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 エスウク後日談

  エスウクで露ウクの3P


あの日から、ウクライナさんとはよくセックスするようになった。
したい日はお互い何となく目で合図して、不自然の無いように残業をし、二人きりになるように仕向けた。
最後の同僚が帰ると、彼女が仕事場のドアを閉め、僕に無言でしなだれかかってくるのだった。
そして大抵朝までセックス。こんな日が数日に1回、多い時は連続。

だが普段はそんな関係を表に出すことは無く、仕事以外で会うこともなかった。
つまるとこ、セフレってやつ。
まあ彼女のそれに選ばれた僕は光栄なのかもしれないけど(だけどまあ当然、という思いもある。
僕は顔には少しばかり自信があるから)それ以上の関係になれないのは寂しい気がした。

それは多分、やっぱり僕が彼女を好きだから。


その日も、彼女に目くばせをされて、僕はわざと他人の仕事を引き受け、職場に残った。
そして最後にリトアニアが帰って彼女と二人きりになると、彼女は無言でドアへ歩み寄り中から鍵をかけた。
そして当然の如く僕を押し倒す。僕も床に背中をつけた状態のまま彼女の衣服を脱がす。

今日も情事の始まりだ。


夜も更け、真暗闇になった。彼女は僕の上で腰を振っていた。
「ふぅん・・・っ!はあぁ・・・」
彼女の動きに合わせて体を動かす。正面、背面、このところの日々でなんでもやってきたが、
彼女は騎上位が一番お気に入りらしい。

もう3回目くらいだろうか?僕の方はけっこう疲れてきたが、彼女がこれだけで満足することはないことを
僕はすでに心得ていた。
「ひゃ、あああああ」
達したらしい。彼女の扱いにも慣れてきた。
すこし意識を失った後、ずるりと体を引き抜く。肩で息をしながら彼女が言った。
「上手になったね、エストニア君」
「どうも・・・」
そりゃ、こんだけ実践指導してくれればね・・・。と思ったがもちろん口には出さない。
「まだできるよね?」
「はあ、まあ」
正直「明日も早いんだから勘弁してくれー」と思ったが、やはり口には出さない。
再び、彼女が僕の上に乗る。腰を揺り動かそうとした、その瞬間。

ガランッ!とドアが開いた。

「楽しそうだね」

ロシアさんだった。手にランタンを持ち、暗闇の中彼の笑顔の半分だけが浮かび上がっている。
(合鍵か)
僕は真っ青になった。確実に死を覚悟した。
だが彼女の方はと言うと、恐怖に震えるのではなく、「あーあ」という表情をして、
諦めたように僕の上からのろりと降り、床に座ってうなだれた。

僕たちの様子を見て、ロシアさんはくすくす笑った。
「姉さんはホンっと淫乱だから・・・。そのうち誰かに手を出すと思ったけど、やっぱりね」
そう言いながら僕達にじわじわと近付く。
「まあリトアニアもあるかもなあと思ったけどね、彼はベラルーシにご執心だしね。
 プロイセンもしかり。ハンガリーだっけ?
 ラトビアは・・・ショタすぎて姉さんの趣味じゃなかった?それでもきっとエストニアがいなければ
 彼が食べられてたね。
 他にもうちに人はいるけど・・・まあ、妥当なとこかな、君は」
そう言ってランタンをオフィスの机の上に置く。
ウクライナさんに近寄ると、しゃがんでうなだれた彼女に顔を近づけた。
微動だにしない彼女を一拍見つめた後、


ビシィっ

固い音が部屋に響いた。
彼女の頬を思い切り張ったのだ。
彼女は頬に手を当てると、「ごめんなさい・・・」と蚊の啼くような声で言った。
「ごめんじゃないよ、全く」
ロシアさんは表情を険しくして言った。

その声音のいつにな感情のこもり方に、僕は背筋が凍った。
僕は、僕が密通してたのが彼女の姉だったから、もしくは共同体の構成員同士がこういう関係に陥ったから、
ロシアさんは怒ってるのだと思った。

だが、次にロシアさんの口から出たのは耳を疑うような言葉だった。

「もう、姉さんは・・・僕だけじゃ満足できないって言うの?」
「・・・だってロシアちゃん毎日相手してくれないんだもん」
「毎日なんて無理だよ、僕だって仕事があるんだから」

・・・は?

何、この人達?

なんかこの状況は、弟が姉の情事を見つけてしまって怒ってるとか、上司として構成員の不始末は許さんとか、
そういう感じじゃなかった。

なんつーか・・・こう・・・妻の浮気を発見した亭主?

呆ける僕を尻目に、二人は言い合い始めた。
「だってえー、ポーちゃんはもっとしてくれたよ。
 オーストリアちゃんだって。ロシアちゃん若いのに枯れ過ぎなんじゃないの?」
「姉さんがアレ好きすぎなんだよ。僕は至って健康な男だよ。
 とにかく、いくらヤりたくても、姉さんは今僕のものなんだから他の男に手出すとか不実でしょ。
 やめてよね本当」
「うぅー・・・自分だってたまに他の国つまみ食いしてるくせに・・・」
「あれは罰なの。あとこれ以上僕に歯向かわないようにするため。
 姉さんみたいな単なる趣味じゃない」

一挙に披露された彼女の男遍歴に、僕は唖然とした。
ポーランド?オーストリア?そして今はロシアさん?
そしてロシアさんの口ぶりからすると、彼女が他の男に手を出すのはよくあることのようだった。

そうすると、僕は一体何人目なのか・・・。
考えるのも恐ろしかった。
一時期でも彼女が処女であれと願った自分の愚かさを知った。

「とにかく」
ロシアさんはコートを脱ぎ始めた。
「お仕置きが必要みたいだね」
そして上の衣服も脱ぎ捨てる。上半身裸になると、ズボンのジッパーを下ろして一物を取り出した。
(うわ、でけえー)
こんな状況なのに僕はロシアさんのそれの立派さに驚いていた。
これに比べると僕のは一体なんて粗チ・・・いやなんでもない。

無言で彼女の背面に回る。膝の上に抱くようにすると、無言でぶすり!と突き刺した。
「んうぅっ・・・」
彼女の顔が辛そうに歪む。ロシアさんが腰を揺り動かすと、彼女の体がビクンビクンと揺れた。
「あうっ・・・くぅっ・・・!も、や、許して、ロシアちゃあああぁぁん・・・」
彼女が苦しそうに喘ぐのに僕は違和感を覚えた。
最中の彼女の表情と言ったら、セックスが心底楽しそうな顔か、せいぜいイッたときの顔くらい。
ロシアさんのアレがでかいから・・・?とも思ったが、彼女のソコがそんなにキツいわけもないし・・・。

「なにぼさっと見てんの」
ロシアさんの視線が初めて僕に向けられた。
「は、はいっ!」
普段の調子で返事をしてしまった。間抜けだ。てっきり出て行けと言われるのかと思ったが、

「君もするんだよ」
と言われた。

・・・へ?

「ほら、前があいてるから」
ロシアさんがウクライナさんの恥部を手で示す。確かによく見るとそこにはロシアさんのそれは入ってなかった。

じゃあ、ロシアさんが今入れてる穴は・・・。

僕は考えただけでぞっとした。自分にもその穴があるので、痛みがリアルに想像できた。
「これくらいしないと、姉さんにはお仕置きにならないもんねーえ?」
ロシアさんが僕の頭の中を読み取ったかのように言った。更に大きく突き動かす。
「いつっ・・・!や、やめてぇえ、ロシアちゃん・・・!!」
彼女が苦痛に体をよじる。
その表情を見て、最低なことだが、僕は恐怖で萎えたそれが再び立ち上がってくるのを感じた。
しかし苦しそうな彼女にこれ以上負担を与えることを理性が止め、動けずにいると、
ロシアさんが冷たい声で「早く」と言った。
その言葉でさらに固まった僕を見て、ウクライナさんが察して言った。

「私なら・・・だいじょう・・・ぶ・・・。
 今までも、こんなことあったし・・・。それに、ずっとひどい時だって、昔・・・」
するとロシアさんが彼女の言葉を遮るように腰を振った。
「あはぁん!」
彼女がたまらず喘いだ。ロシアさんが有無を言わさぬ表情で僕を見つめる。
「ほら、良いってさ。来なよ」

抵抗するすべは無かった。
僕はのろのろと彼女の正面に座り、遠慮がちに挿入すると、彼女が再びびくん、と動いた。
「挿れたね」
ロシアさんが確認すると、前後に大きく動かした。
「ひゃんん・・・!ああん、やあああっ・・・!!!」
ウクライナさんが嗚咽に近い喘ぎ声を出す。目には涙があふれ、唇からよだれが流れっぱなしになっている。
「ははっ・・・姉さん・・・エストニアの具合はどう・・・?」
「ごめぇん・・・ごめえん、ロシアちゃあああん・・・」
僕には出来なかった言葉責めだが、ロシアさんの言葉は巧みにウクライナさんに響いてるようだった。

僕はロシアさんの動きに合わせて、なるべく彼女に負担をかけないようにしていた。
しかしそんな僕の様子に気づいてロシアさんが言う。
「エストニア」
「・・・何でしょう」
なるべく舐められないように、強い調子で返した。
「君、ずっと座ってるだけのつもり?何かしなよ」
そう言われても・・・。

じゃあとばかり、目の前で大きく揺れる乳房に手をだして掴もうとする。
するとロシアさんに
「だめ」
と制止された。おい、どっちだよ。
「姉さんのおっぱいは僕の」
そう言って後ろから両手で彼女の乳を包むロシアさん。動きを速めて揉みしだく。
「ふふぅ・・・ん」
今度は気持ち良さそうに喘ぐ彼女。愛撫の仕方がうまいらしい。
そんな彼女に、ロシアさんは目を閉じ振り向かせて頬に口付ける。汗ばんでいたが、お互い非常に安らかな表情だった。

ロシアさんの言葉はまるで子供のような言い草だったが、彼の彼女への執着が分かった。
おそらく、ロシアさんにとって彼女は、姉であると同時に、母であり恋人なのだ。
それは国というあいまいな近親関係を持つ僕達にとって理解しやすい関係だった。
だから、母性の象徴たる、乳房に固執する。

・・・のかもしれない。

こんな分析をするとは、段々僕は冷静になってきたようだった。
回転の速いこの頭がうらめしい。もっと混乱してれば楽だろうに。

胸はロシアさんに占拠されてるし、尻もロシアさんの体に触れてしまうのでなるべく触りたくない。
仕方なしにというわけではないが、僕は彼女の顔に触れ、柔らかく口付けた。
離してみると、潤んだ瞳がすがるようにこちらを見ている。
たまらない気持になり、啄ばむように口付ける。舌は入れない、子供のようなキス。愛情を示すだけのキス。


――――『それに、ずっとひどい時だって、昔・・・』

僕は啄ばみながら、彼女の言葉を反芻していた。昔っていつだろう?モンゴルの支配はだいぶ厳しかったと聞いた。
その時、彼女は彼らに何か、ひどいことをされてたのだろうか。

荒くれの蒙古達に強姦され輪姦される少女時代の彼女の姿がやすやすと思い浮かぶ。

(彼女がセックスが好きなのは、そういう状況への自己防衛だったのかもしれない)

・・・ま。
お得意の、単なる妄想ですけど。


最後に唇を吸い上げた。彼女と目が合った。
にっこりと笑われた。
そこには、聖母のような神聖さは無いが、厳しい過去を乗り越えてきた毅い女性の顔があった。





――後日談の後日談――

クレムリン宮殿の廊下を歩くロシアとウクライナ。
先ほどの険悪な情事など無かったかのように、腕を組み恋人のように歩いている。

「・・・で、実際、エストニアはどうだったの?」
「んーそうねえー。まあやっぱり顔が良いって良かったな。体もきれいだったし。
 あと、いいとこのぼっちゃんみたいな所が良かったな。ウブだし、こっちのペースに合わせてくれるし」
悪びれず答えるウクライナ。ふぅ・・・とロシアはため息をついた。

心の底から男好きなのだ、この姉は。

「んーでもやっぱりちょっと下手だったかな。巧さでいうとけっこうオーストリア君がうまいのよー。
 婚姻政策重ねてるだけあるよね。体の相性ならポーちゃんかな。長く同居してたしね。
 あー前プロイセン君とも一回したけど、あんまり上手じゃなかったなー。
 一人でやることが多いんじゃない?彼。誰かあてがってあげたら?
 あっ、テクニックなら中国君忘れてたわ。こないだうちに視察に来たとき、ちょっと手出してみたんだ
 けど、やっぱり年いってるだけあったよ。
 だいぶ昔の話だけどトルコさんとギリシャ君はやり方がそっくりで笑っちゃったー。
 あーそうそう、前うちに攻めてきたとき、ドイツ君は童貞だったよ。筆おろししてあげちゃった。
 あとねーフランス君が私に前ちょっかい出しに来たときは・・・」 

延々と告げられる国の名前に、ロシアはなんだか頭痛がしてきた。
そんなロシアを意に介さず、ぎゅ!と笑顔で腕を抱きしめるウクライナ。

「でも、安心して?ロシアちゃんよりアレがおっきいコはいなかったから!」

その晴れやかな顔を見て、ロシアは
(もう少しエストニアをあてがってた方が良かったかもしれない・・・)
と今さらながら後悔した。だがもう遅い。

今夜は眠れないだろう。




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