+++第二話*ホグワーツ特急+++



「うあぁ!人がいっぱーい!!」

は声を上げる。手元には大きなトランクが一つ。
その上にはが入った鳥かごが乗っている。
見かけは何の変哲もない(?)ただの旅行者だ。
しかしその格好は魔法使いが着るローブ姿。だが誰一人としての方を見る人間はいない。

「やっぱ探さないとダメかな?どう思う?」

梟に同意を求める。
しかし返事はの期待していたものでは無かった。

「当たり前だろ。」

梟が返事をしたというのに誰一人として騒ぎ立てなかった。

「やっぱ?」

そして達は目的の人間、ホグワーツ特急への行き方の分からない人を捜し始めた。






五分。

。アレはもう迷ってるわ。話し掛けるわよ。」

は一人の少女に近づき杖を振った。
その途端少女は外の視覚から完璧に遮断される。

「初めまして。貴方ホグワーツ生?」

「ええ。そうだけど・・・あなた誰?」

巻き毛のフワフワした髪を持つ少女は多少警戒心をもちつつに尋ねる。(でもホグワーツと聞いた途端強張った肩をおろした。)

。今年から一年生なの。貴方は・・?」

「ハーマイオニー・グレンジャー。あなたと同じ一年生よ。でも・・・。」

どうして分かったの?、と尋ねたそうだ。
はそれを察して先に答えた。

「切符。9と4分の3番線でしょ?」

「ああ。切符を見たの。」

ハーマイオニーは完璧に警戒心を消した。

「一緒に行かない?」

「良いけど・・。あなた・・そのローブで来たの?」

「ええ。マグルには見えないよう魔法をかけてるの。」

魔法をかけていると言った瞬間ハーマイオニーは凄いものでも見たようないけないものを見たような不思議な顔をした。

「それに私入り口を知らないわ。」

「大丈夫よ。私知ってるもの。」

「え・・?じゃあどうして私に声をかけたの?」

「一人じゃ寂しいでしょ?」

たてまえをいう。

本当は、、、

「私一人じゃ拒まれちゃうんだよね・・。」

呟くようにいう。

「何か言った?」

ハーマイオニーには聞こえなかったようだ。

「別に。」

「そう?」

「あ!あれあれ。今赤毛の男の子が入っていった・・。」

9と4分の3ぐらいにある柱をは指さす。

「あれがそうなの?」

ハーマイオニーの関心は完璧に柱に向いた。
多分もうの発言を思い出すことはないだろう。

はハーマイオニーに話し掛ける。

「いこう。」

「ええ。」

二人は赤毛の男の子と髪の黒い、クシャクシャの男の子達が全員入ったのを確かめ柱の中に飛び込んでいった。







+++あとがき+++
あれ。。?ハリーは?ロンは?そして短い。まぁハーマイオニーと逢えたからいいか。
面倒だし☆(おいっ)次はネビルとハーマイオニーとトレバー探し。
そんときにしよう。
未成年魔法使いの魔法使用許可?ありませんよ。そんなの。
まぁさんは特別なので(なにげにネタばらし)。
んではこの辺で。。。。

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