【猫耳少女と変態紳士】
ぼすん、という音と共にセーシェルはベッドに押し倒されていた。
これから始まる行為が分かってしまった彼女の顔は、耳まで真っ赤にしながらイギリスを見上げている。
……凄く、凄く恥ずかしい………っ!
こんな格好を恋人にさせて喜び、しかもその状態でHしたいだなんて…イギリスさんはとんでもない変態ヤローだ!と思っていながらも、セーシェルは内心嬉しかった。
自分にしか見せない、イギリスの表情と態度。それはセーシェルの胸の奥を刺激するような…よく分からない気持ちになる。
「イギリスさん…」
トロンとした目でセーシェルはイギリスを見つめる。
裸ワイシャツと甘い目つき。それに耐えきれなくなったイギリスはセーシェルに勢いよく口付けをした。
「セーシェルっ……!」
「ふぁ、んンぅ…」
貪るように、そして呼吸をするのを許さないくらい濃厚な口付け。自分のか相手のか分からなくなるくらいの唾液と舌を絡めたら、イギリスから唇をそっと離した。
「ちょ、ちょっとイギリスさん!まともに呼吸くらいさせてくださいよぉ!」
林檎のような顔で、先程のキスについてセーシェルは訴えた。
「仕方ないだろ馬鹿ぁっ!おお前が、可愛すぎるのがいけないんだよ!」
「な、可愛いって…!?」
「…俺だって一応男なんだし……やっぱ好きなやつがそういう格好していると…興奮して自制心が……」
最後の方はよく聞こえなかったが、セーシェルは彼の言葉を聞いて困ったような嬉しいような、不思議な気分になる。
しかしそれも束の間、
「ひ、ふあぁんっ…!何やってんですかぁ……!」
背筋がぞくりとするような快感がしたセーシェルはイギリスの方を見る。彼はいつのまにか外したボタンとワイシャツの奥に潜む、セーシェルの胸を舐めていた。
「んぁあっ…い、イギリスさん……やめてください」
「嫌だ」
恋人の訴えを無視してイギリスは彼女の桃色の双丘を口に含み、音をたてながら吸った。
「本当は気持ちいいんだろ?乳首を少し弄るだけで喘ぐぐらいだし」
イギリスは指先で彼女の双丘をつついた。
「あぅうっ……!だって…エッチするたびに弄られているから……仕方な…あぁんっ!」
いちいち反応するセーシェルが可愛くて可愛くてたまらない。もっと彼女の喘ぎ声が聞きたくなり、今度は左手を下の方に移動させた。
「あっ、ちょ、そこはっ!」
「遅いな。セーシェルは」
秘部に指を当てて少しこすると、卑猥な水の音が2人の耳に届いた。
もうすでにそこはイギリスを受け入れるのに十分なくらい濡れてる。ニヤリとして、イギリスはセーシェルの耳に口を近づけた。
「なんだ、あれだけでこんなに濡れるなんて。セーシェルって結構淫乱なんだな」
それは、セーシェルの顔を真っ赤にさせるような卑猥な言葉責め。
「はぁ…っ、こ、こんな体にしたのはぁ……イギリスさんが会うたびにぃ…何回もヤっちゃうからですよぉ……!」
「…まぁ否定できないけど。でもさー、ここまで濡れたことなんかないよな?」
イギリスがとてつもなく爽やかな笑顔セーシェルで訊いてきた。あぁ…こんな顔するときは、大抵よくないことが起きるんだと彼女は分かった。
猫耳のついたセーシェルの頭をイギリスは柔らかく撫でた。
「本当はさ、こんな格好して、恥ずかしいからいつもより感じるんだろ」
「な、なにを言って……」
ビクンッ、と肩を上げた。
「……まぁ、そんなことはどうでもいい。今はこっちに集中しよう」
話題を変えると、セーシェルの脚を持ち上げてM字状態にさせた。艶めかしい蜜によって濡れている秘部がイギリスによく見える体勢である。
それが嫌でセーシェルは脚を閉じようとするが、イギリスが手で固定している。
「やだ、閉じさせてくださいっ!」
頭を左右に振りながら涙目でセーシェルは言うと、平手打ちをしようとイギリスの顔に手を当てようとする。
「うわ、あぶねーな!」
しかしその攻撃をイギリスはひょい、とかわしてしまった。そしてお返しとでも言うかのように、セーシェルの両手首を2つまとめで彼女のワイシャツのリボンでしっかりと結んで解けないようにした。これでもう自由に何か出来ることはないだろう。
「へ……変態ぃーー!!!裸ワイシャツに猫耳と首輪プレイじゃ足りなくて、今度は拘束かぁー!!」
「俺の思い通りになってこそセーシェルだからな」
さらりと大変なことを言ったイギリスに対して、「あとでボコボコにしてやろう」とセーシェルは思った。
「さてと」
イギリスが一息つくと、M字状態になって丸見えのセーシェルの秘部に口を近づけて蜜を舐めとる。
「あぁっ……ん…」
ここまでくると、もう身を任せるしかないとセーシェルは諦めた。じゅるりと音をたてて、突起を吸い上げる。
「ふあぁぁあんっ!」
セーシェルの弱いところ。それは秘部の上にある突起。
それを少しでも弄ると、先程のように大きな喘ぎ声がイギリスの耳に響く。
「はぁ……い、イギリスさぁん………」
もう我慢できない。そんなふうに目で訴えかけた。
しかし今日のイギリスはいつもとは違っていた。
「じゃあ、セーシェルおねだりしてみて」
興奮した顔で言うイギリスはただの変態にしか見えない。変態という名の紳士ではなく、ただの変態。
そんな彼の要望にセーシェルは限界のためか、トロリと甘い目と自分で膝を抑えてM字開脚にさせながら応えた。
「私のいやらしいアソコにぃ…イギリスさんのを……い、いれてくださぁい…!!」
耳まで真っ赤にさせて恥ずかしそうに言うセーシェルを見て、ファスナーを下げたイギリスは既に大きく膨らんだ自身を彼女の秘部にあてがい、勢いよくいれた。
セーシェルの膣はとろけるほど温かく、気持ちがよかった。
「セーシェルっ!お前の中、すげぇ気持ちいいよ…!」
「わ、私も…気持ちいいです……!!」
イギリスは亀頭が見えるギリギリまで彼女の膣から自身を抜き、そして奥まで打ちつける。その行為を暫く続けた。
「なぁ、セーシェル…っ、嬉しい、か?」
イギリスは打ちつけながらセーシェルに問う。
「はい…!イギリスのがぁ、熱くて…太くてぇ……それで掻き回されるのが…、私は好きです…!」
その言葉に嬉しくなったイギリスは、セーシェルに最初したような濃厚なキスをした。
そして、視界が白くなるような感覚と共に、2人で達したのだった。
「あ、イギリスさんのがぁ…私の中に………」
セーシェルは自分の膣から出てきたイギリスの精液を手にとり、生クリームを舐めるような感覚で口に含んだ。
「ん……ちゅぅ………」
その艶めかしい姿にイギリスはセーシェルを抱き上げる。
「ちょ、イギリスさんにもついちゃいますよぉ」
「いいよ別に。それよりも、またやるぞ」
その発言にセーシェルは顔を青くする。
「なに言ってるんですか!まだ5分もたってないじゃないですかぁ!!」
彼女の体力はイギリスほどない。そしてかなり体力を消耗してしまったせいか、足取りさえおぼつかないのだ。
「別に大丈夫だろ。それよりも…」
「それよりも?」
イギリスの言葉に首を傾げた。
「今度はまた別の服でやらない…ってすみません調子にのりましただからマグロはちゃんと置こうねセーシェr(ry」
ドカッバキッ
イギリスは死んだ(笑)
スコーン(笑)