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>>>黒猫<<<
洗濯物を部屋に入れていたら、鈴の音がした。 ふと下をみると黒猫が座って僕を見上げていた。 僕もじっーーっと見つめた。 向こうの雰囲気が「ややなぁ。何かみてるでぇー。どうしようかなぁ」っという感じになってきた。伝わってきた。 とりあえず僕は怒った顔とか笑った顔とか色々してみた。 何回か横に目をそらしてた。 10分くらい見詰め合って、猫がゆっくり立ち上がってどこかへ行ってしまった。僕は「何か勝ったぞ。ここはオレのレイヤーじゃい」と心のどこかで喜びを感じていた。
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ずらかるぜ!