+++第5話*オオイカとお友達☆+++


ハーマイオニーとはコンパートメントの中で授業のことについて話していた。

はどの授業が楽しみ?私はやっぱり全部かしら。でも一番興味深いのは妖精の呪文とか変身術ね。ほら私、家で簡単な呪文を練習
したっていったでしょ?全部うまくいったから楽しくて、楽しくて。」

「私は魔法薬学かな。何かを調合したりするのは暇をつぶすには丁度良いの。」

「家で出来るの!?」

「うん。材料もあるし、、無駄に。」

「ヘー。(何で家に材料があるのかしら?)」


車内に声が響き渡った。

「あと五分でホグワーツに到着します。荷物は別に学校に届けますので、車内に置いていってください。」

「あ、もう行かないと。」

は立ち上がって通路にでてハーマイオニーのために少し場所を空けておいた。

「ありがとう。」



汽車は段々速度を落とし段々止まった。
外にでると小さな暗いプラットホームだった。
夜の空気はいつも同じに心地よかった。
そしてランプの明かりが見えてきた時、の耳に聞こえてきた。

「イッチ(一)年生!イッチ年生はこっち!ハリー、元気か?おおじゃないか!!何年ぶりだ?」

ハグリットが自分の仕事を忘れを抱きしめる。

「ハグリット!仕事は!?しかも痛いし!」

ハグリットは(おおそうだった、そうだった。)と言って自分の仕事に戻っていった。

、ハグリットと知り合いなの?」

ハリーが聞いてきた。
ハーマイオニーはハリーと一緒にいたロンを見て顔をしかめた。

「うん。ちよっといろいろあって。」

「さあ、ついてこいよ――あとイッチ年生はいないかな?足元に気をつけろ。いいか!イッチ年生、ついてこい!」

「ハーマイオニー気をつけて。かなり滑るよ。あとその辺かなり穴があるから。転ばないようにして。」

滑ったり、つまずいたり(とハーマイオニーは大丈夫だったが)険しく、狭い小道をハグリットにつづいて降りていった。
右も左も真っ暗なのは木を植えてあるせいだ。
みんな黙々と歩いていたがネビルが一,二回鼻をすすったので頭を撫でて眼で励ましておいた。

「みんな、ホグワーツがまもなく見えるぞ。」

ハグリットが振り返りながら言った。

「この角を曲がったらだ。」

「うおーっ!」

一斉に声がわき上がる。ハーマイオニーも「やっとね」といった。

狭い道が開いて湖のほとりにでる。
向こう岸には高い山がそびえ、ホグワーツがそのてっぺんに見えた。

「五人ずつボートに乗って!」

ハグリットは岸につながれた小舟を指さした。
ハリーとロン、そしてハーマイオニーと、ネビルが乗った。

「みんな乗ったか?」

ハグリットが大声を出す。

「よーし、では、進めえ!」

ボートは皆、一斉に動き出し湖面を滑るように進んだ。
しかしその途中に達の乗ったボートが止まる。

ボートが盛り上がり、水面が揺れる。

「なんなの?」

「どうなってるんだ?」

「わぁぁ!」

、大丈夫!?」

の目の前に白いイカの手が見える。
本体が目の前に現れた。
ハグリットが急いで戻ってくるのが見える。
はオオイカに抱きついて大声で叫んだ。

「ただいま!!!!!」

ローブが多少濡れたがそれはあとで乾かせばいいだろう。
今はこの懐かしい友との再会の挨拶を交わすのが先だ。

「ありがとう!!!まっててくれて!!!また七年間よろしくね!!!」

イカが手を離しまた元通り進むようになる。

・・?あなた、あのオオイカと知り合いなの?」

ハーマイオニーがいまだにこちらを見つめているオオイカを指さし不安げに尋ねる。

「ええ!ずっと昔からの友達なの。いい子なのよ!!ジェームズ達と悪戯する時もきょうりょ・・・!!!

がハッとしたような顔をして口をふさぐ。

「悪戯?」
「昔って君、11才だろ?10かな?」
「ジェームズ?」

「何でもないの!!うん!ああ!!ほら頭下げて!ぶつかるから!!

みんながハッとしたように急いで頭を下げた瞬間崖下を通った。
蔦のカーテンをくぐり、その陰に隠れポッカリと空いている崖の入り口へ進んだ。
城の真下の暗いトンネルをくぐり地下の船着き場に着いた。
全員が岩と小石の上に降り立つ。

「ホイ!おまえさん!これ、おまえのヒキガエルかい?」

みんなが下船したあと、ボートを調べていたハグリットが声を上げた。

「トレバー!」

ネビルが大喜びで手を差し出す。

「よかったね!」

「うん!」

ネビルと話しているとハグリットが声をかけてきた。

「おまえさん、大丈夫だったか?」

「うん!」

「あのオオイカはおまえさんの言うことしかきかんからな。」

「ハグリット?進まなくていいの?」

「おお!そうだった。」

ハグリットがランプを取り出し、生徒達に後にしたがってくるように言った。
ゴツゴツとした岩の路を登り、湿った滑らかな草むらの城影にたどり着いた。
みんなは石段を登り、樫の木の扉の前で止まった。

「みんな、いるか?おまえさん、ちゃんとヒキガエル持っとるな。、、、頑張れよ」

ハグリットが大きな握り拳をあげ、城の扉を三回叩いた。


+++あとがき+++
はーい。5話、しゅーりょー!あんま原作とかわらん。。
でも区切りが分かっていいわ〜v
番外編よりも楽。
オオイカがすき〜。湖にオオイカは3匹います。うちのはですけど。。
タコもいます。オオダコ。
ハグリットの台詞は多分当たります。頑張れ!さん!!!
ではこの次まで、再見!

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