第一回は特にテーマは設けず、小さくてやらわかいモノを
色々なシチュエーションの中に置いて描いてみました。
下絵を紙上に描き、塗りのみＰＣ上で行いました。
今回のようなスタイルでいくかはまだ定まっていません。
紙上ですべて完結してしまいたいという気分があります。
ＰＣで塗り始めると、簡単に直せてしまう分とりとめもなく作業を
繰り返し、気がつくとぐちゃぐちゃになっている・・
ということがしばしば起こるからです。
今回はご挨拶代わりといってはなんですが、
こういう世界観を基本において、作品を発表できればという
カタログ的な意味合いもあります。

また、リアリティという意味では、現実の中にテーマを見出すべきか
異世界の中に現実を投射するかで悩んでいます。
現実には犯罪となる世界を妄想に限定して描きたいという衝動もありますが、
今後どうなるかは別として、
妄想を実際に具現化しているリアルな映像が簡単に手に入るネット社会において、
あえて現実の世界を絵にする意味があるのかという問いに明確な答えはありません。
唯一あるとすれば、一般的な同人の世界のように
アニメのヒロインに異常な性行動をさせるようなスタイルで、
実際に活躍している少女に妄想の中で暴発していただくという方法論ですが、
そこまでの能力が今の段階で私にあるか疑問ですし、
似すぎたら似すぎたで、多少の抵抗感があります。
異世界の中に少女を置いて表現するというスタイルにも魅力を感じます。
さまざまなガジェットとの組み合わせは無限であり、
こちらのほうが自分の表現を広げられる気がします。

いきなり意味不明の愚痴をお聞かせしていますが、こんな具合で次回以降の方向性が
いまだ定まっておりません。しばらくはデータイラスト集というスタイルでいきますが、
いずれ本の体裁にできたらという願望もあります。
ないとは思いますが（あってはならないと思いますが）
こういうジャンルが違法になるという異常事態も考えられますので
いつまで発表し続けられるかという問題もあります。

まずはスタイルの確立が先です。末永くお付き合いいただければ幸いです。