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 酔い良い



世界会議終了後の毎度おなじみの呑み会の出来事。

「ひくっ、俺の酒が飲めねえってか??あぁ??」
トルコがラクをシャルガムで割ったのをグイグイオーストリアに呑ませている。
「ふぇ、いえ、私は普段こんなに強い酒は飲み、ひっぃく。」
アルコール度45度の酒を何度も何度も流し込まれ顔は真っ赤で目は潤んでいる。
「いいから呑めぇぇぇぇぇ!」
トルコはそう叫ぶとオーストリアの口にラクの瓶を突っ込む。
「むぐっ!!」

ごっきゅごっきゅごっきゅ・・・・ごくん。
オーストリアは丸々一瓶、呑み尽くさせられた。

その刹那ごとんと音が響く。

「お、潰れたwおーいオーストリア、潰れたぞぉぉぉ♪けけけけけ〜〜〜〜」
凄く嬉しそうにトルコが笑う。
オーストリアは目を開いたまま倒れてしまっていた・・・

「なあハンガリー、ハンガリーー?大丈夫??」
ベルギーが心配そうにハンガリーを覗き込んでいる。
そうハンガリーはハンガリーで日本が持ってきた日本酒を一人で一升呑んでいた。
ハンガリーの呑んでいるのは某菌マンガの限定醸造「か○すぞ」。
結構レアな酒+腐女子への土産の好適品・・・かもしれない。
首がきちんと座っていない。
ぐらんぐらん揺れている。
「そのままでも美味しいですが、柚で割ったりしたほうが呑みやすいかと思いますよ。」
と、忍法?悪魔のささやきを平然と日本はかまし、その術に見事ハマったハンガリーは「おいしーおいしーーー♪」と呑みまくっていた。

ふらりとハンガリーが立つ。
「・・・熱い・・・」
「え?何?暑い?冷房はいっとるよ。」
ベルギーの問いかけもハンガリーの耳には入らない。
その刹那、ハンガリーはぐばああっ!!とブラウスをめくり上げ、薄いブルーのキャミソール姿になった・・・
少し離れた所でビールを煽っていたイタリアがそれを見て、ビールを噴水の様に吹き出した。(被害者ロマーノ)

キャミソールにスカートという悩殺的な格好で目を開いたままぶっ倒れている恋人の所へ千鳥足ふらふらと向かう。
「ん、ふふ〜〜オーストリアさ〜〜〜ん、な〜〜〜にね・て・る・ん・で・す・か?」
倒れているオーストリアの横にしゃがみ込みほっぺたをプニプニ突っつく。
「オーストリアさぁぁん?」
そう言ってぐっと顔を近づけ、

むちっ

ハンガリーの胸にオーストリアの顔が埋まる。
「あれ?ちゅーしようとおもったのに〜〜〜」
キスするつもりで顔を近づけたのに目測を誤ってしまったようだ。

「羨ましい・・・うがっ!!!!!」
ドイツがぽつり呟いた刹那、リヒテンシュタインに思いっきり足を踏まれた。

「ん、もう一回!」
上機嫌の顔でにっこり笑ってもう一度顔を寄せる。

むっちゅうぅぅぅ。
濃厚な音を立ててキスするハンガリー。
どさくさにまぎれてオーストリアの『性的な何か』の顎のホクロに親指をしっかりあてて刺激する。

「ええなあ〜俺らもしよに〜ベル〜〜」
スペインもどさくさにまぎれてベルギーに言いよっている。
冷めた目でベルギーは切り返した。
「あんたが寝てからな。」



「オーストリアさ〜〜ん、お・き・て?」
ちゅ。

「起きて?」
ちゅっ。

「起きて下さい??」
ちゅ、ちゅう。

皆見ているのもおかまい無しにハンガリーはキスの嵐をオーストリアにお見舞いする。
ちゅっちゅっという音が部屋に響いた。
「ん、あ、・・・ハンガリー?」
とろとろの柔らかい笑顔でハンガリーは恋人の覚醒を喜んで迎えた。
そしてキャミソールを脱ぎ去り、上半身はブラジャーのみになり、

むっぎゅうううう。
思いっきりオーストリアの顔を胸に挟んでいた。

「あれは窒息しないのかい?って?気持ちいいのにするわけじゃないか!」
「そうねえ〜アメリカちゃん、なんだかんだで窒息した事無いもんね!!」
「HAHAHA!ヒーローがそんな無様なことするわけないじゃないか!!ウクライナ!!」
「そうだねえ〜〜」

しかし、ヒーローではないお貴族様は窒息寸前である。
「む、グ・・・あ、ハン・・が・・・」
「なんですかああ〜〜〜」
酔っぱらいは恋人が苦しんでいる様が喜んでいる様にしか見えていない。
「く・・るひ・・・」
「あたしは気持ちいいで〜〜〜〜す♪」
抱きしめる手に更に力がこもる。
オーストリアは渾身の力を込めてハンガリーから離れる。
「ハンガリー!!お下品ですよ!!」
息を切らせてオーストリアは叫ぶ。
しかし自分も酩酊状態。
叫んだ瞬間、世界が回る。
そして『性的な何か』を刺激されているので、オーストリアに『理性』という言葉は・・・多分ノイジードル湖かドナウ川に流れていた。


「ん・・・ふぁ…ちゅ・・・、おーす・・・と…ふぅあ・・・」
今までのハンガリーのキスが小鳥がついばむ様なキスならば、オーストリアのキスはハプスブルグの紋章の鷹の如く激しく猛々しいもの。
濃厚も濃厚。特濃のキスの嵐。
上半身も露なハンガリーの首に、胸に、腹にと次々と紅い花を落とす。
「や、はっぁ…オーストリアさん・・・やあん!!」
酔っぱらって敏感になっているハンガリーの喘ぎに涙目のプロイセンは耳を塞いだ。

スカートに手を入れ下着の中に指をねじ込む。
「ん!!」
ハンガリーの体がびくんとなる。
指に絡み付く粘膜の感覚にオーストリアは自然と笑みを浮かべ呟いた。
「お楽しみは…」
言い切らないうちにオーストリアの肩に手が置かれる。
「あーおい、オーストリア」
イギリスが至極残念そうな顔でオーストリアの後ろに立っている。
「お前、気持ちはわかるが…」
二人はなぜここにイギリスが?という顔でイギリスを見つめる。
ニヨニヨ顔のイギリスは言い放つ。
「まだここ宴会場だぞw」

「「え?」」
二人がハモっている後ろで、オーストリアに呑ませた張本人のおっさんが半月刀を握りしめプルプルしていたのはまた別の話。




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[ハンガリー][オーストリア]

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