の腹に回した腕に力を込めた。
「それより台湾さん、今の体勢がきついなら動いても構いませんよ?」
そう耳許で囁かれ台湾は首の後ろのが粟立つのを感じる。
思わず腿を擦り合わせたその動きは日本の膝の上に腰を下ろしているせいでバレバレだ。
日本はふっと口元を歪ませると台湾の腹に回していた手を下の方へと這わせた。
「んっ…」台湾が苦し気な吐息を漏らす。日本は気にせず台湾の秘部へ指を滑らした。
日本の指は既にどろどろに溶け出した結合部から蜜を一掬いし、ぷっくりと勃ち上がったクリトリスに塗りつけ擦り上げる。
「『こたつがかり』は後座位の一つで女性が主導で腰を動かす体位ですからね」
「う〜」ただでさえ真っ赤な顔をさらに真っ赤にし、
目に涙を浮かべた台湾は「日本さんのいじわる」と漏らすとこたつの上に手をついた。
ぎこちなく腰を動かしだした台湾に日本は問いかける。
「そういえば台湾さん、『姫始め』って知ってますか?」
「ひめ…?いえ?」
朦朧とする頭でどうにか答える台湾に日本はふっと笑った。
「そうですか、じゃあ明日教えてさしあげますよ」
含みを持った日本の言葉に首を傾げつつ「じゃあ」と台湾は赤い顔を後ろへ向け
「日本さん、来年もよろしくお願いします」と微笑んだ。それに応えるように日本も微笑む。
「ええ、よろしくお願いします」
年が明けての一月二日、台湾は身を持って『姫始め』を知ることになるがそれはまた別の話。




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[台湾][日本]

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