【17.】 ・失踪していたはずの叔父が期間。  困惑する二人をよそに、叔父は密かに二人の関係を看破し、ある事を思いつく。 ・早々に喫茶店に馴染んだ叔父。復帰早々大活躍。二人にプロの技を見せつける。 ・夜、二人を呼び出す叔父。何か言う事があるんじゃないのか。  大吾たちの告白。叔父の厳しい言葉。アツい展開。  「コイツが俺みたいなオッサンになっても、お前は好きでいられるのか?」 ・大吾の覚悟。納得する叔父。感激する明。 【18.】 ・叔父と共に喫茶店を運営していく中、大吾との別れの日が迫る。  二人で居られる時間が少なくなった事にしょんぼりする明。叔父に対して不謹慎な想いを抱く事も。 ・正午の空き時間。叔父との男娼。昔の喫茶店の話、失踪していた時の話、喫茶店をやろうと思ったきっかけなど。  神妙な面持ちで聞き入る大吾。そんな大吾の様子に言い知れぬ不安を覚える明。 ・営業終了。掃除終了後、店に二人きり。叔父は気を利かせたのか先に帰ってしまった。  叔父の話を聞いてから何かを考え込んでしまっている大吾の様子に、明の感じた不安が増大していく。  その不安を掻き消すためにキスを迫る明。しかし、大吾のキスに熱が感じられず、ちょっとしたショックを受ける。 【19.】 ・何をしているのか、あまり構ってくれない大吾。  なんだかんだで追い込まれてしまっている明の様子にも気付かず、連日何かに没頭している。 ・期日も近い。俺たちはこのまま終わってしまうのか。不安が爆発しそうな明。  女々しいと思いつつも気持ちを抑えきれず、大吾にその感情をぶつける。 ・明の気持ちを理解した大吾。叔父の話に影響され、喫茶店を経営してみたいと考えていた事を告白。  隠すつもりはなかったものの、周りが見えていなかった事を猛反省。 ・大吾の取り出した一冊の大学ノート。店の名前や構想なんかが何ページにも渡って記されている。  どれも走り書きではあるが、文字が活き活きと躍っており、大吾が夢中になっていた事を察する明。 ・しかし、その場でノートをビリビリに破り裂いてしまう大吾。明を不安にさせた事と、独り善がりだった自分の事。その戒めの証。  その場で明にプロポーズ。ずっと一緒に居てほしい。呆然とする明、黒い考えが浮かぶ。ここまで自分を不安にさせたんだ、二つ返事じゃつまらない。 ・明による大吾イビリ。マシンガンのように繰り出される辛辣な言葉に、さすがの大吾も追い詰められる。  しかしここでツンデレスキル発動。  「お前が喫茶店やりたいっていうなら、まぁ、その、手伝ってやらないこともない……けど!    今度また俺を一人にしたら、承知しないからな!」 ・熱い抱擁、熱い口付け。  そのままフェードアウトでエンディング。 【20.エピローグ】 ・女装学生視点。 ・数年後のとある街。アンバランスな二人が経営しているという喫茶店。  扉を開ければ、軽やかに響く声が出迎えてくれる。 (CG挿入ポイント ☆アフター明とアフター大吾)  大吾と明が二人で作り上げた夢の形。 ・オレンジ色の空を見上げれば、沈む太陽を支えるかのように、月が静かに輝いていた。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【コメント】 思うままに書いてたら明視点みたいになりましたが、本文はちゃんと大吾視点です。 まとまりの良さはこっちの軽いパターンの方が良いですね。コンパクトに収まりすぎてる感はありますが。 あと、アフターなんてろというのは、数年後ちょっと大人になった感じという意味です。 うろおぼえなんですが、夕日と月って同時に出ますっけ? 太陽が上がってる時間に月を見た事があるので、たぶん出るんだとは思うんですが。