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ストーリー

大吾サイド

就職して以来これといって波乱もなく日々は過ぎ、そんな生活に満足していた自分月島大吾。
某有名レストランでウェイターとして働いていた自分の元に、故郷にいる幼馴染み日高明から連絡が届いた。

「思い出の喫茶店を守るために力を貸して欲しい」

既に休学手続きまで済ませた彼の決意に心を打たれた自分は、二つ返事でそれを了承する。
故郷に帰った自分が見たものは、すっかり人気のなくなった喫茶エル=トラモントと、店内にポツンと座り途方にくれる明の姿だった。
自分たちが店を建て直すべく講じた最初の策とは・・・


明サイド

叔父の蒸発により、喫茶エル=トラモントは閉店を余儀なくされた。
しかし、家族や幼馴染みとの思い出が詰まった喫茶店が潰れてしまうのは耐えられない。
俺、日高明は自分が経営を引き継ぐ形で閉店を回避させることに成功した。
休学手続きをし、店の所有権を得て、存続させたところまでは良かった。
だが、人見知りの僕にサービス業が務まるわけもなく、営業再開の三日後には一人の客も来なくなっていた。
絶望に打ちひしがれた俺はなぜか月島大吾のことを思い出した。
あいつならきっと何とかしてくれる。そんな確信があった。

「思い出の喫茶店を守るために力を貸して欲しい」

大吾は三ヶ月間だけの協力を約束してくれた。
俺たちが店を建て直すべく講じた最初の策とは・・・




「なんで俺がメイド服着なきゃなんないんだ!!」

大吾
「自分にメイド服が着れるわけ無いだろ!?」

喫茶店の再建は課題山積みだ・・・。




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