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 ハンガリーさんのエロス同盟活動日記

【メインCP】
日・独(&独の犬)・英・西(+南伊)・仏・韓×洪
本家の「ハンガリーさんの乙女心」の下の方にあるエロスな同盟の奴らネタ
【サブCP】
言葉だけ西×白、英×塞、韓×台、墺×洪有り
【傾向】
ただのバカギャグエロ。最中描写が3〜4行程度であまり濃くないです
特殊なプレイとして「コスプレ(日)」、「獣姦(独&独の犬)」、「スパンキング(西)」が出てきます
上記を読んで、苦手だと思った方は題名「ハンガリーさんのエロス同盟活動日記」かIDをNGに入れてください
それと爺ちゃんがコスプレオタク、ハンガリーさんが腐り気味な所が少々
【その他】
兄ちゃんとの時だけエロ描写ありません
文章の方で、ギリシャ×女子と世界×ウクライナをちょっと参考にさせてもらいました
あと、くだらないのに無駄に長いです(12分割ほど)。恐れ入ります、すみません



「これで仲間だな!!」
「女の子うれしーわー」
「ちがいますー! 私のは清純な愛です!!」

 悲痛な叫びがこだまする昼下がり。私はすごく困っていた。

「だからさっきから言ってるじゃないですか、私のは、清純、なんです!
 わかりますか、清らかなんです、清らかで純粋なんですよ! 一緒にしないでください!」
「心配しなさんな、ここに後日本とイギリスとドイツが入るから。枢軸連中もいるから、寂しくないぞー」
「せやで。それに俺、これの補佐役しとるし」
「だーかーらー!」

 突然2人に呼び出され、何事かとフランスさんの家に行ってみれば。
 高級そうで、とてもいいデザインの白いソファーにスペインちゃんとフランスさんに挟まれるように座り、
 フランスさんの懐から出され、テーブルに置かれたのは3枚のオーストリアさんの隠し撮り写真。
 しかもどれも絶妙なアングルで、彼の魅力を最大限に引き出している。
 そんななまめかしい彼にうっかりハァハァしてしまったのは仕方ないことだって信じている。

「いいですか! 私、確かに、こういうのって…ま、まあ嫌いじゃないです!
 でも、だからと言ってですね、人をモノで釣るようなこと…」

 反撃しようと気持ちと声を強く持つが、全て言い切る前にわっとフランスさんが泣き出した。
 思いにもよらないその行動に、私は一瞬呆けてしまう。
 フランスさんはそれを見逃さないで、一気に捲し上げてくる。

「酷い! お兄さんはみんなで楽しもうってだけだったのに!」
「あー、ハンガリーちゃんがフランス泣かしたわー、おーよしよし」
「俺はただ純粋にハンガリーちゃんのためだけに、ハンガリーちゃんに喜んでもらうためだけに、
 この写真をあの腐れ眉毛野郎に土下座して頼み込んで撮ってきて貰ったのに…!
 お兄さんのその苦労は報われないって、そんな、酷い! 酷いわー!」
「え、ええ、あの、あうう…」

 人の涙にあまり慣れていない私はつい挙動不審になってしまう。
 そして、その状況を脱したいがために、言ってしまった。

「わ、わかりました! そこまで言うなら入りま…すよ…」

 気づけばニヨニヨと笑みを浮かべている2人、がっしりと掴まれる肩。
 更に叩き込まれる―――…

「ようこそ。エロス同盟へ」

 地獄へ落とす死の一撃。

 悔しい…っ! こんな人たちの餌に引っかかるなんて…! でもハァハァしちゃう…!
 3枚の写真を握り締めながらべそべそと泣く。
 そして、そんな私をよそに、フランスさんはある提案を持ちかけてきた。

「よーし、じゃあ仲間も増えたし。やっぱ同盟だしさ、仲間と親睦を深め合わないとね。
 ってことで旅費は出すから、ハンガリーちゃん、他の加盟国の所に行って来なよ。
 向こうにはお兄さんから話をつけてあげるから。行って来たら報告書もよろしくね!」

 と言うことで、月曜日、フランスさんから加盟している日本さんの家に行くように言われた。
 少し不安だったが、観光に行きたかった所でもあったので準備をして出発する。

「ああ、来ましたね。お待ちしていましたよ」

 相変わらずしっかりとして礼儀正しい日本さんに何だかホッとする。
 しかし一体彼のどこにエロス同盟に参加する資格があったのだろうか?
 どう見ても一般人じゃないですか。

「で、早速ですがこちらに着替えて頂きたいのです」
「はい?」
「一言で言えばコスプレです」

 前言撤回。
 誰だよ日本さんが一般人とか言った奴。

「……コスプレ…ですか」
「プロイセンさん協力の下、完全オーダーでお作りしましたからサイズに関しては心配ないでしょう」
「あのトリ野郎が……」

 紙袋に入った服を嬉々として渡され、とりあえずその服を広げてみる。
 …見覚えがある。
 これは前に一度ドイツちゃんの家で見せてもらった、『日本がドイツ訳版が出たから是非とな』と言っていた漫画だ。

「これは……」
「ご存知ないのですか、ローゼン○イデンの翠の子です」
「いや、ドイツちゃん家で読ませてもらったことはありましたけど」
「かなり似合うと思うんですが。あ、もしかして紅い子派でしたか?」
「いやどっちかって言うと桃色の子…じゃなくて! これを着ろと」
「ええ。あ、着替えに関してはそこの部屋を使ってください。安心してください、隠しカメラなんてありませんから」

 …日本さんが同盟入りしたのがなんかわかった気がした…。
 そういえば会議で使ってる文具とかにたまに隠し切れないアニメキャラっぽい絵があった気がする。
 っていうかわざわざ聞いてもないのに「隠しカメラはない」って、いや、それはさすがに深く考えすぎね。
 とりあえずこれ以上は諦めて、部屋に入って着替えてみる。
 確かにサイズに関してはぴったりだ。後で殴っておこう。

「あの、着替えましたけど…」

 恐る恐る障子をあけて、身を乗り出して日本さんに知らせる。
 日本さんはこちらを見ると、ぴたりと固まって、それからぷるぷる震えた。

「…ハンガリーさん」
「え、はい、何でしょう」
「翠の子の口調はおわかりですか」
「は、はあ、一応」
「ソレでお願いします」
「え、えっと、…こっ、このおじじ! 何見てやがるですか!」
「……」
「に、日本…さん?」
「2.5次元最高じゃないですかー!」
「ひぃやああああ――――っ!!」

 あまりの気迫に逃げようとするが、がっしりと腰を掴まれてしまう。
 そのまま、その場に押し倒され、スカートをめくられドロワーズを下げられ、そのまま頂かれてしまった。
 コスプレ効果か知らないが普段「もうすっかり爺ですので…」と言う割りには凄かった。
 最中も翠の子口調を強要され、最後にはそれすら気持ちよかったのはここだけの秘密だ。

 火曜日、今度はドイツちゃんの家に行って来てくれと言われた。
 月曜のこともあり、正直行きたくない気持ちの方が大きいが、仕方ないので準備をして、久しぶりに訪れる家の扉を叩く。

「うむ、よく来たな。中に入って、座って待っていてくれ。茶を用意してくる」

 この細かい心配りがこの子のいい所だ。まったくあの兄貴面に全身のアカを煎じて飲ませてやりたい。
 言われたとおりに通された部屋のソファに座って、ドイツちゃんを待つ。
 すると、キャン、と犬の声が聞こえて3匹の大型犬が部屋に入ってきた。

「わー、アスターちゃん、ベルリッツちゃん、ブラッキーちゃん! 久しぶりだね〜」

 毛並みのいいその3匹を順序よく撫でているとドイツちゃんがトレイを持って部屋に入ってきた。
 かちゃかちゃと音を立てながらテーブルの上に並べられていく、綺麗な柄が描かれたティーカップ。
 ……と、あと、なぜかDVDビデオカメラ。

「まあゆっくりしてくれ」

 出来るか。

「……あー…えっと、あの、最近は、ドイツはどんな感じなのかな?」

 どうにかこの空気を壊そうと、自分でもかなりよそよそしい声が出たが、話題を切り出してみる。
 ドイツちゃんはそれがちょっと意外だったようで、少し驚いていたが紅茶を飲みながらそれに乗っかってきた。

「ああ…まあ、最近はそこそこだ。だが、統一感と言うまでにはもう少しかかりそうだ…」
「そうなんだ。うん、がんばってるねー」
「ところでハンガリー」
「は、はい、なんでしょ」
「何と言うか…同盟の件で来たというのは本当なのか?」
「………認めたくないけど、そういうことになってるかな」
「そうか…あの2人はどちらも強引な所があるからな、大変だったろう」
「ドイツちゃん…」

 なんだ、やっぱりいい子じゃない…本当、なんだってこんな同盟に加盟したんだか。
 やっぱりあの髭とスペインちゃんに丸め込まれたんだわ、全くいい年して。

「それで来て貰って早々、何なんだが、頼みごとがあるんだ」
「頼みごと? 珍しいわね。私に出来ることなら何でも言って、やれることはするわ」
「それは心強い。早速だが、俺の飼っている犬がいるだろう」
「この子らがどうしたの?」
「ハンガリーは犬は好きか?」
「そうね、結構好きよ」
「それならいいんだが」
「?」
「その…こいつらと絡んでいる所を撮らせて欲しいんだ」

 あー。
 何か以前イタちゃんに「そういえばちょっとえっちぃネタなんだけどね〜」と、
 ドイツちゃんのAVコレクションの話をされたことはあるけど、
 まあそりゃ男の子だし、うん、抜かないとたまるよね! 女の子も似たようなもんだしね!
 うん、三大欲求の一つだもんね! 仕方ないよ、仕方ない!
 で流したけど、だめだ、本人を前に面と向かって言われてしまうと流せる自信がありません。

「………俗に言う獣姦というものでしょうかそれは」
「…うむ」
「………イタちゃんから聞いてはいました」
「…すまん」
「人の性癖に文句はつけれないわ…私も結構アウトローだし」
「嫌ならいいんだ、すまなかった」

 しょぼん、としながらも首を下げて謝るドイツちゃんに腐った部分が反応する。
 ゴツくてムキムキなドイツちゃんがこんな顔を見せるとは!
 人間長生きしてるといいことあるってこういうことね神様。ギャップ萌え最高じゃないですかー!
 これはここでさがってはいけない、いけないわハンガリー!

「…いいえ! やれることはすると言ったのは私よ」
「え?」
「ど、どうすればいいのかしら? 私、犬は初めてだから…」
「…本当にいいのか…?」
「女に二言はないわ。さあ、教えて頂戴!」
「恩にきる!」

 その後、めちゃくちゃ的確な指導の下、無事に一枚のDVDは完成した。
 犬の性器もなかなか悪くないと思ってしまった自分が嫌だ。
 しかし1回目の射精はあくまで前座で、2回目以降が本番とは…動物って面白い。
 射精時間もすごく長くて、あれだけは正直人よりいいと認めざるを得ない。
 その日は、ドイツちゃんの好意に甘えて家に泊めてもらい、次は人同士でもやったのは…うん、仕方ないんじゃないかな。

 水曜日はイギリス君家。
 これだけスペインちゃんからの電話だったけど何でだろう。

「それで、今日は新しいジャンルを開拓しようと考えていたんだが、ちょっと女物なんでお前を呼んだんだ」

 私好みにミックスされた紅茶を飲み飲み、会話が進む。
 話を聞くと、やってみたいことがあるんだけど、1人じゃ出来ないということらしい。
 それでちょうど手が空いてたのが私だった、と。

「そうだ。…いや、しかしあのワイン野郎もたまには役に立つことをしてくれるな。お前あの同盟の件で来たんだろ」

 イギリス君の、ニヨ、と笑う顔。
 私の頬に流れる一筋の冷や汗。

「わ、私、用事を…むぐっ」
「今更帰るのか?」

 立ち上がろうとした所をソファに押さえつけられ、口をふさがれて耳元で囁かれた。
 ぞわっと鳥肌が立ち、何だか頬が火照る。
 なんですかこれ! ちょっと鬼畜っぷりにときめいちゃったじゃないですか!

 イギリス君は左手で私を押さえつけたまま、テーブルの下から白い箱を出す。
 そして片手で器用にその箱を開け、中に入ってるものを私に見せてきた。

「とりあえず今から着ている服を全て脱いで、これに着替えてもらおうか」
「それは…!」

 イギリスくんの持つソレは日本さんがよく着ているキモノ、と言う奴だ。
 ただ彼の着ているものよりも模様が派手で色も明るいので、女物なんだろう。

「…そ、それを着て、私に何をしろと?」
「ハンガリーはニッポンのジダイゲキを見たことがあるか? そのジダイゲキの中で俺は最高のものを発見した…。
 美人の娘のキモノのオビを持ち、アクダイカンがそれを回して楽しむと言う、通称【オビマワシ】だ!」
「オビマワシって…『あ〜れ〜』、『よいではないか、よいではないか』のあれ?」
「お、話がわかるな。それを実際にやってみたいんだが」
「……わかりましたよ、やればいいんでしょう、やれば!」
「さすがハンガリーだ! お前ならわかってくれると信じていたぜ!」

 ここまで来ると嫌でも自棄になってくる。
 イギリス君もそれにノって来るので、それは更にヒートアップした。
 早速着付けてもらい、「日本にデザインしてもらったんだ」と言うニッポン風の部屋に通される。
 本人も黒と紺色のキモノを着ていて、ちょっと金髪なのが残念なくらい似合っていた。

「えっと、確かここをこう持って…」
「目、回らないかな?」
「大丈夫だろ? よし。行くぞ、ハンガリー!」

 ぐいっ、とオビが引っ張られる。
 うわ、これ意外と引っ張られる力が強い。

「キャーッ!」
「アッハッハッハッ、結構楽しいなこれ!」

 面白い遊び道具を得た子供のようにはしゃぐイギリス君にどこか癒しを感じるが、
 オビが完全に解けると、その反動で私はべしゃりと転んでしまう。

「おい、大丈夫か?!」
「らいろぶ、らいろぶれす…」
「鼻とか打たなかったか?」
「ふい…」

 手を差し出され、その手をとって立ち上がろうとするが目が回ってふらふらで、
 バランスを崩してイギリス君にむかって倒れこむ。

「っつぅー…」
「ご、ごめんね、大丈夫?」
「いや…大丈夫だが……」
「?」
「………なるほど、【オビマワシ】が終わった後にはこんなお楽しみがあるんだな」
「へ?」

 呆けていると勢いよく、ぐわしと胸を掴まれる。
 見ればものすごくいい笑顔、もとい、変態面をしていらっしゃるイギリス君がいた。

「あ〜〜〜れ〜〜〜!」
「ハーッハッハッハッハッ! よいではないか、よいではないかー!」

 上等なキモノが色んな液で染まるまで、そんなに長くはかからなかった。
 イギリス君が無駄に胸を揉んできたことに疑問を感じて最中に訊いてみたら、「いや…なかなかこういう機会ってないから…」だって。
 あとでセーシェルさんにチクっとこう、っていうかキモノって結構高いんじゃ…まあいいか。

 木曜日。次はスペインちゃんの家に行けと電話が来た。
 そろそろ精魂尽き果ててきたので、日本さんの家から取り寄せた栄養ドリンクを1本開けてから出発。

「いやーきいとるで、ハンガリーちゃんの他との仲良しっぷり!」
「褒められても嬉しくありません…」
「でも結構楽しんでるんとちゃうのん?」

 昼頃に来たため、スペインちゃんは昼食の準備をしている最中で、せっかくなのでご馳走になることにした。
 2人仲良く椅子に並んで座って、出来立ての料理を食べる。トマトの冷風パスタ…なかなか美味しい。
 そういえばスペインちゃんの手料理って食べる機会なかったな。

「いやまあ、確かにここ3日間、普段しないような、する機会もなさそうな体験をさせて頂きましたけど」
「へ〜、そうなん? どんなんか教えてや〜」
「日本さんの家ではコスプレでしましたし、ドイツちゃんの家では犬とですよ、イギリスさん家ではアクダイカンごっこしました」
「へ〜、そうなん。どれも楽しかった?」
「楽しい…って言うか…そのー」
「気持ちよかったん?」

 声音が変わったのに驚いて隣を見れば、スペインちゃんは影がある笑みを浮かべている。
 そういえばこの人盟主補佐でした。
 さーっと全身の血が冷めていくのを感じていると、椅子に座った状態から抱き上げられる。

「す、スペインちゃん…?」
「そぉかー、気持ちよかったんか、それならええねん」
「あ、あの…お顔が笑っていらっしゃらないんですが…、っひゃあ!」

 突如横抱きをされて、そのままどこかへと連れ去られる。
 どうにか抜け出そうとするが、さすが「太陽の沈まぬ国」と呼ばれた男、びくともしない。
 ある部屋に入り、そこにあったベッドに私を放り投げると尻を高く持ち上げられ、スカートをめくり下着を脱がされる。

「えっ、ええっ?」
「ほんま淫乱やな、そんなはしたない子には、お仕置きせんとあかんなぁ!」
「ひゃあう!」

 パァン、といい部屋に響き渡る。
 尻を叩かれた音だ。

 その音に反応して以前偶然にネットで見つけた記事を思い出す。
 ――スペインで一番多いプレイは、スパンキング。

 さっきの血の冷めよりも更に冷たいどん底に突き落とされた気分になる。
 その間もパン、パンと一定の間隔で叩かれて、その内なんだか痛みがじんわりと快楽に染まってきた。

「ふぁっ、やめ、やめて、いっ、痛いですっ」
「痛い? そん割には感じとるみたいやん、アソコもうぐちょぐちょやで?」
「だめぇっ、言わないでぇえ」
「オーストリアにかなり調教されたもんなァ、来た時とかだいぶ酷かったし」
「ひぁああっ」
「じゃ、俺も楽しませてもらうわ。ハンガリーちゃんも楽しんでくれな?」
「あっ、あんっ!」

 突っ込まれている最中も思い出したように何回も尻を叩かれ、終わった頃にはすっかり赤くなっていた。
 「最近ベルギー、これやらしてくれんもん。無理やりすると凄い顔すんねん、ごめんなぁ」って謝られたから、許す。
 その後、水で濡らしたタオルを使って優しく冷やしてもらっている所を遊びに来たロマーノちゃんに見られて、
 ロマーノちゃんを巻き込んで3Pに発展したのは言うまでもない。
 とりあえず、後でオーストリアさんにも叩いてもらおう…これは新境地だわ。

 金曜日、今度はフランスさんの家。
 さすがに身体がガタガタなので、「えっちぃことはなし」と言う約束を取り付けてから家を訪ねる。

「いやさー、貰った報告書見てるけど、お兄さんもびっくりだわコレは」
「盟主がそれ言っても全然信用できませんね」
「だってコスプレよ、犬とよ、アクダイカンで、スパンキングでしょ。お兄さんってホラ、結構ノーマルだから」
「どうだか。盟主という立場に立つくらいですもの、さぞかし相応のご立派な趣味をお持ちなんでしょーよ」
「言うようになったねー、昔は俺の後ろをついてきた時もあったのに」
「すぐでてったくせによく言いますよ。それに昔は私の方が上だったのに…」

 4枚のコピー用紙を見ながらの会話。
 そこそこ気心が知れているので互いにいい意味で遠慮がない。
 出されたアイスティーとクッキーを頂きつつ、雑談をする。

「ま、お兄さんは約束守る人だから、何もしないからゆっくりしていってよ」
「守るって、それこそどうだか。ゆっくりはさせて頂きますけど」
「お疲れだね。…あ、なら頑張ってるハンガリーちゃんにお兄さんプレゼントしちゃうよ」
「プレゼント?」
「確か手帳に挟んで…ああ、あったあった」

 胸ポケットから出された革表紙の手帳を開いて、中から一枚の紙を出し、こちらに差し出す。
 それを受け取って見ると、馴染みない文字で何か書かれている。

「漢字…じゃないし、これ、どこの言葉ですか?」
「韓国語だよ、まあヨーロッパじゃあんまり見かける機会はないね」
「韓国語? なんて書いてあるんですか?」
「マッサージだって。韓国が最近マッサージを習得したらしくて、安価のマッサージ屋を始めたんだと。
 それはそのマッサージ屋の開店サービスのチケットだってさ」
「へぇー」
「中国から1枚貰ったんだけど、お兄さん韓国行く機会ないし。もしよければ行っておいでよ」
「いいんですか?」
「ハンガリーちゃんには頑張ってもらったしねぇ、この報告書ズリネタにさせてもらうだけで充分よ」

 とりあえずフライパンで殴っておいた。
 昔の癖で無駄に事細かに書いてしまったのが仇になった。
 ひとまず、そのチケットはポケットにしまって、家に帰る。


 土曜日。
 今日はオフでいいよ〜、と電話が来たので思う存分に休ませて貰う。
 韓国に行くために準備やチケットを取りに行き、飛行機に乗り込む。
 いくつか乗り継いで行った時にはすっかり次の日になっていた。

 日曜日。
 韓国さんに電話をすると、「今日は定休日なんだけど、せっかくだしやりますよ!」と快く承諾してくれたので
 お土産を持ってお店を訪ねる。
 店はとてもすっきりとしていて、ほんのり漂うお香の匂いが安らぎを与えてくれる。雰囲気は花丸だ。

「よく来てくれましたなんだぜ!」
「よろしくねー」
「じゃ、早速荷物はそこのロッカーに入れて鍵をかけてください。そしたらこれ着てそこに寝てください、俺準備してくるんで」
「は〜い」

 薄いキモノのような服を渡され、ロッカーに入れた後、それに着替えてベッドに横になる。
 しかしこのキモノっぽいの、これは薄すぎなんじゃないかな、まあ仕方ないのかな…。
 ヨーロッパとアジアって結構違ってるもんね…。

「じゃーまずリラックスしてくださーい」
「はーい」
「結構凝ってますねー」
「やー、最近ちょっと色々あってねー」
「へー、色々ってエロス同盟のことですか?」
「あはははは、まあそんなと…………ハァ?!」

 驚きの一言につい飛び上がって、韓国さんを見る。
 にこにことしていて裏が読みづらい。
 が、これは。

「あ…あの、…まさか、ってちょ! 何オビといてるんですか!」
「一発だけなら誤射です!」
「何を誤射する気ですか何を―――ッッ!」


***

「さて、次はマ○ロスFのシェリルとかどうです? かなり過激でお似合いな服装があるのですが」
「その格好だとSMも捨てがたい…ついに俺のSMグッズが火を噴く時が来たようだが」
「えっ、なら俺焦らしプレイしてみたいから協力せん?」
「なあなあ某ミルクの漫画家が考えたこくま○みるくのコスプレで母乳プレイさせてくれよ」
「台湾の胸よりおっきかったんだぜ! また触らせるんだぜ! あとエロスの起源は俺なんだぜ!」
「次はお兄さんも参加しちゃうよ! ハンガリーちゃんの膝枕ハァハァ」
「ちょっとお前ら城裏こい。」


おわり。




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