小ネタ
「あのぅ…イギリスさん……」
セーシェルは頬を赤くしながらイギリスに言う。
「ん。なんだ?」
「こ……ここここの格好は一体何なんですかぁ!?」
何故セーシェルが叫んでいるのか。
それは彼女が只今、ワイシャツに薄い緑色のリボンと黒い猫耳+尻尾、そして水色のボーダー柄のパンツ一丁という、なんともマニアックかつ普通なら恥ずかしくなる格好をしているから。
因みに、これを日本ではコスプレと言うのだ。
「なにって…久しぶりに日本に短期間だけど旅行しにいったからさあ、せっかくだと思ってお前にお土産を買ってきてやったんだよ。」
お土産を自分に買ってきてくれたのは凄く嬉しい。
しかし、流石にワイシャツ一枚では恥ずかしいセーシェル。
「だからってこんな恥ずかしい服…どこで買ってきたんですかぁ!」
「いや、買ってきたんじゃねーよ。なんか日本が……」
『え!セーシェルさんにお土産を買いたいと!?』
『あぁ。それで悪いんだけど、なんかオススメのものとかあったら教えてほしいんd』
『それなら!この服を!セーシェルさんにプレゼントしてあげてください!』
『え、そんなわざわざいいのか?』
『いいですとも!!』
「……って感じで日本からもらったんだ。しかしまさかこんな服だったとはなー。どうりで興奮するわけだ」
イギリスは他人ごとのように言うが、セーシェルは黙ってられない。
「お土産を買ってきてくれたのは嬉しかったです!最初なーんにも考えずに着替えてしまいましたが、こんな格好私にさせて…イギリスさんは嬉しいですか!?」
「すげー嬉しいぞ。」
イギリスはとんでもない笑顔でニヨニヨしながら答えた。
「それと、その服とは別で買ったものがあるんだ。てか、その服のためか?」
イギリスはセーシェルに近づいて、その手に収まっている猫用の首輪を彼女の首につけた。
「ちょっと!どんなプレイをしようとしているんですか!!」
「それは、やってからのお楽しみってヤツだ!」
次の瞬間、セーシェルはイギリスによってベッドに押し倒された。
「うぁ、いやだぁーーー!!!!」
次の日、セーシェルは首輪の跡がくっきりとついてしまったとかなんとか。