志原尻・しわらじリ
熊野市の南の端、南牟婁郡御浜町との境、「志原川」の河口に位置する。かつては半農半漁の集落であった。
今でも、地引網の漁業権を有し、古来の木造和船が置かれている。長年の不漁、後継者不在で近年は漁に出る機会もほとんど無くなった。浜の入り口に向かい、何時でも出陣の体制で身構える和船。出番はあるのだろうか?
熊野灘を切り裂いて進んだ勇士がしのばれる | 長い砂利浜に荒い波、漁に出るにはこれを乗り越えて船を出したのだ。 |
このように見ると打ち捨てられて見える。 日本の地引網漁と和船の現状であろう。 ミノルタα7700i オリパン400 R1・偏光フィルター |
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