■ 守護月天〜ぷらす〜 ■

 [あとがき]




「さて、今日はどの娘のを撮るかの…」



「さあな。爺さんが選べばいいだろう…」



薄暗く、どんよりとした空気が漂う監禁室。

成熟した大人の女から、まだ十代前半と思われる少女まで、様々な女が鎖に繋がれている。



焦点の定まらない目をしてしきりに何かを呟く少女。

身を屈めてすすり泣きながら、何かに脅えつづける少女。



俺と古手川の爺さんは、今日もビデオに撮る女を物色していた。



捕らえてある女との淫行をビデオに撮り、それを紳一様にお渡しするのが、俺達の毎日の日課になっていた。

その日によって、女やシュチュエーションを変えてきたのだが、最近では、殆どの女が度重なる陵辱に壊れてしまい、

撮るビデオの内容も俺達が無反応の女をただ貫く、というつまらない内容になってしまっていた。

紳一様も、文句こそ言わないが内心不満に思っている事だろう。



「なあ、爺さん。どの女も壊れてしまって使い物にならん。新しい女を調達してきた方がいいんじゃないか?」



「大丈夫じゃ。今日犯す女はもう決めてある。それに新しい女…といってもあてもないじゃろう。」



「それはそうだが…」



古手川の言う通りだった。

もうこの小さな街に美しい女のあてがないのだ。

俺達が憑依している奴らの記憶にあった娘は既にもう捕まえきっていたのだ。

それなら町を歩く女をさらえば良かったのだが、なかなか俺達の目に止まるような女はいなくて、いても非処女だったりしたのだ。



「そろそろ、この街から出たい…な。」



「それは、紳一様が決める事じゃて。」



「まあ、それもそうだな。」



そんな会話をする乎一郎(古手川)と俺{出雲(直人)}を睨みつけている一人の女がいた。

その女はルーアンだった。



ルーアンは、紳一様の物となっているから俺や古手川や木戸はこいつを犯す事は出来なかった。

結果、監禁部屋の中で唯一正気を保っている女になったのだ。

ちなみにシャオは紳一様が気に入ったのか、何度も犯していたので壊れてしまっている。



睨みつけるルーアンに、にやにやした表情を返す古手川。



…監禁室の中での異様な雰囲気。



カーンと冴え渡った空気が、弾けながら結合して、場に妙な緊張感を生み出していた。



「フォフォ…気の強い…この娘じゃよ…」



「おい、爺さん、そいつは紳一様の物だろう。あんたが勝手な真似をしようが別に構わんが、俺はあんたの味方じゃないぜ。」



「ふん。言われんでもわかっとる。きちんと紳一様から許可は取ってあるわい…」



「なら、問題はないな。おい!ルーアン。立つんだ。」



座り込んでいたルーアンを俺と古手川が半ば、力ずくで立つように促した。

ルーアンは、きっ…と俺達を睨みつけると、立つまいとその場で踏ん張って微かな抵抗を見せる。



「手間をかけさせるなよ。」



俺がぐっと手に力を入れて無理やりにルーアンを立たせようとするが、ルーアンは頑として動こうとしない。

その強行に反抗する様子に俺は、はあ…と溜め息をついた。



「さっさと立て。」



「触らないで。…私をどうする気よ。」



「わかっているだろう。紳……じゃなかった…お前が太助君にやられた事だよ。」



「ヒヒ…お前は太助に無理やり犯されたのに、ヒイヒイよがっていたらしいな…」



「違うわよ!」



「ふん。…まあ、お前が、犯されて喜ぶ淫乱女だったおかげでワシ達がお前を楽しめる…というわけじゃがの。」



古手川が紳一様から聞いた事によると、ルーアンの身体は成熟していて紳一様が犯してもあまり痛がらなかったらしい。

それどころか最後の方には喘ぎ声をあげていたと言う話だ。



紳一様の性癖なのかは知らないが、紳一様は犯している女が、快楽を感じて乱れるのを極端に嫌う。

その事をよく知っている古手川はうんざりした様子の紳一様に、ルーアンをくれと頼んだ、というわけだ。

そして、古手川は「別に構わん。でも、ビデオは一応撮って置けよ。」とルーアンを譲り受けたという事らしい。



「おい、爺さん。そんな事よりさっさと連れ出すぞ。」



「そうじゃな…ほれ、おとなしくついて来るんじゃ。」



「嫌よ!離してって言ってるでしょ。」



頑なに拒んで、抵抗するルーアン。

彼女の挙げる甲高い叫び声が、監禁室の壁で響く。



その耳障りな声とルーアンの反抗的な態度に怒りをおぼえて、俺はルーアンの口を押さえつけるとルーアンを肩に担ぐ。

じたばたと暴れるルーアンをよそに俺はさっさと歩き始めた。



「やだっ!離して!」



「痛い目に遭いたくなかったら、おとなしく黙っていろ。」



「………」



俺は威圧的に言い捨てて、ル―アンを黙らせると古手川とともに、監禁室に鍵をかけ、外へと出て行った。



ギィ………バタン…



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



「う、ふふ…」



「あはは…」



彼らが出て行ったあとには、誰が出したともわからない笑い声が監禁室に響いていた。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



カツカツ………



辺りに規則正しい靴の音が響く。

俺と古手川は、長い木製の廊下を歩いていた。

先程の脅しが効いたのか、ルーアンは俺に担がれたまま大人しくしている。



背中にルーアンの柔らかさと暖かさが伝わって来る。



「ところで爺さん。こいつをどこに運ぶんだ?」



「ワシの部屋だ。いつでも楽しめるように色々と面白そうなものを用意しておいたんじゃ。」



「…用意のいい事だ。」



「フォフォ…備えあれば憂い無し…という奴じゃよ。」



「ああ、そうかい。…おっと、ここだな。」



そう言って直人は古手川と共に部屋の中に入っていく。



がらんとした部屋。



その部屋の隅には三脚で固定したカメラが備えつけられており、いつでも撮影が出来る状態だった

そんな事よりも俺が気になったのは部屋の中央に無造作に積まれてあった数々の器具であった。



「凄いな…」



「そうじゃろう。わしが集めたコレクションは。」



「ああ…よくもこんなに集めていたな…」



「フォフォ…」



完全に呆気に取られた俺を見て古手川は、嬉しそうだ。

こんな爺さんを喜ばしても仕方ないが、これらはほんとに凄かったのだ。

浣腸器具一式に太さや形の違う張り型が数十本、さらには調教用の鞭や縄、猿轡…。

まだまだ言えばきりがないので、これくらいにしておくが、その種類と数は相当の物だった。

これだけ色々あれば女の身体を開発するぐらい容易な事だろう。



「ちょっと…もう降ろしてよ。」



「ん…ああ。」





担がれたままでいるのは辛いのか、ルーアンが呆然と立ったままでいた俺に言う。



どさり…とルーアンを床に降ろす。

床に降ろされるとルーアンは俺達に向かって話し掛けてきた。



「あんた達、もうこんな事は…。」



「出来ないですね。」



止めろと言いかけたルーアンを遮って俺は出雲の口調で言ってやった。

言おうとしていた事を先に否定されてルーアンは黙ってしまった。



「監禁室の皆さんの様子を見たでしょう。もうすぐあなたもあんな風になりますよ。快楽の事しか考えられなく…ね。」



「私は、あんな風になったりしないわ。いつかここから出てあんた達を殺してやるから。」



「…それは、あなたの主人である太助君…もですか?」



「そ、それは…」



俺に言われて黙ってしまうルーアン。

精霊として主に仕えているわけだから、ルーアンに主を裏切れるわけはない。



「出来ないですよね。主を裏切るなんて事は精霊には。

かといってあなたがここから逃げて私たちを殺すと主を裏切ってしまう結果になる。」



「………」



「まあ、それ以前にここからは逃げ出せないでしょうが。ルーアンさん、他に何か?」



「あんた達は自分のしていることがわかってるの!?犯罪よ!?男…いや、人間として最低の行為よ!?」



「言われるまでもなく、充分にわかっていますよ。あなたこそ自分の立場はお分かりですか?」



「ど、どういう意味よ…」



「別に他意はないですよ。言ったままです。」



「わ、私…私だけでも、ココから逃がして…あなた達のことは誰にも言わないから。」



ルーアンの口から汚いエゴが飛び出した。

「自分だけは助かりたい」という汚いエゴだ。

俺はそのエゴ自体は嫌いではないし、エゴぐらい誰にでもある物だ。

俺が嫌いなのは、普段いい子ぶって良い事言っているつもりになっている奴らだ。

同様に、なんらかの社会的悪に対して怒る民衆…というのも俺は反吐が出るほど嫌いだ。



…今は、そんな事は関係ないが。



「酷いですねぇ。あなたはお仲間を見捨てて自分だけ助かる気なのですか?」



「…もう、あの子達は再起不能よ。別に見捨てたわけじゃないわ。ねえ。本当に、誰にも言わないから…」



取ってつけたような体の良い言い訳だ。

それにこの女は未だに自分の立場と言う物を理解していないらしい。

俺達と「交渉」が出来ると思っている時点で大馬鹿である。



「誰にも言わない…ですか。それは寛大な申し出ですね。…ですが、立場と言うものを考えて言葉は言うべきですよ。」



「ひっひ…直人。準備完了じゃ。」



「そうか。では始めるとするか。」



「ちょ、いやっ…!来ないで!」



「近付かなくてはやれないでしょう。…さて、どうしますか?」



「こ、来ないでって言ってるでしょ!これ以上来たら…」



「さて、どうするんじゃ?」



「来ないでって言ってるでしょ!」



部屋の隅まで這いずって逃げたルーアンにじりじりと古手川がにじり寄っていく。

その手には、先ほどの器具の山から引き出した荒縄が握られていた。



「な、何をする気よ。」



「ひっひ…暴れるといかんからのぅ。これで縛ってやるわい。」



「や、やめて!」



「ひっひ…ルーアン先生、僕の気持ちを受け入れてよ。」



古手川は遠藤の口調をちょっとだけ真似ながらルーアンを追い詰めると四つん這いにさせた。

そして、なれた手つきでルーアンを下着の上から縛っていった。



縛り方は、もっともポピュラーな「亀甲縛り」というやつだ。



「どうじゃ。わしの縛りは?達人技じゃろう…」



「くぅん…くるしい…」



ルーアンの美しい肌と意外にも地味な白い下着は縄で締め付けられている。

その圧迫感にルーアンは苦しげな顔をして、良い声で鳴く。



そんなルーアンを見て古手川は満足げに、にやつくと手に持っていた縄を近くの柱にくくりつけた。

そして、そのままルーアンのもとを離れると乱雑に積み上げられていた山から浣腸器具を取り出して顔を歪ませた。



「おいおい、浣腸をするのか?」



「そうじゃ。こういう女には、よ〜く自分の立場という物を教えてやらねばな。

それには、これが一番じゃわい。」



「…だめだ。紳一様がスカトロ嫌いなのを忘れたのか?」



「しかし…」



「そんなにやりたければ、一人の時にでもするんだな。」



「………」



強い口調でもって言ってやると諦めたのか、渋々ながらも浣腸器具をもとの山に戻した。



まったく、この爺さんにも困った物だ。女のことになると使用人の分際を忘れてしまうらしい。

…一度死んでからも変わらないとは、呆れたものだ。



「で、どうするんだ。爺さん。」



「仕方ない。ほかで我慢するか。」



再び、器具の山を漁って古手川はいくつかの器具を取り出した。



猿轡、張り型、チューブ入りの媚薬、アナル開発器具……



まあ、これなら問題はないだろう。



「二人でたっぷりと可愛がってやろうじゃないか。」



「フォッフォッ…」



柱に繋がれたままこちらの様子を窺っていたルーアンのもとに戻る。

ルーアンは俺達が抱えてる物を見て声をあげた。



「な、何よ、それ…」



「これか…?これはお前を躾るための道具じゃよ。」



「飼っている動物の躾は飼い主の義務ですからね。しっかりと調教してあげますよ。」



そう言って俺は、縛られて四つん這いの格好でいるルーアンの身体を舐めるように眺めた。



四つん這いのまさに犬のような格好。



その身体で目に止まるのは豊かな胸と縄の食い込む下着だった。



「こんな大きな胸で、いつも太助君を誘惑しているんですか?」



「や、やめて…揉まな…ひゃっ!…」



大きく手を広げて俺はルーアンの胸を、がしっと掴んで揉んでやった。

ぷにぷにというやわらかな感触と一枚の下着越しの体温とが俺の手に伝わってきた。



一方、古手川の方はというとルーアンの太股の辺りを撫で擦りながら、へその周りを舐めて愛撫していた。

直接、そこを弄りにいかないのは、焦らしてやろうとでもおもっているのだろうか。



「あう…ひっ…だめ…舐めな…」



「これは、困りましたねえ。こんなにいやらしい声を出して発情するなんて。

 太助君があなたを捨てた理由がよ〜くわかりましたよ。」



「ひっひ…ほんとにいやらしいメス犬じゃ。これは、しっかりと躾をせんといかんのぅ。」



古手川がルーアンの脇腹やへそのあたりを舐めたり擦ったりする度に四つん這いのルーアンは、

身体の力が抜けて、その場に倒れ込みそうになる。



「くぅ…ん…」



「フォッフォッ…どうした?力が入らんか?気持ちいいんじゃろう。」



「き、気持ちよくなんか…」



「嘘をつけ、腰が気持ちいいですといっておるぞい。」



「きゃぅ…うく…」



今まで直接そこを弄らなかった古手川が、ルーアンの秘部を弄り始めた。

その瞬間、ルーアンの身体はがくんと揺れて、今にも地面に倒れ込みそうになっていた。



「ほほ…濡れておるじゃないか。」



「全く。呆れたメス犬ですね。淫乱もここまで来ると…」



「ち、ちが…淫乱なんかじゃ…ひゅあっ…!」



「しっかり反応しておるくせに、どこらへんが淫乱じゃないというんじゃ?」



古手川が指を動かすたびにルーアンの切なげな声とともに、くちゃくちゃといやらしい音が聞こえてくる。

その下着には、まだ破瓜の血が残っていたのか赤黒っぽい色の染みが付いていた。



「くっ…ん…い、痛い…」



「痛い?こんなに濡らしておいてそんなはずないでしょう。遠藤くん、もっとたっぷりと可愛がってあげてください。」



「ルーアン先生。もっと感じてください…」



「い、やあ…」



愛撫を少しの間続けていると、そこもほぐれて来たのか、痛みを訴えなくなった。

そのかわり、切なげに声をもらして俺達の愛撫に耐えている。



「ほぐれてきたかの…では、こちらも…」



「ひっ…えっ!そ、そんな所やめて。」



「ん…ほうれ。どうじゃ?」



古手川はルーアンの秘部を愛撫したまま、アナルに手を伸ばすと、ぐにぐにと穴の周りをほぐし始めた。

尻の穴の周りをほぐされる感触に嫌悪の声を上げるルーアン。



「どうれ、中は…」



「んっ…だめぇ!入れないで…」



「おお…わしの指をきつく締め上げて来るわい…」



「いやあ…汚い…」



古手川がルーアンのアナルに人差し指を突っ込むと、言いようのない嫌悪感にルーアンが苦しげな声を出す。

本来、物を出すに入れられているのだ、それも仕方のない事だろう。



古手川は存分に楽しんでいるようだ。



…俺もぼちぼち楽しむとするか。



「さて…ルーアンさん。」



俺は、アナルの感触に身を悶えさせているルーアンの頭を掴んで無理やりにこちらを向かせた。

そして、ルーアンの顔の目の前で肉棒を見せつけてやった。



「うっ…やだ…生臭い…」



「ひどいですね。男なら誰でもこんな臭いがしますよ。太助君もこんな臭いがしたでしょう?」



「それは・・」



「これから、あなたはこれ無しじゃ、生きていけなくなるんですから、

今から仲良くしておいた方がいいですよ。」



俺はそう言ってルーアンの顔にびたびたとペニスで頬を叩いてやった。

柔らかい頬の感触がなかなかいい。



「さて、では口を開いてください。」



「い、いやよ。そんな事するはずないじゃない。」



「自分の立場をわきまえて下さいと言ったはずですが。それとも、痛い目をみないとわかりませんか?」



脅しをたっぷりとこめてそう言ってやると諦めたのか震えながらもルーアンは口を開いていった。

その口の中に肉棒を差し込んでいく。



「どうすればいいか…わかってますよね。太助君にした事と同じ事をすればいいだけですよ。」



「うっ…ぐむっ…ぅん…んっ…」



髪の毛を引っ張りながらそう言ってやると口を動かし始めた。

口を窄めて肉棒を締め付けながら、下でカリ首の辺りを刺激する。



思っていたよりもずっと上手い。



紳一様の教え方がよほど良かったのか、この女に才能があったのか。



などとルーアンの口淫に満足しながら古手川の方をふと見てみると

その手にはアナル開発用の張り型が握られていた。



にやにやしながら穴に狙いを定めている。



「わかってると思いますが、絶対に私のモノを噛んだり、歯を立てたりしてはいけませんよ。

 そんな事をすればどういう目に合うか…わかってますね?」



「ふぅ、ん…んむっ…ふぁい…」



従順に頭を縦に振るルーアン。

その後ろで、アナルに狙いを定める古手川にはまったく気付いていない。



「ひっひ…ほうれ!」



「…んっ…っ!?んあっ…んん〜!」



「絶対に噛むな!!」



いきなりアナルに衝撃をうけて思わず歯に力をいれそうになったルーアンに

俺は、髪の毛をぐいぐい引っ張りながら大声で怒鳴って、言い聞かせて噛まないようにさせる。



必死でアナルに耐えているルーアンに、俺は口淫を続けさせた。



…ふう、どうやら噛み切られる心配はなくなったようだな。



「おい、爺さん、いきなりやるんじゃない。あやうく噛み切られるところだっただろう。」



「すまん、すまん。いや、こういうのはいきなりやるとたのしいでのな。」



「まったく……」



一応、謝った古手川だが全く反省の色が見えない。

まあ、噛まれた所で身体を変えればいいだけのことだが。



「んっ…あふ…ぺちゃ…ふっ…ん…。」



「…上手いですね。もっと強くしてください。もう少しで射精しそうですから。」



「うっ…ふぅん…あむっ…」



ただこくりとだけ頷き、ルーアンは口淫のスピードをあげて力を入れた。

それにつられて俺の射精感も昂ぶっていった。



「そうだ。おい、爺さん。」



「なんじゃ?」



「あのチューブ入りの媚薬は使わないのか?」



「ああ、あれか。そうじゃな…使うか。」



そういうと古手川は、ルーアンのアナルに突っ込んでいたバイブを引き抜いた。

いっしょに俺も口から肉棒を引き抜いた。



「あむ…ん…?ぷはっ…えっ…?」



いきなり肉棒を引き抜かれてルーアンは困惑気味だ。

口の中に出されるとでも思っていたのだろう。



「さてと。」



古手川がルーアンに巻かれた縄をほどき始めた。

ルーアンは訳がわからず、その場でじっとしている。



「えっ…?ほどいて…?」



「そうじゃよ。」



「に、逃がしてくれるの?」



「…まさか。」



ルーアンの淡い期待を潰すように、ほどいた縄で再びルーアンを縛り始めた。

背中を柱にくくりつけ、足を大きく広げさせた格好で固定させる。

もちろん足首でがっちり固定してあるので、足を閉じたりする事は出来ない。



ルーアンのあそこが俺達に丸見えになった。



「こ、こんなかっこう…」



「なにを言う。いつも身体を見せつけるような服装やポーズをしておるくせに。

 本当は人に見られたかったんじゃろ?」



「そうですね。あなたにはこんな格好が良くお似合いですよ。」



「…っ…酷い…」



「さて。」



古手川はルーアンを縛り終えると手に持っていた媚薬をルーアンの秘部に塗り始めた



「ぅん…ふぅう…ん…」



「ひっひ…これじゃ、媚薬は必要ないかもしれんの…」



古手川はペちょ、ペちょと花びらの隅々までよく塗りつけていく。

そして、一通り塗り終えると何を考えたか、古手川はチューブの先端を秘部に突っ込んで中に媚薬を直接入れた。



ルーアンは直接入ってくる媚薬にびくりと身体を振るわせる。



「んあっ!…そんな、直接…ひあ…」



「ひっひ…これでよし…と」



全てを注入し終えると古手川は、ルーアンに猿轡をしてその場を離れた。

あとは少し待てば媚薬の効果があらわれてくるはずだ。



「ん〜ふぅんっ…ふっ…んん〜…」



ルーアンが何かを言っているが、猿轡のおかげで何を言っているのかはわからない。

俺とじいさんはそんなルーアンの様子を眺めた。



「爺さん。アレは何を言ってるんだろうな。」



「さあのぅ…わしにもわからんわい。でもさっき塗った媚薬は超強力の即効性で

使いすぎると精神が飛んでしまう危険な薬だという事は確かじゃなあ…」



「一回の使用限度は?」



「薄く一塗り…多くても五グラム程じゃな。」



「…爺さんは、まるまる一本使い切ったよな。」



「ひっひっひ…じゃが、そんな事は…」



「…俺達には関係ない…だろう?」



「そのとおりじゃよ…」



俺達がそんな事を言っている間にもルーアンの様子は見る見る変わっていった。

その顔は赤くなっていて息も荒い。

固定されて動かない足を動かしたそうにもぞもぞしている。

すでにルーアンのソコからは大量の蜜が溢れ出ていた。



…どうやら媚薬が効いているらしいな。



俺達は再びルーアンの方によって行くとその口にはめていた猿轡を外した。



「気分はどうですか…っと、もう出雲の口調を真似る必要はないか。」



「そうじゃな。こいつの頭の中はもう男のモノの事でいっぱいじゃからな。」



「あ…あう…か、身体が…」



「身体がどうしたんだ?言わなきゃわからんぞ。」



「あ…熱い…お、お願い…このままだと変に…」



潤んだ瞳で訴えかけて来るルーアン。

その瞳は欲情の色に染まっていた。



「そうか。…で、何をして欲しいんだ。」



「あ、あそこを弄って…」



「あそこって何処だ?ここか?」



「…ひんっ!ち、ちがっ…あふうっ!」



ルーアンの脇腹から太股へかけて指でなぞってやるとルーアンは上ずった声を上げる。

どうやら全身が性感帯になっているようだ。



「お、お願いだから…」



「だからあそこって何処だよ。」



「お、おまOこよ!だから早く何とかしてぇ。ああ…変にぃ!」



うずくあそこを弄れないもどかしさからに身悶えるルーアン。

そんなルーアンをみて古手川は嬉しそうだ。



「ひっひ…さわって欲しいんじゃろ?」



「そうよ!お願い、早く…」



ますます昂ぶって来るあそこの感覚にルーアンは、口からは涎を垂らして、目は大きく見開いて身体を激しくゆすっていた。

さすがにこれ以上焦らしたらルーアンの精神が飛んでしまう。

そうなっては面白くないので、俺はここらで弄ってやる事にした。



「おい、落ち着け。今弄ってやるからな」



「あ…ふあん…あん…」



熱くたぎるようなあそこをぐちゃぐちゃと掻き回すように弄ってやるとルーアンは身を震わせて喜んだ。



…そろそろか。



「では、いれてやるとするかの。」



「あっ…ああ…いれて…早く…」



「うっ…うあ…ふあぁ…はいってくる…」



古手川はルーアンのあそこに肉棒をあてがうとそれをずぶずぶと中に入れていった。

よほど気持ちいいのかルーアンは嬌声をあげて悶えている。



「ああ〜〜いい!いいの!ちOぽ、いい!もっと…突いて…」



「おおっ…柔らかい膣壁が程よくワシのモノを締め付けて来るわい…」



ルーアンの成熟した膣内の感覚に恍惚となる古手川。



だが、ルーアンの方は古手川一人では満足できないのか、切なげな表情でこちらを窺っている。

その顔は、発情期の動物のように直情的だったが、俺はこういう表情は嫌いではない。

ルーアンにニヤリとした表情で返してやると俺はルーアンのアナルに入れるべく場所を移動した。



「爺さん、俺も入れるぞ。」



「おう…わかった」



「あはっ…んっくっ…」



古手川は俺が入れやすいように位置を調節した。

俺はルーアンのアナルに肉棒を押し当てると一気に貫く。



「そらよ。」



「ひっ、あうっ!ぎが…あ、ああ…」



ルーアンは一瞬、身をこわばらせて苦しそうにするが、それはすぐに快楽のものへと変わる。

アナルを見てみると、裂けたのか血が太股を伝っていた。

だが、媚薬の効果のある今は、それすら気持ちいいらしい。

傷口を開くように腰をくねらせている。



「あっ…はっ…も、っと…もっと!」



「うお…これそんなに暴れるな…」



「くっ…」



入れている俺達が戸惑ってしまうほどにルーアンは激しく腰を振る。

これでは、立場が全く逆だ。



…古手川の奴。媚薬を塗りすぎだぞ。



軽く舌打ちを漏らして俺はルーアンの乳首を摘み上げるとそれを握り潰した。

ふつうなら痛みに悲鳴をあげてしまうが、今のルーアンはただ悶えるだけだ。

面白くもなんともない。



「あっ、はっ、くっ、んっ…んあっ・・・」



「こおっ…締め付けが…」



「くっ…この調子に乗るなよ。この淫乱女がぁ!」



ルーアンに負けじと俺達は一層腰のスピードを速めていく。

薄い肉壁越しに古手川のモノが擦れて気持ち悪かったが、そんな事構う暇もなくルーアンを貫く。



「んっ…だ、だめぇ…もっ…はぁああ…」



「うおうっ!?ワ、ワシはもうだめじゃ…」



「くっ…出すぞ!」



「んっ…あああああ〜〜〜〜〜〜。」



俺達は同時に果てた。

そして精液をルーアンに流し込んだ。



ルーアンは流し込まれる精液を感じながら恍惚の笑みを浮かべて失神していた。





「はあ…はあ…つ、疲れたの…直人。」



「ふう…そうだな…媚薬を塗りすぎだぞ。」



「次からはもっと少なくするわい…」



「もう、だめだろう。あの女も壊れただろうし、それを使う女がもういないぞ。」



「そうじゃな……」



「紳一様がキリュウを犯したらこんな街とはさよならだ。」



その後、失神したルーアンは古手川が運んで、撮影したビデオは俺が紳一様に届ける事になった。







コンコン…



とドアをノックして紳一様の返事を待つ。



「直人か?入っていいぞ。」



「はい。失礼します。」



ゆっくりとドアを開けて俺は部屋の中へと入っていき、紳一様にビデオを手渡しした。



「紳一様からいただいたルーアンを古手川と二人で犯りました。その時のビデオです。」



「うむ。…楽しめたか?」



「はい…」



「では、私はこれで失礼します。」



そう言って俺は、紳一様に一礼すると部屋を出て行こうとした。

だが、紳一様が俺を呼び止めた。



「ああ、そうだ。直人…」



「はい。なんでしょうか?」



「古手川に次に行く街を探させておけ。」



「はい。」



俺は、紳一様のその言葉に思わずにやりと笑ってしまった。

そんな俺を見て紳一様もにやりと笑みを返してきた。



「キリュウを犯したらこんな街に用はないからな。」



「そうですね…では。」



「ああ……」



俺は、紳一様に軽くお辞儀をして部屋から出た。

古い廊下をコツコツと靴音を響かせて歩く。

規則正しい靴音が辺りに響く中、俺は薄い笑いを漏らした。



「ふふ…」







[あとがき]




ど〜も、覇王っす。

え〜今回、リクエストにより絶望月天〜ぷらす〜を書いたわけですが、二回目のルーアンさんはいかがでしたでしょうか。

ん〜なんか口調が変かな?と自分でも思いながら書いてましたが、キリュウよりかは簡単でした。

こういうキャラの口調を真似るのって難しいんですよね…

あ゛〜〜キリュウも終ったし次は何をしようか?

う゛〜ん…東京アンダーグラウンド物かファイヤーエムブレム物か東鳩物でも書くか?

では〜〜

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