■ 魔薬なラブひな第五話 ■




「ん…ここは…? 私は…」


何故か疲労感で重い頭と身体を寝かされていた布団から起き上がらせ、はるかは、

何故自分が寝ているか、記憶を探してみた。


「え…と。あ…」


途中でその思考が止まり、はるかは真っ赤に顔を染めて俯いた。

思い出すのも恥ずかしい。


「私は、甥の景太郎とやったのか。しかも、膣出しされて喜んで。」


愕然とした様子でぽつりとそうもらした。

何か景太郎が怪しげな薬品のような物を使ったとはいえ、

自分が激しく景太郎と交わっているときの記憶も思考もはっきりと脳に残っている。

むしろ、自分から求めたところが一層鮮明に残っている。


「う…


変態…はるかは自分自身に対してそう答えを出した。

甥との交わりに積極的になっていた自分。

瀬田の事なども忘れ去ってただひたすら快楽のみを追及していた思考。

今も心地よい疲労感と、絶頂時の余韻と精液の残骸をその膣の中に残す身体。

……変態そのものじゃないか。


「はっ…!?」


気がつけば、はるかのソコは情事を思い出して再び潤みだしていた。

はるかはそれを振り切るように立ち上がって、風呂にむかった。


「瀬田……」


ちゃぽん、と湯船に浸かりながら、はるかはぽつりとそう言った。

そうやって、はるかが身を清めているとき、景太郎は素子との情事に耽っていた。





「ホラホラ、素子ちゃん、まだイっちゃだめだよ。イったらごほうびはなしだからね。」


薄暗い部屋の中に意地悪そうな景太郎の声が響いた。

その手は素子の秘唇に伸び、可愛らしい割れ目の上を擽るようになぞっていた。


「くぅ…ん…お願い…します…あうッ…も、もう…イ、イかせて…


「それで…私のあそこを…」


ハァハァと息を荒げはしたないお願いをする素子の顔に、羞恥という感覚はもはやなかった。

あるのはただ、恐ろしく甘美な快楽への欲望。


「う…うう…頼む…あ…はあ…んん…あうっ!」


ぐちゃぐちゃと割れ目から挿入された指で膣口を弄くられて素子は危うく全身を痙攣させてイってしまいそうになった。

突き出していた尻に力を込めて何とか、高ぶりを抑える。

抑えきれなかった高ぶりが、愛液の雫となって、畳に染みを作った。


「い…入れて、ください…この汚らわしいあそこに…大きな…のを」

自らの指で、秘唇を大きく広げながら、素子は、景太郎に懇願した。


「う…ん…あっ…はッ…

短く、いやらしい声をあげる。

その声に景太郎も満悦とばかりに笑みを浮かべながら、指を動かして、焦らす。


「いやぁ…お願いします…入れてください…気がおかしく…なります…」

今はただ、熱く火照りきって涎を流しつづけるこのあそこに思い切り男のソレを突っ込まれたい。

一刻も一秒も早く、このうずくあそこを何とかしたい…

素子の意識はただそれのみを考え、求めていた。


「あ…駄目…我慢できない…くぅ・…お願い…します…ああ…


懇願するにも関わらず、焦らすだけの景太郎に素子はもどかしさで死にそうになる。

すぐ先の快楽に達せられない…、焼けるような性欲が満足されない…。


「ふふっ・…もっとおかしくなろうよ。」


シュッ…

さらに魔薬を吹きかけられた素子。


「あ…は……あ、う…ああああっ・…」


…入れてぇ!かき回して、ぐちゃぐちゃにしてぇ!! 欲しい」


もはや素子は、自分でも何を言っているのかわからなくなっていた。

ただ、自分の官能を刺激し、より快楽を得られる言葉を口にする。

そこで以前の自分が忌み嫌っていた娼婦のように淫らな言葉を口にしていた。

人間の尊厳…? プライド…?

今の自分にとって一番大切なのは、景太郎とこの身を焦がす生殖への欲求。ただそれだけだった。


「ふふ…素子ちゃんのこの変わり様…君の姉さんに見せたらきっと俺は、殺されるね。」


「狂う! おかしくなる!死んじゃう!」


いよいよ我慢できなくなったのか、素子は喚いて暴れだしそうになる。


「じゃあ、処女穴開通…っと!」


「っ…っ…!」


ぐっ…と力を込められた景太郎の肉棒が膣内を掻き分け、先っぽの部分が膣の中に侵入した。


「は…あああァ…」


景太郎の肉棒は、少しずつ、プチプチと肉を千切るような音を立てながら、初めて異物を向かえる素子の膣の奥へと入っていく…。

その肉棒が奥に入ってくるたまらない感覚に素子は、顔を弛緩させる。


「あ…ああッ…は、入ってくるうう…」


「くうう…ァ……はァ…」


男と交わる事はこんなにもイイ物だったのか…。

素子は、快楽の中で朦朧としていく意識の中で、このような行為がはしたないと忌み嫌っていた自分を愚かしく思う。

「ふふ…ただ入れているだけなのに、声が出せないほど感じちゃってやっぱり素子ちゃんは可愛いなあ…

顔の筋肉を弛緩させきってだらしない顔をしている素子の耳元でぼそりとささやく。


「浦島ァ…気持ちいい…もっとぉ…」


普段の様子からは考えられない猫撫で声で素子は、さらなる快楽を景太郎にねだる。

景太郎は乱れる素子をぎゅっと抱き寄せる。

柔らかい素子の身体は最高に気持ちいい。


「素子ちゃん…いい匂いがする…何度嗅いでも飽きない匂い…


いい匂いのする髪の毛をくんくんとイヌのようににおいを嗅ぎながら景太郎は興奮する。

甘いシャンプーの香りと、素子ちゃんのフェロモンというべき体臭。

甘ったるくて、すっぱくて、苦くて…ああ、わけがわからない。

素子ちゃんからは、男に効く魔薬が分泌されているのだろうか…


「浦島ァ…浦島ァ…」


景太郎が、素子の髪の匂いに夢中になっている間も素子は、景太郎の肉棒から快楽を引き出すべく、腰を激しく振る。

前へ、後ろへ、右へ、左へ。

その度に、景太郎と素子は、快楽を得、より高みへと精神を高揚させる。


ずぶっ、ぐちゅっ……ぐちゃ

素子ちゃん…いい匂い…ハァ…ハァ

浦島ァ…気持ちいい…好き…ち〇ぽ好き…!

いやらしい音と声があたりに響く。


「はぁっ…はっ…」


景太郎の肉棒が、素子の膣を掻き回して、より深い結合を求める。


「あ…ああ…いやあ…足りない…全然足りないよう…」


素子は、クネクネと悩ましげに身を捩って悲鳴のような声を上げる。

湧き上がる激しい情欲を満たしきれないせつなさが素子の胸を苦しめる。

満たされぬ情欲は、さらなる情欲を生む。


「いやあ!! もっと! もっと欲しいのに!!」


いくら強く腰を振っても情欲は満たしきれない。

素子はもどかしさから、ボロボロと涙を流し、気が狂わんばかりに暴れる。


「浦島ァ!! もっと! 私を滅茶苦茶にしてくれ…!」

「淫乱ではしたなくて、淫売でいやらしくて、どうしようもない私を罵って、いたぶって、滅茶苦茶に…!」


…う…うう」


景太郎は朦朧としていた。

景太郎も苦しんでいたのだ。

情欲を満たしきれないもどかしさに。

素子の言葉が景太郎の怒りに火をつけた。


「だまれ! この糞女ァ!!! 欲しい、欲しいとさっきから聞いてりゃ、この糞淫売女が!」


怒りに任せて、景太郎は、素子を怒鳴りつける。

ちょうど手の届く位置にあった、素子の乳房を握り潰さんばかりにギリギリと締め上げる。


「あ…ぐ…うふ…く、苦しい……」


「うるさい! これぐらいしなきゃお前は満足しねえんだろ? なら……もっとやってやる。」


景太郎は興奮し、素子の首に手をかける。


「死ね…お前みたいな奴は死ね!」


「うが…がはっ…ぐるじい…し、死ぬ…ぎもぢいい…死ぬ…きもぢいい…


はあっ…! はあっ…!

ギリギリと景太郎の手に力が入っていく。

ああ…息が出来ない、死ぬ、死んでしまう。

なのに気持ちいい。最高に気持ちいい。

息が詰まって死にそうな中、じゅぷ、じゅぷとセックスはつづいている

究極のセックス…死亡プレイ。

死ぬ事の気持ちよさ、セックスの気持ちよさ、蹂躙される歓喜。交じり合って最高に気持ちいい。

生殖行為と、死。

絶頂は死ぬ事。死ぬ事は絶頂。


「もうらめ…イっちゃう…逝っちゃう…!!」


素子は精一杯声をあげたつもりだが、圧迫された気管からヒューヒューと音が漏れるだけだった。


「死ね…死ねっ…」


はあっ…! はあっ…

ドクドク、と素子の大動脈が力を入れ続ける景太郎の手にリアルな鼓動を伝える。

ああ…力が強すぎる。このままじゃ殺す、殺してしまう。

殺しちゃ駄目だ。駄目なのに、殺したい。殺せたら気持ちいい。


「死ねっ…しねッ…!」


ふうっ…! ふうっ…!

素子の身体のリズム、流れ、全てが掌から伝わる。

苦しさと気持ちよさにバタバタと暴れる素子の感情も快楽も伝わる。

あまりの興奮に景太郎の肉棒も限界まで大きくなり、腰の動きも出来うる最大の動きをしている。

気持ちいい。最高にきもちいい。

興奮で呼吸困難になりそうな中、セックスはとめどなく続く。


(ぎもぢいい…


二人は溺れる。

今までにない最高の刺激に。


命のやり取り。

リアルな生と死。

熱い、熱い、熱い。

殺す、殺す、殺す。

死ぬ、死ぬ、死ぬ。


もう、少しで…。もう少しで達する!


「もがっ…ぐごぼべごあにうあおいあ…ひゅーひゅー」


わけのわからない叫び声と、甲高い呼吸音…


(ああ″…もう、もう…


(殺す…

(死ぬ…


「うっ…くっ…」


感情が絶頂に達した時、景太郎の肉棒は、素子の膣内にドクドクと大量の精液を射精した。

その射精で、危ない殺人セックスは終わりを告げた。

首元を強く締め付けていた景太郎の手は、首元を離し、精子をより奥深くへと運ぶ為、素子の腰を掴み、深くへと突き上げる。

急に呼吸の出来る様になった素子は激しく咽て、急激な嘔吐感を催した。

それに耐えようとした素子だが、耐え切れず胃の中の物を嘔吐した。

「うげっ…う…げはあ…」

素子は胃の中のぶちまけ、辺りを胃液のすっぱい匂いで充満させる。

景太郎は構わず、腰を突き上げ、手で素子を引き寄せ、子種を植え付けんとする。

嘔吐の苦しみすら快楽なのか一度吐き始めた素子は、自分で喉に指を突っ込んで嬉々として吐き続けた。

胃の中が空っぽになって何もでなくなると、景太郎の口の中に指を突っ込んで、景太郎を嘔吐に誘う。

嘔吐を始めようとした景太郎の口を自らの口で塞ぎ、嘔吐物を胃に流し込む。

苦味しか感じないが、今の素子には、最高の味に思えた。

美味しい。美味しい。美味しい。

景太郎の美味しい吐瀉物を全て飲み込むと素子はまた吐き始める。

景太郎は、まだ腰を動かしている。


                                           続く。



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何かとんでもない事になっちゃいました。魔薬。

この話は、危なすぎる…

作者自身結構精神状態がヤバイ時に書いたからでしょうか。

魔薬続きます。


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