■ 魔薬なラブひな〜第4話〜 ■

 [あとがき]




「ふああ…朝か。」



まだ惰眠を貪りたいという脳の要求を突っぱねて俺は布団から這い出た。

ん〜…と伸びをして身体に油を差していく。



「ええと、ああ。もうすぐ飯の時間じゃないか。」



ふと目に付いた時計を見て俺は、食堂へと移動する。

まだ誰もいなかった食堂で俺は椅子に腰をかけた。

奥で、しのぶちゃんが鼻歌を歌いながら料理をつくっていた。



「ふう〜。」



もう一度伸びをして、筋肉を動かす。

朝、起きた後のこれがまた、気持ちいいんだよな。

あ〜今度、寝起きでセックスしたやるのもいいかなぁ…。

ククク…寝ているところに魔薬を嗅がせてやったらどうなるんだろ?

ポケットから魔薬を取り出し、指でもてあそびながらそんなことを考えてみた。



「ん…浦島…」



「やあ、素子ちゃん。おはよう。素振りはもう終わったの?」



「あ…ああ。」



俺が顔をゆがめてろくでもないことを考えていると、食堂に入ってきた素子ちゃんが俺の姿を見つけて声を上げた。

その様子は何処となくぎこちない。

やはり、この前の事で気まずく感じているのだろうか。

…しのぶちゃんのように普段と同じように俺に接してくれていいのになあ。

どうも切り替えが苦手らしい。



そんな素子ちゃんをしりめに俺は到って普通の態度で接した。

いくら俺でもいきなり魔薬を吹きかけたりしないよ。

…たぶんね。



俺の挨拶に、返事を返す素子ちゃんだが、その意識は俺の指の中にある魔薬に向かっているのか、

そこばかりを見つめている。



「どうしたの?」



「い、いや…なんでもない。」



いくら俺でも、こんな所で素子ちゃんに魔薬を吹きかけたりはしない。

まあ焦らずともおいおい楽しめばよい。

フッ…と一笑して、俺が魔薬の入った小瓶をポケットに入れなおして、

声をかけると素子ちゃんは、はっとした様子で答えて、席に座った。



「あとで、素子ちゃんの部屋に行くから素子ちゃんは高校の制服を着て待っていてね。

焦らなくてもいいよ。大丈夫…今度はあそこの処女をもらってあげるから。」



「あ…そ…それは…」



小声でぼそりと素子ちゃんに向けて言うと素子ちゃんは真っ赤に赤面して俯いてしまった。

何を照れているのだろうか。すでにあんなにもいやらしい姿を俺の前で曝したのに。

女って良く分からないなぁ…



「さ〜て…今日も楽しい一日になりそうだ…」





昼。





昼飯も食い終わって俺は、素子ちゃんの部屋に向かった。

何をするのかは言うまでもない。

素子ちゃんがそれこそ、股を濡らして待ち焦がれている事だ。



「ふふ…」



素子ちゃんの部屋の前に立った俺は思わず、昨日の素子ちゃんの痴態と朝のぎこちない態度を思い出して笑い声を漏らした。



「やあ。おまたせ。」



俺はノックも合図もせずに不意に障子を開けて素子ちゃんの部屋の中にずかずかと上がりこんでいく。

いつもなら、俺がこんなことをしようものなら素子ちゃんは怒って俺を斬りつけてくるだろうが

今はそんな事はしないようだ。魔薬の所為というものの、自分の痴態を曝してしまった恥ずかしさからだろうか。

困った表情で俺を見つめて来た。



「う…浦島…これは…私が、その…望んだわけでは、ないからな。」



「今更何を言ってるのか…しっかりと俺の言ったとおりに高校の制服きてるくせに。」



「そ、それは…言われたから…」



「でも、素子ちゃんが俺に抱かれるのを望んだから俺の言う事をきいたんでしょ?」



「う…それは…」



俺が素子ちゃんの顔に自分の顔を触れるぐらい近づけて言うと、

素子ちゃんは俺から顔を背けるように横を向いて小声で口篭もり、言葉を失ってしまった。

俺の言った事が紛れもない事実で、それを認めるのが恥ずかしいからだろう。



「ほら、素直になろうよ…こんな風にね。」



シュッ…

俺はいきなり素子ちゃんの目の前で魔薬のノズルを押し下げた。

霧状の魔薬が素子ちゃんの鼻から全身へ巡る。



「あ…うう…ま、また…」



「ふふ…どう?」



「うう…くう…」



俺が意地悪にそう言ってやると、素子ちゃんは魔薬により火照り始めた身体を抱きしめながら言葉を詰まらせた。

プルプルと震えながら、必死で身体の火照りに耐えている。

まったく、んなことをしても無駄なのになあ。



「はぁ…素子ちゃん。」



「な…なん…あうっ!?」



俺は強情な素子ちゃんをもっと素直にしてやろうと素子ちゃんの着ている制服の上から脇腹の上をなぞるように手を這わせた。

魔薬によって、過敏になっている素子ちゃんの身体は、コレでも充分に感じるはずだ。

素子ちゃんは俺の手の動きにビクビクと身を揺らしながら苦悶の表情を浮かべている。



「ホラ。自分から言わないと俺はこのままだよ。」



「ううっ…言う…言うから…」



「うん…それがいいよ。つまらない羞恥心なんかでせっかくのHを無駄にしたらもったいないからね。」



「た、頼む…浦島…私を抱いてくれ…浦島に抱いて欲しいんだ…」



「わかったよ。ホラ。こっちへ来なよ。」



俺はそう言って、腕を広げるて胸の中に素子ちゃんを誘導する。

俺に抱いてくれと言って少し吹っ切れたのか、素子ちゃんは俺の言うとおり俺の胸の中に来た。

俺はそのまま、素子ちゃんの頭に手を廻して抱きしめた。



「あ…浦島…」



俺が抱きしめると、素子ちゃんも俺の背中に手を伸ばして抱きしめてきた。

柔らかくて華奢な女の子の身体…

ずっと抱きしめていたいぐらいだ。



「素子ちゃんの身体って本当に柔らかくて暖かくて、いいよ。」



「…浦島…の身体も…筋肉が硬いのにバネのような弾力があって…これが…男の身体…」



時おり、ふわり…と素子ちゃんの髪の甘いにおいが俺の鼻に入ってきた。

俺は素子ちゃんの髪の毛に顔を埋めるようにしてその匂いを楽しむ。



いくらか素子ちゃんとの抱擁を楽しんだ俺は、不意に抱擁を解いた。



「あ…どうして…」



俺が抱擁を解いた事に素子ちゃんは、少し困惑気味だ。

このまま、放置されるとでも思っているのだろうか。



「さて、そろそろ本番を始めないと。」



「うん。」



「じゃあ、制服をまくって胸を見せて…そう…」



「こ、これで…」



素子ちゃんが制服を捲り上げると、ゆたかな乳房が姿をあらわした。

柔らかなそれは、制服を上げるとともに細かに揺れる。

それは、プルプルという表現が正しいだろう。

こういう事を期待していたのかノーブラだった。



「・・う〜ん…」



制服のすそを持ち上げたまま、不安と羨望の入り混じった複雑な表情をしている素子ちゃんをよそに俺は少し、つまらなさを感じていた。

別に魔薬を使っての遊びに飽きたとかそういうことではない。

単にHの時の趣向が偏り始めたからだ。

何か、こう変わった趣向はないものか…



「……いつもこんな調子じゃ面白くないね…」



「誰かと絡めて見るか…」



「…?」



ぶつぶつと独り言を言う俺を見て素子ちゃんは訝しげな表情を見せる。

俺は、考えをまとめて手をぱちんとたたいた。



「よし。」



「ちょっと、これを持ってついて来てくれる?」



「え…あ…ビデオカメラ…?」



「そうだよ。これで、撮影して欲しいんだ。」



俺は持っていた鞄の中からビデオカメラを取り出していった。

素子ちゃんは俺の言葉に複雑な顔をしている。



「ちゃんと素子ちゃんも抱いてあげるから安心していいよ。」



「はい…で…誰を…」



「はるかさんだよ。」



「はるかさん…」



俺は素子ちゃんにそう言って、素子ちゃんをつれて部屋の外にでた。

俺は素子ちゃんの手を引っ張るようにはるかさんの元へと向かう。



魔薬の効果であまり力が入らずにフラフラしている素子ちゃんだったが、

俺のエスコートもあってしばらくするとはるかさん経営の喫茶店の前まで幸運な事に道中、誰にも会わずに辿り着くことが出来た。





「さてと…この中だな…素子ちゃん。俺が入っていくから素子ちゃんは後ろの方でビデオを廻していてね。」



「ああ…わかった…その…なるべく早く頼む…」



「ん…ああ、わかったよ、ちゃんと抱いてあげるから安心してよ。」



「うん…」



魔薬によって素直になった素子ちゃんがもの凄く健気で可愛い事をいう。

普段、凛とした素子ちゃんのこんな姿を知っているのは俺だけだろうな。

まあ、それは兎も角。



「さて。」



俺は咳払いを一つして喫茶店の中に入っていく。



中では、はるかさんが暇そうにしてタバコを吹かしていた。

どうでもいいけど、ここに俺たち以外の客がきた事ないんじゃないか?

どうやって、生活資金を稼いでるんだろうな。



「ん…景太郎か…」



俺に気付いたはるかさんが、咥えていたタバコを灰皿に押し付けて、俺のほうを向いて話し掛けてきた。

俺は軽くその声に答えて、話を切り出した。



「はい。今日はちょっと聞きたい事があって…」



「何だ?」



はるかさんの目の前まで移動していた俺は椅子に座って新しいタバコに火を付けているはるかさんに話し掛ける。



「瀬田さんとはどうなっているんですか?」



「ブッ…」



俺の不意な問に咥えていたタバコを落としそうになるほどはるかさんは驚いた。

こうもおおげさに反応しては、聞くまでもない。はるかさんは瀬田さんの事が好きなのだ。



「お、お前には関係ないだろ…」



顔を真っ赤にして照れながら、そっぽを向いてそんな事をはるかさんは言う。

その仕草と普段のクール差とのギャップではるかさんが可愛く思えた。

瀬田さんは、はるかさんのここに惹かれたんだろうな…



「いや…関係あるんですよ。それが…どうなんです…?まだ好きなんですか?」



「だれがあんな奴のこと…」



「そうなんですか?」



「ああ…何とも思ってないよ。」



「それより…お前の方こそ…」



「そうですか…うん。」



俺は、はるかさんの言葉を遮るように大げさに安堵のジェスチャーをする。



「ん…?どうしてそんな事を聞くんだ?」



「だって…はるかさんが瀬田さんを好きだったら言えないじゃないですか…」



「何をだ?」



わざと、遠まわしに言う俺。

はるかさんは俺の本意に気付かないまま、「?」という風なかおをして俺に問い掛けて来る。



「俺…はるかさんの事、好きです。」



「な…」



俺の突然の告白に、はるかさんは咥えていたタバコを落とす。

驚きにこれが出ないはるかさんを尻目に、俺はそのタバコの火を足で踏み消して、言葉を続けていった。



「あの…実は俺の初恋は、はるかさんだったんです。それで…ここに来てからもずっともやもやしてて…」



「何を…お前は、私の甥だぞ?近親じゃないか。」



「そんな事関係ないですよ。」



「そ、それにお前には成瀬川が…」



「……」



うろたえるはるかさんに向けて俺はクスリと小悪魔の笑みを浮かべる。



「だから、関係ないんですよ。」



俺は後ろ手に隠していた魔薬を俺の告白に困惑するはるかさんに突きつけてノズルを押し下げた。



「え…?」



シュッ…



子瓶から霧状に吹き出た魔薬にはるかさんは驚いたように身を引いたが、そんな事では霧状に広がった魔薬からは逃れられない。

息を吸うと同時に魔薬も吸飲してしまうのだ。



「あう…こ、これは…」



魔薬の効果は、やはり強力だ。

魔薬を吸飲してすぐだというのに、はるかさんの瞳が潤んできた。

頬は赤く染まり、吐息は湿り気のある色気を放出している。

それは、しのぶや素子ちゃんにはない、年相応の大人の色気だ。

しのぶやもとこの初々しい色気もいいものだが、大人の女の魅力もまたすばらしいものだ。

はるかさんは今、二十代後半という女としてもっとも熟した時期。

ともすればただ、ポコチンを締め付けるだけになりかねない十代の女の性器とは違って、さぞ俺を酔わせてくれるだろう。



「何をしたんだ…」



「別に…はるかさんは最近、下の方がご無沙汰だろうから、満足させてあげようと思ってね。」



「うう…は…ん…!」



「おやおや…どうしたんですか。そんな色っぽい声を出して。」



「う…あ…」



はるかさんは、椅子に深く座り込み、身体の奥底からの身を焦がすような欲望に必死で耐えている。

俺はそんなはるかさんの耳元に口を寄せてぼそぼそと息がかかるようにわざと呟いた。



「はるかさん…いつものクールな表情も似合ってるけど、欲情した顔もいいですね。」



「きゃう…う…息が…」



「ん〜…いい匂い…はるかさんって甘い、いいにおいがするね…」



「や、止めろ…」



はるかさんがあどけない少女のような可愛く短い悲鳴をあげて、

俺を睨むが魔薬で潤んだ瞳で睨んでも誘っているようにしか見えない。

はるかさんの大人の女特有の甘い香りがする耳元で俺はさらに言葉を続けた。



「可愛いなあ…瀬田の野郎にくれてやるには惜しいよ。」



そう言って俺は、両手ではるかさんの熟れた肉体をほぐすべく、俺は中腰になって

椅子に腰掛けたままのはるかさんの上から胸にむかって腕を下ろして行く。



「ああ…」



俺の両手がはるかさんの胸に触れたとき、はるかさんが声を漏らした。

が、身を震わせても嫌そうな素振りは特にない。



「ふふ…柔らかい…」



俺はそのまま、エプロンの上からゆっくりと指を胸に這わせた。

その指で両乳房の乳首をくりっと摘まむ。



「んん…!…止めろ…」



はるかさんの声を無視して俺ははるかさんを後ろから抱きしめるようして愛撫を続けた。

指で乳首を弄りながら舌を耳に這わせる。

塩辛い汗の味がピリピリと舌を刺激して、俺は興奮を高めた。



「あひっ…!」



「う…うう…瀬田…」



愛撫を続けているとはるかさんがぼそりと瀬田の名を呟いた。

俺は、はるかさんがやはり瀬田さんのことを好きなのがわかってほくそ笑むと耳元でぼそりと呟く。



「ふふ…瀬田さんの事なんか忘れさせてあげますよ。」



「あうっ!?」



俺はそういって、強めに乳首を捻った。

その強い刺激にびくりと身を震わせるが、痛くはないらしい。

はあはあ、と荒い呼吸で俺の愛撫に身を任せている。



「さてと…いつまでも椅子に座ったままじゃやりにくい。奥の座敷に行きましょう。」



「あ…うう…」



俺が誘導するままにはるかさんは喫茶店の奥にある畳の敷かれた座敷に座り込んだ。

外で撮影していた素子ちゃんも室内へと入ってきた。



「素子ちゃんもこっちにおいで…」



「はい…」



俺の声に、逆らう事もなく素子ちゃんは素直にカメラを構えたまま、座敷に入ってきた。

そこで、はるかさんは初めて素子ちゃんの存在に気付いた。

二人は気まずそうに視線を交わす。



「素子ちゃん…」



「はるかさん…」



二人が対面した所で俺は素子ちゃんからカメラを取って自分で撮影をはじめた。

俺の狙いはもちろん素子ちゃんとはるかさんのレズをカメラで撮影することだ。



「さあ、どうすればいいかは二人ともわかっているよね。」



「二人とも魔薬で、とってもHな気分になってるんだろ?ホラ、早くしてよ。」



「あ、うん…」



気まずい空気が流れていたがそれを打ち破るように控えめに返事をした素子ちゃんがはるかさんの元へにじり寄っていく。

はるかさんの方も素子ちゃんの方へと向かって行った。



「あ…んふう…あむ…」



二人が部屋のちょうど中間あたりまで来た時、二人は身を重ねてキスをはじめた。

お互い胸が潰れるほどに強く抱き合い、お互いの口内を舌で蹂躙している。



「お〜…こりゃいいね。激しいレズが取れそうだ。」



俺の掛ける声をよそにキスを終えた二人は、勝手に燃えあがっているようだ。

すでに二人の手は、お互いの胸をまさぐり、そして快楽を求めてうごめいている。

嫌らしく、くねくねと腰を動かしながら、もぞもぞと布の上から性感帯を刺激している。



「ん…ふああ…!あう…」



「は…あ…っと…もっ…」



「ん〜〜。これはいいよ。うん。いい画が撮れる。ほら、もっと強く!」



AVの監督になったようなつもりで俺は、悶える二人に声を掛けた。

大和撫子のようなりりしく若い娘と、成熟したなかにも妙な少女っぽさというか可愛さを持つ女のレズだ。男諸君なら燃えないはずがない。

このビデオを発売したらさぞかし売上が期待できるだろう。

金に困ったらインディーズで流してもいいな・・



「ほら!もっと激しく!」



カメラをズームアップさせながら俺はさらに激しいプレイを促していく。



「んむ!?」



素子ちゃんが俺の声に触発されるように、絡めていた舌を抜く。

はるかさんが物足りなさそうな顔をするが、それもすぐに喜びにゆがむことに成る。



「で、どうするの?素子ちゃん?言ってごらん。」



「し、下着を…脱ぎます…そして、シ…シックスナインを…」



そうカメラに向かって言うと素子ちゃんは着ていた制服のスカートの中に手を這わせて下着を抜き取った。

下着だけ脱ぐというのは非常にいい。ノーパンの制服美少女がレズ…たまらないシュチュエーションだ。

それをみてはるかさんも下着を脱ぐ動作をはじめる。だが、残念なことにパンツルックであるはるかさんはズボンごと脱がなくては成らない。

だが脱ぎ終わったはるかさんを見てこれはこれでいい、と思った。下半身が素っ裸で上半身は着衣しているこのアンバランスさがたまらない。



「…いいね。まったく、男の趣味を理解しているよ。」



「で、では、やります…」



「ん…」



「あ…んぶ…」



二人ははるかさんが下になる形の体勢をとり、お互いの股に顔を突っ込んだ。

素子ちゃんが上なので、はるかさんの愛撫に反応して身をゆする時に制服が揺れ、

捲り上げられたスカートから覗く可愛いお尻がたまらなくそそる。 



「ん…んぶっ…ぷあ…」



「は…う…んう…あっ…」



お互いの秘部を熱心に愛撫しあう素子ちゃんとはるかさんをカメラに撮りながら俺の興奮は高まっていた。

…もうそろそろレズはもういいか。俺の息子が痛いほどに自己主張してるし、ここらでやるか。

俺は、カメラを三脚に固定すると、激しいレズを繰り広げている二人によっていった。



「は…あ…景太郎?」



「ん・・・浦島・・・?」



「俺もまざるよ。棒がないと満足できないだろ?」



「ああ・・・はい・・・」



俺の言葉に二人とも目を輝かせて喜んだ。

さて、どうやってやってやろうか。



「よし…ダブル素股といくか。ふたりとも要領は分かるね?」



「はい…」



お互いの性器から顔を離して二人は抱き合うように素子ちゃんを上にして横になった。

俺はその二人の背後から、肉棒を二人の股と股の間に差し込む。

やわらかい太ももの感触と感じて少し硬くなったクリトリスの刺激が俺のモノにダイレクトに伝わってきた。



「んあッ!…硬い…浦島のが…」



「イイ…景太郎…もっと…」



すでにあふれていた二人の愛液でぬるぬるとねめりながら俺のモノは前後に動く。

そのたびに素子ちゃんとはるかさんは、喜びの声をあげた。

二人はさらなる快楽を求め、太ももに力を入れて俺のモノにアソコを押し付けてくる。

二人のクリトリスが俺の肉棒に押し付けられて変形しているのが分かる。



「気持ちいぃ…イイよォ…」



「あ…はあッ…ゴリゴリって、景太郎のチンポが擦れて…ああッ…」



「これはいいね。ふたりのおまんこが俺のチンポに擦れて…」



「もっとォ…強く…あはゥ…」



「それ…もっとついてやる…嬉しいだろ!」



俺はふたりのおまんこのやわらかい感触に夢中で腰を前後に動かした。

愛液がたてる淫らな音楽に身を委ねるように俺達は夢中で快楽をむさぼる。



「あひゃァ…は…クリトリスが擦れて…は…あんッ…んむっ…」



「はあっ…はあっ…」



はるかさんと素子ちゃんはキスをはじめた。

息を荒げながら、舌と舌を絡めあうディープキス。



俺はそんな二人に負けまいと素子ちゃんの首筋に顔を埋めて舌を這わせながら、その胸を鷲づかみにしてやった。



「んぶッ!?…あふ…んん…」



力任せに握ったので痛かったのか、ビクリと素子ちゃんの身体が跳ねる。

いや、魔薬を吸引している今は痛みさえ快感のはずなので気持ちよかったのか。

兎も角、俺はその柔らかい素子ちゃんの胸を揉み解した。



柔らかいのに弾性を含んだ胸は実にもみ心地がよかった。

十代という若さのおかげで、きめ細かな肌が実にいい。



「でも、はるかさんも負けてなんかないですよ。成熟か若さか。」



右手で素子ちゃんの胸をもみ、左手ではるかさんの胸を揉む。

なんと贅沢な事であろうか。

そんな感覚に酔いながら俺たち三人は魔薬の魔力によって、絶頂へと誘われていった。



「はあッ…う…で、出る…」



「んああッ…ああッ…」



「くふう…きゃァ…ああッ…」



びゅくびゅくと精液が俺のモノから溢れ出した。

勢いよくそれは飛び散って俺が得た快感の大きさを物語る。



俺と同時に素子ちゃんとはるかさんもイッたのか、悲鳴とも取れる短い嬌声を発して身体を震わせた。

俺たち三人は絡み合ったまま、意識が飛んでしまいそうな程の快楽を得ていた。



「は…ああ…」



口から漏れる音は、筋肉を弛緩させたときに漏れる声とも単なる呼吸の為の息ともとれない。

快楽の余韻あふれる艶かしい声であった。





「最後の仕上げは、俺がこの肉棒で満足させてあげるよ。」





「はああぁ…入ってくる!?ふあうっ…ん…」



ずぶずぶと俺の肉棒がはるかさんの中に埋没していく。

濡れそぼったあそこは俺のモノの侵入に何の抵抗もない。

寧ろ、愛液が潤滑油となって俺の肉棒を中に迎え入れていくぐらいだ。



「あれえ?全く抵抗がないな。瀬田の奴に広げられたか?」



とは言ったもののはるかさんの膣がガバガバというわけではない。

きちんと収縮して俺の肉棒を締め上げている。



「ああ〜でもはるかさんのおまんこ、気持ちいいよ。これが成熟したおまんこかァ…どれ…突いてみるか。」



はるかさんの膣の心地よさに感心しながらも、じゅぷじゅぷと音を立てて肉棒を出し入れしてみた。

俺の肉棒が行ったり来たりするたびにはるかさんの膣は収縮と弛緩を繰り返して俺の肉棒を揉みしだくように締めてくる。



「どうです?気持ちいいでしょ?」



「はああっ…!はっ…!はあっ…!あう…気持ちいい!もっと突いてくれ!」



快楽をねだって腰を動かしながら、はるかさんは俺におねだりをしてきた。

クールなはるかさんのそんな姿を見て愉快な物を感じながら俺は、冗談めかした声をあげる。



「ははは…困ったな。はるかさん。俺達、やばいよ?近親相姦だよ。」



「そんな事…どうでもいい。だから…もっと奥まで…」



「あはは…始めと言ってた事が違うよ。」



支離滅裂なはるかさんを見て愉快でたまらなくなって俺は、笑いながらはるかさんの股間に一層激しく肉棒を突き立てる。

ズンッ…と、奥まで入り込んだ俺の肉棒は、膣の奥の子宮に到達してそれに触れた。



「はうっ…!!ああ…いい…」



「ホラホラ、はるかさんもじっとしてないで動いてよ。」



呻き声をあげて快楽に酔うはるかさんを促しながらも子宮をつきつづける。

俺の肉棒が子宮に触れるたび、緩くなっていたあそこが思い出したようにきゅう…と窄む。

そのたびに俺の肉棒は柔らかな膣壁ですりあげられる。



「うう…はああ…!」



「さすがに動きが上手いね。瀬田でたっぷりと練習したんだろうね。」



動き始めたはるかさんの腰はどう動けばいいのかわかっているかのように正確に動く。

その巧みな動きに感心しながら、俺ははるかさんに嫌味を言ってやる。

こう言うチクチクした言葉攻めのようなものが俺の好きなことだ。

快楽に悶え、恥じらいながら俺の言葉に同意するしかない女達をみるのが楽しいのだ。



「瀬田は…あんまり激しくしてくれなかったから…はうぅッん…はあ・・・」



「なるほど、それで自分がはげしく動かざるおえなかった訳だ。そりゃあ酷いね。おれが変わりにもっと激しくしてあげるよ。」



「ふああ…!!嬉しい!あはァっ!?もっとォ…!!」



もう狂わんばかりの大声を張り上げるはるかさん。

俺は直線的に突くだけだった腰の動きを円を描くように丸く動かした。



「ホラどう?ただ出し入れするより円を描くように動くほうが気持ちいいでしょ?」



「ああっ…!中が掻き回されて!!」



「気持ちいいでしょう?はるかさん。」



「う…うう…ああぁ!!こんな…気持ちよすぎて…あ…はァ!!」



「くくく…そんなに感じてもらえると俺も嬉しいよ。」



感極まってきたのかはるかさんは身を捩じらせて暴れながら快楽に酔う。

その口ぶりからどうやらイキそうらしい。

俺も先ほどのはるかさんの膣からの刺激で大分射精感が高まっている事だし、そろそろだすことにするか。



「うう…はあっ…はあっ…」



「うあ・・・ああ…は…」



襲い掛かる絶頂の波に飲まれて息継ぎに失敗して息を詰まらせるはるかさん。

俺も下半身を弛緩させて射精の体勢に入る。



「くっ…出る…」



「う…ああ…う…」



ドクドクとはるかさんの膣の中に精液を放出する。



「はぁ〜。気持ちいいな…」



時折ビクビクと痙攣しながら俺は種をはるかさんの膣に出しつづけた。

結合部から精液と愛液の混合液が流れ出して畳を汚している。



「は…あ…あ…膣を…満たして…いい…」



身体の筋肉という筋肉を弛緩させきってはるかさんはうわごとのようにブツブツ言いながら膣内が満たされていく感覚に酔う。



「ん…もう出ないか。」



最後の一滴まではるかさんの膣に出し終えて、身震いする。



「ふう…」



肉棒を抜き取るとはるかさんのアソコから混合液が流れ出た。

出す物をだしてすっきりした俺は爽快な気分でその光景を見て軽口をたたく。



「あ〜あ、近親なのに膣出ししちゃったよ。」



「・…膣出し…」



朦朧としているはるかさんが俺の言葉を復唱する。

あまりにも強烈過ぎた快楽が一時的にはるかさんの思考能力を奪っているのだろうか。

かすみのかかった声で、ぼそりと言った。



「さてと、どんな子供が出来るかな。」



「こ…ど…も…?」



「そう、俺とはるかさんの子供…きっと可愛いな。ふふふ…」



「ああ…子供…膣出し…気持ちいい…」



「駄目だこりゃ。あ・・・?もしかしたら壊れた?マズイなあ。たぶん…しばらく寝かしとけば大丈夫だと思うけど…」



完全に正常な思考が出来なくなっているはるかさんを布団に寝かせて俺はそそくさと喫茶ひなたを去った。



続かない







[あとがき]




どうも、覇王です。大幅に遅れたマヤひな第四話。申し訳ありません!

どういった展開にするのか悩みに悩みまくっていて…

さてと次回ではるかさん、アナルセックスです。ほかは…むつみさんか、なるか…まあ、その時の気分で決めますか。

では〜。出来れば感想よろしく。あ〜早くメロひな書きたい。

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