hotdog
【メインCP】ハンガリーさん総受け オーストリア、ドイツ、プロイセン、イタリア、アメリカ参加
【傾向】フェラと愛のあるSMちっくな輪姦。
【その他】
ちょっと貴族が変態ちっく。プロイセンは少し厨房的思考。
17 :名無しさん@ピンキー:2009/07/05(日) 18:49:01 ID:7PdOW/Th ところで、さっき見てきた本家の日記にでていたのだが ”ドイツ・オーストリア移民が持てきた太くて長いソーセージ” 頬張るのはもちろん女の子ですよね?ww 27 :名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 00:02:54 ID:Rqg11Y+S >>17 お前は俺か。 独普襖のを代わる代わる加える洪さん、何故か伊もいるっつーカオスな構図が思い浮かんだんだぜ… 29 :名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 00:10:38 ID:WW5gksUS >>17 よお俺! アレ見た瞬間オーストリアさんの太くて長いソーセージを頬張るハンガリーさんを受信したであります! 89 :名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 01:00:24 ID:Ds3JGDLi ほのぼのな流れを断ち切って、投下 >>17>>27>>29の妄想を受信した結果、ハンガリーさんがソーセージを咥えてくださいました。
目隠しされた女。
衣類は一切つけていない。つけさせる許可は出していないのだから、つけていなくて当たり前だろう。
でかい胸が呼吸の度に揺れるのがエロイ。よつんばだから、後ろから見ると涎をたらすヴァギナが丸見えだ。
膝をついて顔をこちらに向け、微笑む。
首には無機質な首輪が巻かれており、冷たい鎖の音が当たりに響く。
それだけで俺は突っ込みたい欲求に襲われたが、それでは面白みもない。
「さて……おまちかねのヴルストを差し上げましょう。
ただし、どこ産のヴルストか当てないと、お仕置きが待っていますからね。よろしいですか。ハンガリー」
お坊ちゃん貴族……オーストリアの言葉に、ハンガリーは大きく頷いた。
――気にくわねぇ。
オーストリアの言葉で、ヴァギナから溢れる愛液の量が明らかに増えた。
それが気にくわねぇが……お仕置きで絶望に叩き落すのも悪くはない。
周りを囲む男達……ヴェストとオーストリアと俺と……もう一人が顔を合わせる。
オーストリアが俺に目配せをした。
最初は俺からってわけか。んじゃ、たっぷりと味わってもらうとしよう。
頭をつかみ、口の中にペニスを突っ込む。
期待して半開きだったから、すんなりと進入を許した。
柔らかい唇の感触が直に脳へ叩きこまれる。
「んうぐ……ふぅぁ……うぅ…」
亀頭を吸い上げ、根元を手でさすりあげる。歯はけして立てず、舌を丁寧に使い、ペニス全体を優しく包み込む。
くっ、前にやらせた時はもっとぎこちなかったくせに、いつの間にこんなに!
涼しげな笑みを浮かべるオーストリアをにらみつける。どうせアイツの仕業だろうし。
しかし、あいつは気がつかずに……いや、気がついていたのだろうが、気にせずハンガリーの白い背中を指でなぞった。
「ひゃっ……ぁ」
指で触れられたと単に甘い声を出し、頬を赤らめた。
完全に性感帯をつかんでやがる。それがむかついて、腰を突き出し、喉の奥まで犯してやった。
ヴェストも楽しげに尻を叩く。白い肌に赤い花が咲き乱れる。
「さ、どこのヴルストかわかりましたか?」
「……んぁ…あぅ……もう少しで……んぐ」
「まだヴルストを咥えていたいってわけか。淫乱だな。ハンガリー」
瞳に黒いものが陰っているヴェストが言葉をはきかけた。すでにSのスイッチが入っているらしい。
オーストリアの視線が一瞬だけこちらを向いた。何か喋れって事か。
刺激に熱いものがもれそうになるのをどうにか押さえ込み、できる限り冷たい声を出す。
「全く、変態だな。お前は」
俺の声を聞いたと単に眉を潜めた。俺に罵倒されたのが気に食わないのだろう。
しかし知ってる。俺の罵倒で、愛液の量が増えたことを。
それをハンガリーもわかってしまったのだろう。足を摺り寄せ、刺激を求めている。
もっと罵倒してやりたい。嫌われているのはわかっているからこそ、泣くまで犯してやりたい。泣いても犯してやるが。
だが、今はとりあえず、口の中を征服するだけで我慢しておくことにする。
楽しみは取っておく。そっちの方がいいからな。
そろそろ限界だ。腰を激しく動かし……口の中に放出される精液。
口元から白く零れ落ちるのも色っぽい。喉を鳴らし、口の中の精液を飲み込んだ。
唇についた精液を指で拭い、一滴も残さずに嘗め尽くす。
「はぁ…この形と味は……わかりました。次お願いします」
「はい。ご苦労様です。じゃ、ビールで口直ししてくださいね」
皿にビールが注がれる。本来はグラスで飲むものだが、ペニスを欲しがるメス犬にはコレで十分。
舌を突き出し、皿のビールを這いつくばって飲んだ。
頭を下げると、必然的に尻が上がることになり、ひくひくとしているヴァギナが丸見えだ。
「さ、では次いきますか」
「は、はい……んぅ……ぐぅ」
言葉の途中で口の中に突っ込むオーストリア。
……口の中に入れた途端、さっきの俺の時とは違う表情。
幸せそうに、必死に奉仕する姿。
……あいつのは口に入れただけで理解できるのかよ。
溢れそうになる殺意を押さえ込み、オーストリアを睨みつけ……ヴァギナに指を突っ込む。
大きく跳ね上がった身体。オーストリアが非難に満ちた瞳を向けてくるが、しった事じゃねぇ。
「あっ! やぁっ…んぁ……」
ヴァギナに走る刺激に耐えながら、あいつのをしゃぶり続ける。
指をぎゅうぎゅうと締め付ける。一本でもきついぐらいだが、きっとペニスはすんなりと飲み込むのだろう。
どれだけ淫乱なのか。こいつは。
つんと主張する豆を指先でこすりあげ、もう片方の手でアナルに指を突っ込む。
「ひゃっ、や、やぁっ! あぅっ! ダメぇっ!」
強い刺激に声を上げ、絶頂に達し……それと同時に貴族のペニスも爆発した。
一緒にイくのは気にくわねぇが、ま、俺の指でイかせたので少し満足だ。
顔や髪に白い液体がべったりとこびりついている。
届く範囲は舌で丁寧に。髪についた精液までしっかりとすすり、最後にペニスを喉の奥まで吸い付いて綺麗にした。
気にくわねぇ。気に食わねぇが……その気持ちはお仕置きの時までとっておくことにする。
まだ二人も残っているのだ。彼らにも楽しませてやらねぇとしょうがねぇしな。
口直しのビールを犬のように舐め、次のヴルストを口開けて待つ。
次はヴェストか。
Sの火がついてしまったヴェストだから、きっと楽しい事になるだろう。
「ん…あれ? ヴルスト下さらないんですか?」
舌を出し、待ち構えているが、中々突っ込もうとしない。
少し離れた所でヴェストがいやらしい笑みを浮かべていてた。
……焦らしか。
ペニスをしゃぶれると期待していたハンガリーは、必死にソレを探し、舌を動かす。
だが、舌に触れるのは空気のみ。
口の中から溢れる唾液が、形の良いあごを伝い、床に垂れていく。
まるで本物の犬のように。
「ふぁん……お願いします…ヴルストください〜おっきなヴルストをお口の中に突っ込んでください」
涙声でおねだりする姿は……やっぱり艶っぽい。俺の前じゃ、絶対に見せない姿だから余計にそそる。
そろそろ許してやってもいいんじゃないかと、ヴェストの方をちらりと見る。
楽しげに笑っていたが、俺の視線に気がつき、一つ頷くと口の中にねじ込んだ。
突然突っ込まれたことに驚いた表情をみせたが、すぐに口の中のペニスの奉仕を始める。
喉の奥に突っ込まれたって、頭を押さえつけられ、激しく揺さぶられても、実に嬉しそうなのは……やっぱりМだからなのか。
いつもフライパンを振りかざし、俺を追いかけるのも、実は俺に尻を叩いて欲しかったというわけなんだろう。
やっぱり俺様最高! 俺様一番! 俺様カッコいい!
「わは……ぐっ」
口をふさがれる。オーストリアの手によって。
目は口ほどに物を言うというが、目が喋るだなんてバカらしいと思っていた。今の今までは。
オーストリアの殺意のこもった視線。それだけで何をいいたいかわかる。それは
『お馬鹿さんが!』
あー、悪かったとは思っている。が、反省はしていないからな。
「んぐ…くぅ……んぐぅ」
俺とお坊ちゃんのにらみ合いしている間にも、ヴェストはマイペースに精液を口の中に出していたようだ。
三回目の精液となると、少し腹一杯になったのか、全て飲み込んだ後に可愛らしいおくびが出た。
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とりあえずは終了か。
「で、どれがどこのヴルストかわかりましたか?」
オーストリアの言葉に、あいつは満面の笑みを浮かべた。
自信があるのだろう。
犬のようにお座りをした状態で答える。丸見えのヴァギナに目が釘づけになる。
テラテラと愛液を溢れさせるヴァギナに突っ込めたら、どんなに気持ちいいか……
そんな俺の心情なんて知りもせず、あいつは言葉を綴る。
「最初がミュンヘナー・ヴァイスヴルスト。あの馬鹿ので。
次のが、ウインナーソーセージ……凄く美味しかったです。オーストリアさん。
そして、最後のがフランクフルターヴルスト。ドイツさんのですね」
完璧な答え。
これで貴族からご褒美がもらえると思ったのだろう。
あいつの頬が赤らみ、口元が緩んだ。
――甘い奴だ。
溢れそうになる笑みを押さえ込み、俺らの傍で静かにたたずんでいたある人物を見る。
いつもは見せやしない黒い笑みが浮かんでいた。意外とこういうのが好みという事か。
「正解です。良い子ですね」
意地の悪い笑みを浮かべ、ハンガリーの頭を撫でてやる貴族。
頭を撫でられるだけでも、甘い快楽が襲うのだろう。身をよじらせ、切ない声を上げる。
「……しかし、これでおしまいではありませんよ。最後のヴルストを味わっていただきます」
「え? んぐぅ…うぁぐ……」
予想もしない四本目を突っ込まれ、目に涙を浮かべた。
きっと混乱しているのだろう。この場には俺ら3人しかいないと思っていたのだから。
見知らぬ4人目。もし、コレを外したら、お仕置きとして4人目に何をされるかもしれない。
口に含まれた物をじっくりと味わい、判断しようとする。
しかし、記憶の中のどれとも違うのだろう。段々と瞳に涙が浮かんできた。
くぅ、涙目のハンガリーいい。すっごくいい。無茶苦茶にしたい。
それは他の2人も同じ思いだったらしく、元気になったペニスをつかみ、息を荒くしていた。
そして、4人目は俺らの方を見て、口を開く。声には出さないが、はっきりとわかるように
も う す ぐ だ よ
「で、どこのかわかりましたか?」
「ふや…ん、これ……うぅ…えっと……ん」
「わからないのか。しょうがない。お仕置きだな」
「変態。淫乱。メス犬」
次々に罵られ、肩を震わせる。言葉でも感じるのか。
必死に舐めるハンガリーの顔が突然明るくなった。何かをつかんだらしい。
ペニスから口を離し、荒くなった呼吸を整え、
「わ、わかりました。これはモルタデッ……んぐぅ」
口の中に精液を放出され、答えをせき止められてしまった。
飲み込もうとするが、油断していたのだろう。小さく咳き込み、唇の端から地面に白い液体が流れ落ちる。
「時間切れだよ。惜しかったね」
地獄に叩き落す天使の声。はらりと目隠しが外された。
ハンガリーの目の前に立っていたのは、無邪気な笑みを浮かべているイタリアの姿。
久しぶりの光に目を細め……そして目の前の男に全身を振るわせた。
「ハンガリーさんって、こんなにえっちだったんだね。知らなかったよ」
澄んだ声。だが、奥底には黒いものが漂っている。
それを感じ取ったのだろう。一歩二歩、後ずさり……
「それでは、皆さんでこのふしだらなメス犬にお仕置きしてあげてください」
オーストリアの冷たい声を合図に、俺らはハンガリーに襲い掛かった。
逃げようとするハンガリーの腕をつかみ、床に押し倒す。
すぐに起き上がり、手を振りかざし、抵抗してくるが、後ろからヴェストがその手をつかんだ。
冷たい感触の銀の手錠があいつの手首にかけられる。これで手は封じた。
「馬鹿! あんたなんかにヤられるのはイヤ!」
殺意のこもった瞳で俺を睨みつけてくる。
ああ、余程俺にやられるのがイヤみたいだな。だが、抵抗されればされるほど、征服する楽しみがある。
「黙ってろ! 間違えたお前が悪い!」
「馬鹿馬鹿馬鹿! あんたなんて!」
手は封じられていても、足でけりを入れてくる。足首をつかみ、股を開かせる。
濡れててらてらと光るヴァギナが丸見えだ。溢れる愛液をかき分け、指を突っ込み……
それでも反抗しようとするのはあいつらしいというか。
だが、温厚な俺もそろそろキれそうだ。ああ、とっとと突っ込みたいのに。
女に暴力は好まねぇが、しゃあねえか。
手を振り上げ、
「……ハンガリー」
静かなオーストリアの声で、俺はその手の動きを止めた。
あいつも攻撃の手を休め、輝いた瞳を男に向ける。
「ハンガリー。貴女は答えを間違いました。だからお仕置きが必要なのです。
さて、貴女がやるべき事は何でしょう」
あいつにとっては優しい声に聞こえたのだろう。頬を赤らめ、もじもじと身体を動かす。
「はい。私はおしおきとして皆に犯されます。馬鹿……プロイセンにも犯されます。
たくさんお仕置きしてください」
「よくできました。それでは皆さんに犯される感触を味わってくださいね」
突き放す言葉。貴族に犯してもらえると思ったのだろうが、それではお仕置きにならない。
よーくわかってるじゃねーか。
こぼれそうになる笑みをこらえ、呆然としているハンガリーの身体を抱き寄せ、一気に貫く。
もう前戯とか関係ねぇ。俺が楽しめればそれで良い。
「やぁっ! 馬鹿! いきなりは…んんっふぁっ! ふぅく…ばかぁ…んぁ」
さっきまでは指一本でもきつかったのに、今は俺のものを素直に受け入れた。
ぬるりとした感触が、締め付ける感触が、俺の頭の中の脳内麻薬を放出させる。
壊れそうな快楽。壊してしまいたい衝動。
俺のに確実に感じてくれているのがすげぇ嬉しい。
身を震わせ、自ら腰を振り、更なる快楽を求め。
「あぁっ! ひゃぁ! ……や、ちょっ、後ろはい……くぅん」
不意に眉を潜める。どうやらドイツもアナルに突っ込み始めたようだ。
前後の穴を攻められ、切なげに悶えるハンガリー。
楽しそうなイタちゃんが、あいつの手をつかみ、ペニスを握らせる。
しかし、あいつの瞳には椅子に腰掛け、冷たい視線を向けるオーストリアしか映らない。
このまま、素直に犯されていれば、優しい貴族様が助けてくれるとでも思っているのか。
「楽しそうですね。どんな風に犯されているのか、言葉で説明してくださいますよね」
冷淡な貴族様のお言葉に、あいつは瞳を潤ませる。
まだ理性が残っていたのか、しばし口ごもり……
「ぁぅ…んっ! プロイセンのペニス…お…おちんちんが私の中……んっ、おまんこをぐじゅぐじゅにかき回してぇっ!
ドイツさんのが……くぅ、お尻の穴を……貫いてますっ!!
イタちゃんのおちんちんも手でこすって! やっ! そんな強く……ふぁん」
「良くお返事できましたね。それじゃあご褒美を……」
さっきとはうってかわって、優しい声に、あいつは嬉しそうに微笑み、
……貴族の眼鏡がきらりと光ったのを、俺は見逃さなかった。
「ご褒美として、特別ゲストをお呼びしました。この方にたくさん犯していただきなさい」
「HAHAHAHA! おいしそうなメス犬がいるな。俺も混ぜてもらうゾ」
アメリカの乱入により、ハンガリーの瞳に恐怖の色が宿り……
狂乱の宴が始まった。
前後の穴につっこまれ、両手にもペニスを握り締める。
精液が中からも外からも汚し、それでも彼女は救いの手であるはずのオーストリアを瞳で求め続け、声を上げる。
「淫乱なメス犬だね。ハンガリーさんって」
「ゲルマンとイタリアが組み合わさって、変態の犬を調教する。中々いい。この熱さが……くっ、出すぞ」
「はははっ、熱いメス犬って事で、まさにホットドックだな」
「……中々面白い事をおっしゃいますね」
「…ハンガリー! 嫌っている男に貫かれる感覚はどうだ?」
「やっ! やだもう! 子宮がごりごり腸も手も熱くてっ! あああっ! またクル!!」
快楽に狂うメス犬は、何度目かの絶頂を向かえ……
「と、いう夢を見た」
プロイセン……兄さんの話に、横でオーストリアがコーヒーを豪快に噴出した。
いつもならば、すぐにテーブルを拭くところだが……実の所、俺も思いっきりむせて、動きが取れそうにない。
一人、何でそうなったかわからない兄さんは、きょとんと俺らを眺める。
「きったねぇな。下品だぞ」
「下品はどちらですか! 朝食のさわやかな時間にそんな話題だなんて! そもそもハンガリーをそんな風に」
「大丈夫。今回は夢精はしなかったから」
何が大丈夫なんだか。俺はもう兄さんにかける言葉が思いつかない。
ヴルストにマスタードをつけ、大きくほおばると、けらけらと笑う。
……あの話をした後に、平気でヴルストを食えるのが凄い。
「ま、それ見た後、ムラムラしてあいつ襲いに行ったが。
にしてもなぁ」
いやらしい笑みをオーストリアに向け、
「お前、Sと見せかけて、Мだったんだ。『騎馬民族らしく、この私を鞭でハァハァハァ』って……思わず笑っちまったよ」
「ちょっ! あん時のプレイを見て……そこになおりなさい! このお馬鹿さんが! ハンガリーが聞いたらど……」
そこで言葉がとまる。オーストリアの視線は、兄さんの顔……を通り越し、背後を凝視し、動きが止まった。
……ああ……
大きなため息をつき、そっと俺の分の朝食の皿を手元に引き寄せる。
「なんだ? 俺の後ろに何……か?」
兄さんの動きが止まった。
その隙に皿をテーブルから下ろす。朝食はしっかりと食べないといけないからな。
俺は1歩後ずさる。
『……ハンガリー』
オーストリアと兄さんの声がはもる。兄さんの後ろには、満面の笑みを浮かべいるハンガリーの姿。
だが、隠し切れない殺気が食堂を支配する。
手にはなぜか首輪と大人の玩具が……って!
「それ、俺のSМ道具の一つ!」
「あ、お借りしました。この馬鹿を教育するために……」
「ちっ!」
机をひっくり返し、逃げる兄さん。それを追いかけるハンガリー。
悲鳴。鎖の音。モーター音。泣き声。黒い笑い声。
「ああああ、ハンガリー、やるならば私を! ずるいですよ! プロイセン!」
息を荒くし、ハンガリーを追いかけるオーストリア。
――そして――
「うん。今日は会議があったな。
これを片付けていくとすると……少々予定がずれるが、仕方がない」
馬鹿騒ぎには慣れきった俺は、マイペースに朝食を再開したのだった。