■ BreakingHeart〜復讐2〜 ■

[あとがき]




「さて、あの二人はどうやって犯そうか…?」



「とりあえず、こっちに運ばないとな。」



「そうだね。」



俺と雅史は教室の隅で抱き合って脅えている二人…松本と吉井の方を見た。

二人は短い悲鳴をあげてあとずさるが、逃げ場はない。



「いや…やめて、こないで。」



「いやぁ!どうしてこんな事をするのよ。」



「…男はなぁ、誰でもメスをいたぶんのが大好きなんだよ。」



「…それ、おやぢだね。浩之。」



「ははは…」



俺はこんな他愛もない冗談を交わしながら松本に近付き、目の前にかがみこむ。

手を伸ばして髪を撫でてやると、びくりと身を震わせた。



「松本…お前はなかなか可愛い顔をしているな…」



「浩之。こっちの吉井も犯しがいのある顔をしているよ。」



「泣き叫ぶ顔が早くみたいな。」



「そうだね。」



雅史との会話を終らせて俺は松本の髪の毛をがっしりと掴むとそのまま教室の中央まで引きずっていく。

となりでは雅史が俺と同じ事をしていた。



「きゃあ!痛い!離して」



「やめて!髪の毛を引っ張らないでぇ!」



「まったく。うるさい連中だな。」



「まあ、そのほうが楽しいけどね。」



「それもそうだな。」



髪の毛を引っ張られている二人が悲鳴をあげるが、俺達は構わずに教室の中央まで引きずっていってやった。

そして、中央に着くと掴んでいた髪の毛を離した。

何本かが抜けて手に残っている。俺はそれらをふっと吹くと松本達を見た。

涙目でこちらに慈悲を請うかのように俯いている。

ふんと鼻を鳴らして、松本達の願いを突っぱねた。



と、そこへ委員長もやってきた。

満足げな笑顔で二人に話し掛ける。



「ええ気味や。あんたらもじきにああなるよ。」



「そ、そんな…」



そう言って委員長は、白目を剥いて気絶している岡田の方を指で指した。

それを見た二人は、顔をこわばらせて震えだす。

その不安と恐怖と絶望が入り混じった表情は実に男を惹きつけるものがあった。

俺のモノは早くも元気を取り戻していた。

どうやら、雅史も同じようだ。

視線を委員長に戻すと、まだ二人を脅して楽しんでいた。



「あんたらには、なにをしてももらおうか…」



「いや…お願い…許して。」



「そんな事言っても、許せへんよ。あれくらい罪を償ってもらわんと。」



「ひっ…」



又もや委員長は、岡田の方を指差して二人を追い詰めていく。

じわじわと言葉でいたぶるのは実に楽しい物だ。

それが今まで自分に嫌がらせをしてきた連中に対する物なら、溜飲もぐんと下がると言う物だ。

うろたえ、脅え、許しを乞う二人をみて実に委員長は満足げだ。

どれ、俺も混じってやるか。



「なんなら、アレより酷い状態にしてやろうか?あまりの痛みとショックで死んでしまうような…ふはは…」



「あかんで、藤田くん。そない簡単に殺してもうたら。じっくりと自分の犯した罪に苦しんで、償ってももらわんと。」



「それもそうか。」



「そんな…お願いします!許して下さい。」



俺と委員長の非情な会話に、要求してもいないのに二人は土下座し始めた。

床に額を擦りつけるようにして、必死に許しを乞う。



「お願いします!お願いします!」



「…まあ、うちも鬼やない。そんなに言うんやったら許したってもええよ。」



「…おいおい。委員長、ちょっとまてよ。それじゃあ…んっ?」



松本と吉井を許してやってもいい、と言い出した委員長につっこむ俺を雅史が制止して、俺の方に目で合図を送ってきた。

なるほど…どうやら委員長に考えがあるらしい。



「本当に許してくれるの?」



「ええよ。」



「ありがとう…!保科さん。」



「…ウチにも慈悲ぐらいあるんやで。」



二人は、抱き合って喜び、委員長を崇めるように感謝の言葉を述べる。

…直後に裏切られるとも知らずに。



「まあ、一人だけやけどな。」



「えっ…一人…?」



「そや。あんた等のうち、罪が軽い方一人。」



「そんな…」



「どっちが罪が軽いか、重いかは、あんたらが決め。」



「……」



先ほどの様子は何処へやら。二人は黙り込んでしまった。

俺達三人は、そんな二人の様子をニヤニヤしながら眺める。

…今に、醜い罪の擦り付け合いが始まるだろう。



「………」



しばらくの間、その場を沈黙が支配する。

そして、五分ほどたった頃、ふいに松本がその沈黙を破るように震える声を出した。



「わ、わたしは、保科さんへの嫌がらせはやめようって言ったのよ。…それなのに岡田と吉井が、勝手に…」



「何よ。松本も一緒になってやっていたでしょ!?

 それにノートに落書きをしようって言い出したのはあんたじゃない!」



「吉井の方がたくさん書いてたじゃない。」



「りょ、量の問題じゃないわ。内容よ。松本の方が酷い事を書いてたじゃない!」



「吉井こそ……」



俺の予想したとおり、二人はぎゃあぎゃあと喚きあいを始めた。

他人の喧嘩の見物はおもしろい。それが、自分が誘導して起こさせた物ならなおの事だ。

俺達の思惑に、まったく気付かず、松本と吉井は勝手に言い争ってどんどん仲が壊れていく。

場の雰囲気もぴりぴりと緊張しだす。

二人の友情は、自らの保身のエゴによって簡単に崩壊してしまった。

こいつらのような上っ面だけの友情なんてこんな物だ。

…そろそろ、頃合か。これ以上、喧嘩させても煩いだけだからな。



「ああ〜!うるせぇ!お前らの話を聞いていたら罪の擦り付け合いじゃね―か。もういい。お前ら二人とも有罪だ。」



「そんな…」



「見逃してくれるって言ったじゃない。」



「知るか。お前ら自分の立場をわきまえて物を言え。ぶつくさ抜かすと、どうなるかわかってんのか!?」



「ひっ…ご、ごめんなさい…」



強い口調と態度でそう言ってやると二人は再び抱き合って脅えだした。

さっき喧嘩したばかりだというのに…都合のいい「友情」だな。



…なんにせよ、ここからは俺達のやり方でやらせてもらうぜ。

じりじりと獲物との距離を詰めていく俺と雅史。



「や…こないで!助けて!お願い」



「だから、助けてやろうって言ったのにお前らがもたもたしてるからだ。時間切れだ。」



「というわけで二人とも有罪。二人で仲良く泣き叫んで罪を償うんだね。」



「たっ…やぁ!」



俺は、松本を捕まえて、吉井の方に向き合うように座らせる。

やはり、先ほどの喧嘩で顔を直接合わせるのは嫌みたいで、松本は顔を逸らしている。

俺も座らせた松本の真後ろに座り込むと手を伸ばして胸を揉みしだいた。

服の上から感じるほのかな体温と若さ故のまだしこりの残る柔らかい感触が実にいい。



「だめっ…さわらないで…嫌ぁ…」



「おい、雅史。松本の胸って結構でかいぜ。」



「あはは、吉井もだよ。こいつらなかなかいいね。ペットに欲しいよ。」



「まあ、実際飼うとなったら色々と面倒だからな…これくらいの女、俺達の周りにはうじゃうじゃいるしな。」



「それもそうだね。じゃあ、精々今を楽しんでおきますか。ふふ…」



「うっ…くう…」



外から、内から、ゆっくりと、あるいは激しく、変化をつけながらの俺の愛撫に

松本は感じてきたのか顔を赤くして息も荒い。



俺は、右手で胸を楽しみつつも左手を松本の股間にのばす。

俺の手が松本の秘部に触れると、松本は短く悲鳴をあげた。



「きゃう!?嫌!もう、やめて。」



「ふん。本当に嫌ならばこんなに濡れているはずないだろ。

犯されそうになってるってのにこんなに感じるなんてとんだ変態だな。」



「そうだよ。本当は、こいつら僕らにいたぶられて嬉しいんだよ。」



「そんなわけ…ないじゃない。」



俺達の言葉を、吉井は否定した。

松本はそんな気力もないのか俺の腕の中で、いやぁ…と呻くだけだ。



「ふう〜。自分に素直になった方がいいよ。」



「あぐっ!?ふあ…」



雅史は、吉井への責めを一層激しくする。

岡田ほどではないが、性格のきつい吉井が屈服するのを見るのが雅史は楽しみらしい。

俺は、どちらかというとこの腕の中で脅えている松本みたいに為す術もなくただ許しを乞う女を…って方がいい。



「こっちも楽しむとするか。」



俺は、松本の耳タブを甘噛みする。

それと同時に下着に擦り込ませていた手でクリトリスを探し出して、クリクリと捏ねるような愛撫をする。

無論、もう片一方の手は乳首を転がしている。



「あっ!?ふぅ、ん…あうっ!?」



まさに快楽の三重奏。

懸命に押し殺そうとする声がたまらなくそそる。



「こいつら、嫌だとか抜かした割には、しっかりと感じてるな。」



「まったく、女ってのは仕方のない生き物だよね。」



「そうだな。『犯して欲しい』っていう自分の気持ちに素直になれない可哀想な生き物だよな。」



「その点、こいつらは、正直だね。」



「ああ…俺は素直な奴は嫌いじゃないからな。」



「僕もだよ。」



「そんな素直なお前らにご褒美の愛撫。」



「ひあ!?」



そう言って俺は松本の首筋をナメクジが這うように舐めていく。

その感触に身を震わせた松本の髪からはシャンプーのいい匂いがする。

塩からい舌先の感覚と甘い髪の匂い。



「あう…くうん…あひっ…」



「ん?ここが感じるのか?」



松本の隠れた性感帯を見つけ、そこを集中的に舐めていく。

俺が愛撫する度に松本は甘い声を上げて秘部から蜜を垂らす。

面白いように反応する松本に気を良くした俺はいろいろな愛撫を試みた。

うなじをなぞってみたり、耳の穴に舌を入れてみたり。

しばらくの間、それを続けていたお陰で松本のあそこから垂れた蜜が染みを作っていた。

目の前の吉井を見ると、雅史の愛撫ですっかり濡れている。

後は貫通式をおこなうのみである。



「雅史、もうこんなもんでいいだろ。」



「そうだね。こいつらばっかりにいい思いさせるのも馬鹿らしいしね。」



「…でどうやって犯そうか?」



「…そうだね…僕に任せてくれる?」



「ああ。いいぜ。」



俺に笑みを返しながら、雅史は吉井を仰向けに寝かせるとその上に松本を運ぶ。

丁度、お互いの顔の位置にお互いの秘部がある。

いわゆるシックスナインと言う格好だ。



「レズでもさせるのか?」



「ん〜。半分正解。僕達が肉棒を突っ込んでいる時に結合部を舐めさせるんだよ。」



「それはいいな。さっそくやるか。」



俺は、松本の、雅史は吉井のあそこに肉棒をあてがう。

松本の方は吉井の体の上に乗っているために挿入は楽だが、

雅史の方は、吉井のあそこに肉棒をあてがうのは大変そうだ。

ちらりとこちらを見て雅史は苦笑いを浮かべた。



「浩之…こっちは、やりにくいよ。」



「我慢してくれよ。」



「しょーがないなあ。」



「悪いな…」



雅史は、ぼやきながらも仕方ないなあといった顔つきでこちらに合図を送った。

よし。入れてやるぜ。



俺がぐっと腰に力を入れると、俺の肉棒がずぶずぶと松本の秘部に埋没していく。

その痛みに、息を詰まらせる松本と吉井。



「あぐっ!…んぎィ…うああ…!」



「ひ…あぐ…痛い!やめ…ああっ!」



「濡れていた割には、けっこうきついね。こいつら、処女だったりして。」



「まさか。いかにも遊んでそうじゃねーか。」



「いや。でもわかんないよ。なにせ、岡田が処女だったんだから。」



なかなか入らない肉棒を無理やり秘部の中に進めていく。

ミチミチ…と肉が軋む音が肉棒に伝わる。



「いぎぎ…はぐうっ…!」



「あが…んひぃ…!」



苦しげな呻き声をあげる松本と吉井。

そんな二人に構わずに俺達は、肉棒をどんどん中に推し進めていく。

…と、俺は、肉棒の侵入を阻む物の存在を感じた。

雅史も俺と同じ物を感じたようで、薄笑いを浮かべている。



「処女だな。俺達は、ほとほと運がいいな。」



「神の思し召しってやつかも。…で、どうしようか?」



「どうする?って決まってるじゃねーか。一気に貫いてやるぜ。だが、その前に…」



「…ん?どうするの?」



「おい!痛がって泣いてる暇なんてないぞ。ほれ!トモダチのまOこに突き刺さっているちOぽを舐めな!」



「ひぎっ…」



俺は、痛みに喘ぐ吉井の髪の毛を掴みあげて、言い聞かせる。

反抗しないように、肉棒で処女膜を突きながら言ってやると、吉井は頭をぶんぶん振って痛みを訴えた。

俺が突くのを止めると吉井は松本の秘部に突き刺さっている俺の肉棒を舐め始めた。

これはいい。狭くてきつい松本の秘部と吉井のフェラを同時に感じられる。

向こう側を見てみると、雅史も同じようにして松本に肉棒を舐めさせている。



「じゃあ、一気に突くか。」



「そうだね。」



「それっ!」



「あぎ…きゃあああぁ!痛い!やあああ!痛いの!止めてぇー!!」



俺達が同時に腰を突き進めるとぶちりという断絶音の後、肉棒が秘部の奥深くにまで入り込んだ。

一気に処女膜を破られた松本と吉井は、激痛に身を固まらせ、悲鳴をあげる。

…イイ。実にいい声だ。

俺と雅史は二人が奏でる音楽にしばらく聞き入った後、腰を動かし始めた。



じゅぷじゅぷじゅぷ・…!



愛液と破瓜の血が入り混じったドス黒いピンク色のあわ立った液体が、結合部から流れ出る。

肉棒を伝ったそれを、痛みに震える吉井に舐めさせる。



「はう…んぎ…ぺちゃ…」



「やあ…んっ…ぺちゃ…」



「いいね。こいつらの中。」



「ああ…やっぱ初物は違うぜ。…おい!ちゃんと舐めろ。

少しでも手を抜いたらクリOリスと乳首を噛み千切ってやるからな。」



「はぎい…んんっ…」



「こっちもだよ。松本さん…しっかり舐めてね。そう…そこ…うまいよ。」



「あぐっ…んぶっ…」



松本と吉井のきつい締め付けとフェラチオに俺達の射精感が昂ぶっていく。

ラストスパートとばかりに俺達はスピードを上げて秘部を突きまくる。

スピードを上げた突きに吉井は顔を歪めながらも、フェラチオを一生懸命にやっている。



「く…」



「僕もそろそろ限界だね…」



「あっ!?え…だめ!中は…外に!!」



「女は皆、同じ事を言うね。」



「素直に中に出してって言えないのかよ。」



「だめえ…お願い。出来ちゃうよ…」



「知るか。出来たら堕ろせばいいだろ。」



「そんな…!」



「ほれ。出すぞ。出すぞ。」



「いやぁ!!」



半狂乱で身を捻りだす松本と吉井。

くくく…と笑いを漏らしながら俺達は秘部を思い切り突き上げる。

そして、肉棒が膣の最深部に達した時。



「う・…」



「あああ…!!いやああああああ…!!」



ドクドク……



俺は精液を吉井の子宮にぶちまけられた。

体の奥に広がる精液を感じて、松本と吉井は絶望の声を上げる。



その声を聞きながら、俺達は搾り取るようにけいれんする膣壁の感触を楽しんだ。



「ふう。よかったな。」



「そうだね。」



俺達が肉棒を引き抜くと松本と吉井はその場にぐったりと寝たまま動かない。

…気絶しているわけでもなさそうだ。となると壊れた…のだろうか。



俺達の陵辱劇を観賞していた委員長が、その寝転がって動かない松本と吉井の様子を見て、

満足げに頷くと俺達の方に向き直り、口を開いた。



「ご苦労さん。こいつらは、ショックのあまり壊れたみたいやな。…ええ気味や。」



一瞬、ぞくりと寒気がするような表情をして委員長が言い捨てた。



「ああ…もういいのか?」



「もうええよ。後始末の方はうちがやっとくから。」



「そうか…こんな頼みごとならいつでも言ってくれよ。」



「今日は楽しめたよ。じゃあね。保科さん。」



「うちの方こそ。じゃあ。佐藤くん。藤田くん。」



「じゃあな。いいんちょ。」



俺達は、委員長を教室に残して学校を後にした。



外はすっかり日が暮れて、闇に包まれていた。

俺と雅史はふたり並んで夜道を歩く。



「…また女を犯したいな。陵辱は病み付きになるな…」



「浩之、すっかり鬼畜だね。少し前までとはもう全然違うよ。」



「いや。雅史。俺はどこも変わってないぜ。」



「?」



「本当の俺に気付いただけだ。」



「ふふ…そうだね。浩之はいつも浩之だね。」



「ははは…」



「あははは・…」



誰もいない夜道に二人の笑い声だけが響いていた。



つづく







[あとがき]




ども。覇王っす。東鳩もの第二弾、いかがでしたか?

といっても犯してるのが脇役なんで、あまり皆さんは嬉しくないかも知れませんが。

次は、琴音ちゃんを犯そうかと考えております。

これからも、鬼畜浩之と雅史にご期待を!

そして、私の執筆速度を速めるという意味でも感想をよろしくお願いします!

では〜〜〜〜。


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