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4_67-72

  アイスランド×ベラルーシ(+ロシア)




兄さんの視線は私を向かない。
それが姉さんだけなのならまだ許せた。
兄さんは欲張りで、バルト三国のバカ達やポーランド、中国やベトナムまで欲しておいて、
何故自分だけ見てくれないのか。
頼まれた客人に入れるための紅茶を淹れながら、ベラルーシは上の空だった。
何故、何故、何故・・・。

正常な思考など既にどこかに置いてきてしまった。


「ふー・・・」
とにかく広いロシアの屋敷の大広間に、アイスランドは一人だった。
ホストであるロシアは何か連絡が入ったらしく、一時的に席をはずしていた。
出された紅茶が冷えて行くのが見ているだけでわかる。冷める前に一気に飲み干した。
古くて高級そうな調度品と、カビが生えたり剥がれかけたりしている壁紙が対照的で、
とても“ロシアらしい”と思う。

『僕が何故君を招いたのか、疑問に思ってるのかもしれないけど・・・』

ロシアの声が頭に蘇る。
(疑問に思うだけ無駄・・・。)
ロシアは常に味方を増やそうとしている。EUやアメリカとは迎合しない形で。
その一環だろう、と思うことにして、今はあえてその話に乗ってやろうと思っていた。
(あの人の思惑なんてどうでもいい・・・大事なのは俺の思惑。)

がちゃん、と少し乱暴に扉が開いた。廊下ではなくキッチンのほうだ。
どうもこの屋敷は広くてどこがどうつながっているのかアイスランドにはまだ分からない。
「ロシアさん?」
振り向くと、そこにいたのは背のすらりと高い清楚そうな美人だった。
左手に銀製のポットを持っている。
「メイド・・・いや、違う・・・」
どこかで見たことがあるような気がしてアイスランドは本人の目の前で思考した。
「ベラルーシだ。」
外見に反して案外低くきつい声でベラルーシが回答した。
「ベラルーシ?・・・何故ロシアに?」
「いて何が悪い!私は兄さんの妹だ!」
いきなり声を荒げられてアイスランドは驚いた。最も、パッと見何の反応も示していないように見えるのだが。
「別に悪くはない・・・不躾な質問だった。」
一緒に住みたがる兄弟もいれば離れたがる兄弟もいるものだ、とアイスランドは一人で納得した。
「黙れ!!分かったように言うな!!」
その態度に腹の立ったベラルーシは、思わず手に持っていたポットをアイスランドに投げつけた。
染みひとつないシャツにもろに命中。中身の熱い紅茶がシャツを染め、その下の皮膚を熱した。
一拍遅れて、がらんがらん、と響く音をたててポットが床に落ちた。
「・・・っつ!!」
流石にアイスランドは顔をゆがめた。
「何のつもりだ・・・」
ベラルーシの視線は宙を泳いでいた。
「兄さん、兄さん、兄さん、兄さん・・・」
その先にロシアはいない。うわ言のようだ。
アイスランドは立ち上がり、ベラルーシの視界を遮った。
「ベラルーシ、俺はロシアさんに招かれてここに来てる。つまり俺は客・・・」
目の前の男の予想外の背の高さにベラルーシははっと我に帰った。
「あ・・・」


そして床に落ちたポットと紅茶で赤く染まったアイスランドのシャツを交互に見た。
と、思ったら床にぺたんと座りこんで何事かを唱え始めた。
「どうして。私は頑張って頑張って、何年も追いかけ続けて、ようやく少しだけ傍にいる権利を手に入れたのに、
 なんでお前は・・・」
聞いちゃいない。
アイスランドはち、と舌打ちした。既に冷え始めてきたこのシャツをどうすればいいものだろうか。
「なんでお前が!!」
「え?」
自分など見ていないのだろうと思っていたベラルーシがきっと、アイスランドを睨み上げていた。
「・・・意味わかんない。」
眉間に皺を寄せると、とりあえずこのまま着ていても仕方のないシャツを脱いだ。
「何か着替え。」
半分以上は期待していない声。
「何?」
「何じゃない。あんたがこぼした紅茶のせい・・・このまま着ていたら風とか肺炎とかになる。
 脱いでても凍傷になりそうだから急いでほしい。」
「な・・・」
感情的になりすぎて冷静な思考がついていかないらしい。
アイスランドは数秒間、ベラルーシを見下ろして無言。
「いい加減むかついてきた。着替えがないのなら良い。後でロシアさんに言いつけるから。」
中腰になると、ベラルーシの肩を容赦なく床に押し付けた。
ごん、と頭が床に着くきつい音がした。
これくらいでは精々目眩が起こるくらいだとアイスランドは分かっているので特に待ってやりもしないで
素早くスカートの中に手を入れると、すぐに太ももにナイフが隠されているとわかった。
「有りがち・・・」
アイスランドは呟いてナイフをすべて抜き取って、一本だけ右手に持って残りは全部投げ捨てた。
広い部屋なので、がしゃん、という金属音が嫌に響いた。
「っ・・・何をする気だ!!」
「別に。」
アイスランドは即答してナイフでベラルーシの衣服の首から胸にかけ手を切り裂いた。
やたらと飾りのごてごてした黒いブラジャーが現れる。
「やめろ!やめろ!これは兄さんからもらったドレスなんだ!」
「知らない。」
フロントホックなのにわざわざ切り裂いて外した。
豊満な胸が零下の空気に触れて硬くなった。
「あんた、ロシアさんに何してあげてる?」
アイスランドが問う。
「・・・何、って?」
「夜伽?・・・っていうか、それくらいしかできなそうだし。」
「なっ!」
「それとも・・・ロシアさんは興味無いか、自分を好いてる女なんて。」
ベラルーシは唇をかみしめた。
「違う?」
ベラルーシは震えながら腕をアイスランドの喉元に伸ばした。アイスランドは身体を反らして避けた。

「ごめんねー、思いのほか長電話になってさ・・・」
ロシアがいきなり入ってきた。ベラルーシに馬乗りになっているアイスランドを見てしばしぽかんとするロシア。
「うん?えっと、どういうこと?」
「・・・ベラルーシが俺に紅茶をこぼした。なのに謝罪の一つもない。」
アイスランドが至極簡潔に告げた。ロシアは数度瞬きして、うん、と頷いた。
「そうなんだ・・・。駄目だよ、ベラルーシ。」
「ごめんなさい・・・兄さん・・・」
ベラルーシがぼんやりと言った。
「え・・・それロシアさんに言うの?」
「気にしないで、アイスランド君。ベラルーシはこういう子だから。続けて。」
「え・・・?」
アイスランドは怪訝そうに眉根を寄せた。ロシアは手近な椅子に腰かけて笑った。
「続けて、アイスランド君。最後までね。」
「最後って・・・別に俺はそこまでは・・・」
少し脅かしてやろうと思っただけだったのに。
「最後まで。アイスランド君、人の妹を勝手に剥いたんだから命令の一つくらい聞かなきゃ。」
この状況でその命令はおかしいだろう、とアイスランドは心の中で突っ込みを入れた。
「おとなしくしてるんだよ、ベラルーシ。」
「は、い・・・」
なんて従順な。アイスランドは仕方もないので切り裂かれた衣服の中から覗く胸に手を伸ばした。
柔らかくて温かい。普通の身体と同じだ、と当たり前のことに驚いてアイスランドは苦笑した。
まだ破れていない衣服の中にてを差し込んで先端を探り当てる。
「んっ」
ベラルーシが小さく反応。軽く撫で回すと素直に硬くなった。
「少し笑える。」
ふっと、アイスランドの表情が緩んだ。
「もっと好きに扱っていいんだよ、アイスランド君。」
ロシアが声をかけた。
「好きにって・・・」
「うーん、分からないかな?ベラルーシ、アイスランド君にフェラチオしてあげて。」
「えっ」
アイスランドは流石に素直に驚きを表現した。ベラルーシが起き上がってアイスランドのズボンのベルトを外し始めたことにはさらに驚いた。
下着の下のそれは、童顔に似合わずなかなか立派だった。最も、北欧系なだけに体格は良いからおかしくはないが。
生ぬるい息が当たって、唇が先端に触れた。細い手は根元を掴んでいる。
「・・・うわ、」
それはほんの少しの間、ベラルーシはずる、と一気に口に咥えこんだ。
大きく舌を這わせると、嫌でもアイスランドは反応した。
(これ、・・・かなり上手・・・なんじゃ?)
フェラチオなんて初めてされた訳だが、正直すぐにでも達しそうになっていた。
舌を裏に這わせているのと同時に上に少しだけ歯をあててみたり、空いた手は根元や玉を弄っている。
(本当に、相手・・・させられてたんだな・・・)
伏し目でベラルーシの顔を見ると、目を閉じてひたすらことに集中しているようだ。
「う・・・、やば・・・」
ぎゅっ、っとベラルーシの長髪を掴んだ。
どくん。
「あ、あ・・・」
思わずもれた吐息とともに、ベラルーシの口の中にアイスランドは吐き出した。
「あ、の・・・ベラルーシ・・・」
困惑しているアイスランドの前でベラルーシがごくん、と一口でそれを飲み込んだ。
「嘘・・・。」
飲むものじゃないだろとか、飲んだとして一息にはあり得ないだろとかいろいろ思ったが口には出なかった。
(どれだけ調教されてるんだ・・・)
「ほらほら、続けて。」
ロシアが急かす。
(この人は、楽しいのかな・・・自分を慕う女性が他人に犯されるのが・・・。
ああ、そうじゃない。そういう女性じゃないと、好きになれないのか・・・。)
少し気を取りなしたアイスランドは座ったベラルーシの胸に口を寄せて、舌先で乳首を転がした。
色素の薄い乳首は、反応しても軽く色づくだけだった。それが詰らなくて、歯を立てた。
「ふあっ、」


意外にかわいい声がして、アイスランドは少し気を良くした。甘噛みを続けながら手を下に伸ばしていく。
臍の辺りに爪を立てると、ベラルーシは息を詰まらせて背を反らした。髪の毛が揺れて甘い匂いがした。
「痕を残した方がいいんですよね?」
続けながらロシアに確認する。ロシアは無言だが、頷く気配はあった。
「あとでドレスは弁償します。」
「気にしなくていいよ。新しいのを僕が買って彼女にあげるから。」
ナイフで切り込みの部分からスカートまで一気に引き裂いた。
もしかしたら肌に傷がついたかもしれないが、目立って血の出ているところはないのでまあ良い。
ショーツもブラと同じくごてごてしたデザインの黒。ガーターベルトもしている。
「ふーん・・・」
アイスランドは少し考えてから、ガーターベルトは残してショーツの一部だけを切り裂いた。
透明な蜜がじゅくじゅくと溢れ出しており、さながら熟れすぎた果実だった。
(もっとも・・・俺の愛撫で濡れたっていうよりロシアさんに見られてたからっていう方が大きいんだろうけど。)
指を沈めると、ずぶずぶと埋まった。熱くてねっとりと纏わりついてくる。
思わず喉が鳴った。
指を二本突っ込んで掻き回すとぐちゃぐちゃと音がした。
「ふうっ・・・あん・・・」
ベラルーシは夢を見るようなうっとりした表情をしている。
「意外に、かわいい・・・?」
アイスランドの下半身が再び熱を帯びてきた。
指を動かす速度を上げる。
「んっ、ああっ!・・・あ、ふっ・・」
ベラルーシは時折びくびくと強い反応を示した。
アイスランドは指を引き抜くと、そこに口を寄せてじゅるじゅるっ、と音をたてて吸い上げた。
「んああああっ!!」
「ベラルーシ・・・」
舌先を入口に伸ばすと、どくどくと中から蜜があふれてくる。また吸い上げると余計に流れ出る。
名残惜しいが顔を離した。口周りの蜜を手で掻き集めてもう一度飲みこんだ。
「じゃあ、もう入れるよ。」
アイスランドは一気に突っ込んだ。入口は十分すぎるくらいにふやけていたが、
奥は受け入れたとたんにぎゅ、と締め付けてきた。
「う、ん・・・兄さん・・・」
ベラルーシが呟く。
「気持ちいいかい、ベラルーシ?」
アイスランドは無視しようかと思ったが、会話を遮らないために止まった。
「はい・・・。」
「そう。じゃあ最後まで気持よくさせてもらえばいいよ、“ナターリャ”。」
愛称で呼ぶと、ベラルーシはうっとりと頷いた。
そこまで見届けてからアイスランドは腰を打ちつけ始めた。
少し苛立っていた。乱暴に抜き差しするが、ベラルーシは嬉しそうに反応する。
「んうっ、あん!あ、ああっ・・・」
「あっつ・・・」
気温が低いにもかかわらずアイスランドの額には汗が浮かんでいた。
ベラルーシは顔だけロシアを見ている。
「あんっ・・・兄さん!にいさ・・・」


「少し黙って・・・!」
「兄さん、兄さんんっ・・・」
アイスランドはベラルーシの顎を引きよせて唇をふさいだ。
「そっちを向くのは・・・まあいいよ。でも、・・・ロシアさんを呼ぶな。」
「・・・るさいっ・・・ひあっ!」
「一体誰の突っ込まれてると思ってるんだ!?」
ヴァイキング時代の口の悪さがうっかり出る。しかしどうもベラルーシには届いていない。
もういい。アイスランドはひたすら打ち込み続けた。
「あ、ああっ!いいぃ!ああんっ、い、あ・・」
「そ、う・・・」
「ああ、あああああああああっ!!」
喉が枯れそうなほどの大声とともに、ベラルーシは達した。
ぎりぎりと締まる圧力にアイスランドは抵抗した。
「は、あ・・・にい、さん・・・」
いくらか冷静さを取り戻したベラルーシにアイスランドは打ち込み続ける。
「やめろっ・・・」
ベラルーシはアイスランドを視界から追い出すように目を閉じた。
「目を開け・・こうするように言ったのは、その“兄さん”・・・なんだから!」
言いきってようやく満足した。びく、びくと定期的に痙攣するベラルーシの中でアイスランドは果てた。



狭い書斎に3人はいた。
と言ってもベラルーシはぐったりと眠り込んでいる。
暖炉の火は赤々と燃えていて暖かい。アイスランドは一応着替えをもらった。
手をかざしながら、しばらく二人とも無言だった。
「ロシアさん、・・・本当はベラルーシのことが好きなんでしょう。」
「今日は何だか饒舌だねえ。」
ロシアは笑った。アイスランドはそれ以上追及するのはやめておくことにした。

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