白川由衣プロット 方向性=鬼畜純愛系 9月くらいからか?とにかくクリスシナリオから分岐。 (偶発発生イベント?隠しキャラ的扱いからすれば、クリスルートで他のキャラを食いまくっていた場合、最後に登場。最初の選択肢でクリス優先の場合クリスルートを確定させる。でいいのかな) 教室でクリスといたしている所に居合わせる。 体育をさぼった時? 由衣、しばらく、驚くでもなく見つめて 「……………不潔」 その後、無言で去る由衣。 智佳「誰……?あの子」 クリス「私もよく知らないヨ……たしか、白川サン。話ししたことないネ」 行為を続ける二人。 潔癖症な少女という誤解…? 智佳、良心の呵責か? クリスとの友情から来る、憤り? 女装して(女装娘といたして)何が悪いんだよ、的な。 クリス「気にすることないネ。そう思うヨ」 選択肢 「それもそうかな」 「なんとなく気にかかる」(?) 「それもそうかな」で由衣との縁切れ。クリスルートへ。 「なんとなく気にかかる」を選択後。 その場合クリスの「………そう?…そうかも…ネ」 智佳「…なに?」 クリス「なんでもないヨ」 クリスの女装娘をかぎ分ける勘が微妙な何かを感じている) その後由衣の学校内での背景についてちょいさりげなく説明入れる。 友達がいない事。 コミュニケーションに加わろうとしない事。 笑顔を見た事のある人がいない事。 体が弱いらしく、体育はいつも見学。 下校時にいっしょになる由衣と智佳。 だがまともな会話は成り立たない。気まずさと居心地の悪さ。 クリスへ(と自分へ)の弁護をしようとするが、空回りする。 由衣、最後に「楽しいの……?あんなこと……」と尋ねる。 (厳密には尋ねているというより、そういう形で拒絶している) 二の句を継げなくなった智佳の前から、由衣は黙って去る。 フラグ立てイベント。 とりあえず省略したがイベント内に智佳が由衣の異常に気づく選択肢を入れる。 その1 再度下校時に出会う智佳と由衣。 顔色の悪い由衣。智佳の前で倒れる。 保健室……?誰もいない。つーか武藤先生はどうなるんだろう。 由衣「心配なんか…しないで……」 智佳「そんなわけにいくかよ。具合の悪い女の子を、放ってなんておけないよ」 由衣、智佳を見る視線に、珍しいものでも見るような表情を少し混ぜる。 由衣「…………………………」 由衣が腹痛を起こしているんだと解った智佳、とりあえずトイレを勧める。 だが「むだよ…ダメなの」と拒絶する由衣。 半ば反射的に由衣の腹部に手を伸ばした智佳、その手をきつく拒まれる。 智佳「あ…ゴメン、俺、女の子に…」 狼狽する智佳に、由衣は沈黙しか返さない。 由衣「…もう…………帰るから…」 智佳「白川っ!………送ってくよ、それくらいいいだろ?」 由衣、しばらく沈黙。 由衣(小さく)「…………………勝手にしたらいいわ」 けっこう学校の近所の由衣の家。けっこうな大きさだが、閉鎖的。 インターホンでセキュリティを解除して中に入る。 智佳「すごいセキュリティだな。……やっぱりドロボーとか心配なの?」 一瞬だけ、ひどく冷たい微笑を浮かべる由衣。 住んでいる世界が違うのだという、拒絶を含んだ微笑み。 由衣「そんなんじゃ…ないから…………」 智佳はその意味(実際には由衣を外に逃がさないようにするためのセキュリティだということ)を理解できない。 由衣を迎えに出る義父。智佳と出会う。意味あり気な視線。 義父「大丈夫だったのか?」 由衣「………はい…」 含みのある言葉に智佳は気づかない。 優也と相談?いったいどーゆー奴なのよ的な。 優也「やっぱ、優しいんだ。智佳」 智佳「解んね………でも違う気も、するんだよ」 友達がいない女の子を気づかっていると思った優也に、智佳は自分の中のモヤモヤした苛立ちに近い感覚に気づく。 優也の反応は複雑?優ルートとの絡みはどうなるか? その2 体育を休んでいる由衣に気づく智佳。 いつものことだと言われるが、暑い日でも長袖を着て肌を出さずにいることを訝しむ。 選択肢で積極的な選択をすると、智佳は由衣の手首に刻まれた縄の跡に気づく。 (縄だとはその時点では解らない。ただ不思議な痣のようなものがあるとだけ) それを見られたと知った由衣、智佳を拒絶する。 由衣「……もうかかわらないで。その方がいいわ……」 智佳「……あ……ああ…」(なぜそんな態度を取られるのか解らない) と言われても、由衣にアクセスを続ける智佳。(選択肢あり?) あいかわらず素っ気無い応対を続ける由衣。 クリス「ふられたノ?トモヨシ?」 智佳「そんなんじゃない……ただ、相手にされてないだけだ」 クリス「つれなのふりや、すげなの顔や……だネ」 智佳(こいつ外人なのに、なんでそんな言い回し知ってるんだろう?) 智佳「クリスー……?考えてみれば、俺が嫌われてるとすれば半分はお前のせいじゃないのか?」 クリス「トモヨシだって楽しんでたヨォ。乱暴はいけないネ」 フラグ立てイベントをミスすると、この時点で 「その後しばらくして、白川は学校に来なくなった」 という記述を出して、由衣ルートフェードアウト。 どちらもクリアー後、智佳は一人で外出したときに、街頭露出調教されている由衣に出会う。 首輪、乳首ピアス(?)、黒のコルセット、ガーターストッキング、ハイヒール、ペニス責め具、アナルバイブ、アンド縄。その上からレインコート。 身を隠そうとする由衣。だが義父はそれを押さえつけ、智佳に晒す。 義父「ほら、由衣、おまえの可愛い姿をクラスメートにも見てもらうんだ」 義父の下卑た言葉で辱められる由衣。 由衣が実は男だと知らされる。更に腹痛が浣腸責めによるものだったことも。 (鍵付きバルーンプラグで、許しがなければ排泄できない状態だった) 由衣は初めて智佳に微かな涙を見せながら、尚もマゾとして被虐に感じている様子すら晒させられる。 ぼう然とする智佳を尻目に、由衣と義父はその場を去る。 翌日学校で、どういうことか尋ねる智佳。だが由衣は再び冷たく心を閉ざす。 追及するか?部の他のイベントと選択。 部をさぼって由衣の家へ。だが会えない。 ようやく家へ入ると、由衣は責められている。(セキュリティを強引に破る描写)発見される智佳、だが義父は智佳にも由衣を責めさせる。(責め詳細未定) そして由衣に自分がマゾであると告白させる。 その羞恥の表情は、無表情の印象があった智佳にはひどく鮮やかに写る。 羞恥と苦痛の中で、智佳の手でマゾとしての絶頂を迎える由衣。 (智佳に責めさすのはあんまりか?選択肢か、それ以前に鬼畜度フラグを立ててそれがオンならする、良識度が高かったらしない、とか) 自分の子供なのになんでこんなことを?と詰問する智佳。 だが義父は冷然と、由衣は単なる快楽の道具で、そしていずれは売られる運命だと告げる。 『かわゆい』という音を含むようにつけられた名前さえ、由衣を辱めるためであるということ。(モトネタは奇面組…をい) 学校に行かせられているのですら調教の一環だということ。 そして白いうなじに刻まれた、生涯の隷属を表す刺青さえ見せられる。 たまらずにその場を去る智佳。 寮に帰って、君塚と。いろんな変態経験ありそうだからって理由?おい その相手が由衣だとは言わずに、そんな変態家庭に巻き込まれたらどうすればいいのか。 だが君塚はそれが由衣の事だと気づく。諦めた智佳は、君塚に有りのままを話す。 君塚(女装モードでも男顔で。の方が「特別真剣なモード」を表現できるのではないかと思ふ)「いろいろあるからな。女装じゃない恋人同士のファンプレイなら、今どき珍しくもないし」 智佳「違うと思う。白川は…」 君塚「でも白川の体は悦んでたんだろ?歪んでても親子の情愛なのかもしれないじゃないか」 もしそうなら、それに介入するほど迷惑なことはないから深入りするな、という君塚。 選択肢。 「そうなのかな」 何も答えない。←かなりフェイク気味の設問。 「何も答えない」を選択の場合、智佳は君塚の言っているようなのとは違うという感じを覚える。 君塚「…忠告、しといたからねぇ」(女モードになってやや呆れて、でも好ましく) 智佳の中にも困惑がある。疼くような、だが哀しいような気持ちで、それでも由衣の事を考え続けてしまう自分。 翌日、何もなかったように智佳を無視する由衣。 「なんであんなことを?」と訊く智佳に、自分たちも同じようなことをしていたのに?と逆に尋ねられ、智佳は言葉に詰まる。 前日の選択肢が「そうなのかな」だった場合、「俺に言う資格はないのかな」と思い、由衣ルート終了。他ルートがあればそちらに合流。 「何も答えない」だった場合、でも何かが間違っているという確信を持つ。 放課後、智佳は強引に由衣を連れ出す。 由衣が初めて見せる怯え。 罰せられるからというのと、裏切られることへの恐れから智佳を「信じたくない」と思っているから。 しかし智佳は由衣を暖かく励ます。 智佳「そんなんでいいのかよ……?白川、おまえの気持ちを楽しみながら踏みにじるような奴に支配されて………そんなんでいいのかよっ!?」 由衣のひそやかな戸惑い。 智佳「そりゃ…俺だってスケベだし、それに……」(赤面) 智佳「正直言って……なんか女装が楽しいかな……とか思ったりするようになって、アイツ(義父)のことを責めたりできないかもしれない。 ……でも、違うんだよっ!してることは同じみたいでも、 俺たちは楽しんでやってるけど………白川、おまえは楽しいことなんて一つも知らないで……苦しみながら苛められ続けて…………」 智佳を見上げる由衣。少し不思議そうに。 由衣「…苦しんでるって思うの……?…わたしが…………?」 智佳「ああ……あんなに、泣きそうだったじゃないか…」 しばらくの沈黙。由衣は智佳の頬に指先を当てる。 由衣「……あなたよ、それ………」 そう言われて、智佳は自分の方が涙を浮かべていたことにようやく気づく。 由衣「勝手な同情は………………やめてくれる…?」 智佳「同情じゃない!……同情、なんかじゃ………」 半ば反射的に由衣を抱きしめる。 由衣「……仁藤…くん」 腕の中で由衣の瞳が揺れる。智佳は由衣の体の冷たさの奥に隠された暖かみを知る。 だが由衣は、そっと、だが決然とまぶたを閉じて言う。 由衣「…放して」 智佳のことをまだ信じられないし、こわばった心は信じようとする事すら拒んでいる。 由衣「………………汚いから。それに…痛いわ」 智佳は手をゆるめる。すっとそこから離れる由衣。 智佳「ごめん………でも、白川は、汚くなんてない。俺、そう思うよ…」 (抱きしめ三段活用その1) 冷たい、哀しい微笑。 由衣「…………ありがとう」(ほんとに小さく) その言葉の含みには気づかず、喜ぶ智佳。 智佳「俺…白川にはもっと笑ってほしいよ」 由衣「言われてもできないわ……そんなこと」 智佳「だんだんとで良いんだよ……俺、白川を喜ばしてやりたい。そう思った。  …来て、くれるよな?」 戸惑いを含みながら、小さく頷く由衣。 その後二人は町をさまよう。 まるでデートでもしているように。 (どうするか?ゲーセンとか?智佳がくだらないギャグを放ち、滑るシーンあり。同時に普通のことをほとんど知らない由衣とのギャップを描く) 由衣を少しでも喜ばせようとする智佳。そして自分の気持ちを確かめ、由衣を今の状況から逃がしてやろうと決める。 由衣は自分の中で揺れる思いに気づく。 だが一方でそんな「普通さ」は、由衣に自分の世界との隔絶を感じさせて責め立てる。 智佳の携帯が鳴る。 クリス「智佳?どこにいるノ?もう寮の門限だヨ」 時間の経過に気づかずにいた智佳。 だが深夜&女生徒では寮には連れていけないと思い、クリスにごまかすように頼む。 雨が降りだし、行く先に困った智佳は、学校に忍び込む。誰もいない部室で寄り添って。 智佳は由衣を今の境遇から救い出せると思う。 智佳「一晩ここで待ってよう。部長とかにわけを話せば、きっと白川を自由にできる方法がみつかるよ…変態だけどあれでも頼りになるし、それに学校関係者なんだから」 由衣「仁藤くん…………」 智佳笑って「白川には…不潔、とかって言われちゃったけど、でもみんないいヤツなんだよ。…そりゃ、部長やクリスみたいな変態てんこ盛りだけどさ……」 由衣の表情が曇る。(拭えない隔絶を感じている。一抹の後悔と) しばらく沈黙し、吐き出すように。 由衣「…わたしよ。ほんとうに不潔なのは………」 智佳の表情が凍る。 由衣はその眼前で黙って服を脱ぎだす。と、その下からは黒革の拘束具が、細身でしなやかな、真っ白な肉体を厳しく縛めて痛々しく食い込んでいる。 由衣「こんなふうにされてるの………男なのに胸も膨らまされて」 智佳「……白川」 由衣、あの冷笑で。だがその目には涙が浮かんでいる。 智佳の気持ちが嬉しく感じられることに、自分自身ようやく気づいている。 だけどそれを受け入れることを、刻み込まれた奴隷の習性と、二人の環境の違い、そして何よりも智佳を大切に思い始めていることが阻んでいる。 由衣「…いやらしいでしょう?……どんなに苛められても、それに感じる体になってしまってるの。誰よりも…変態の、いやらしい体なのよ…………」 智佳「…やめろよ」 由衣「………ありがとうございます…って、言うのよ。犯される時は……。 それを何回も繰り返して、男にも…女の人にも犯されて……でも悦んでるの…」 智佳「やめろっ……言うなよ、そんなことっ!」 由衣「こんな変態の、どっちつかずの……汚らしいマゾ奴隷…」 智佳「由衣っ!!……」 智佳は哀しげに自嘲する由衣を抱きしめ、その唇を自分のそれでふさぐ。 その腕の中で由衣は震える。 不慣れで、そして裏切られ続けた愛情の形を思い出させられて。 もう一度愛を信じたいと思い、しかしそれが怖くて。そして自分の存在そのものへの厭わしさをひときわ強く感じさせられて。 智佳・由衣「…………………………」 智佳は由衣の震えが治まるまで、その体を抱き続ける。 智佳「…もうそんなこと、言うなよ」 智佳「そんなこと…もうしなくていいんだ。  これからは今日みたいに、俺とずっと一緒にいよう……二人で、忘れよう…な」 由衣、幾らかの戸惑いのあと、応えずにただ智佳の胸に、おずおずとその体を寄せる。 由衣「…あの時、マクローリーくんとの時……  嫌だったの、自分の姿が……ううん、自分の姿を見せられているみたいで…  でも…仁藤くんたちが、幸せに思えて…」 その言葉に、智佳は自分たちの行為が、逃れようのなかった由衣にとって厭うべきものでしかなかったことに気づく。 智佳「ゴメン……………」 小さく首を振る由衣。 由衣「…………ごめん、なさい…」 (抱きしめ三段活用その2) 由衣を抱いていた智佳の体に変化が起きる。 狼狽と自己嫌悪。 智佳「ちくしょ…何だって俺の体は…」 智佳「ごめん、そんなつもりじゃ……っていうか、えと…」 陵辱され尽くしている由衣を気づかい、狼狽しつつ自分を静めようとする智佳。 由衣の哀しくて優しい微笑み。これまでの拒絶を含んだ冷笑ではなく、初めて見せる表情。 由衣は智佳のモノを取り出して、その口に含む。 智佳「やめろよ…!」 それを引き抜く智佳。 由衣「…慣れてるから…」 智佳「そんなことされても嬉しくないよ。やりたいのかよ由衣は…?」 由衣、少し自分の気持ちに困惑してる。半ば奴隷としての本能であり、しかしおそらく初めて「この人を気持ち良くしてあげたい」と思ってもいる。 その困った顔を見て智佳。 選択肢 「困らせるつもりじゃなかった…やってくれよ」 「やっぱり、やめてほしい」 ↑大フェイク設問。ここで肉体の繋がりを持っておくと、それが絆になってグッドエンドにつながる。智佳も周囲に忘れろと言われても忘れられなくなるし。 シチュエーション的にもウマー。 智佳「困らせるつもりじゃなかった…やってくれよ」 由衣の微かな安堵。 もう一度智佳のモノを銜えながら、由衣は愛おしさを感じる。 そして智佳も、そんな由衣を愛しいと思う。 厳しい調教で仕込まれた舌技は、智佳をたやすく絶頂へと導く。(詳細は略) 出されたものを飲み下す由衣。 智佳「そんなの、脱げよ由衣。由衣は……奴隷じゃ、ないんだから」 由衣「だめなの………」 智佳「なんで?」智佳、それはそれでエロい由衣の体を見つめる。 由衣「脱げないの、鍵…掛けられてるから」 智佳は施錠された拘束具をハサミで切り、取り除く。 (一種象徴的な演出。奴隷状態からの解放、グッドエンドとバッドエンドの違いの) 雨が止んで差し込んできた青白い月明かりに、全裸になった由衣の体が浮かび上がり、黒髪が闇に溶けている。 華奢な、真っ白な人形のような裸身。 智佳の視線に微かに赤らめた頬と、刻まれた傷跡の赤みが、由衣が人形ではなく生きている人間なのだと教える。 智佳「……きれいだ……………」 そんな言葉に、未経験の暖かな気持ちを感じる由衣。 由衣「……………………わたし、が…?…こんななのに……?」 智佳「ああ……すごく、きれいだ。きれいな…女の子だよ」 その体の中央に弱々しく脈動しているペニスさえ、智佳の目に美しく、愛おしく感じられる。 どう反応していいのか解らない由衣。玩弄される以外で、心からそう言われたことなどない。 しばらく経ってから、小さく。 由衣「……………ありがとう」 (由衣の中に小さな自己是認と愛される歓喜が芽生えた瞬間) ひそやかな恥じらいを見せ始める由衣に、そこら辺から着るものを探す智佳。 とりやえず白のミニスリップとショーツ? 由衣の姿、殻を外し始めた少女としての表情に智佳は再度昂ぶる。 そして由衣もそんな智佳を、ぎこちない歓喜をもって受け入れる。 バック→騎乗位。(手押し車って言うのだろうか、由衣が下。詳細略) 背中側に見える奴隷の証ではなく、由衣の感じている顔が見たいという智佳の気持ち。アナルに挿入しながら180°回るのは難しいというか、痛い気はするがな。 肉体と共に、心が結びついて行くのを感じる智佳と由衣。 由衣は初めて感じる優しくて幸福な快楽を、智佳は由衣への確かな愛情を感じる。 智佳は由衣の体内に、由衣も智佳に弄られてその手の中に射精する。 「やっぱり、やめてほしい」の場合上のシーン無し。 拘束具を外そうとして、諦める描写。 合流。選択肢によって微妙に変えるか? 由衣は自分の事を少しずつ智佳に話す。 すでに「奴隷じゃない自分」だったときの記憶すらあいまいになっているということ。(深入りは避けた方が…) それを聞いている智佳は、いっそう深く由衣を守ってやりたいと思う。 体を寄せ合って、暖かな眠りについている二人。 智佳は由衣の微かな喘ぎに気づき、目を覚ます。 智佳「…………由衣?」 智佳の声に目を覚ます由衣。 智佳「大丈夫か、由衣?」 しばらく現実を認識できないでいる由衣に尋ねる。 更に少しあって。 由衣「……夢を、見てたの………」 智佳「厭な夢…?」 由衣「……責められる夢。もう夢なんか、見ないって思ってたのに……」 智佳、由衣の体を抱き寄せる。 智佳「もうそんな夢、見ないですむだろ……?」 由衣「………おかしいの、夢の中でわたし、仁藤くんが優しくしてくれたこと…  あれが夢だったんだって、思ってたの………あんなことあるはずないって。  だから、覚めたとき…仁藤くんがいてくれて、驚いた」 そこまで由衣が希望を持てなくなっていることに、智佳は哀しさを感じる。 智佳「ずっと…俺はずっと、そばにいるよ、由衣。だからもう、おやすみ」 由衣は薄やみの中で優しく微笑んだ。 その微笑みの意味を、智佳は気づけなかった。 早朝、目覚めた智佳は、由衣がそばにいないことに気づく。 残された紙切れに 「仁藤くん  やっぱり帰ります  ありがとう  忘れてくれたら 嬉しいです」 そっけない、だが少し震える字で書かれた別れの言葉。 混乱と焦燥、後悔、様々な苦い感情と共に、智佳は由衣を探して走り回る。 早朝登校した部長と出会う。 美保「どうしたの?智佳クンそんなにあわてて…?」 簡単に事情を伝え、智佳はその日一日、由衣を探して走り回る。 最後に行き着いたのは由衣の家。 智佳「由衣っ!いるんだろう!?」 激しく呼びかける智佳。 扉が開く。だが出てきたのは由衣の義父だった。 義父「困るね、由衣は会いたくないって言っているんだ。引き取ってもらえないか?」 智佳「嘘だ!おまえが由衣をあんなふうにして……!」 義父(豹変して)「聞こえなかったのか…?…ああんっ!?  由衣は今忙しいんだよ、外泊のお仕置き中でな!」 義父に殴り飛ばされる智佳。 義父「この間は大目に見て触らしてやったがな、   正直、人の商売物に手を付けられるってぇのは、迷惑なんだよっ!!」 智佳「……て…てめぇ…が……てめぇが由衣をぉっ!!」 義父「惚れてるってのか?由衣は男なんだぜ、この変態小僧がっ!!」 抵抗して戦うが、体格差と技量の差で、智佳はズダボロにされる。 意識を失って放り出された智佳、演劇部の部室で目覚める。 クリス「目、開いたネ…まだ半分腫れてるケド…」 美保「気がついた…?ダメよ、女優なんだから顔は大事にしなきゃ…」 口々に智佳を気づかう部員。 部長は人払いをした上で、だいたいの事はクリスたちに聞いたといい、忘れた方がいいのではないかと説く。 反発する智佳。だが次第に、部長が自分を心配している事も理解する。 少し考えたい、という智佳。その心を絶望感が呵む。 その日から、由衣は学校に来なくなる。 周囲は智佳を気づかって、あえて文化祭前の雑事を押し付けて忙しくさせる。 好感度が高くまだルート健在の「俺ルート」のキャラクターが智佳を励ます場面あり。 っていっても由衣ルートに入っている以上、残ってるのはクリスくらいか? 最後の晩の選択肢が「やっぱり、やめてほしい」だった場合で、他キャラルートに入らない場合はここで由衣バッドエンド1へ。 文化祭の準備をしながら、智佳の頭から由衣の事が離れない。 部長たちの言う通り諦めた方がいいのか。 自分はほんとうに由衣に信じられなかったのか。思い悩む智佳。 だが何度目か、由衣の残した置き手紙を見て、智佳はそこに残された文字の形跡に気づく。 「忘れてくれたら 嬉しいです」という哀しい別れの言葉の下に残された、消しゴムで消された文字の跡。 「忘れません」 その言葉を読み取ったとき、智佳は自分と由衣があの晩どれほど深く結びついていたか。 自分と触れ合えた事が由衣にとってどんな事だったのか。由衣がどんな気持ちでそれを振り切ったか。 そして自分が由衣を絶対に諦めたくないのだという事を自覚、理解する。 智佳(由衣…お前がそう思ってくれるなら、俺は絶対忘れない。忘れるもんか) 文化祭直前、もう一度由衣の家へ行く智佳。 だがその接近は、今度は演劇部によって邪魔される。 ここまでの展開&キャラクターからすれば、君塚かクリス、または両方。 悪意からではなくて、智佳を気づかっているのだということはしっかりと示す。 その友情からの妨害に折れた智佳、中にいるだろう由衣に向けて叫ぶ。 智佳「由衣ーっ!俺、きっとおまえを助けに行くから…  待ってろよっ!!待っててくれよーっ!!」 文化祭当日の、あえて忙しくさせられている智佳の描写。点景。 そして女装部の舞台公演。腫れた顔はぎりぎりセーフで治癒する。 皮肉な事に智佳は、恋を失い傷ついた少女の役を、由衣の記憶に心を揺らしながらも立派に演じて見せる。(ゲーム全体での特定の演目予定が無ければ) そしてカーテンコール。皆と共に舞台に上がった智佳は、客席の最後尾にいる少女の姿に気づく。 場違いな振り袖姿の、義父に連れられた由衣の姿。 智佳「……由衣っ…!」 智佳は思わず舞台上から由衣の名を呼ぶ。 それに気づく由衣。だが義父は由衣を連れ出す。 ドレス姿のまま舞台を駆け降りる智佳。 会場内は騒然とする。 智佳は由衣と義父に追いすがる。悄然としながら、由衣は停められていた車に乗せられる。 義父「見違えたな、変態小僧。おまえも由衣と同類ってことか?」 ドレス姿の智佳を揶揄する義父。 智佳「由衣を……由衣を放せよ。クソ親父…」 義父「そう睨むなよ、お前には感謝してるんだぜ。  あの晩以来、由衣の感じる顔に色気が出てきてな。  これまでどんなに感じてても人形を責めてるみたいだったのが、  出荷直前になって可愛げが出てきたんだ。礼を言うぜ」 智佳「…出荷………出荷って、なんだよっ…?」 義父「今晩な、奴隷オークションがあるんだ。  いい顔で泣くマゾ奴隷は、それだけで値が上がるからなぁ……  最後に一目だけでもお前に合いたいって言うんで、ここまで連れてきてやったってわけさ」 智佳「てめえぇっ!」 義父につかみ掛かる智佳。 クリス「智佳っ?」 追いかけてきたクリスたちの目の前で、智佳は再度吹っ飛ばされる。 智佳「……………!?……由衣っ!?」 義父に取りすがって、その手を止める由衣の姿を智佳は見る。 由衣「………やめて、ください…仁藤くんには……」 智佳「由衣、来いよ!もうそんな奴の言う事なんか聞くなよっ!」 由衣は哀しい瞳で、智佳を見つめる。その瞳はもう、愛を知らない人形のそれではなく、大切な人を見る少女のそれになっている。 しかしその次の瞬間、智佳は凍りつく。 由衣がうつむいたまま背中を向けて、義父に体を寄せた事に。 由衣は智佳が傷つくのを見たくなくて、義父の意志に従う。 義父「気は済んだみたいだな…?」 その言葉に、由衣は小さく頷く。 義父「じゃ、行くぞ」 智佳「由衣っ!!」 一瞬、由衣の動きが止まる。 その唇が「さようなら」と動く。 義父は由衣を車に連れ込む。発車した車を智佳は追いかけるが、すぐに振り切られる。 クリス「トモヨシ、これ!」 クリスは、どこかから調達してきたバイクを智佳に渡す。(クリスの私物?カナダって自動二輪免許は幾つからなんだろう) 乗ったことはないだろうけど、そんなことは気にしない。 智佳「さんきゅ、クリス」 クリス「トモヨシ……”愛は、全ての罪を覆い隠す”」 智佳「………は?」 クリス「聖書の、『箴言』の言葉だネ。後悔しちゃ、ダメだヨ?トモヨシ?」 智佳「ああ…!」 (「わたしを振ったんだから、後悔しちゃダメだよ」という感じを含ませるかどうか) 美保「智佳クン、待って」 呼び止める部長に対して、どう反応するか。 選択肢 部長は無視して由衣を追う。→由衣バッドエンド2へ 部長の話を聞く。 ↑最終問題。テーマの一つとしての「信頼」。 ”部長の話を聞く”を選択の場合。 智佳「止めたって、行きますよ。部長」 部長、好ましい男の子を見る視線で。 美保「止めないわ、今更。その代わり、しっかり追いなさいよ」 智佳「……部長…」 美保「それから連絡用にこれ、持っていって」 部長は一台の携帯を手渡す。 美保「ほらグズグズしない!」 智佳「はい!」 智佳はみんなの応援する気持ちを感じとる。 夕闇の街をバイクを走らせる智佳。 女装少年とドレスと疾駆するバイクの組み合わせというのは、「萌え」ではないけど、「活劇」としてはおいしい絵にしたくもあり。 半ばあてずっぽうで由衣の乗せられた車を追う智佳。 その心の中では、由衣への気持ちが熱く渦を巻いている。 部長に預けられた携帯が鳴る。 美保「智佳クン?いい?白川さんが連れていかれた場所が解ったわ。  いまそっちに転送するから」 自分が渡された携帯がGPS携帯だとようやく解る。(って、俺は使ったことが無いから解らんのだが) 智佳「…部長」安堵八割と、「なんでこんなことが解るんだ」というのが二割。 (裏設定としては、智佳が悶々としている間に部長とかが手を回して、由衣の戸籍を女に書き換えさせて肉体を改造した医者を締め上げたんだが) 美保「いい?ぜったいに無茶しちゃダメよ。それだけは約束して」 約束できる自信はないまま、通話を切った智佳は示された場所へ向かい、何の変哲もないビルの地下駐車場に由衣の義父の車を見つける。 侵入を試みるが、捕まる。弱すぎ? 隠しホールで開かれている奴隷オークションに連れて行かれる智佳。 そして舞台上で晒されている由衣の姿を見る。 凍りついた表情で、羞恥は感じているがその瞳は何も見ていない。 奴隷としての売り口上が読み上げられて行く。 そして舞台上に縛られた由衣の、振り袖がはだけられてその裸身が露出していく。 (客層には外人も?How beautiful japanese slave doll ! つー感じでせうか) 全てがさらけ出させられ、競りが始められる。 由衣の体に値が付けられていく様子に、押さえつけられていた智佳はたまらずに立ち上がって声を上げる。 智佳「由衣ーーーーーっ!!」 その声が届いた由衣の目に光が戻る。だが目の前に智佳がいることが、にわかには信じられない。 由衣「……に…とう……くん………?」 騒然とする会場。だが義父は不敵に笑う。 義父「とんだエキジビションだな。   いっそおまえも、由衣のように調教してやろうか?小僧…?」 その言葉に残酷な盛り上がりを示す会場。智佳は回りが総て敵だと改めて認識する。 それでも立ち向かっていくのは、智佳がやはり男だからだろう。 好きになった少女(…)のために、男が戦わなければならない瞬間(ビジュアル的な説得力無しなのを、奇妙なカッコ良さにまで演出できればウレスイ)。 当然のように苦戦する智佳。 智佳(ちくしょう…ここまで来てるのに、俺は由衣を助けられないのかよっ…) 全てが終わるのか、そう覚悟した刹那、ホールに轟音が鳴り響く。 観衆の注意が入り口の方へと向けられる。 分厚い扉と警護を突き破って、突入してきたリムジンがボコボコになりながら停止している。 美保「智佳クン!」 智佳「部長?それにみんな…」 リムジンから続々と女装娘たちが……って、この状況を「頼もしく」表現することは可能なのか? ともかく急転直下形勢逆転。 観客たちは逃げる。 今木に瞬殺される義父。(最終的にタイーホか?) 留めの一撃は智佳にだろうか。 美保「反吐が出るわ…愛の無いサディストなんて。  それに私の学校で好き勝手に調教していいのは、私だけなのよ」 ↑この人はおそらく心底こう思っているかと。 そして大団円へ。 智佳「由衣…」 智佳、由衣に駆け寄り、その縛めを解く。 由衣「…仁藤…くん………」 おずおずと、だが初めて自分から智佳の腕に飛び込む由衣。 その目から涙が零れる。 智佳「由衣……もう離さない!」 堅く由衣を抱きしめる智佳。 ようやく実感できた大切な少女の感触に、暖かな愛情が湧きだしてくる。 由衣「…に…と……くん………」 智佳「由衣…俺、由衣が好きだ…」 智佳の言葉に、身をこわばらせる由衣。体を離そうとする。 由衣「…でも、わたし……仁藤くんを傷つけた。たくさん…こんなにして…。  わたし、仁藤くんにそう言ってもらう資格なんて…ない……」 智佳が由衣を抱いた力を緩める。離さずにそっと、優しく由衣を包み込もうとする。 智佳「由衣の自由にすればいい。…由衣は、俺のこと嫌いか?」 由衣「…嫌いじゃない……好き…大好き  ………でも、わたし……男だし、こんなだし……」 智佳「いいよ…由衣はありのままでいればいい。  ただ、そばにいたい…それだけでいい」 氷が溶けるように、涙と共に由衣の思い詰めた表情がほぐれていく。 由衣「……仁藤くん…わたし…わたし……ごめんなさい………」 智佳を抱きしめる由衣。 由衣「…わたしも…仁藤くんといっしょにいたい……ずうっと…離れたくない……  あの晩から…ずっとそう思ってた……でも、だめだって……」 きつく由衣を抱きしめる。 智佳「だめじゃない…いっしょにいよう…な?」 腕の中で、由衣は小さく頷いた。由衣の潤んだ瞳が、まっすぐに智佳を見つめる。 智佳を愛し、そのために少女であろうと決意する由衣。 由衣「仁藤くん……わたし、あなたのことが……誰よりも  ……………好きです…」 ひとりの人間として、少女として、心を込めた告白をする由衣。 智佳はそれに、想いを込めたくちづけで応える。 由衣ハッピーエンディングへ ↑の観客たち。 クリス「…二人の世界に行っちゃってるネ」 茜「でも、素敵です」 光「どう見ても女同士だけどー」 こいつらを連れてきたことが加勢になるとは思えないけど、すくなくとも「食いまくりロード」で失ったりした男としての信頼は、多少取り戻したりもして。 由衣ハッピーエンディング (あえて一人称) その後、由衣は、俺といっしょに男子寮に住むことになった。 ……部長がお屋敷に居候させてくれるとか言ってくれたけど、俺はそれだけは食い止めた。 たとえ好意で言ってくれたのだとしても、大事な恋人を狼の巣に投げ込む奴はいない。 俺は部長を信頼はしてても、信用はしていないのだ。 もちろん女子寮も考えたんだけど、今は由衣を一人にしたくなかったし、それに由衣の体のこともあるから、むしろ男子寮で俺が守ってやることを選んだわけだ。 さいわいに…というか、寮の連中も快く迎え入れてくれた。 そして一ヶ月ほどが過ぎた。 由衣は少しずつだけどみんなとも打ち解けるようになった。 だんだんとでも、笑顔も見せてくれるようになってきた。 その笑顔がまた、なんつーか俺には可愛くて愛おしくてたまらないわけで。 ま、それはノロケとでも何とでも言ってくれ。 ……しかしだ。 (フェードイン食堂) クリス「ユイ!こっち空いてるネ、来るといーヨ」 由衣「あ…うん」 クリス「ワタシ、ユイの分も取ってきてあげるネ」 由衣「…あ……」 クリス「NoNoNo気にすることナイ。Lady firstはgentlemanのジョーシキ!」 ちょっとクリスの押しに戸惑った後、微笑みを浮かべる由衣。 それは少女らしい、穏やかで幸福そうな笑顔になっている。 由衣「…ありがとう。クリスくん」 (フェードアウト) ……と、このように由衣にちょっかいを出してくるヤカラが出てきて、俺を悩ましてたりもする。 (フェードイン自室 ちょっと不機嫌そうな智佳) 智佳「うがー…」 (ちょっと困っている感じの由衣) 由衣「どうかしたの?…仁藤くん」 智佳「…それだ」 由衣「…………それ、って…」 智佳「いや、ごめん…由衣を困らせるつもりはないんだけど……  でもさ、なんでクリスが『クリスくん』で、俺は『仁藤くん』なのかなー…  なんぞと、ちょっとな」 由衣「……え…」 由衣はちょっと困った感じで、沈黙してしまった。 智佳「あ、責めてるんじゃないんだ…けど、さ。  俺って由衣の…なんなのかなーって…」 俺がそう言うと、由衣は赤くなって俯いてしまった。  ……ちくしょー、可愛いぜ。 由衣「…………いちばん……大切な人だから……」 ぽそっとだけど、由衣は確かに言った。 由衣「…大事にしたくて……それに、呼び方を変えたらそれだけで何かが、  変わっちゃいそうで…」 由衣が「今」という時を大切にしているのは俺にもわかった。 だけど、それだけじゃいけないとも思う。 (智佳、優しく微笑んで) 智佳「変わっていいんだよ。由衣はもっと…」 少しずつ変えていこう。少しずつ、二人で幸せになろう。 そしてずっと、そばにいよう。 俺は心からそう思えていた。 由衣「うん……………」 (由衣、赤くなったままで、ちょっと上目遣いに智佳を見つめる) 由衣は俺を見つめて、そしてちょっと決意したみたいに気合いを入れた。 (そのまま、幸せそうに微笑んで) そしてちょっと恥ずかしげに、由衣は俺の名を呼んでくれた。 由衣「……智佳…くん」 ……………………………………………………………………なんか、感動。 それとともに、由衣への愛おしさがまたこみ上げてくる。 由衣はまだ照れたまま、それでも俺をまっすぐに見つめている。 もう由衣は、瞳をそらさない。 俺もこみ上げる愛おしさに任せて由衣を見つめる。 (キス直前の一枚絵) 俺は由衣を二度と離さない。 ずっと、守っていきたい。心からそう思った。 end 由衣バッドエンド1(鬱エンド) (部室の晩の由衣のイメージ) そして、由衣は俺の前から姿を消した。 あんな由衣の幸せを祈ることが偽善だって解っていても、それでも俺にできることはそれしかなかった。 あの晩、俺は由衣にもっとなにかをしてやることができたんだろうか。 end 由衣バッドエンド2(ある種おいしい鬱エンド) 俺は由衣が乗せられた車を必死で追いかけた。 しかし、見失ってしまい、何時間も経ってから俺はようやくそれを見つけた。 (由衣の義父、ふてぶてしく厭な笑みで) 義父「おや、よくここまで辿り着いたな」 智佳「由衣を…由衣をどうしたんだよっ!?」 まさか…まさかだろ? 義父「ふっ…おかげさんでな、いい値で売れてくれたよ」 智佳「てめえっ!!」 (ごつっ!…という鈍い音。急速フェードアウト) 奴につかみ掛かろうとした瞬間、俺は首筋に衝撃を感じて、そして意識を失った。 義父(off)「……ちょうどいい。  由衣ほどじゃないがこいつもけっこうな上玉だからな。  いい後がまができたぜ……………」 薄れゆく意識で、俺はそんな言葉を聞いていた。 ………………………………………………………………………………………………… (調教を受けている智佳) そして俺は……わたしは、今は由衣のあとの女装奴隷として、厳しい調教を受けています。 end