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 【エイプリルフールですよ、お馬鹿さん。】



471 :名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 15:05:42 ID:euwfzAv8
明日エイプリルフールだー 
本家も祭だ! 
 
でふと、明日イギリスに「フランスさんと結婚します!」 
と宣言するが実は嘘でしたーなセーシェルを受信。 

472 :名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 15:32:29 ID:mAslEBd1
>>471 
ワロス 
全世界みんなグルで結婚式まで盛大にとり行うところまで続けて受信したが 
これは四月バカというよりただのイギリスいじめだった。 

そのネタ他のキャラでも使えそう。 
ハンガリーさん「トルコと結婚します!」 
台湾「韓国と結婚します!」 
リヒ「オーストリアさんと結婚します」 
ベルギー「キューバと結婚する」 
ベラルーシ「ポーランドと結婚結婚結婚結婚結婚」 
ウクライナ「リトちゃんと結婚するの」 



ここはフランス、ノートルダム寺院前。
あの日本の偉大な女子柔道選手も結婚式を挙げた場所。
そこに今、世界各国が続々と集まっている。
3月の末に世界各国に届いた1通の招待状には4月1日にノートルダムで結婚式を挙げます。
ご都合がつくならぜひ参列してくださいと書いてあった。

そして4月1日、各国はノートルダムに集まり、口々に祝いの言葉を1組のカップルに奉げていた。
今日祝福されるカップルはフランスとセーシェル。
はたから見れば親子のような関係に見えていたが皆の知らぬ間にどうやら愛を育んでいたらしい。


そんな幸せあふれる場所にスコッチ片手にぬらあと登場する者が一人。
しかしそこに近寄ることができない小心者・・・イギリスであった。
幸せそうな輪に近寄れず、一人はずれの木陰にしゃがみ込む。
泣きすぎ、飲み過ぎで真っ赤になった目と鼻。
酔っ払っているはずなのになぜか頭の何処かが覚めている。
招待状は勿論自分にも届いている。
見た瞬間脳みそが沸点に達し、耳から煙が出たので、慌てた執事に水をぶっかけられた。
木の陰に座り込み、スコッチを少し舐める。
「なんでなんだよぉ・・・セーシェルぅ・・・」
遠くに見える花嫁衣装姿のセーシェル。
「あのドレス、確か俺と見てたやつだよなあ・・・」
あれは1月ほど前、ロンドンのデパートに買い物に連れてった時、
「かわいい!かわいいですよ!!イギリスさ〜ん!!」
とショーウィンドウの前できゃあきゃあ言ってたドレスだ。
あの時はその内買ってやるよと言った。
その3日後、一人で前を通った時ドレスはなくなっていた。
別段疑問は生じなかったがまさかフランスにお買い上げされ、おまけに中身まで強奪されていたとは・・・
そのショックからイギリスは招待状が届いてから今日まで酒浸りになっていた。
「・・・何がいけなかったんだろ・・・」
ぽつりと一人呟く。
「そういうところでしょう?」
「!!オーストリア?」
いつの間にか、木陰にオーストリアは立っていた。
「空気読まない、女心お構いなしで自分勝手、その割には小心者の暴走変態には付き合いきれないと
 彼女はよくハンガリーにこぼしてましたよ。」
イギリスの顔がさらに暗くなり、スコッチを瓶ごと煽る。
「まあフランスも変態ですが、あの人のほうが人間的には優しいし、魅力的・・・」
「なんだと・・・」
「?」
「俺と比べて、あいつのほうが優れているだと!?」
「そう見えますが?」
ぎりっとイギリスはオーストリアを睨み付ける。
プロイセン顔負けの悪鬼の表情である。
「俺があいつに負けてるだとおおおおおおお!!!!!!!!!」
イギリスはそう叫ぶと立ち上がり、スコッチの残りを一気飲みした。
「おい、オーストリア。俺とあいつと比べるな。」
酒臭い息を吐き散らしオーストリアに近寄る。
殴りかかる気満々のイギリスに向い、オーストリアは言い放つ。
「私に何かする前に、やることがおありでしょう。さっさと行きなさい。お馬鹿さん。」
そう言われ、少し正気の目に戻ったイギリスは前を見る。
その時、教会の鐘が鳴り始めた。

「それでは、花婿フランス、花嫁セーシェル前へ・・・」
神父が厳かにいうと、フランスとセーシェルは前へでる。
「誓いのキスを・・・」
「ちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇい!!!!」
厳かな空気に満ちている空間のドアが乱暴に開けられる。
「空気読めないやろーですね・・・。」
花嫁がぎろりとイギリスを睨み付ける。
「おいおい、イギリス〜おまえはこんな時まで邪魔するのか?
 ロマンも何もないやつだねえ。」
そう言いフランスはイギリスに近寄った。
ツカツカとイギリスも前に出る。
バキっ。
イギリスは渾身の右ストレートをフランスにお見舞いした。
思わず参列者が「おお〜〜〜」っと歓声を上げる。
「セーシェル・・・」
「イギリスさん・・・」
フランスは伸びている。
花嫁衣装のセーシェルはいつもの幼い雰囲気ではなく大人の雰囲気を纏っていた。
普段以上に可愛い彼女をみてイギリスは息をのむ。
じっとセーシェルの目を見つめ、イギリスは腹の底から声を絞り出す。
しかし、セーシェルはイギリスから目をそらした。
「お前は・・・本当にフランスが好きなんだよな・・・」
「・・・」
「俺がお前に酷いことばかりしてきたから・・・お前はフランスを選んだんだよな?」
「・・・」
「今さら、言っても遅いと思うけど・・・」
「・・・イギリスさん」
すっとセーシェルは顔をあげる。
「今日はエイプリルフールですよ、お馬鹿さん。」
ドアの外に立つオーストリアが言い放つ。
「ふえ?」
「4月1日ですよ。イギリスさん。」
その瞬間聖堂中が「どっ」と笑いに包まれる。
「はい、今年の犠牲者はイギリスでしたーーーーーー!!!!」
プロイセンがものすごく楽しそうに言い放った。
何人か笑い過ぎでけいれんを起こしている。
「毎年毎年やってるのに・・・気付けよバーカw」
その直後イギリスは空気が抜けた風船のようにへたり込んだが、数秒後凶暴化し復活し暴れまくったのは言うまでもない・・・






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[セーシェル][イギリス]

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