![]()
最古の神社 『花の窟』
| 日本の神話のふるさと | 古事記によると、ここ熊野の地は「いざなぎ」「いざなみ」の男女の神が結婚し「火の神」を産んだとされている。そして、その子の火に焼かれ、母親が死に「有馬」の地に葬った・・・ これが『花の窟』であり、熊野市有馬町にある。 原始宗教に近く、御神体は写真の岩山・である。 R42号線沿いにある。 名勝『獅子岩』から300m・・・ 産田神社と一体である |
| 鬼の国・きのくに | 古来熊野には海賊が住み着いていた。「坂上の田村麻呂」とやらが『鬼』を退治したのが『鬼ヶ城』だとされている。この伝説は各地にあるが、どっちにしても、『鬼』は『敵』・『海賊』である。 少し歴史が下がると、『熊野水軍』なんて格好よい名前を戴いているが、村上水軍にしろ、普段は漁師と海賊で生計を立てていたのだろう。 この地には、一部不明になっているが、一の鬼から九の鬼までの地名がある。ほとんどが『鬼』を近世に『木』に変えているが、尾鷲市の『九鬼』はそのまま残っている。 さらに、当局の住む『木本』は『鬼の元浦』とされ、海賊の親分がいたらしい。今でも、神社のお札にはそう書いてある・・・ |
| 熊野の景色 見に行く |
神話から現代へ・・・ 幽玄に始まり、この地は何処へ行くのか・・・ 今は人が借りて暮らすこの地を主観で切り取っています。 あくまでもフィルムに写し取ることにこだわっています。 |