七里御浜海岸     

 その名の通り、熊野市木本町より熊野川の河口鵜殿村までの20Kmあまりを、ゆるやかな弧を描いて続く砂利浜。
 その白、黒、色とりどりの玉石を『御浜小石』と呼び、熊野市の特産物であった。
 過去形で呼ぶのも、戦後行われた「熊野川水系総合開発」のダムにより、小石の流下がなくなり、資源の補充も無く、この、大切な『七里御浜』自体が痩せほそる状況になり、良い小石が採取できなくなってきている。
 今、木本海岸では、水面下の堤防『潜堤』が作られている。景観を壊さず、浜を守るにはこれしかないが、巨額の予算が必要である。ダムの付けを払うのは大変である。
 42号線海岸沿いなら、何処の浜に出ても、ゆっくりとくつろげる。熊野市内は防風林の中が遊歩道になっている。
 勝手は、壮大な松並木であったが、戦後、新宮・鵜殿のパルプ工場に運んだ外国産の松に付いて来た「松くい虫」・「線虫」によって、松は全滅に近い。
 ここでも、人間による自然破壊の付けは大きい。

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