月 と 鍬 ⑦ 後編
- 911 ３２ 月と鍬⑦後編 ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/29(日) 23:55:02.41 ID:/wWJ3uJt0
ザ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ．．．
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ﾞ::;;''ﾞ ヽ
- 912 ３１ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/29(日) 23:55:30.70 ID:/wWJ3uJt0
ザ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ……
( ;;)
(⌒;; ( ;;
( ;; ;;⌒)
,'⌒⌒ヽ'⌒ ⌒ヽ⌒⌒ヽ_＿＿ ( ;;
ノ⌒ヽ ｎ ,_ｎ ヽ＿＿＿
／￣ヽ ノ ( － ,,) ~~~~/ ヽ
/⌒ヽ、~~~~~~ γｨｿﾉﾊ | ∞ | ~~~~,'⌒ヽ;;;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~ ~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
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- 913 ３０ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/29(日) 23:56:04.84 ID:/wWJ3uJt0
┌───────────────────‐┐
｜ ……君はその、そういう湯の漬かり方には
｜ 何か意味があるのか？
└─────────v──────────┘
┌─────────‐
｜ ……特に無いです。
└─────ｖ────
( ;;)
(⌒;; ( ;;
( ;; ;;⌒)
,'⌒⌒ヽ'⌒ ⌒ヽ⌒⌒ヽ_＿＿ ( ;;
ノ⌒ヽ ﾌﾞｸｸ ｎ ,_ｎ ヽ＿＿＿
／￣ヽ ノ (－ﾟ ,,) ~~~~/ ヽ
/⌒ヽ、~~~~~~ γｨｿﾉﾊ 。ﾟ | ∞ | ~~~~,'⌒ヽ;;;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~~ ﾟ ~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
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┌──ﾍ──
│ そうか。
└─────
- 914 ２９ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/29(日) 23:56:34.51 ID:/wWJ3uJt0
( ;;)
(⌒;; ( ;;
( ;; ;;⌒)
,'⌒⌒ヽ'⌒ ⌒ヽ⌒⌒ヽ_＿＿ ( ;;
ノ⌒ヽ ｎ ,_ｎ ヽ＿＿＿
／￣ヽ ノ ( － ,,) ~~~~/ ヽ
/⌒ヽ、~~~~~~ γｨｿﾉﾊ | ∞ | ~~~~,'⌒ヽ;;;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~ ~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
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- 915 ２８ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/29(日) 23:57:06.77 ID:/wWJ3uJt0
┌──────────
｜ ……何か考えてる？
└────ｖ─────‐
┌─────────
｜ ……すいません。
└─────┐────
┌─‐└─────────‐
｜ ちょっと頭、空っぽで……
└──────ｖ────―‐
( ;;)
(⌒;; ( ;;
( ;; ;;⌒)
,'⌒⌒ヽ'⌒ ⌒ヽ⌒⌒ヽ_＿＿ ( ;;
ノ⌒ヽ ﾌﾞｸﾌﾞｸ ｎ ,_ ｎ ヽ＿＿＿
／￣ヽ ノ (－ﾟ ,,) ~~~~/ ヽ
/⌒ヽ、~~~~~~ γｨｿﾉﾊ 。ﾟ | ∞ | ~~~~,'⌒ヽ;;;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~ ﾟ ~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
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┌───────ﾍ――─────────―‐
｜ そいつはいい。君は少し馬鹿になるべきだ。
｜ うちの兄貴を紹介しよう、アレは参考になる。
└───────―――─────── ﾊ,,ﾊ─
┌─────────ﾍ─── ｼｮｰｎ(ﾟдﾟ*ｎ‐ｳ!!
│ ……ありがとうございます。 ヽ ノ
└ ──────────── 【実兄：イズモ】
- 916 ２７ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/29(日) 23:57:35.05 ID:/wWJ3uJt0
( ;;)
(⌒;; ( ;;
( ;; ;;⌒)
,'⌒⌒ヽ'⌒ ⌒ヽ⌒⌒ヽ_＿＿ ( ;;
ノ⌒ヽ ｎ ,_ｎ ヽ＿＿＿
／￣ヽ ノ ( － ,,) ~~~~/ ヽ
/⌒ヽ、~~~~~~ γｨｿﾉﾊ | ∞ | ~~~~,'⌒ヽ;;;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~ ~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""
- 917 ２６ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/29(日) 23:58:05.25 ID:/wWJ3uJt0
┌───────────────────――――――――
｜ ……ところでさ、君が中心となる予定だった「農耕」…だっけ？
｜ アレはどうするつもりだったのさ。
└────────────ｖ───────――――――――
┌───────────────────
｜ ……特に、考えてませんでした。
｜ そもそもギコさんからの無茶振りだったし。
└───────────ｖ───────‐
( ;;)
(⌒;; ( ;;
( ;; ;;⌒)
,'⌒⌒ヽ'⌒ i / ⌒⌒ヽ_＿＿ ( ;;
ノ⌒ヽ ｎ __ｎ - ヽ＿＿＿
／￣ヽ ノ (дﾟ ,,) ~~~~/ ヽ
/⌒ヽ、~~~~~~ γｨｿﾉﾊ 。ﾟ | ∞ | ~~~~,'⌒ヽ;;;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~ ﾟ ~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""
┌─────────―─‐ﾍ───―────―――
│ 別に、わたしだけが知る技術ってわけじゃないんです。
│ わたしが欠けたところで、特に滞りは無いだろうと…
└ ──────────────────――――‐
┌────────────ﾍ―――――――─―────―
│ …無っ責任な話しだなァ。
│ 君の仕事振りを楽しみにしている手合いも居るって言うのに。
└ ──────────────────――――――――- 918 ２５ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/29(日) 23:58:34.81 ID:/wWJ3uJt0
┌──────‐
｜ ……え？
└──────ｖ
┌───────────────────――――――
｜ どちらにせよ、君は「農耕」ってのが「どういうものか」を、
｜ 正しく理解しているわけだろ？
└────────────ｖ───────―――――
┌────────┐
｜ ……一応は……
└───────v─
( ;;)
(⌒;; ( ;;
( ;; ;;⌒)
,'⌒⌒ヽ'⌒ ⌒ヽ⌒⌒ヽ_＿＿ ( ;;
ノ⌒ヽ ｎ__ ｎ ヽ＿＿＿
／￣ヽ ノ γｨｿﾉﾊ (- ﾟ ,,) ~~~~/ ヽ
/⌒ヽ、~~~~~ 川 ﾟ rｭu |∞ | ~~~~,'⌒ヽ;;;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~~ ~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
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┌───ﾍ───┐
｜ 一応ねぇ……
└──────‐┘- 919 ２４ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/29(日) 23:59:05.57 ID:/wWJ3uJt0
┌──────────‐┐
｜
｜ 「 農 耕 」 ……
｜
└───────ｖ───┘
( ;;)
(⌒;; ( ;;
( ;; ;;⌒)
,'⌒⌒ヽ'⌒ ⌒ヽ⌒⌒ヽ_＿＿ ( ;;
ノ⌒ヽ ｎ__ ｎ ヽ＿＿＿
／￣ヽ ノ γｨｿﾉﾊ (ﾟ－ﾟ,,) ~~~~/ ヽ
/⌒ヽ、~~~~~ 川 ﾟ - ) |∞ | ~~~~,'⌒ヽ;;;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~~ ~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""
- 920 ２３ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/29(日) 23:59:35.64 ID:/wWJ3uJt0
┌────────────────――
｜ ……僕も概要は耳にした時は驚いたよ。
｜ まったくとんでもない話だよなぁ。
└─────────┐――──────
┌────└──────────────―――――――
｜ 「食べられる植物を手ずから育てよう」なんてさ。
｜ 何たる逆転の発想…初めに思いついた奴は大した天才か、
└────────────ｖ───────――――――‐
( ;;)
(⌒;; ( ;;
( ;; ;;⌒)
,'⌒⌒ヽ'⌒ ⌒ヽ⌒⌒ヽ_＿＿ ( ;;
ノ⌒ヽ ｎ ,_ ｎ ヽ＿＿＿
／￣ヽ ノ γｨｿﾉﾊ εｰ (ヮ- ｒっ ~~~~/ ヽ
/⌒ヽ、~~~~~ 川； ﾟ , ) 〉 ﾉ ~~~~,'⌒ヽ;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~~ ~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
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┌───────ﾍ────────―
｜ あるいはとびきりの大馬鹿野郎だな。
└─────────────────
- 921 ２２ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:00:07.98 ID:OkNp+ltH0
┌─────────────────────────‐┐
｜ たとえば僕だって、長く使っている「ゴミ捨て場」の周囲に
｜ 他とは違う植物が多く生えたりするのには気がついてたよ。
└───┐ └────‐
｜ ようは、食べられる植物だけが上手いこと育つように、地面を
｜ 作り変えてしまおうってわけだ。理屈はまぁわからんでもない。
└───────────────────┐──────―
┌─────────└─────────―‐
｜ 僕らにだって、実の生らない木から選んで
｜ 薪にして燃やすくらいの考えはあったわけだし。
└────────ｖ───────────―
( ;;)
(⌒;; ( ;;
( ;; ;;⌒)
,'⌒⌒ヽ'⌒ ⌒ヽ⌒⌒ヽ_＿＿ ( ;;
ノ⌒ヽ ｎ ,_ｎ ヽ＿＿＿
／￣ヽ ノ γｨｿﾉﾊ ｄ (ﾟっ-,,) ~~~~/ ヽ
/⌒ヽ、~~~~~ 川； ﾟ -) (( 7 つ ~~~~,'⌒ヽ;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~~ ~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""
┌──────────────────────ﾍ────┐
｜ ただ、そう旨い話ばかりじゃなく、それなりの手間もかかると。
｜ 延々と地面の土を穿り返したり、苦労して水を引いたり……
└─────┐ └―――――
｜ 他にも日照りや大雨相手に四苦八苦しながら、ようやっと
｜ 次 の 秋 に その恵みにあやかれる……可能性があるらしい。
└──────────────────────┐─────
┌─────└──────
｜ まったくご苦労な話だよな。
└────────────
- 922 ２１ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:00:34.57 ID:OkNp+ltH0
┌────────────────―┐
｜ それでも上手く行きさえすれば、
｜ たくさんの食べ物が得られるそうだ。
└────―┐ └───────────
｜ 僕らみんなを易々養える 以 上 の量が、計画的に。
｜ …この 「 以 上 」 ってのが何よりすごい！
└───────────────────┐―――
┌────└───────
｜ まず単純にヒトが増える。
｜ 数は力だ。それはいい。
└──────ｖ─────‐
( ;;)
(⌒;; ( ;; ｎ__ｎ
( ;; ;;⌒) ｒ (ヮ- ,,)
,'⌒⌒ヽ'⌒ ⌒ヽ⌒⌒ヽ ﾌ | 。
ノ⌒ヽ γｨｿﾉﾊ 。 「 ＿_Ｊ ﾟ__
／￣ヽ ノ Σ 川； ﾟ r) ｃ 彡（/ ヽ
/⌒ヽ、~~~~~ /u l ~~~~,'⌒ヽ;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""
┌───────────────────――――――――――ﾍ――
｜ 加えてみんながみんな食べ物の供給に携わらなくて良くなるわけだから、
｜ 例えばタタラのような役割の人員は今より仕事に没頭できるようになるし、
｜ その人数も増える事になる。僕らの暮らしは目覚しく変わってくだろうね。
└─────────―─────┐──―───────―────‐
┌─────────‐└────────―───────―───
｜ 余った食糧の扱いをどうするかにもよるが、その偏りはまず免れない。
｜ 食料供給者とそれ以外、持つものと持たざるもの、……里の在り様は
｜ 今ほど単純じゃなくなるだろう。その良し悪しに関わらず…―――
└───────────────―───────―───────- 923 ２０ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:01:06.35 ID:OkNp+ltH0
( ;;)
(⌒;; ( ;; ｎ__ｎ
( ;; ;;⌒) ｒ(ｰ ﾟ ,,)
,'⌒⌒ヽ'⌒ ⌒ヽ⌒⌒ヽ ﾉ |
ノ⌒ヽ γｨｿﾉﾊ 「 ＿_Ｊ __
／￣ヽ ノ 川； r) …！ （/ ヽ
/⌒ヽ、~~~~~ / l ~~~~,'⌒ヽ;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""
- 924 １９ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:01:40.00 ID:OkNp+ltH0
┌───────────────────―‐┐
｜ あんまり僕らをバカにするなよ！
｜ この程度の事を考えるくらいの脳はあるんだっ
└───────────────────ｖ―┘
( ;;) ＋ｘ
(⌒;; ( ;; ｎ__ｎ キ
( ;; ;;⌒) (∀ *)
,'⌒⌒ヽ'⌒ ⌒ヽ⌒⌒ヽ ｒ' ｜
ノ⌒ヽ γｨｿﾉﾊ 「 ＿_Ｊ __
／￣ヽ ノ 川； r) し ヽ
/⌒ヽ、~~~~~ / l ~~~~,'⌒ヽ;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""
┌────────――――─────―─ﾍ───―┐
│ いつまでも君らにおんぶにだっこじゃないぞ！
│ 漆を見つけたように、いつかまたあっと言わせてやる！
└ ────――――──────────────― ┘- 925 １８ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:03:02.69 ID:OkNp+ltH0
┌─────┐
｜ …………。
└──‐v──┘
( ;;)
(⌒;; ( ;; ｎ__ｎ
( ;; ;;⌒) (∀ ,,)
,'⌒⌒ヽ'⌒ ⌒ヽ⌒⌒ヽ ｒ' ｜
ノ⌒ヽ γｨｿﾉﾊ 「 ＿_Ｊ __
／￣ヽ ノ 川； ‐) し ヽ
/⌒ヽ、~~~~~ / l ~~~~,'⌒ヽ;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""
─────────────────────────────────────
┌─────┐
｜ ……まぁ、
└──‐v──┘
( ;;)
(⌒;; ( ;; ｎ__
( ;; ;;⌒) (дﾟ ,,う
,'⌒⌒ヽ'⌒ ⌒ヽ⌒⌒ヽ ﾉ |
ノ⌒ヽ γｨｿﾉﾊ 「 ＿_Ｊ __
／￣ヽ ノ 川； ﾟ ‐) し ヽ
/⌒ヽ、~~~~~ / l ~~~~,'⌒ヽ;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
´"""^´""｀""｀""^´"""^´"""｀""｀""^´"""^´"""- 926 １７ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:03:40.41 ID:OkNp+ltH0
. ......:.:...:.:. .:. .:. (⌒ ､ . .. .. . .. .......:.:.:.:.:. .:.: :.:.:.... .:.:.:.:.:...... .. ..:.:.:.... ..:.:.:.: .: .. .....
:.:.:. .. .:.. (⌒ ⌒) ... .... .:.:.:. .. . :. .:.:.: .:. . . .....:.:.:.:.:.... ..... . ..:.:.:.:. .. .......:. .
（ ⌒" r'. ..:.:.:.... ..:.:.: ... .. .......:.:.:.:.:. .:.:.:.:.:.... .:.:.:... ...... .. . .:.:.
（ " . . ）. .:.:.:.:.:.... .... .. .......:.:. :.:.:. .:.:. ....:.:.:.... ..:.:.:.: .: .. .. :.:.:. .
. ..:.ゝ .ノ .. ..:.. . ... . .. .:.:.: ... . .......:.:.:.:.:... ... ...:.:.:.:.:. .:.:.:.:.:....
... ... ...:.:.:.:.:. .:.:.:.:.:.... .:.:.:.:.:...... .. ..:.: . ...
:.... .... .. ......:. .:.:.:....┌─────────────────┐.... .. ..:.: .:.:. .
:. .:.:.:.:. . . .....:.:.:. .. ｜ 僕ら自身の力でその発想に至るには、 ..:. ...... .: ...
:. (⌒ ､ . .. . ::. .:.. ｜ 多くの時間が必要だっただろうけどさ。 .....:.:.:.:.: ....
⌒) ....... :.:.└─────────────────┘. .:. (⌒ ､ . ..
）".::. :.:.... .... .. .......:.:. :.:.:. .:.:..... .:.. . .....:.:.. .....(⌒" ⌒) ...
ゞ . .:... . . :. .:.:.:.:. . . .....:.:.:.:.:.... ..... . ..:.:. : ... . .(⌒
.....:. .:.:.:..... ... ...:.:.:.:.:. .:.:.:.:.:.... .:.:.:.:.:...... .. ..:.: :.:.:. .:.:.:ーく"⌒ .. .:.:.:.
::...:. .: .:.:. ...... ... .. .... .. ..:.:.:.:.:.. ... .. .... .. ..:.:.:.:.:.: _,.ノ"⌒. .... . . .... . ..
.. .:.: . :.:.:. .:.: (⌒ .:.. ... .. .... .. ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... ...... . .... . . ... ...:.:.:.:. ::
. .:.:.:.:.:.... .:.:.:...:r'⌒ヽ .. . . .....:.:.:.:.:.... ..... . ..:.:. .. .:.:.: . . ..
- 927 １６ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:04:15.84 ID:OkNp+ltH0
┌──────────────────────────────
｜ 食べるものが無くなって、里は結局ばらばらになり、
｜ 昔のように僕らは部族同士で豊かな土地を奪い合うようになって……
└─────────────────┐────────────
｜
┌─────────└──────────────────
｜ 敗れた部族は滅び、勝ち残った部族でさえも多くの餓死者を出し、
｜ 大地の恵みのことごとくを食べ尽くそうとした時に、ようやく……
└─────────────────────ｖ──────‐
( ;;)
(⌒;; ( ;; ｎ__
( ;; ;;⌒) (＾ ,,う
,'⌒⌒ヽ'⌒ ⌒ヽ⌒⌒ヽ ﾉ |
ノ⌒ヽ γｨｿﾉﾊ 「 ＿し __
／￣ヽ ノ 川 ﾟ -) (/ ヽ
/⌒ヽ、~~~~~ / l ~~~~,'⌒ヽ;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""
┌─────────────―────ﾍ―┐
│ 「大地を耕す」なんていうとんでもない発想に │
│ 誰かしらが至った……かもしれない。
└ ───────────────┐──― ┘
┌─────‐└───────―‐┐
│ ……あるいは誰も思いつけずに、
｜ めでたく全滅していたかも。
└───────────────┘- 928 １５ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:04:48.70 ID:OkNp+ltH0
┌──────────―――─────────―‐┐
｜ ……僕らの事を愚かだと思う？
｜ そりゃ、知っている君らに言わせりゃそうだろうけどさ。
└─────────────―――──────―ヽ
( ;;)
(⌒;; ( ;; ｎ__ｎ
( ;; ;;⌒) (､_ ,,)
,'⌒⌒ヽ'⌒ ⌒ヽ⌒⌒ヽ ﾉ |
ノ⌒ヽ γｨｿﾉﾊ 「 ＿し __
／￣ヽ ノ 川 ﾟ -) (/ ヽ
/⌒ヽ、~~~~~ / l ~~~~,'⌒ヽ;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""
┌────────────────────ノ
│ 僕らにしてみたら、そんなことを思い付く方が
｜ どうかしてるよ。……なんでかわかる？
└─────────────────┐───
┌──‐┘──────――‐┐
│ ものすごく単純な理屈だよ。
└──────────――‐
- 929 １４ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:05:14.72 ID:OkNp+ltH0
┌───────────────────――──
｜
｜ ……次 の 秋 まで僕らが生きていられる保障が、
｜ この世界のいったいどこにあるっていうんだ？
｜
└───────────ｖ────────――─┘
＿／⌒ヽ
ーｧ´ l
（ V
､ 」 l
ヽ __, ｲ
｀ ｰｭ └‐ ､
γ´ - , ´ l
ﾚ´￣ヽ' / /
r' / 〉/ ｲ
〈 ｀￣￣￣ / ! γ⌒ヽ
ヽ----ｧ― ､´ ､ノ ）
.' .' ヽ ! （
{ i l . ー '
ヽ＿ノ| | _ノ
- 930 １３ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:05:42.90 ID:OkNp+ltH0
┌──────────────────
｜ 狩に失敗して死ぬかもしれない。
｜ 他の部族との争いで死ぬかもしれない。
└─────────―───┐────
｜
┌───└─────────────────
｜ この冬には食べ物が尽きて死ぬかもしれない。
｜ 明日には食べ物が採れず死ぬかもしれない。
└─────────────────────
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" ‐- ,..,,,... __,, -‐- ,... .-‐‐ "
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-‐" " -‐‐‐-,..,,.
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,:;.:;.:,;.:.::;. ;::ﾞ;; ,,;".;:..:;,.,:;.:,;.:.::;.:.;.;.;..;.:,;.:.::;.:.;.;.;..;
,:;.:.::;.:.;.;.;..; ..;:.,.ﾞ;､ ;",:;.:.::;.:.;.;.;..; ..;:.,.,:;. ..; ..;:.,.,:;.
:.,.,:;.; ...;..;:.:.;.:,;.:ﾞ ､"""~~~"ヾ"~""~""~"~~""~,,,":.,.,:;.; .;..;:.:.;.:,;.:.::..:;..;:.:.;.:,;.:.::..:;.
;..;:.:;.:.;.,:;.:,;;..;:.:;.:.;.,:,,;' ヽ ヽ : '''- :;,,,:;.:;.:,;.:.::;. :.;.;.;.:.::;. :.;.;.
:;.:,;.:.::;. :.;.;.;..;,,;'' i ﾞ ヾ ヽ ﾞﾞ'''ｰ ..,,,,.;.;.;..;..;:.,.,:;.;.;..;..;:.,.:. .
.;..;:..:;.,;;.;.;..;.,,;;'' / : ヽ" ' , ‐- ﾞ'''ｰ ..,,,,:,;.:.::.;.;.;. .
.:;.,;;.;.;..;.;;;ﾞ" '' ヽ ヾ ﾞ' ﾞ"ﾞ'''ｰ ..,.,:;.;
" "ﾞ ;;;'' ,' l ヽ ヾ ヽ ヽ ヾ
ﾞ::;;''ﾞ ヽ
┌───────────────────────────―――
｜ 大雨が来て死ぬかもしれない風に吹かれて死ぬかもしれない
｜ 雷に打たれて死ぬかもしれない山火事にあって死ぬかもしれない……
└─────────────────────┐─────―――
｜
┌──────└───────────
｜ ……理不尽な病で、死ぬかもしれない。
└──────────────────┘
- 931 １２ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:06:14.70 ID:OkNp+ltH0
┌────────────
｜ ……馬鹿馬鹿しいだろ。
└────────┐───
┌──└────────────────―――
｜ そんな僕らが、「次の秋」の実りに期待するなんて。
｜ ましてやその為に貴重な労力を費やすなんてさ。
└───────────────────―ｖ―‐
( ;;)
(⌒;; ( ;; ｎ__ｎ
( ;; ;;⌒) ｒ(ヮ ,,)
,'⌒⌒ヽ'⌒ ⌒ヽ⌒⌒ヽ ｃ―'｜
ノ⌒ヽ γｨｿﾉﾊ U ＿ﾉ __
／￣ヽ ノ 川 ﾟ -) し ヽ
/⌒ヽ、~~~~~ / l ~~~~,'⌒ヽ;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""
┌────────────────────ﾍ───
｜ …今日の糧を得るのに汲々としている僕らの内、
｜ 「今日一日を生きる」以上の事を知らない、僕らの内…
└────────────┐──────────‐
｜
┌─────────└───────────────
｜ そんな「遠い明日の絵空事」を考えられる奴は、
｜ やっぱりとびきりの天才か、とびきりの馬鹿だけなんだよ。
└────────────────────────―
- 932 １１ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:06:42.55 ID:OkNp+ltH0
┌────────────────―――
｜ ……だって、 馬 鹿 げ て る じゃないかよ。
└─────────ｖ―──────――‐
＿／⌒ヽ
ーｧ´ l
（ V
ぐっ ､「ｒっ l
/ > _, ｨ ｲ
{{ ｉ ,ﾉ｀ ｰｭ └‐ ､
| γ´ - , ´ l
| |ﾚ´￣ヽ' / /
| r'' / 〉/ ｲ
ｌ〈 ｀￣￣￣ / ! γ⌒ヽ
｀ヽ----ｧ― ､´ ､ノ ）
- 933 １０ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:07:12.93 ID:OkNp+ltH0
┌───────────────――──┐
｜ 「 明 日 を も 知 れ な い 」 はずの僕らが、
└──────────────―┐─――┘
｜
┌─────―└───────────┐
｜ 「 遠 い 明 日 」 に今日の糧を託して、
└─────┌───────────―┘
!
… ━━━━┿━━━━━ …
:
ｒ‐､
/´ ｀ヽ
,' ',
ｒ‐ ､ γ⌒Y⌒ヽ l
| , ⌒ヽ〈⌒" |
} | _／ ）) l
| ｀ ノ",;;";{^ヾｰ-､,'
､ ,;,:: : : "::.:.:;;;' /
ヽ ~""⌒~''｀ヽ"/
＼ ／
/ {
' :
:
… ━━━━┿━━━━━ …
i
┌─────────‐└‐────────―┐
│ 実るか知れない 「 種 を 撒 く 」 なんて……
└───────────────────―┘
- 934 ９ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:07:46.36 ID:OkNp+ltH0
┌───────────────―┐
｜
｜ こんなに馬鹿げて、滑稽で……っ
｜
└───────‐v────────┘
《 未 来 に 繋 げ る 》 という事…？
ｉ ﾚ' ､ ,, ＜
| ＿ | ''""" ｡ ｒ''´
| 〈 し ｨ /!
| } : ー､__ノ ﾟ /｜ ＿
| ト ｉ ／ レ´ ヽ
| ﾉ ー―ｒ― .
| ｛ ＿_ 。,ノ ／´ ｜
| | ＿ /
: : ｀ .'
┌────────── ﾍ───────┐
｜
│ すごいことって、他にあるかよ……！
｜
└──────────────────┘
- 935 ８ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:09:09.32 ID:OkNp+ltH0
( ;;) 。
(⌒;; ( ;; ｎ__ｎ 。
( ;; ;;⌒) {{ ｆつ ,,) ﾟ
,'' γｨｿﾉﾊ ⌒ヽ⌒⌒ヽ ｒ- ' |
ノ⌒ヽ 川 ﾟ -) /＿_ノ
／￣ヽ ノ ｜ V） (/ ヽ
/⌒ヽ、~~~~~ ｜ ｜ ~~~~,'⌒ヽ;;;
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~~~ ┌──ﾍ─┐ ^
´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^│ ……っ
└ ─── ┘
─────────────────────────────────────
┼┼”
ノ ー┐”
ノ ヽ
＿ノ /
( ;;) /
(⌒;; ( ;; ０
( ;; ;;⌒)
,' γｨｿﾉﾊ ⌒ヽ⌒⌒ヽ_＿＿ ミ､ 。､ ﾟ っ
ノ⌒ヽ 川 ﾟ -) ヽ人/ ＿ ｉ｜ｉ
／￣ヽ ノ ｜ V） ~~~~/ ヽ ､ﾉ ﾚ ﾟ
/⌒ヽ、~~~~~ ｜ ｜ ~~~~~~,'⌒ヽー＝＝－
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
´''"''"'"'^´"""｀""｀""^´"""^´"""｀""｀""^´"""^´"""
- 936 ７ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:09:44.62 ID:OkNp+ltH0
┌──────────────────‐┐
｜ ……僕らは、 きっと、 大きく変わるぞ！
└──────────────────＼
( ;;) ざ ば っ
(⌒;; ( ;;
( ;; ;;⌒) ﾌﾞﾊｯ
,' γｨｿﾉﾊ ⌒ヽ⌒⌒ヽ_＿＿ ｎ__ ｎ
ノ⌒ヽ 川 ﾟ -) ＿＿＿ｒ(０ ｕ 。
／￣ヽ ノ ｜ V） ~~~~/ ヽと ｕ〈 ミ っ
/⌒ヽ、~~~~~ ｜ ｜ ~~~~~~,'⌒ヽー～～"
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""
┌───────────────────――――――ノ
｜ 鍬を手に、「今居る場所を変えていく手段」を得た僕らは、
└─────────―――――────┐──────┘
┌───────└──────────
｜ 「遠い明日を想う事」を知った僕らは！
└──────────────────┘
- 937 ６ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:10:14.36 ID:OkNp+ltH0
┌─────────────────
｜
｜ すごい事なんだよ！わかるだろ！？
｜
└──────────┐──────
┌─────└─────────────────────────
｜ もう食べ物が採れないなんて理由でよそに移らなくったっていい！
｜ あるかも分からない豊かな土地を求めてさ迷い歩かなくったっていい！
｜ 攻めて来る敵とは戦えばいいんだ！ 僕らがココを変えられる！
└──────────────────ｖ────────────┘
( ;;)
(⌒;; ( ;;
( ;;
,' γｨｿﾉﾊ ｎ､ ｎ 彡 ､
ノ⌒ヽ 川 ﾟ -) (ヮ *) ヽ人/ ＿
／￣ヽ ノ ｜ V） ﾚ) つ / ヽ
/⌒ヽ、~~~~~ ｜ ｜ ｃ､/ ノ っ ~~~~~~,'⌒ヽ
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~~ ~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""
┌────────────────────────ﾍ────
｜ 今出来ない事だって、次の秋には出来るようになるかもしれない！
｜ ダメならその次の秋がある！ 僕らには何だって出来るんだ！
└───────────────┐ └────――
│ 君は、知ってんだろ！この文化を知ってる！
│ だったら……っ ……――
└―──────────────────―
- 938 ５ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:10:44.60 ID:OkNp+ltH0
┌─────────────┐
｜ ――……だったら……――
└──────v───────
( ;;)
(⌒;; ( ;;
( ;; ;;⌒)
,' γｨｿﾉﾊ ⌒ヽ⌒⌒ヽ_＿＿
ノ⌒ヽ 川 ﾟ -)ｃ ,,) ヽ ＿＿＿
／￣ヽ ノ ｜ つと | ~~~~/ ヽ
/⌒ヽ、~~~~~ ｜ ｜ ｜ ｜ ~~~~~~,'⌒ヽ
~~~~/￣￣ヽ、 ~~~~~~~~~~~~~~ ,'⌒ヽ'⌒ヽ￣￣^
´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""｀'"'"｀"'"^´''"''"'"'^´''"''""
- 939 ４ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:11:15.91 ID:OkNp+ltH0
「文化」を意味するドイツ語の 「Kultur」 や英語の 「culture」 は、
|: { ｀ア
',: : .､ /
ヽ: : '
ヽl ー
|
」 Τ ｒ ､
} _}_ノ 〃
ノ """ ""
{
。 ､ ﾉ
＼ ー ''
ｃ ､
彡 ￣ 7
┌───────────────────――ﾍ――
｜ ――……「こんなところに居るべきじゃない」なんて、
｜ そんな情けない事言うなよ。
└───────────────────――――┘
- 940 ３ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:11:43.61 ID:OkNp+ltH0
┌─────────────―――――――――
｜ 此処なら鍬で、どんな風にだって変えていける。
└─────────────――――――――＼
本来、「培養する」、「洗練したものにする」、「教化する」……
等といった意味合いを持つ。
: :.: :.: : :.: :.
: :.: :.: : :.: :.: : :.:ｌ
: :.: :.:ｲ : :.: :.: : :..:!
: :.: :.:／ |: :.:／: :.: :
: :.: :.:彳´ レ /: : ノ
: :.: :.: 〈 」:Lｒっ ｒ "
ｲ（:: o￣´ {
| 。 ヽ
､ｌ ﾉ
ｌ (::) -‐ .:!
＿ ..:イ:::ｌ
ｌ::.:∧:.:.:.:.ﾉ
┌───────────────────―――――／
｜ 僕らなら、文化でどこまでだって変わって行けるだろ。
└─────────―――――――――――――――
- 941 ２ ◆TAI2.kX92w [sage saga] 2012/07/30(月) 00:12:16.27 ID:OkNp+ltH0
┌───────
｜ なぁ、シオン。
└───────
由来となるのは、ラテン語の「 colere 」。
: ┌───────
ｉ ｜ 耕してくれよ。
。 └───────
:
＿ ＿＿ｉ,＿
,. ´ ヽ´ 。 ￣
／ , ､ } 。
/ ｕ / { ﾉ __
/ .' ー' / }´ヽ
／ / r''´ 〉 ＼
／ ,' 〉 」
l 〈 ノ
| , ,＿ﾌ￣
／ヽ__ノー '￣
／
- 942 続 ◆TAI2.kX92w [age saga] 2012/07/30(月) 00:12:44.88 ID:OkNp+ltH0
その意味は、「 耕す 」。
┌───────┐
:. ｜ 僕らと一緒に。 .:
, └───────┘ ,'
, :.:.:.:.:.:.: .:.:.:.:.:.:.:. ,'
. '., ....:. .:.:.. .:.:.:.:.:.:.:.:.. /
―THERMAE PRIMUS― × ～ L u n i r a n t o ～
' , ....:.:.:.:.:.:.:.:.. , 'ﾞ
ﾞ ､ ,,,,, ,,,,... ''"
―━ 月 と 鍬 ⑦ ━―
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, ' ..:.:.:.:.:.. ヽ
,.' .:.:.:.:.:.:.:.:. .:.:.:.:... ヽ
,.' ...:.:.:. :.:.:.:.:.: :.:.:.:.:.... .:.:.:.:.:.: .....:.:.:.:.'.,
. .