365日行軍記〜2006.9〜




9月1日 三銃士:トレヴィル&アトス

アト「は、私が…ですか?」
トレ「何か不満かな?」
アト「いいえ、僭越ながらお供いたします。しかし私はあまりパーティ向きな人間ではないでしょう」
トレ「いやいや、ぜひ貴公もとの王からのお達しなのだ。文武に秀でた者は多いが、そのうえ徳と
   容姿まで兼ね備えた人間はそうはいないからな」
アト「そこまで言われると面映いのですが…」
トレ「事実だ。他の者におもねる必要はないぞ。貴公はそこにいるだけで良いのだ」
アト「はあ…。それで、供の者は私一人だけですか? 友情ゆえに差し出がましい口を挟みますが、
   先ほどからアラミスが睨み付けてくるのです」
トレ「…あやつは貴公ではなく私を睨んでおるのだ。大丈夫、ささやかな嫉妬は男の勲章というものだ」

ハマナス=照り映える容色
原作より銃士隊隊長トレヴィル。アトスラブな親父さんなのですよ。

―――――

9月2日 SW:ルーク&レイア

ルーク「あ…」
レイア「どうしたの、ルーク?」
ルーク「いま、ベンを感じたんだ」
レイア「でもケノービ将軍はもう…」
ルーク「うん、フォースに還ってしまった。でも時々、彼の気配を感じるんだよ」
レイア「そう…。世界はフォースに満ちているものね。もしかしたら私達は、いつでも将軍や
    父さんに見守られているのかもしれないわ」
ルーク「そうだね…彼らは永遠になったんだ。宇宙は相変わらず…落ち着かないけれど」
レイア「大丈夫よ、頑張りましょう。フォースが導いてくれる、そうでしょ?」

ツルコベア=変転
ニュージェダイオーダーシリーズは全く読んでおりません…

―――――

9月3日 ♯e:ホーガン&シャープ

ホーガン「よう、シャープ」
シャープ「ホーガン! 久しぶりです、今回は何を破壊しに来たんで?」
ホーガン「何を? 悪いがそれは一介の将校には明かせないな、シャープ」
シャープ「将軍と貴方の極秘の作戦というわけですか。しょせん俺達は捨て駒ですからね」
ホーガン「何を今更。わざわざ私が顔を見に来てやったというのに感謝もなしか」
シャープ「お会いできて嬉しいですよ。で、何かが起こるのはいつなんですか?」
ホーガン「そうだな…君が酒や女や財宝の夢を見ている間に終わってしまうよ」
シャープ「兵士は一日中そんな夢ばかり見ています」
ホーガン「そういうことさ。君達の関与することではない」

ひょうたん=夢
♯eの親父的位置にいるホーガン、親身でひょうきんで好きです。

―――――

9月4日 レネゲイズ:ハンク×バスター

バス「物腰の丁寧な親父さんとひょうきんな兄貴の間で、どうしてお前みたいな無愛想で根暗な奴が育つんだ」
ハン「随分な言いようだな…。親父も兄貴も関係ない、俺は俺だ」
バス「ふーん。俺はてっきり、未だに反抗期なんだと思ってたんだけど、元からそうなんだな」
ハン「喧嘩を売ってるのか? 俺が気に食わないなら帰れ。お前こそ、やけに馴れ馴れしいし嘘つきだし」
バス「そう、俺は嘘つきなんだ。前にもお前に言われたな」
ハン「………」
バス「どうした?」
ハン「それはつまり、お前は俺のこと散々言ってるけど実は」
バス「バッ…馬鹿じゃねぇの!? 何考えてんだよ!」

ヤリゲイトウ=個性
最後の台詞は私に。もっとクールでアダルトなの書きたいなぁ。

―――――

9月5日 SW:アナキン&パドメ

アナ「君は本当に美しい…」
パド「やめて、アナキン」
アナ「どうして? 本当のことだよ」
パド「もう聞き飽きたの。どうせその後にはこう続くんでしょ。
   『こんなに美しい妻とキュートな師に恵まれて、僕は本当に幸せだ』」
アナ「どこかいけないのかい?」
パド「呆れた人ね…オビ=ワンの躾を疑うわ」
アナ「おい、いくら君でもマスターの悪口は許さないぞ。ちょ、パドメ、どこへ行くんだ!?」
パド「ベランダで外の空気を吸ってくるわ!」
アナ「………マタニティブルーってやつかな?」

オミナエシ=美人
ごめんねパドメ。SWの中で君が一番オトコマエだよ(次点レイア)

―――――

9月6日 LotR RPS:ヴィゴ&オーランド&ショーン

V「どれどれ…『この店のフィナンシェはアーモンドとバターがたっぷりで、とても美味しいんです。
  ぜひ食べてみてください!』」
O「『私が保証します、とても健康的にダイエットできるんです。試してみてください!』…?」
S「どう思う? 変なファンレターだろう?」
V「いやいや、なるほどな。ふっくら柔らかそうなショーンは魅力的だからなぁ」
O「アレックみたいに、スマートなショーンだってとってもセクシーだよ!」
S「ふ、2人とも…一体どういう…?」
V「つまり、お節介なファンレターだよ。気にしないで、貰ったフィナンシェを食べればいいさ」
O「そうそう、単なるファンレターだよ、ショーン。でも身体に良さそうだし、このダイエットサプリ、
  試してみれば?」

コスモス=乙女の真心
私はどっちのショーンも好きですが、やや柔らか好みです(笑)

―――――

9月7日 ワイルドスタリオン:シャーロットvsレイ

レイ 「結婚おめでとう、姉貴って呼べばいいのか?」
シャー「やあねぇレイったら! 名前で呼んでよ」
レイ 「物好きだよなぁホント。俺にはわからないね」
シャー「嘘ばっかり。悪いけど、貴方ができなかったことだって私は成し遂げてやるわよ」
レイ 「どうだか。俺はこの十数年間、ずっとトライし続けてきたけど駄目だったんだぜ」
パリー「2人して何の話だ?」
シャー「パリー! これからは毎朝、私のキスで起こしてあげるわね。お寝坊さん」
レイ 「無駄だって。俺も何度か試したけど、目覚まし機の代わりに俺の頭が叩かれただけだ」
パリー「レッ…馬鹿、余計なことしゃべるな!」
シャー「そりゃあ、誰だって叩くでしょうよ…」

オレンジ=花嫁の喜び
サチェさん宅でも述べられていましたが、レイは弟ということで。

―――――

9月8日 SW:アナキン×オビ=ワン

オビ「あ、ハッ…」
アナ「オビ=ワン…んっ、気持ちいい…」
オビ「っ! く、ぅう…アナキ…!」
アナ「我慢しないで、もっと縋り付いて下さい」
オビ「で、も…前に、お前の背中に酷い爪痕を…」
アナ「構いませんよ、痕といっても大したものじゃなかったじゃないですか。貴方こんな時でも遠慮するんだもの」
オビ「当たり前だろう。訓練中、他のパダワンの目に万一触れることになれば…」
アナ「そんな、尋ねてくる無粋な奴はいませんよ。まあ聞かれても、男の勲章だし気にしないですけどねぇエヘヘ」
オビ「お前の基準で考えるなこのバカパダワン!」
アナ「クッ、ちょ、締め付けすぎ…。誰も相手がバレるような真似はしてませんよ!」
オビ「そういう問題じゃない!!」
アナ「イテ―――!!」

フジバカマ=ためらい
こうして本日のアナの背中には見事なミミズ腫れができました(痛)

―――――

9月9日 ゴールデンアイ:007×006

007「何故だアレック…! 一体いつから私を裏切っていたんだ…」
006「ふん、裏切ってなど。最初から欺いていただけだ」
007「アレック…ッ!」
006「そんな悲痛な顔をしなくても良いだろう?」
007「今までのことが全て偽りだったとでも言うのか?」
006「そうさジェームズ。子供の頃からの長い付き合いだが、お前に賛同する気持ちは一切ない」
007「なぜ今まで何も言ってくれなかったんだ」
006「…俺も何度か、このままで楽しみたいと願ったが…人は変わらないのさ。お前と一緒に初めて
    酒を飲んだあの日から俺は――」
007「シェイクしたマティーニが、このうえなく大嫌いだったというのか!!」

ハマシオン=追憶
今まで我慢してたけどついにブチ切れ006。何が書きたいの…

―――――

9月10日 24:ジャック&トニー

ジャック「大丈夫だ、僕を信じてくれ。頼む」
一般人 「…は、はい…」
ジャック「頼む、信じてくれ。これが最後のチャンスだ」
シャペル「…仕方ない。その代わり、失敗は許さんぞ」
ジャック「僕を信じて助けてくれ。君の力が必要なんだ」
クロエ 「わかりました…今度夕食おごってくださいね」
ジャック「じゃあ、よろしくなトニー」
トニー 「はい…って、ジャックそれだけ!?」
ジャック「何がだ」
トニー 「他の皆には聞いて、なぜ俺だけ確認なし?」
ジャック「聞く必要があるのか?」
トニー 「ないですけど…(ここは、「お前を信頼しているからだ」って言うところでしょう…)」

エゾギク=信ずる心
今までの行軍で、登場人物の一番多い回かもしれない…。

―――――

9月11日 SW:オビ=ワン&アナキン

オビ「アナキン…? 泣いているのか」
アナ「もう子供じゃないんですから、マスター」
オビ「でも、泣いているように見えた」
アナ「…マスターは、もしクワイ=ガンが生きていればと考えたことはありますか?」
オビ「何度も。だが事実は受け入れなければならない」
アナ「僕はそう簡単には思い切れません。母を守りきれなかった…。それも、無抵抗の
   ジャバ達まで虐殺するなんて…僕は…」
オビ「しっかりしろ、アナキン。辛いことだが…」
アナ「違うんです、マスター。もう誰も失いたくない。パドメや貴方を守るためなら、
   僕はどんな奴らだって殺してしまいそうだ。そんな自分が怖い…」
オビ「アナキン…。そう思う自分の心と、フォースを信じるんだ」

アロエ=復活
花言葉からズレた〜。桑井帯でお下劣ギャグの方が良かったかな。

―――――

9月12日 トロイ:アキレス×オデュッセウス

アキ「孫にも衣装だな」
オデ「一国の王に向かって酷いな」
オデ「すまん、いつものボケボケしたアンタと、あまりにギャップが激しかったから」
オデ「ぼけぼけ…」
アキ「正直言って見惚れたよ、オデュッセウス。でも俺は、裸のアンタが一番美しいと思う」
オデ「こらっ…何をする、アキレス!」
アキ「上等な布も豪奢な宝飾もアンタには必要ない」
オデ「っ…アキ、レス…夜の式典が…」
アキ「ああでも、俺のキスマークだけは付けといてもいいな」
オデ「アキレス!」
アキ「静かにしとけよ、オデュッセウス。こんなところを見つかったら困るだろ?」

藍=美しい装い
カラヴァッジオで書こうとしたけど、若豆を忘れかけてた(爆)

―――――

9月13日 三銃士:アラミス×アトス

アト「アラミス…! お前、こんなとこで」
アラ「いいだろう? 俺の潔白な愛を受け取ってくれ…」
アト「何が潔白だこの万年発情坊主! 潔白というのは、清潔で純白なことを言うんだ!」
アラ「まさにその通りじゃないか。俺ほど、神に祝福されている男はいないぞ。それにな、潔白には、
   潔く心の汚れていないこと、という意味もあるんだ」
アト「確かに潔さは認めるが…ッオイ、手を離せ!」
アラ「嫌だね。俺はアトスを愛することに何の後ろめたさもない。だから、いつでも好きな時に抱く」
アト「なっ…常識くらい持て! というか勝手に決めるなこの馬鹿!!」

たますだれ=潔白な愛
アラアトで学ぼう、楽しい日本語part1(嘘です続きません)

―――――

9月14日 SW:オビ=ワン&アナキン

オビ「む! あれは今秋新作のパンプキンケーキ…!」
オビ「うぅ…しかし、アナキンに”最近ふっくらしましたねマスター”と言われたばかりだしなぁ」
オビ「でも一個くらいなら…」
オビ「いや…そういえばマスターメイスにも”君の頬は柔らかそうだな”と変な目で見られた…。
   もしかして私は本気でダイエットをした方がいいのだろうか」
アナ「あ、お帰りなさいマスター! 見てください、新作のケーキを買ってきて差し上げました。
   マスターここのケーキ好きでしょう」
オビ「…アナキン! ライトセーバーの訓練をしてやるからすぐに支度をしなさい!」
アナ「ど、どうしたの急に!?」

マルメロ=誘惑
帯の心情は@ワーイv Aこのガキ… Bカロリー消費――!!

――――― 9月15日 リベリオン:デュポント×パートリッジ

デュポ「なぜ呼ばれたかわかるか?」
パト 「いいえ…」
デュポ「君に近しい者が違反者になるのはこれで3度目だ。君が誘導したのではと疑う声が出ている」
パト 「そのようなこと――」
デュポ「わかっている、君は優秀で従順なクラリックだ。では何故このようなことが起こるのか?」
パト 「私にはわかりかねます」
デュポ「だろうな。純白の毒は時に劇薬よりも性質が悪い」
パト 「何の話でしょうか、副総裁」
デュポ「独り言だよエロール・パートリッジ。もう下がっていい。明日もこの時間に来るように」

ダリア=華麗
デュポント、花を愛でるの巻。純白とか言っちゃってるよ!(照れ)

―――――

9月16日 グリーンズ:ラット&フォッシー

ラット  「フォッシー、ほら…立てってば」
フォッシー「ううぅ…こんなのってねぇよ…なんでだよ」
ラット  「彼女はもう行ってしまったんだ。俺達とは別の世界に住んでんだよ」
フォッシー「マリアン…」
ラット  「諦めるんだ。ナムのジャングルに魅了されたんだよ。引き込まれちまったんだ」
フォッシー「俺はどうすればいい? マリアンをベトナムに残したまま、放っておけというのか」
ラット  「しょうがねぇだろ、マリアンはもう戻らない。お前は国に帰って、新しい彼女を見つけるんだな。
      明るくて可愛くて、てんとう虫でも怖がるような子をさ」

ヤマゴボウ=野生
原作「ソン・チャボンの恋人」(『本当の戦争の話をしよう』収載)

―――――

9月17日 SW:オビ=ワン&子アナキン

オビ「アナキン、悪いが今夜も――」
アナ「わかってるよ、戻れないんでしょ?」
オビ「ああ、すまないが1人で食事を取って先に寝ててくれ。あと、明日なんだが」
アナ「僕も! 課題で疲れてるからいつもより早く寝ようと思ってたし。明日だって、えーと…
   アーカイブスに調べものがあるんだ!」
オビ「そ、そうか」
アナ「そう、僕もとっても忙しいんだから、気にしないでいいよ」
オビ「アナキン、夜は戻れないんだが…昼食は一緒に取れないかな? 君の都合に合わせるから」
アナ「う、うん…いいよ、マスター」
オビ「ありがとう」

フウセンカズラ=多忙
若オビの、慈しむようにアナキンを見る笑顔が見たい〜

―――――

9月18日 LotR RPS:ヴィゴ×ショーン

V「え? 今なんて、ショーン」
S「しばらくは私に触れないでくれ、と言ったんだ」
V「ってオイ、どういう意味だよ!?」
S「言葉通りだが。ハグだって駄目だぞ」
V「ショーン、そんなに急に言われても納得できない! 俺はアンタに何かしちまったのか?」
S「そういうわけでは…」
V「ショーン!」
S「いいから当分放っといてくれ! 痩せたら知らせるから…あ」
V「…まさか先日、アンタの身体は柔らかいなって言ったのを気にしてるのか?」

ホウセンカ=私に触らないで
ムビスタ10月号の豆氏特集、オールカラーにしてほしかったな…

―――――

9月19日 24:ラモン×ジャック

ジャック「ラモン、明日なんだが。この視察、俺達2人だけで行くんだよな?」
ラモン 「何か問題でもあるのか!?」
ジャック「これくらいなら俺1人でもできると思って」
ラモン 「決めるのは俺だ、口出しすんじゃねぇ」
ジャック「あと、その後の…葡萄狩り…? なんでこっちに3時間も割かれてるんだ?」
ラモン 「うるせぇ、ちょうどそんな気分なんだよ! お前だってやりたいって言ってたじゃねぇか!」
ジャック「あ、ラモンっ!?」
ヘクター「ジャック…あまり兄貴をからかわないでくれよ」
ジャック「からかうって?」
ヘクター「各地を回って経験豊富なお前と違って、兄貴は温室育ちなんだ。優しくしてやってくれよ」

スゲ=つつしみ
さま犬宅の乙女ラモンに影響されて。かっわいいんだ〜、アイツ!

―――――

9月20日 SW:ベン&ルーク

ベン 「いや、師弟だった頃の思い出が支えだったことはないよ。幸福も苦さに変わっていた」
ルーク「でもそれじゃ、1人で寂しくなかった?」
ベン 「…寂しかったよ。最初のうちは。自分の不甲斐なさや使命の重さを感じては、なぜ私がと
嘆いていた。特に辛かったのは…」
ルーク「父さんを思い出すこと?」
ベン 「ああ。ふとした拍子に彼を思い出しては、私が彼を殺したんだと気付いて愕然としていた」
ルーク「でも父さんは死んでなかったよ」
ベン 「そうだな。アナキンは死んでダースヴェイダーが生まれたと思っていたが、アナキンは死んで
いなかった。私が知っている彼が残っていた…」
ルーク「ああ、もうほら、泣かないで。ベンを泣かせたら僕が父さんに怒られちゃう」

ローズマリー=思い出を抱いて
心痛で禿げになったり胃炎になったりしなかったのだろうか。

―――――

9月21日 LotR:アラゴルン×ボロミア

アラ「貴方は本当に美しい人だな…」
ボロ「なっ…何を馬鹿なことを。そういう台詞は婦人に言うものだ」
アラ「女性の美しさと並べているのではないよ。白の総大将にふさわしい、高貴な容姿。
   それにも増して人々を魅了するのは、その心根なのだろうな」
ボロ「アラゴルン…なぜ急にそんなことを言う?」
アラ「メリーとピピンが話してたんだ。華のある人といいうものは本当にいるのだなと」
ボロ「それは…私を指して?」
アラ「他に誰がいる?」
ボロ「あの2人はキノコの上にだって花を見てるさ」
アラ「ほう、つまり…貴方は食べたくなるほど上等だというわけだ」

イヌサフラン=飾らない美しさ
秋波を出しているゴルンの一人称は「私」でお願いします(誰に)

―――――

9月22日 ヤングガン:ディック&ドク

ディック「なんだ、またシェイスクピアなんてカビの生えた本を読んでいるのか」
ドク  「文句あるか? こっちはまだ16世紀だ。カビが生えてるのはお前の方だろう」
ディック「…それはまさか新約聖書のことか?」
ドク  「だとしたら?」
ディック「不信心なことを言うな! 詩人はともかく、神はお許しにならないぞ」
ドク  「罪を許すのが神の愛だろ」
ディック「悔い改めた者だけだ。お前みたいに詩や小説に現を抜かすような軟弱な奴は――」
ドク  「主は禁じてないぞ、石頭め。神もシェイクスピアも、人々を魅了し続けているんだ」
ディック「主と詩人とを同じ次元で話すな!」

センニチコウ=不朽
いや急に、仲良くなる前のよそよそしい2人を書きたくなりまして。

―――――

9月23日 SW:若オビ=ワン&ヨーダ

オビ 「マスターヨーダ、ご相談があるのですが」
ヨーダ「またか、ヤングマスターよ…。もちろんお主はわかっておろうが、正しい答えなぞないのじゃ」
オビ 「それでも、貴方は多くのパダワンを導いてこられました。どうか未熟な私をお助け下さい」
ヨーダ「ふむ…フォースの申し子について、今日はどんな悩みを持っておるのじゃ?」
オビ 「いえ、アナキンのことじゃないのです。アーカイブスに『教育技術』と『エデュー』と『生活教育』を
    入れていただきたいのですが」
ヨーダ「…そういうことは図書館司書に言えば良かろう」
オビ 「マダム・ジョカスタ・ヌーは承諾してくれませんでした。彼女の方針では、教育とはマニュアルに
    倣うものではないと。ですが私は不安なのです。どうかマスターヨーダのお力添えを…」

ヒガンバナ=情熱
ジェダイは薄給(給料あるのか?) 全て実在する教育雑誌です。

―――――

9月24日 ♯e:ハーパー&シャープ

H「サー、そろそろ戻りましょう」
S「…今日も勝ったな」
H「サー?」
S「戦には勝ったし懐も暖まった。俺達みたいなクソ野郎には戦争しか儲ける場所がないよな」
H「どうしたんすか、一体」
S「なんでもない。ただ、こいつが…最期に女の名前を呼んだから。いや、子供の名前かな?」
H「俺達だって自分の女子供を守る為に戦ってるんすよ。それに何よりも、自分を守る為っす」
S「ああ、そうだな。俺らしくもない」
H「さあ、戻って酒を飲んで歌いましょう。こんな血生臭い場所にいるから気分が滅入るんすよ」

デルフィニウム=喜びの野原で
戦闘中の興奮状態から醒めたら、後に残るのは敵の血の重みのみ。

―――――

9月25日 三銃士:アトス&アラミス

アラ「おいアトス、聞いたか」
アト「ああ。健康な男子らしい。ついにお世継ぎがご誕生か、めでたいことだな」
アラ「めでたいが銃士は右往左往している」
アト「祝いの式典は確か十日後だったか」
アラ「そうだ。それまでに正装の準備を整えねば」
アト「馬の鞍を新調せねばな…。そういえばポルトスは剣を質に出していると聞いたが、取り戻す金はあるんだろうか」
アラ「さあな。ダルタニアンなんかマントを汚したと言っていたぞ」
アト「式典までに間に合うといいが。お前は、アラミス? 大丈夫なのか」
アラ「聞くなよ、銃士隊なんてみんな似たり寄ったりだろ」

ミズヒキソウ=慶び事
原作を読んでいると、銃士のあまりの極貧ぶりに涙を禁じえません。

―――――

9月26日 SW:オビ=ワン&デクスター

デク「オビ=ワン! 我らがジェダイ騎士! 久しぶりだな、子育てに忙しいかったのか?」
オビ「デクスター、それはいつの話だ? アナキンならもう17歳だぞ」
デク「そんなに大きくなったのか…驚いたな」
オビ「おいおい、呆けるにはまだ早いぞ」
デク「時の速さに驚いているのさ。アンタがひよっこのパダワンから髭面の騎士様になった時のようにな」
オビ「はは、違いない。でもアンタは変わらないな」
デク「そんなわけあるかよ。まあ、とにかく掛けてくれ。何か飲めよ、ゆっくり話そう」
オビ「デクスター、実は…」
デク「ああ、情報が欲しいんだろ? でもその前に、変わらぬ友情に乾杯するのも悪くないと思うぞ」

ホップ=陽気な親友
デクスター好きです。オビとはいつからの知り合いなんだろう。

―――――

9月27日 LotR RPS:ヴィゴ×ショーン

S「君の繊細な所は好きだが、呆れることもあるな」
V「そんなに変なことか?」
S「だってそんなの、今現在の私達に対して失礼だ。それも明日明後日じゃない、永遠が相手だなんて」
V「だって…不安になるじゃないか。俺達はいつでも一緒にいられるわけじゃないし」
S「その考え方が信じられないというんだ。君の言う永遠って、今の私達の未来には繋がっていないように聞こえるよ」
V「そんなことはない!」
S「そうか、じゃあこれもわかってるか? 君と会って話したり怒ったりしている一瞬一瞬が、永遠の一部なんだってことを」
V「ショーン…まいったな、アンタに言い負かされるなんて」

かしわ=愛は永遠に
親父2人のラブラブ口喧嘩。かしわって、柏餅のかしわですかね。

―――――

9月28日 ワイルドスタリオン:レイ×パリー

レイ 「パリー! 聞いてくれよ、すごいんだぜ!」
パリー「静かにしゃべれよ、うるさい。お前がそこまで興奮するなんて、どうせ女か金だろ」
レイ 「パリーのことでだって興奮できるぜ」
パリー「しなくていい! それでなんなんだ、早く話せ」
レイ 「可愛くないなぁ…。やっぱ教えてやらね」
パリー「ハァ?」
レイ 「よく考えたら、心臓の悪いパリーを興奮させちゃマズいもんな、うん」
パリー「ふざけてんじゃねぇぞ、レイ」
レイ 「俺がここまで興奮したんだからな。パリーなんか鼻血吹いてぶっ倒れちまう」
パリー「いいから殴られたくなかったらとっとと話せ」

コバンソウ=興奮
廃り音と第一変換(爆) 何気にいちゃいちゃしている2人です。

―――――

9月29日 SW:クワイ=ガン×オビ=ワン

クワイ「オビ=ワン、あれとってくれ」
オビ 「どうぞ、これくらい自分で取って下さいよ」
クワ 「うーむ」
オビ 「当たり前ですよ、こんなことでフォースを使ったらもっと怒ります。ところであの子のことなんですけど」
クワイ「ああー」
オビ 「いいえ、どうにかなるとは思えませんね。だってアナキンはもう九歳ですよ? 聖堂が受け入れるはずありません」
アナ 「あれもフォースの為せるワザなのかな?」
ジャー「ミーは愛の為せるワザだと思うね!」

チトニア=果報者
尻に敷かれた亭主関白? ジャージャー書いたの久しぶりだ。

―――――

9月30日 ナショナルトレジャー:ベン&イアン

イアン「この雪原のどこかにシャーロットが…」
ベン 「素晴らしい景色だな、イアン!」
イアン「ああ、雪と氷の下に財宝が眠っているかと思うとゾクゾクする」
ベン 「いやそうじゃなくてさ。大自然に圧倒されるって意味だよ。心が洗われるというか、
    目が覚めるというか…」
イアン「価値のないものに感慨は湧かないな」
ベン 「ロマンを解さない奴だな。これだけの光景に出会うと、ちっぽけな人間のちっぽけな
    財宝への欲なんてどうでもよく思えてくるもんだろう」
イアン「それは君の意見か?」
ベン 「いや違う。…じゃあ、シャーロットを探しに行こうか」

スギ=雄大
先日、東京のブック○フでトムトマ発見。購入せず(後悔…)









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