モラーテによる「大街道計画の終着点」について
- 622 マフ ◆MAF/M2mo62 [saga] 2011/09/12(月) 00:33:46.25 ID:ReVNn9ev0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『モラーテによる「大街道計画の終着点」について』
────────────────────────────────────────────
/\/\
/\ 森 /\/\ /\/\/\ /\/\
/\/\森森森森/\/\ /\/\ /\ /\/\ /\/\
鉱山村マニール i 森森/\/\ /\/\ /\/\
○ \ 森 ヽ /森森森/\/\/\森森森
\森森森 |___/ 森森/\ 森森森
\森 | 新興村エイミル /\森
牧畜村オオミミール ) / ○ /\
○ ( 首邑モラリエル /\┌────────────────┐
\/ ○ 森/\ |最近、あまり寝てません。 モラーテです|
ー-、 | 森/\ └──────∨─────────┘
: : : : ヽ / 森/\
: : : : : :i i 森森森/\ ∧♪∧ ケホッ
: : : : :/ 海産村モーラル 森森森森/\ (; -∀-)
: : : : i ○ / 森森森森森森/\ ノ u¥∩
: : : : :ヽ___ / 森森森森森森森/\ ミ"( ⌒)´ )"ミ
: : : : : : : : : : : : ) 森森森森 /\ "''"""'"'"''""
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 623 モランバーグの人 [saga] 2011/09/12(月) 00:34:18.28 ID:ReVNn9ev0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『新興村エイミル』にて
────────────────────────────────────────────
: ,,;: ,,;: ,.:: ,,;: ,/,ミ三三三三三ミ゙i
;: ,,;: ,,;: ,,; :; :;/゙ii______iミ゙i
.:: ,.:: ,.:: ,,;:/ミ_゙゙i,rfr゛frk゛゛fr,~fr\゙i
,;: ,,;: ,,;:/ミ_`,,.; ゙iソfr゛fr゛frk゛k゛fr\
,,;: ,,;:/ミ_`:;,, ;;, ゙i'ソfr,kfk゛fr゛frk゛fr\
,,;:;/ミ_` :;,, ;;,, ; :;:;:;゙i ソ))))))))))))))
/ミ_`,, :;,, :;,, :;,: ;:; :;;゙i 川| ゙i゙i川|;:;ミ゙i
ミ_`:;,, :;,, :; :: 、;;: ;: ;:;: ゙i ,川| ゙;i川|: ; ミ゙i
`,, :;,, :;,, :;,, ::,, :: ;:;:; :; :;:;゙i川| 川|:;:;:;:;ミ゙i
~ ~~ ~~ ~~ ~~~~~~~~~~~~~~ ⌒~~~~~~
. ,..、 .,..、 .,..、 .,..、 ;,..、 ,..、 ,..、 ,..、 ,..、 ,..、. ,..、. ,..、
-‐|i.l|‐-‐|i.l|‐-‐|i.l|‐-‐|i.l| |i.l|‐-‐|i.l|‐-‐|i.l|‐-‐|i.l|‐-‐|i.l|‐-‐|i.l|‐-‐|i.l|‐-‐|i.l|
-‐|.l.|‐-‐|.l.|‐-‐|.l.|‐-‐|.l.| |.l.|‐-‐|.l.|‐-‐|.l.|‐-‐|.l.|‐-‐|.l.|‐-‐|.l.|‐-‐|.l.|‐-‐|.l.|
-‐|i::|‐-‐|i::|‐-‐|i::|‐-‐|i::| |i::|‐-‐|i::|‐-‐|i::|‐-‐|i::|‐-‐|i::|‐-‐|i::|‐-‐|i::|‐-‐|i::|
 ̄li ̄ ̄li ̄ ̄li ̄ ̄li ̄| | ̄li ̄ ̄li ̄ ̄li ̄ ̄i ̄ ̄li ̄ ̄li ̄ ̄i ̄ ̄li ̄ ̄
i ̄ ̄li ̄ ̄li ̄ ̄li ̄ ̄l| |i ̄ ̄li ̄ ̄li ̄ ̄li ̄ ̄li ̄ ̄li ̄ ̄li ̄ ̄li ̄ ̄|i
 ̄li ̄ ̄li ̄ ̄li ̄ ̄li ̄|、l三三三三三三三三三三三三三l| ̄li ̄ ̄li ̄ ̄li ̄ ̄i ̄ ̄li ̄ ̄li ̄ ̄i ̄ ̄li ̄ ̄
"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`';|l三三三三三三三三三三三三三l|"'"`"'"^´''"''"'"'^´''"''""`'"`"'"^´''"'"'"`"'"^´''"''"'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 624 モランバーグの人 [saga] 2011/09/12(月) 00:35:23.66 ID:ReVNn9ev0
ゼェー
Α_Α ∧♪∧ ハァー
( ,, ・∀) (д ; )
/ ソ 〉 | f ヽ
(G]二二二> <二二二[GO )
W从WwWW从wWW从wWW从WW从WW从WW从WW从WW从W从WW从WW从wW从W
__
Α_Α ∧♪∧ ̄ ̄__ バッ!
( ,, ・∀) r(д ; )二二>=−
/ ソ 〉 ヽ ` ̄ノ=−─ −
(G]二二二> (_、 \=− ̄ ̄
W从WwWW从wWW从wWW从WW从WW从WW从WW从WW从W从WW从WW从wW从W
/
'
キンッ! /
//
人/ ドスッ
Α_Α< > /l♪ i
( ,, -∀) Y ('(д ; > |i .i
/ ソ 〉./ , ソ¥ ]つ >\i| i
(G]二二// / (⌒ _,ノ、 i|\\i |
W从WwWW从wWW从wWW从WW从WW从WW从WW从WW从W从WW从WW从wW从W
- 625 モランバーグの人 [saga] 2011/09/12(月) 00:36:22.29 ID:ReVNn9ev0
┌──────────────────┐
| おいおい、武の民がこれでどうする. |
└─────────∨────────┘
┌───────────────────────┐
| それに武器は俺達の命を守ってくれる大事なものだ .|
| そんな簡単に手放して良い物じゃないだろう? .|
└────/──────────────────┘
Α_Α
(,, ・∀-)
<二二二[と[ ソ 〉 フゥ
く_ノ_」 ∧♪∧ ハァ
WW从WW从W从W ヒュッ (-; )
| ` ̄ヽ
し )
wWW从WW从WW从WW从
┌─────────∧───────────────┐
| もっと身体を鍛えるんだな。 私の養子の方がまだ強いぞ .|
└─────────────────────────┘
- 626 モランバーグの人 [saga] 2011/09/12(月) 00:36:51.49 ID:ReVNn9ev0
┌────────────────┐
| また、出直して来なさい |
└───────∨────────┘
ふぅ〜
Α_Α ∧♪∧
(∀- ,, ) r'つ- ; )
〈 ソ 〉 ヽ ¥し ヽ
. ]==[L ヽ__,ゝ 〈 〈 〈
W从WwWW从wWW从wWW从WW从WW从WW从WW从WW从W从WW从WW从wW从W
- 627 モランバーグの人 [saga] 2011/09/12(月) 00:37:30.28 ID:ReVNn9ev0
┌───────────────────┐
| こっぴどく、やられたねぇ! モラーテ!! |
┌──────────└──────────────∨────┘
| 勉強をさせて貰えないかなと駄目元で頼んだら |
| 何故か決闘することになっちゃった |
└───────────\──────────┘─────────┐
| これを機に身体でも鍛えたら? |
| モラシス達の中で一番弱いんだからさ |
└───────────∨──────┘
バッ!
∧♪∧ ∠|,i/>
(; -∀・) ('(ヮ^,,∩
し¥し ヽ ヽiY i ノノ
〈 〈 〈 l i| i| i) !
W从WwWW从wWW从wWW从WW从WW从WW从WW从WW从W从WW从WW从wW从W
┌────────────∧───────────┐
| 遠慮しておくよ。 |
|武の道はモランバーグに手も足も出なくなった時に諦めた. !
└────────────────────────┘
- 628 モランバーグの人 [saga] 2011/09/12(月) 00:38:21.20 ID:ReVNn9ev0
┌───────────────────┐
| そういえば、どうしてエイミルに来たのよ.? |
┌───────└─────────────∨─────┘
| 物資の状況を見に来たのと、 |
| アト・アスキィとの関係を知りたくてね |
└─────────\────────┘
∧♪∧ ∠|,,/>
(∀- ;) (ー゚,,)
〉¥ 〉 と[ Y ]つ
〈 l | 〉y )〜
W从WwWW从wWW从wWW从WW从WW从WW从WW从WW从W从WW从WW从wW从W
┌────────────∧────────────┐
| 物資を滞らせ過ぎるとモララー族自体が危ないからね |
| 操作するにしてもちゃんと加減はしておかないと. |
└─────────────────────────┘
- 629 モランバーグの人 [saga] 2011/09/12(月) 00:39:21.42 ID:ReVNn9ev0
┌───────────────────┐
| コツは困らないだけの必要最低限の量. |
| でも、満足するには足りないだけの量をね. |
└─────────∨─────────┘───────────┐
| いや、でも良かったよ。流石、 ウララードが統治する村だ|
└──────/─────────────────┘
∧♪∧ くっくっくっ
(,, )
〈 ` ̄´〉 わぁ黒い
〈 〈 | ∠|,,/> でもオーラ出てない
(__」_)_ (,, ) わぁ凄い小物臭
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 〈 〉
| '〜
┌─────────∧───────────────────┐
| 銅器の手入れはしっかりしているから消費が思ったよりも少ないし、 |
| 狩りも上手いようでして、食料等に不足もない。 |
| これなら少しくらい減らしても、戦争で負けることは無さそうだ |
└─────────────────────────────┘
- 630 モランバーグの人 [saga] 2011/09/12(月) 00:39:56.32 ID:ReVNn9ev0
┌──────────────────────┐
| でも、本当に戦争する気あるのかなぁ? |
| ウララードとハーニヤは本格的に戦争する気は. |
| 無さそうに見えるんだけどね |
└──────────∨───────────┘────────────┐
| .えっ? 今は準備期間だから大人しいだけで |
| 次の遠征に備えているんじゃないの? |
┌───────────────└──────────∨─────────┘
| 今のアト・アスキィは僕達にとって有益だってことだよ |
| 先日、 交易の話でマニーの家にも行ったんだけどさ |
└───────────∨───────────┘
∧♪∧ ∠|,,/>
(・∀- ,,) (ー゚;)
〈 ¥ 〉 〈Y 〉
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌───────────∧────────────────────┐
| 竹管っていう、粘土板よりも手軽に字を書き留められる物があってさ。 |
| これは原料が竹っていう植物でアト・アスキィでしか取れない名産なんだ. |
| 他にもアト・アスキィの文化が所々に見かけられたよ |
└────────────────────────────────┘
これ、なんて書いてあるんですかー?
(文字は読めないのかな)
o あぁ、それはね…
。 円_円 ∧♪∧ ( 人質って名目だけど、これって交易じゃね?)
¥,,・∀・¥ (・∀・ ,,) 。 o ( 最近になって物資の種類も増えているし )
〆 ¥ 〉 〈 ]つ[]o ( どう考えても戦争する気ないよねー、これ )
 ̄ ̄/7 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ 〉 〉 〉
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌──────────────────────┐
| まあ、戦争するよりも互いに利用する道を |
| 選んだんじゃないかなって思ったのさ |
└──────────∨───────────┘───────────┐
| な〜んか、モララー族っぽくないね .|
|強姦するかの如く、蹂躙して奪う方がらしいのに.|
┌─────────────└───────∨────────────┘
| ウララードは他とは違うからね |
| まあ、少なくとも戦争の心配は防備できる分だけ |
| 回せば、恨まれることはないでしょ |
└──────────∨───────────┘ 初めては血の味がしました
∠|,,/> 初体験は何も感じなかったです
モランバーグのことは (キヮ-,,)
アニキには黙っておこう ∧♪∧ 〈 Y 〉
(,, -∀・) | |〜
と[ ¥ ]つ ` Lノ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 631 モランバーグの人 [saga] 2011/09/12(月) 00:41:42.82 ID:ReVNn9ev0
┌────────────────────────┐
| 見て回るのも大街道計画のためなんだよね. |
| そろそろ、 私に全貌を教えてくれても良いんじゃないかな |
┌───────└──────────∨─────────────┘
| ……まあ、ナタなら良いかな? |
└───────────∨──────┘
∧♪∧ ∠|,,/>
(,, -∀・) (ー^,,)
〈 ¥ 〉 oY o )
〈 l | | )〜
W从WwWW从wWW从wWW从WW从WW从WW从WW从WW从W从WW从WW从wW从W
- 632 モランバーグの人 [saga] 2011/09/12(月) 00:42:17.10 ID:ReVNn9ev0
┌──────────────────────┐
| 僕はプランプ達には、円滑な交易路の確保。 |
| オオミミールに市場を作り、流通の中心にする。 |
| とだけ、伝えてあるんだよ .|
└──────────∨───────────┘──────────┐
| そこまでは私も聞いた。 |
| その物資の流通を操作することになるってことも . !
└──────────∨──────────┘
∧♪∧ ∠|,,/>
(,, -∀・) (ー゚,,)
〈 ¥ ]つ 〈 (^[ソ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌─────────────────────┐
| でもさ、その方法をどうするのよ |
└───────────∨─────────┘─────────┐
| アルツァモラやカンリが黙っていると思う? |
| 私達と同じように鉱山村や海産村から直接、 .|
| 街道を引かれたりしたらおしまいだよ? .|
┌──────────────└──────────/───────────┘
| そもそも、物資を滞らせたらさ、 |
| あっちからお叱りを受けたりとかもするんじゃないかな . |
└─────────────\─────────┘
∠|,,/>
(キー゚,)
と[ Y ]つ
〜| |
_ヽし'_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 633 モランバーグの人 [saga] 2011/09/12(月) 00:42:56.02 ID:ReVNn9ev0
┌────────────────────┐
| 別にモラリエルとも交易は続けるさ。 .|
| 今までと同じように、 いつも通りにね |
└─────────∨──────────┘───────────┐
| えっ、それじゃあ、あまり意味はないんじゃ?.|
┌────────────└──────────∨────────┘
| 狙ってそうやったんじゃなくて、 |
| 結果そうなった、という形が好ましいんだよ。|
└─────────∨─────────┘
∧♪∧ ∠|,,/>
(-∀- ,,) (ヮ-;)
〉¥ 〉 oY o )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌─────────────────────────┐
| プランプはもう気付いている頃だと思うけどね. |
└─────────────∨───────────┘───────┐
|僕達は当然の流れでそうして、ごく自然に交易村になる .|
| その流れを作るための大街道計画なのさ |
┌──────────────└─────────/─────────────┘
| この作戦の肝は交易路の確保なんかじゃない。 .|
| もっと重要なのは…… |
└────────────\──────────┘
∧♪∧
(・∀- ,,)
と[ ` ̄´〉
〈 〈 |
┌──────────∧──────────┐
━━━━━━━━| 『動物の貸し出し』 |━━━━━━━━━
└──────────∨──────────┘
┌────────────────────┐
| 大街道計画を手伝ってくれた御社として、 |
| 『オオミミール』は三拠点間の輸送を格安で .!
| 提供させてもらう |
┌───────────────└────────/───────────┘
| でも、モラリエルは契約の対象外だ。 .|
| 交易路がある訳でもないし、輸送費用を追加で .|
| 頂くことにするんだ |
└─────────────\────────┘
(\_/)
( ・∀・ )
と[ ¥ o
ミ"( ⌒)´ )"ミ
"''"""'"'"''""
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 634 モランバーグの人 [saga] 2011/09/12(月) 00:43:32.33 ID:ReVNn9ev0
┌──────────────────────┐
| えーと、それでどうして上手く行くんですか? .|
┌───────────└───────────∨──────────┘
| お前は武は良い物持っているが、 |
| 政治とかはまったく駄目だよなぁ .|
└─────────∨─────────┘
┌────────────┐
| まあいい……少し説明しよう | 【文明スレ脳筋ランキング】
└──────∨─────┘ 1位 モラシス
2位 モピュラ
(\_/) ∧,,∧ 3位 ノー
( ; -∀) ('(∀・,,) :
〈 `]∽) ヽ\ 〉 4位以下 僅差
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(\_/)───────────────────────────┐
| 例えば、 物資の輸送のためにオオミミールに動物を借りないといけない |
| その時にかかる費用が牛一匹に食料三人分だとしよう |
| これは『オオミミール』から2拠点へ運ぶ際の費用とする .|
└──────────────────────────────┘
γ ̄`ヽ
(\_/) ∈ニニ∧∋
(,, ・∀・) 往復『食料三人分』 (・∀・ ,,)
【牧畜村オオミミール】 ←─────────→ 【鉱山村マニール】
(\_/) ∧_∧
(,, ・∀・) 往復『食料三人分』 (^∀^ ,,)
【牧畜村オオミミール】 ←─────────→ 【海産村モーラル】
(\_/) ∧_∧
(,, ・∀・) 往復『食料六人分』 ( Д li)
【牧畜村オオミミール】 ←─────────→ 【首邑モラリエル】
(\_/)───────────────────────────┐
| そして、 『オオミミール』から『モラリエル』へは倍の六人分貰おう |
|尤も、『モラリエル』から倍頂くんじゃなくて、『2拠点』からは半額にする。 |
| という話にするつもりだけどな……まあ、これはいい。 |
└──────────────────────────────┘
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 635 モランバーグの人 [saga] 2011/09/12(月) 00:44:11.60 ID:ReVNn9ev0
(\_/)───────────────────────────┐
| では、『モーラル』から『モラリエル』に物資を送る時に |
| 『オオミミール』を経由すると余分に食料を六人分払う必要がある |
└──────────────────────────────┘
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
∧_∧ 往復 (\_/) 往復 ∧_∧
(,, ^∀^) 『食料三人分』 ( ・∀・ ) 『食料六人分』 ( Д li)
【海産村モーラル】 ←────→ 【牧畜村オオミミール】 ←────→ 【首邑モラリエル】
←──────往復『食料九人分』───────→
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌─────────────────────────┐
|物資を交換する際、その費用を取り戻さないといけないんだ.|
| じゃないと、全体的に損をする形になるからな |
| では、取り戻すためにはどんな手段が必要になる? .|
└────────∨────────────────┘───────────┐
| ……交換する際に相手に出して貰う物資の量を増やして貰う? .|
┌───────└───────────────∨───────────┘
| そう! そうなるのが自然の流れ |
└───────∨────────┘
「塩一袋」に対して、「布製品一品」だったのが、
「塩一袋」に対して、「布製品二品」になるとか。
ん〜
(\_/) /l,,
(,, -∀-)fh n(` ,,>
〈 ¥ ノ ヽ Y 〉
━━━━━┌───∧──────────────────────┐━━━━━━━
| そして、一度、『オオミミール』を経由するから、 |
|良い物のほとんどは『オオミミール』で物々交換されているんだ .|
└─────────────∨────────────┘──────┐
| 安く良い物を仕入れるには『オオミミール』に来る必要があるのさ !
┌─────────└─────────────/──────────────┘
| 三拠点間の計画に『モラリエル』さえも巻き込む。 .!
| 『オオミミール』が市場の中心となるのさ .|
└────────────\────────┘
∧♪∧
( ・∀・ )
と[ ¥〈
/ / 〉
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 636 モランバーグの人 [saga] 2011/09/12(月) 00:45:09.22 ID:ReVNn9ev0
┌───────────────────────┐
| とまあ、動物の貸し出しだけで、 ここまで制限できるし |
| この事に関しては彼らも口出しできないはずさ |
|狙った訳ではなく、結果としてそうなってしまったんだから|
└────────∨──────────────┘─────────────┐
| でも、まだ『モラリエル』が他2拠点に |
| 直接、街道を繋いだ時の問題が解決しないわよ |
┌────────────└────────────∨───────────┘
| 僕達は貸し出す気はないからだよ. |
└────────∨─────────┘
∧♪∧ ∠|,,/>
( ,, -∀) (ー^,,)
〈 ¥〈 oY o )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌───────────────────────┐
| 動物は『オオミミール』にとって、財産であり生命線。 .|
| そう簡単に貸し出せるものでもないさ |
└─────────∨─────────────┘────────────┐
| それに『オオミミール』から続く道なら対応も出来るけど。 |
| 離れた街道で不慮の事故があった時に対応が .|
| 出来ないのもあるし、長距離移動もなるべく避けたい .|
┌───────────└─────/──────────────────┘
| 動物を飼育できる環境が『モラリエル』に作られたとしても|
| 僕達は貸し出さないよ。 .|
| だって財産ですから。 手放しません。 |
└─────────∨──────────────┘
お、多い…
∧♪∧ ∠|,,/>
(・∀・ ,,) (д ;)
〈 ¥ 〉 u u ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ああ、そうそう。
今からモラリエルが動物の飼育を始めたとして
それが実を結ぶ頃には……
どうなっているんだろうねぇ?
∧♪∧ ∠|,,/>
(,, -∀-) (д ;)
〈 ¥ 〉 u u ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<終わり>