王国心で二次創作活動をすることがどうして危険なのか




 王国心というゲームを、■e社(旧■社)と共に、D社が共同で制作しているからというのが最大の理由です。
 では何故D社がかかわっていると危険なのか。

 そもそも二次創作をする上で、著作権というのは無視できない問題です。(芸能同人になると今度は肖像権なども絡んできますが、この辺は当ページで解説することではないので置いておきます。)表現の自由はありますが、他人の権利を侵害してまでする行為は常識を逸脱しているとして、法律違反と判断されることもあります。
 ですが、日本の中では、出版会社や製作元・原作者が二次創作活動を黙認をしてくれていることが多いため、著作権侵害のグレーゾーンが比較的広くなっているのが現状です。原作者は二次創作を歓迎している場合もありますが、基本的に企業は利益が関係してくるので大っぴらには歓迎していません。むしろSHO学KANなんかは、権利に関して比較的厳しい姿勢をとっています。
 国内二次創作の著作権に関しては、突っ込んで話すととんでもない長さになりますので、専用のサイトさんなどを参照してください。

 で、問題のD社はというと。
 こちらは権利の保護に対して とーーーてーーーも 厳しいです。この企業は、日本の甘っちょろい風潮なんて気にかけてくれることはありません。
 この厳しさは、D社の創立者が生前に自分のキャラクターの版権を全て配給側に奪われる苦い経験をしたことがあった、というのが元々の理由のようです。それがきっかけで権利の保護に敏感になり、創立者の亡くなった後も会社の方針としてそれが残り続けています。
 創立者が権利に関して敏感だったというのは、そういう理由があるならば当然のことです。偏った例えで申し訳ありませんが、自分がお腹を痛めて生んだ子を手元から奪われて、自分の子供だと言うことも誰に認めてもらうことも出来ない状態にされてしまうようなものではないでしょうか。

 とは言え。
 D社は既に創立者の抱える小さな映像製作会社ではありません。全世界を股にかける超・巨大企業です。日本で二次創作を黙認してくれている企業とは天と地ほどの差があります。その上権利の侵害にとっても敏感です。
 そんな敏感肌のヘビー級モンスターが張っている縄張りに足を突っ込もうとすると、その強大さに見合ったお仕置きが下されます。黙認なんて言葉は彼奴の辞書にはありません。
 小学生が卒業制作でDキャラクターを描いたと知ったD社が、ぽぽーんと訴訟を起してすぱーんと消去させたのは有名な話です。また、アメリカの著作権法は、王国心で言う『王様』の権利が切れる直前になると度々著作権の保護期間を延長されたりもしています。

 D社の著作権に関する問題は、ちょっと待てよという印象を受けるものもありますが、当サイトでは反感を煽ることを目的としてはいないのでここでその話題に突っ込むことはいたしません。
 まずはこの会社がいかに恐ろしいかということを知って、そしてご理解ください。
 誰でも見ることのできるところでD社の権利を侵害していたら、気付いた時には犯罪者かもしれません。法律を動かせる強大なアイツが一個人の人生をどうできるかなんて、考えるだに恐ろしい話です。




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