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 恋酔い

【メインCP】(越+台)×日 
【傾向】
・エロあり
・童貞を襲う越っちゃんと湾ちゃんです。
・日本が自虐的でちょっとM
・女性陣がS



「疲れた……」
「そうですねー」

世界会議後の食事会と称された宴会会場で、ベトナムと台湾は並んでグラスを傾けていた。
二人とも、疲れたから酔いたくないという理由で先ほどから烏龍茶を飲んでは料理を口にしている。
ベトナムがちらり、と所謂先進国と呼ばれる国々の席を見やると
イギリス、ドイツを筆頭に皆酷く酔っ払っていた。呂律の回らなくなったイギリスにお前はダメだ!と酒を取り上げられ、不貞腐れているアメリカを除いて。

「あれ、中国は?」
「眠いあるーとか言ってさっさとホテルに帰りましたよ」
「じいさんみたい」
「じいさんですよ、でも日本さんは珍しく残ってますね」
「見てなさいよ、アイツ、明日には立てなくなってるから」

あはは、と台湾は笑ってそういえば、と口を開いた。
「すっごい盛り上がってるみたいですけど、日本さん中心に……何話してるか気になりますね」
「暇だし、盗み聞きしてみる?」
「いいんですか?」
「酔っ払いの笑い話でしょ、いいわよ」

二人はグラス片手に立ち上がり、彼らの席の近くに空いた席を見つけ、そこに腰を下ろした。
烏龍茶と料理に夢中なふりをしつつ、話し声に耳を傾ける。

「いやですー!ぜったいに言いませんー」
「後は日本だけなんだよー」
「約束は守れよ、日本」
「……君たち、オヤジ臭いんだぞ」
「もう一度聞くぞ日本、初恋は誰だ?」
「日本は約束を破るなんて酷い事しないって、お兄さん信じてるよ」

どうやら、いい年こいた国たちの恋愛話だったようで、ベトナムも台湾も内心呆れはしたが
あの無表情でめったに感情を露にしない日本の初恋、と聞けば関心が湧いてきた。

「あーもう、わかりましたよ!言えばいいんでしょう、言えば………、さんです!」
「ヴェー、聞こえないよー」
「……ベトナムさん、です。うんと小さい頃ですけど」
「気の強い年上のお姉さんか、日本もなかなかいい趣味だな」

イギリス、後で覚えてろよと呟きつつも、ベトナムはどこかよそよそしい。
「ベトナムさん……か」
「湾ちゃん?」
「え?っいや、あの、何でもないです!気にしないで下さい!」
いつもより少しだけ元気の見えない台湾の笑顔に、ベトナムは、ああそういう事ねとそれに含まれた台湾の感情を察した。

「じゃあ日本、今は誰なんだい?」
「お兄さんも気になるなー」
俺も俺もと押し寄せられて、それだけは勘弁して下さいと言う日本の顔は、酒によるそれ以上に赤面していた。
しかし、言うまで帰さないぞという態度の国々にしかたなしに折れ、再び嫌々口を開くことになる。

「察して下さいよぉー」
「無理だよ、日本は隠すの上手いから」
「うう………た…さん…台、湾さん、です」
「やったな!日本、ドM確定!」
「ち、違います!そんなことはっ…」

さっきからあの眉毛、いい加減にしろよとベトナムと台湾は顔を引きつらせるが、台湾の顔はわずかに赤い。
「湾ちゃん、どう思う?」
「し、知りません!」
「あれ、湾ちゃんは日本嫌いなんだーじゃあ私が…」
「だっ、ダメです!ベトナムさんには勝てませんから!!」
あ…、と自分の発言に赤面する台湾に、ベトナムはにやにやと笑って見せた。






「皆、酔い潰れちゃったわね。」
「イギリスさんにフランスさん、ほとんど全裸じゃないですか……」
アメリカは随分前に飽きたから寝るよと残して退室した。
他の残っていた国もしだいに姿を消し、宴会会場に残るのは酔い潰れた先進国とベトナムと台湾のみ。

「私たちもそろそろ……って、ベトナムさん何してるんですか!?」
「暇潰しよ。にほーん、起きて」
「……日本さんの寝顔って、意外と幼いですね。」

「ん……ぁ、ベト、ナムさん……?」
「ほら、起きて」
「た、台湾さんまで……あれ?」
「おはようございます。ここは宴会会場ですよ」
「え?あ……私は、酔っ払って……」
「そうそう。さ、部屋に戻るわよ。何号室?」
「す、すみません。1102号室です」
「肩貸します、どうぞ」
「ありがとうございます……」

まだ眠気と酔いの覚めない様子の日本を引きずり、二人はホテルの日本の部屋へと足を進めた。
日本をベッドに座らせ、空調を調節して部屋を出ようとする台湾と違い、ベトナムは帰る様子を見せない。

「ベトナムさん、帰らないんですか?」
「湾ちゃん、さっきの事について、ちょっと問い詰めてみない?」
「さっきのって……」
「嫌なら私一人で」
「問い詰めましょう!」
台湾は、開きかけていたオートロックの扉をゆっくりと閉めた。





「日本、起きてる?」
「………はい」
「さっき、聞いちゃったのよ。あんたの初恋は誰だったかって」
「い、今の好きな人も聞いいちゃいました」
「へ?」

酔いと睡魔に揺れていた日本の目がわずかに見開かれた。
ベトナムと台湾の顔を交互に見、みるみると顔を赤らめる。
「わっ忘れ下さい、聞かなかったことに!」
「無理よ、びっくりしたもの」
「す、すみません!ごめんなさい!」
「なんで謝るんですか?」
「私なんかが、お二方に、その」
「そんなに自虐しなくても……」
「……私は中国さんみたいにきれいでも、韓国さんみたいに元気でも、欧米の方々のように気の効いた口説き文句も言えません」
「そんなこと、」
「魅力なんてないってわかってるんです、だから、言わないままでおこうと決めていたんです、言うつもりはありませんでした。ごめんなさい」

日本は俯いて、手で顔を覆う。その手を涙が伝い、柔らかい絨毯に吸い込まれて消えた。

「あんた、酒が入ると面倒臭くなるわね……」
はぁ、とため息を吐くベトナムの横で台湾は眉間にしわを寄せ、唇を噛み締めて何かを考えているようだ。
一拍置いて、台湾は顔をあげて
「日本さん!」
と力を込めて日本を呼んだ。うっすらと涙を浮かべた日本が顔を上げた時には日本の視界にあるのは台湾のみだった。
「はい…ん、ん?」

襟を引かれ、唇に台湾のそれを重ねられた日本は、現状を飲み込めない。
台湾にされるがまま、ただ唇を重ねた。
嗅いだことのない優しい匂いと初めて感じる彼女の体温に目眩がした。
台湾の息遣い、伏せられた目と睫毛、その全てに日本は酔いに似た心地良さを感じる。触れた所から熱くなって、その熱はやがて胸へと落ちていった。

「……は、台湾さ、ん」
「私の好きな人を、悪く言わないで下さい」
「す、すみません」

唇を押さえて動揺する日本を見て、二人のキスを見ていたベトナムが口を開いた。
「もしかして、初めてだった?」
「は、はい」
「じゃあ童貞ね?」
「…………はい」
「私たちが奪ってあげてもいいわよ」
「ベトナムさん!?」
「湾ちゃんも経験ないでしょ?」
「ない、ですけど…」
「あんだけ熱烈なキスを見せつけられちゃね」

台湾が日本の右側、ベトナムが左側へ腰を下ろす。
落ち着いて下さい!と慌てる日本の顎をベトナムが引き寄せ、息のかかる距離でにこりとわらってみせる。
「大人のキス、してみたいでしょ?」
「あ、あの…」

口を開いた日本に、ベトナムは深く口付けた。舌で唇を割り、日本の熱い舌を追い、絡めて弄ぶ。
「ふ、う…はっ、ベト、ナムさ……」
互いの唾液が交ざり合う音がいやらしく響いて日本の羞恥心を煽った。
先ほどとは違う激しいキスに、経験のない日本は付いて行けずに、ベトナムに刺激されて吐息を漏らす。

ベトナムと日本の熱い接吻の外で、台湾は日本のシャツに手をかけていた。
一つ、二つとボタンを外して日本の肌を露にしていく。半分まで開けた所で、台湾は日本の肌に唇を寄せた。
「ん、んん…、たい…わ…」

最後にちゅ、と唇を吸ってベトナムは日本を解放した。
はあはあと息を荒げてベッドに倒れる日本はベトナムと台湾に優しく見下ろされて、また赤面する。

「こっちは?」
「う、あっ!ちょ、ベトナムさんっ!!」
横になった日本のスラックスのジッパーへ手を伸ばし、ベトナムはゆっくりとそれを下ろす。
台湾は日本のベルトに手を掛け、丁寧にそれを外した。
スラックスの前をはだけさせると、既に日本のソレはトランクスの下で存在を主張している。
「や、やめて下さい……そこはいいですから!」
二人が下着ごとスラックスを下げると、日本の男根は完全に立ち上がっており、わずかに先走りで濡れていた。

「っ……立ってるの、初めて見ました。」
「は、ぁ…いや、だ」
「湾ちゃん、握って」
「は、はい」
「ちょっと待…っあ、あ」

台湾は日本の自身に恐る恐る手を伸ばし、触れると日本の体は強ばった。
熱い日本のソレを柔く握り、優しく上下に動かすと、その動きに合わせて日本が吐息を零す。
「日本さん……」
「はっ、たい、わん……う、あっ」
「気持ちいいですか?」
「……っ、はい」
台湾の手の動きがゆっくりと、しかし確実に早くなっていく。比例して、日本の押し殺したような喘ぎも増えていった。
「自分でやる方がいいですか?」
「い、え……はぁっ、あなたの手の方、が」

「足開いて」
台湾に手淫を施されている日本の足を開かせたベトナムは、日本の睾丸を手で揉みしだく。
押し寄せる二重の快楽に日本は悶え、恥など忘れたように与えられる快楽に溺れる。
「ふ、あっ、あっ……だ、だめですっ」
「日本さん、かわいい……」
台湾の手は日本を追い立てるように激しさを増す。
くちゅくちゅと先走りが手に絡み、滑りが良くなって、ぎこちなかった台湾の動きは
ただ上下に動かしていた時とは違い、今は日本の竿を搾るように動いていた。
ベトナムは片方の睾丸を手で刺激し、もう片方に舌を這わせる。
切なげな日本の呻き声を、もっと聞きたいというように二人は日本を追い立てていった。

「あっ、もう、でますっ、あぁっ……出るっ出るっ……ーっ……!!」

白濁を自らの体と、脱ぎかけのシャツに零して、日本は息を整えようと肩を揺らして空気を求めた。
汗ばむ肌に空調からの風が心地良い。

台湾が日本の頬を優しく撫でてやると、日本は気持ちよさそうに目を閉じた。
「意外とたくましい体してるのね。」
「撫でたい腹筋してます」

「……日本?」
「あれ?日本さん?」
「……………」
規則的に上下を繰り返す胸部、穏やかに寝息を立てる日本を見てベトナムは呆れ、台湾は笑った。
「今日はここで寝ましょうか」
「そうね」
二人掛かりで日本をベッドの中心へ移動させ、その両隣に二人は横になる。
優しくおやすみ、と声をかけてから二人も目を閉じた。





「ん゙ー…あ、頭が……あれ?」
太陽が顔を出す頃、目を覚ました日本は両隣にベトナムと台湾を見つけた。
二日酔いに痛む頭でパニックになりつつ、記憶を辿れば昨晩の己の痴態が姿を表し、あまりの羞恥に、消えてしまいたいと頭を抱えた。
慌てる日本の気配に気付いたのか、ベトナムと台湾が目を覚ます。二人におはようと言われ、日本は恥ずかしそうにおはようございますと返した。

「さ、昨晩は……」
「夢じゃないですよ」
「続きしたい?」
「ま、また今度……」

「まだ5時じゃない……」
「まだ眠いです。」
「では、お二人でごゆっくり……」
「こら、湯たんぽ」
「あと二時間は寝れますよね。」
「…………これなんてエロゲ」
「このバカ」








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