黒が好き
白が嫌い
闇が私に合う
光は私には似合わない
闇の私
光の君
闇の私は、人造人間
今日も仲間と一緒に人柱をストーカーするの
今日も邪魔な虫を消すの
君は、人柱で賢者の石を探しているの
私は、それを利用していて
君は、利用されているのね
+++黒い私と光の君+++
今日も君をストーカー
金髪で小さくて三つ編みが目印の君
黒の長い髪とナイスバディーが目印の仲間
「・・・はぁ」
「あら、が悩むなんて20年ぶりね。」
「違うよ。23年と4ヶ月12日ぶりだよ。」
「・・・で、なんで悩んでるの?また、23年4ヶ月12日前の“おやつはなんにしよう?”じゃないでしょうね?」
「違うよー!」
なにげない会話。いつもの会話。これが200年も続いているの
でも、数年前に君が現れて・・・好き・・・になった。
「でも、最近明るくなったわよね。」
「そうかな?」
それは、君がいるからだよ・・・
私に幸せを分けてくれる。
「えぇ。前は、寝てばかりだったのに今では、きちんと起きているし・・・」
「そうかな〜?」
「そうよ。それに最近よく出かけるようになったし・・・」
「あー・・・」
それは、君に会いに行っているだけで・・・
君は、いつもお昼になるとお腹をならして集中力がなくなる
そして、目の前の私に気づくの。
いっつも、君の前で待っているんだよ?
「あ!もうこんな時間!?急がなきゃ!」
「いってらっしゃい。」
「いってきまーす♪」
そして、今日も窓から飛び降りる。
そのまま君の居る図書館へ行く・・・はず、だった。。。
「おわっ!?」
「えっ!?」
飛び降りた下に居たのは、、、君、、、エドワード・エルリック。。。
「なにしてんだ!?危ねぇだろ!?」
「なっ、なんでココに・・・?」
「あ・・・っと、なんだその・・・」
「???」
「今日は、居なかったから・・・」
「え?」
「何時もお昼になると俺の前に居るだろ!!!今日は、居なかったから心配したんだ!!!」
「えぇっ!!?」
君は、心配してくれたの?
私は、君が好きだけど君を利用しているんだよ?
それに気づかず心配してるの?
愚かだね・・・
でも、、、
でも、、、
嬉しいな。
そっか、心配してくれたんだ。
っていうか・・・気づいてたんだね(汗)
毎日お昼にいっては、君の前で待っているの
気づいてないと思ってたよ・・・
「ふふふ・・・」
「なんだよ、いきなり笑い出して・・・」
「嬉しくてね♪」
「嬉しい?」
「君が心配してくれたのが」
「なっ!!!////」
顔を赤くして可愛いなぁ・・・
好きなのは、顔だけじゃないんだけどね
その絹のような金色の髪も
とても綺麗な金色の眉も
吸い込まれそうな金色の瞳も
機械鎧の右腕と左足も
全部
好き
「好き」
「はぁ!?」
「君の全部が好きだよv」
「いっ!いきなりなんだよ!?////」
「君は?」
「・・・好きだ////」
「知ってるけどね!」
「じゃあ、なんで聞・・・・!?」
甘い
甘い
キスをした
触れるだけのキス
だけど、とっても幸せな気分になれるキス
両思いだね
でもね・・・
君は、光なんだよ
私は、闇なんだ
どんなに愛し合っても
闇は、光に戻れない
だから私は、つぶやくんだよ
“好き”って
好きだけど
愛していない
もし、私が光になれたら言ってあげる
『愛しているよエド』
ってねv
+++あとがき+++
なんなんだこれは?
好きだけど愛してはいない
⇔エドだけど愛しているのは、←エドみたいな感じです。
おまけに終わり方が・・・(滝汗)
ちなみに、このデフォルト名と原作の「リン」は、関係ないです!