あとあがき(あとがきに非ず)
半年以上に渡りましてお送りしてきました『夢の別の名前』「光と闇の追複曲編」、これにて完結でございます。
全十話(+色々)ですが、随分と時間がかかってしまいました・・・反省。しかし、無事終わらせることが出来て内心ではほっと胸をなでおろしています。
しかし、結末に納得できない、という方もいらっしゃるかもしれません。寧ろ、納得できない方のほうが多いと思います。
それは、作者である私自身の未熟さ故です。すみません。
皆様の思いは承知しております。しかし、私はこの終わり方しかすることが出来ません。
以前から何回か言ってまいりましたが、私はこの作品を書くのが三回目です。もう最初にこの物語を書いたときから四年以上が経ってしまいました。その分、愛情がこの話には篭っています。
自分の作り上げた登場人物はたまらなく大好きだし、彼らが動く世界が私は大好きです。
その世界を作り上げられただけで私は満足しています。
いざあとがきを書いてみると、なかなか難しい、と言うことに気づきます。
物語を書いている最中は色々思うことがあったのですが、今それを文章にすることは大変難しいです。
ですから、この物語についてはこれ以上この場で書くことはしません(もしかしたらどこかで[こぼれ話]をするかも知れません)。
よろしければ、皆様もこの物語を愛してやって下さい。
あと、書いておかねばならないことを。
各話のタイトルはチキガリの1st〜3rdアルバムの中に収録されている曲から頂きました。
彼らの楽曲はそこまで多くはないので、いくつか無理やりつけたものがありますが・・・
お礼コーナー
ずーっと前から夢別を読んでくれた(私が押し付けた、ともいう)○ちゃん、この世界を愛してくれてありがとう。裕を愛してくれてありがとう。あなたがいなかったら今まで私は夢別を書き続ける事はなかったでしょう。次は、書きおわれなかった月夜たちの物語を頑張って書きますから。
そして何よりも、この物語を読んでくださった皆様。未熟で下手な文章しか書けませんが、読んでいただけて光栄です。
(よろしければ感想などいただけるとうれしいです)
本当に、ありがとうございました!
さて、次回作は・・・
色々考えたのですが、物語の中で少しだけ語られた遙か昔の戦乱の物語を書いて行きたいと思います。
ですが、今そのために色々と資料をあさっているところです。連載開始まで、少しお待ちください。
今度のものは、少しバッドエンド風味のある死人の多い話になる予定です。
それまでは、今までのように気ままにSSなどを書いていく予定なのでよろしくお願いします。
ここまで読んでいただけて私はうれしいです。ありがとうございました!!
2006.4.15