小ネタ
「ふふふ」
「どうしたのです?ハンガリー。いきなり笑い出して」
「いえ、今朝家を掃除したら、昔イタちゃんに着せた服が出てきて」
「はあ」
「懐かしいなあ、可愛かったなあ〜…って、ちょっと思い出し笑いを」
「そうですか」
「そう言えばオーストリアさんって、あの頃のイタちゃんのこと、女の子だと思ってましたよね?」
「!──そ、それはっ!!」
「まあ、仕方ないですよね。確かに間違う程、イタちゃん可愛かったし」
「──そんな昔のこと、お忘れなさいっ!」
「ふふふ。はあい」
「全く…」
「(くすくす)」
「────────あの時、(ポソ」
「はい?」
「男だと分かっていたら、あんなに一緒にはさせなかったのに……」
「……オーストリアさん?」
「ま、まあ、あの頃はまだ子供でしたしねっ!私もそんな本気で心ぱ───」
ちゅ
「……(ぽかん」
「大丈夫ですよ」
「……」
「わたしは昔も今も、ずっとオーストリアさん一筋ですからっ!」
「────!!!!////」
「えへへ////」