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 すーさんとうくのゆるい夏

【メインCP】 スウェーデン×ウクライナ
【傾向】 ゆるゆるいちょいちょしてるだけ。
【その他】 スーさんキャラ崩壊。スローセックスというかポリネシアンセックスっぽいのを目指した。
     ほんのりギリシャ登場。



えーっとウクライナです。
夏になりました!
今、ギリシャです。クレタ島。
マリアっていう、綺麗なビーチでスウェーデンさんと二人でのんびり海を眺めながら散歩しています。
散歩していたんですが…今スウェーデンさん、熱中症で延びてます。

二人で砂浜をのんびり歩いていたら、いきなり倒れちゃいました。
いきなりどっしゃああ!!って砂煙が舞い上がった瞬間、すいませんパニック起こしちゃいました。
北欧の人って本当に…キツい日光に弱いんですねえ…

…という訳でビーチで看病中です…だって動かせないし。
膝まくらしてるんですが顔、真っ赤…可愛い。
思わず、ちゅっとおでこにキスしちゃいたくなるなあ。


なんでこんな事になったかと言いますと、スウェーデンさんとお休みがあったので、バカンスだーと言う事でやってきましたクレタ島。
トルコさんちのリゾートホテルもいいなと思ったんですが、お金が厳しいので安くてのんびりできて邪魔が入りにくそう…なところで。

1日目にギリシャくんに案内してもらって、お母さんの遺跡巡り。
2日目は、2人で美術館や街をぶらぶら。
何をするって訳じゃないけど、ただ二人でこうやって普通に過ごせるって幸せ。
まあ、夜は言わずもがななんですが…
中々会えませんので、嫌でも燃えあがるというかなんというか。あははは。

たった1週間のバカンスの間にどれだけやれるか耐久レース、…というかまあ、はい…
時間を埋めるためにがんばりすぎたのと、この地中海の直射日光にやられてスウェーデンさん、3日目で倒れちゃいました。

で、何とか岩陰まで無理矢理移動してきました。
砂浜にスウェーデンさん引きずった跡がついてるのはご愛嬌という事に…
そこで、今膝枕しながら海をぼんやり見ています。
本当に真っ青のコバルトブルーの海。綺麗。
その海を眺めながら、日本さんに貰ったSENSU?っていうので膝の上のスウェーデンさんを扇いでます。
これ、コンパクトで便利で可愛いですね。

…こんなにゆったりとした気持ちでと景色を眺めているなんて何時以来だろ。
スウェーデンさんと居るからかな?

「スウェーデンさん?涼しいですか?」
「…ん、すまんの…」
持っていたミネラルウォーターで湿らしたハンカチを額に当て扇子で扇ぐ。
膝の上の頭もだが、スウェーデンの体全体が熱を帯びている。
かなり苦しいのだろう、たまに「ふ」と息をつく。

(…そのふせた目で苦しげな姿にもなんとなく欲情しちゃうんですが。)
そんな事を思いつつも、口には出さずにウクライナは扇子でスウェーデンを扇いでいた。

本当はホテルに戻って冷房の効いた部屋で水分を取らせるのが一番なのだろう…が、スウェーデンを担いで歩ける自信はない。
(ギリシャくん呼べばいいんだろうけど…)
ふと自分の膝に頭を乗せているかなりプライドの高い恋人を見やる。
(多分、嫌がるだろうな。…まあいいか。)
眼鏡を外して、目を瞑るスウェーデンを扇ぎながら、ウクライナは微笑んだ。
波の音が響く。ウクライナは岩にもたれ遠くを見た。
(こうやっていられるの中々無いよね。)

穏やかで静かな時間が二人を包む。
「そうだ、お水…飲みます?」
ウクライナが訊ねると、小さな声で「ん」とだけスウェーデンは返す。
ペットボトルの水を口に含み、くっと屈んでスウェーデンに口移しで飲ませる。

こくん、こくんと喉から響く音。
口の端からつうっとこぼれた水が、スウェーデンの顎を伝う。

(…音だけでもどきどきするんですけど。)

思わず熱っぽい目でスウェーデンを見つめてしまう。
けど、今のスウェーデンさんには無理だよねと、飲ませ終わって顔を離しながらウクライナは小さくため息をつく。
まあ誰が見ているか解らないビーチで致すのもどうかと思うし。
下を見ればスウェーデンが薄く目を開けている。
「…眩しいですか?」
「…ん、ま…な…」

その時、頭に手が回って、もう一度顔が密着させられた。
唇を割って入り込む舌。
「ん、ふ…ん!」
ウクライナは抵抗するにも、頭をがっちり押さえ込まれ身動きが取れない。


(…こいつは天然なんか腹黒なのかわがらん…)
キスしながらスウェーデンは考えていた。
こいつは自分の体を案じながらも、思いっきり挑発していないかと。
はっきり言ってかなり体は辛い。
頭はぼんやりするし、体はじっとりと重い。
しかし、顔の横にのしかかる様に胸を密着させられ、口移しで水を飲まされ…
その上、物欲しげな目でじっと見られてはさすがのスウェーデンも理性を吹っ飛ばすというか。
今朝も出かける時の事だった、ホテルを出る時のウクライナの格好が…そもそもスウェーデンがぶっ倒れる原因の遠因だった。


…ホテルを出る時のウクライナの格好がリゾート仕様だったのだ。
その格好は、ホルターネックの明る目のワイン色のビキニのブラとホットパンツだけ。
ばいーんと露骨に谷間が見えている。
「えへへ、新しいの買っちゃいました!普段できないですし〜♪リゾートって感じじゃないですか?」
ホットパンツの腰からは…ビキニの下がちらりと見えている。
「どうです…か?」
下から覗き込まれ、谷間(自分が付けたキスマーク付き)が目に入る。
表情は変えず、取りあえず「ン。」とだけ呟く。
(めんげえけど…)
手を引いて、部屋を後にする。
(その格好で外…でるん!?)

別に誰でもしている格好だし、海に行こうとも思ってはいた。
街を歩けばそんな格好の女は腐る程いる。
そうここはクレタ島。
世界有数のリゾートだ。
自分もシャツに海パンのみのラフなスタイル。
ビーサンに水着にホットパンツのウクライナ。
…これはある意味、大量破壊兵器。

普段の彼女の格好とは雲泥の差。
そして自分はそのうす布の向こう側も堪能させてもらってはいる。
(リゾートつうのはここまで人を解放するべか…)
嬉しい様な切ない様な、複雑な気持ちでスウェーデンは手を引いて歩く。

しかし、ビーチまで行くまでの道のりの男達の目、目、目。
どどいんとそびえる胸、白い肌、滑らかな曲線を描く腰、程よい肉付きの足…
正直隠してほしい所を隠そうとせず、堂々と晒して歩いている。
目のやり場がないというか、嫌でも惹き付けられるというか…

(普段出来ねぇとか言う問題でねえべ。自分のこと、わかってやってんのかどうか解らん…)

スウェーデンは意図的に威圧感を振りまきつつ、ウクライナのガードを必死でする。
ここまで必死になったのはグスタフ2世かカール10世が大暴れしてた時以来だと思うくらい必死にガードする。
この二人が国家だと知らずにナンパしてくる野郎共も多数。
そこら辺を歩く男全てがイタリア兄弟かフランスに見えてくる。
威圧感を放つのにもそろそろ疲れて来た…

「ウクライナ…着ろではー。」
自らのシャツを脱いで、ウクライナに着せた。
スウェーデンの大きいシャツに、ウクライナの上半身はすっぽりと包まれる。

「日ぃ焼けっぞ。」
「…スウェーデンさんも…焼けちゃいますよ?」
少し焼けた赤い顔で見上げられた。

--珍しく嫉妬に滾るこの心のうちは、なるべく見透かされたくない。
そう、隠せる所だけでも隠してしまいたい。
「俺は大丈夫だで、おめがきとれ。」
そういってギラギラと照りつける太陽の下、自分は上半身裸のままウクライナの手を引いてまた歩き出した。
帽子も何も被っていない。
そして腕を搦ませてくるウクライナの胸が腕にばいんばいん当たってくる。
(これはやべえぞ…)
ガンガン襲い来る日光、体に当たる生乳の感触、街行く人の視線。
それらに気を配っている上に、蓄積された疲労…
…それでは倒れてしまっても仕方ない状況であった…

スウェーデンはくらくらしつつも何とか歩き続けた。が、限界は唐突にやってくる。



そして舞台はまた岩陰にもどり。
「ふ、ん、ちゅ…す、ウェ…」
前屈みになったまま続くキス。
さわさわと延びる手は、ブラの隙間から乳首を攻められ、体から力が抜けて行く。

(こ、この人熱中症じゃないの?なにこの力????)

なんとか口を離し、体も離す。
「す、うぇーで…」
「ん?」
スウェーデンは起き上がってウクライナを見ている。
まだ赤く少し浮かされている様な表情の彼の顔を見た。
「体…辛くないんですか?」

何も言わない。
無言を貫いている。
(そう言うキャラって解ってても、こういう所がずるいとタマにおもってしまうんですが…)

すっとウクライナに近づくと耳たぶを甘噛みする。
甘えた子犬の様に、耳を舐められて、そのまま顎を舐めもう一度、深くキス。
「…ん!」
少し赤くなるウクライナを見て、スウェーデンは低い声で囁く。
「…一回だけ…の?」
(--ここまでされて、この声が耳元で響くとスイッチは嫌でも入るんですけど。)

「そこまで動けるんだったらホテル帰りましょう?」
一度だけ言ってみる。
体に障るまで無理させるつもりも無いし、そこまではウクライナも望んでいない。
スウェーデンは無言でじとっとした視線でウクライナを見る。

(…無言は嫌だなんだよなあ。)
ウクライナはふうっとため息を吐くと、頬にキスをした。
そして耳元で囁く。
「一回だけですよ?終わったらホテル帰りましょう?あと…」
「あと…何だべ?」
ウクライナはにこっと笑ってスウェーデンの顔を見る。
「動けなくなったらギリシャくん、呼びますからね?」

スウェーデンはウクライナを膝に抱き、そのまま胸に顔を埋める。
そして聴こえるか聴こえないか位の声で「それは勘弁してくんろ…」と呟いた。

その様子をみて、ウクライナは少し微笑む。
まあ、何とかなるかと思わないとね、と考えるしか無い。
口数の少ない、何を考えているのか解りにくい人がここまで甘える姿は愛しいし、何しろ珍しいから。

ウクライナはなるべく彼の負担にならない方法を考えながら、スウェーデンの頭を抱え込む。
はっきり言って外気温も暑いし、彼の体も熱い。
ホットパンツを脱いで、水着だけの状態になる。
脱水症状を起こされては元も子ない。
スウェーデンの膝の上に座り、首に手を廻す。
熱を帯びた体に、額に滲む汗。
いつもと全く様子の違う彼に不安を覚えるなという方が難しい。

「本当に、大丈夫ですか?」
「ん。」

(…はぐらかされた…)
少し口を尖らせるウクライナ。
そんな彼女を無視して、スウェーデンはくっと首の後ろの結び目をくわえると、器用に口でほどく。
はらりと落ちる水着。
ちゅと音を立てて、首筋にキス一つ。
ウクライナもお返しに鎖骨にキス。
お互い手を腰に回して、ゆるゆると舐め上げ、そして舌を搦ませ合う。

そして只抱き合ったまま暫く波の音に耳を傾けていた。
熱を持った体が密着して、溶けて馴染んで行く様な気分になる。
いつの間にか心臓のリズムが一緒になった様な錯覚。

「スウェーデンさん…」
「ん?」

「…こうやってるだけで幸せなんですが。」
ウクライナが呟くとスウェーデンが頭をさわさわと撫でる。
「もっとえがようにすっぺ。の?」
顔を撫でるとすこし熱が引いた様な気もする。

「一回だけですよー」
そう言って水着のショーツを脱いで、砂浜にお互い横たわる。
後ろ抱きに抱きしめられ、首筋に感じるスウェーデンの息に体の真ん中がじんわり熱くなる。
大きな手で、柔らかく胸を愛撫されると思わず声が出た。
少し日に焼けて、いつもより赤みを帯びた肌が更に赤く色づく。
ぐっと足を割り入れられて、手が下半身に伸びてつつっと割れ目をなぞられるとくちゅくちゅ音が響く。
足を伝う、愛液の感触。
(…ああ、もう。)
頭の後ろの意地悪い雰囲気に、ウクライナはため息を一つ。
「準備できてっじゃねか?」

…正直、最近ナニされてもすぐ濡れちゃいまして。
ええ、わかってます。言わないで下さい。頭の後ろで楽しそうな雰囲気出さないで下さい。
いつもは威圧感しか出さないくせに。こういう時ばっか。
ていうか、あなたが原因なんですよ。スウェーデンさん…

とウクライナがむくれていると急に抱きしめられる力が強くなる。
「ん、…っふあ!」
ぐっとスウェーデンが中に入り込んでくる。
後背位のまま、ぐっと中に押し込まれた。
思わず弓なりに反ってしまう。

「ふ、かぁ…」
「声、あんま出すな?人いるかもしんね?」
「あ、は…い…」
耳元で囁かれる低い声にぞくっとする。
腹の中を満たす熱さに、体の外も中も溶けて一緒になってしまいそうな感覚に包まれる。
「暫く…動かないで下さい?」
「…ええけど、なして?」


ウクライナは少しのけ反って、スウェーデンに囁く。
その時、きゅっと膣が締まり、スウェーデンは少し顔をしかめた。

「気持ちいいんです、なんか…一つになれてるって感じで…」
抱き合って、触れている所全てが馴染んで行く様な気持ちよさをスウェーデンも感じていた。
「ん、だな。」
もう一度ぎゅっと抱きしめる。

ただ、只繋がっているだけ。
スウェーデンは自分を気遣ってなのかと思っていた。
でも、ゆるゆると暖かい粘膜の心地よさにじんわりと快感が開かれていく。
少し腰を動かすだけでも、吸い付く様に襞が自分を包み込む。
(…柔らけぇし温けぇ…)
スウェーデンは目を瞑って、ウクライナの耳の裏にキスを落とした。
彼女も彼女でほんの少しの衝撃に、ピクッと反応する。
その度に緩やかな快感が波の様にやってくる。

「だな、暫くこのままでおるべか。」
「はい…」

二人で繋がったまましばらく、波の音に耳を傾けていた。
だんだんと心臓のリズムが同じになって行く。

響く波の音。
海辺の少し湿り気を帯びた空気。
心地よい太陽の光。
とくんとくんと響く互いの心臓の音。
媚薬の様な汗の匂いに微睡む。
緩やかで穏やかな時間。

激しくて、何もかも忘れられるセックスじゃない。
でも心も体も、ゆるゆると解放されて行く様な気分。
フワフワとした快感の花が体中に咲き始める。
少し動くだけで心地よい快感がぽわんと音を立てる様に弾けた。
その度にお互い少し笑ってキスをする。
向かい合ったり、後ろから抱きしめられたり。
激しく動かなくても少しずつ快感のポイントを探り合う。
その内、触れている所全てが感じ合い始めた。
互いの体の熱が、周りの雰囲気がお互いの境界を溶かして行く様な感覚を二人は共有する。

ただ、ただ気持ちいい。
繋がってからどれだけ時間が過ぎたか解らなくなる。
少し日が陰った様な気がした。

(…こんなのもいいなあ…)
蕩けた頭でウクライナが考えていたら横抱きのまま、急に片方の足がぐっと持ち上げられる。
「え?」

みればスウェーデンは真っ赤な顔。
「え、あ、脱水症状ですか???」

ウクライナは自分の中の熱が更に熱さを増して、堅くなって行くのにすこし寒気を覚えた。


「悪ぃ。もう無理だべ…」
ウクライナが正気に返りかけ、言葉をかけようとした瞬間ぐいっと腰を深く打ち付けられた。
「う、ひゃあん!」

ただでさえ開ききった快感の所にいきなりこんなに激しく打ち付けられて、ウクライナは一瞬にして頭が真っ白になった。
口も目も開ききって、だらしなく流れる涎。快感に抗えずあふれる涙。
そんな彼女もおかまい無しに、スウェーデンはガンガン突き進めた。
「きゃ、う、!ふぁああん!!」
突き上げられる度に強引に呼び戻され、あられもなく声を上げる。
いつも以上に溢れる蜜。
当たる所全てが爆発する様な快感がウクライナを襲う。
「す、スウェーデンさあん!!や、ああん!!いい、気持ち…いいです!」
スウェーデンは興奮する自分を押さえられない。
自分を求めて啼く女の声に、快感を開花させ体中に紅い花を咲かせた姿に興奮する自分。
そして無数の唇に口づけられている様な感覚が自分を襲う。
もう一度深く深く叩き付けた。
その瞬間一斉に甘噛みされた様な感覚に包まれる。

「…っふ、く…」
「ゃ、ああ、す…」

真っ白な光が二人を満たした。

向かい合って深く舌を絡める。
ウクライナも彼を求めて、夢中で口づける。
それだけでもぎゅっと締まる子宮。
快感に溢れる。

繋がったまましばらく抱きしめていると、寝息が聴こえて来た。

「…ウクライナ…?」

ウクライナはすうすうと寝息をたてている。
その様子を見て、思わず頬を撫でた。
周りを見れば、すこし日が落ちて来ていた。
夕暮れ時になろうというかの時間だろう。
そう言えば今日は夕食をギリシャと一緒に…という話だった。

「ま、えが。」
そのまま、スウェーデンも目を瞑る。
少し眠って、起きてから考えればいい。
こんな安らかな寝顔の彼女を起こすのは忍びない。
(それに、独り占めにしたいしの…)

ウクライナの顔についた白い砂を払ってやる。
そしてスウェーデンもそのまま、眠りについた…


「…外でやるの気持ちいいけど…約束、守るの大事…」
ここはギリシャのクレタ島。
マリアというビーチにある岩陰でギリシャに怒られているのはスウェーデンとウクライナだった。
ギリシャは時間になっても現れない二人を探して…というか、GPS携帯で行き先を探せばここに行き着き、すうすうと素っ裸で眠る二人を発見したのだった。

「何しててもいいけど…ここ北欧の人よく来る…しかも泥棒とかもいる…寝ちゃうのはまずい…」
「うう…ご、ごめんギリシャくん…」
こんな所でやってしまったと知り合いに見つけられたという羞恥心からウクライナは真っ赤になって俯いている。
スウェーデンは何も言わずに座っているだけ。
お前に文句言われる筋合いは無いという様な顔だ。

「ん…もう別にいいけど、メシ…いこう。」
どうせ言う事など聞くはずは無いと言う事でここは納め、食事に誘う。
が、立ち上がろうとした瞬間スウェーデンがまた崩れ落ち、砂煙が舞い上がる。
驚いたギリシャの目がまん丸になる。
「…〜〜〜〜〜〜足に力が…入らねえべ…」
「…忘れてた…熱中症…」
どうやらスウェーデンはついに脱水症状を起こしてしまったらしい…

スウェーデンはギリシャに担がれてとぼとぼとビーチを去る。
その時、スウェーデンはギリシャにぽつりと語りかけた。
「おめが言う通りだの…」
「ン…何が?」
「外でやるの…気持ちいいの。」
ギリシャは無言で頷く。
「でも…脱水症状は…馬鹿…」
その言葉を聞いて項垂れるしかないスウェーデンであった。

そしてバカンスの残り4日間、二人はホテルの部屋で只いちょいちょしていたのは言うまでもない。





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