「・・・・どしたの・・?」
「な゛に゛が(怒)?」
ハーマイオニーが聞きが答える。
ただ答えるの顔は・・・・・怖い。
+++第四話*ハリーと会いましょう☆+++
双子が去った後、またコンパートメントの扉が開き人が入ってきた。
「あら、あの子・・・・・。」
(私あの子知ってるわ。裁判の時にお婆ちゃんと一緒だった、名前は・・。)
「ネビル・ロングボトム。」
呟くように言った一言はハーマイオニーにもネビルにも聞こえなかったようだ。
「ねぇ、きみたち、僕のひきがえる知らない?」
ネビルが尋ねる。
「知らないけど、どうしたの?」
「逃げちゃったんだ・・。」
「そうなの、ねぇ。一緒に探してあげましょうよ!」
「え、あ、いいよ。あっちの方は探した?」
「まだ・・。」
「よし、行こうか!」
とハーマイオニー、そしてネビルはコンパートメントを出ていった。
赤毛の子と黒髪で髪がクシャクシャの男の子が入っているコンパートメントをハーマイオニーが開けた。
ネビルは何か言いたそうにしていたがハーマイオニーはそれに気付かなかったようだ。
「誰かヒキガエルを見なかった?ネビルのがいなくなったの。」
ハーマイオニーがどことなく威張った感じに言った。
赤毛の子は杖を振り上げているところで所々に白いひもみたいなのが出ている。
「見なかったって、さっきそう言ったよ。」
赤毛の子がぶっきらぼうに答える。でもハーマイオニーは全く気にもせずに杖を見ていた。
「あら、魔法をかけるの?それじゃ、見せてもらうわ。」
ハーマイオニーは空いた席に座り込んでチラリととネビルの方を見て座るように促した。
「あー・・・・・・いいよ。」
赤毛の子が答えている間に黒髪の子に座って良いかこっそり聞くとどうぞと返ってきたのでネビルと一緒に座った。
「お陽さま、雛菊、溶ろけたバタ〜。デブで間抜けなねずみを黄色に変えよ。」
赤毛の子が杖を振るが何も起こらなかった。ネズミはぐっすりと寝ている。
何故かこのネズミを見たことがある気がするが気のせいなのだろう。
彼は死んでしまった。こんなとこにいるはずもない。
「その呪文、間違ってないの?」ハーマイオニーが聞いてすぐに自己紹介まがいなものを始めた。「まあ、あんまりうまくいかなかったわ
ね。私も練習のつもりで簡単な呪文を試してみたことがあるけど、みんなうまくいったわ。私の家族に魔法族は誰もいないの。だから、手
紙をもらった時、驚いたわ。でももちろんうれしかったわ。だって最高の魔法学校だって聞いているもの・・・・・・教科書はもちろん、
全部暗記したわ。それだけで足りるといいんだけど・・・・・・私、ハーマイオニー・グレンジャー。あなた方は?」
ハーマイオニーは一気に話し終えた後は名乗らないの?と目線で聞いてきた
二人は(というかネビルも)教科書を丸暗記していると聞いた時点で目を丸くさせていた。
「私は・。三人とも安心して良いわよ。教科書丸暗記してる人なんて先生でもそういないわ。」
クスクスと笑いながら自己紹介をする。
ハーマイオニーは誉められたのかけなされたのかどちらかと聞きたそうな顔をしていたし、三人もずいぶんほっとしたようだった。
「僕、ロン・ウィーズリー。」
ロンがモゴモゴ言った。
「ハリー・ポッター。」
「ほんとに?私、もちろんあなたのこと全部知ってるわ。――参考書を二,三冊読んだの。あなたのこと、『近代魔史法』『黒魔術の栄枯
盛衰』『二十世紀の魔法大事件』なんかに出てくるわ。」
「僕が?」
ハリーは呆然としている。当然だろう。一ヶ月前までは自分が魔法使いと言うことも知らなかったのだから。
何も。
自分の親のことも。
リリーとジェームズのことも。
私の・・・ことも。
いつか話してあげよう。
子供に聞かせる御伽話のように。
次の世に自らの手で聞かせられるように。
紡いでいこう。
「?ボーっとしてどうしたの?行きましょう。」
「え、ああ。うん。」
とハーマイオニーとネビルはコンパートメントから出ていった。
扉を閉める途中でロンが「どの寮でもいいけど、あの子がいないところがいいな。でもさぁー、」と聞こえたが続きは聞こえなかった。
ハーマイオニーとネビルとトレバー探しを続けたが結局トレバーはいなかった。
「僕、もう戻るよ。」
「そう・・・でもきっとまたひょっこり出てくるわ。元気を出して!」
「そうよ。トレバーだって迷子になって今必死にネビルを探してるわよ!」
「うん・・ありがと。じゃあね。」
ネビルが自分のコンパートメントに戻っていった。
またとハーマイオニーはハリーとロンのコンパートメントに近づくとものすごい音がしていたので寄ってみることにした。
「一体何やってたの?」
床いっぱいにお菓子が散らばっていて、ロンはネズミのしっぽをつかんでぶら下げていた。
「こいつ、ノックアウトされちゃったみたい。」
ロンはハリーにそう言ったがすかさずがいった。
「違うわ!寝てるだけよ。かすかだけど寝息が聞こえるもの。」
「え?あ、ほんとうだ!!それにしてもネズミの寝息なんかよく分かるね。」
凄いやぁ!とロンに言われたので思わずは赤面してしまった。
「ありがと////。」
「マルフォイにあったことが「マルフォイ!?あいつの息子もホグワーツなの!?」
「そうだけど、、きみ、ドラコ・マルフォイとなんかあったの?」
ハリーが尋ねる。その瞬間の叫びは止まった。
「あーうーちょっと犬猿の仲で、父親の方とね。」
「へぇ。」
ハリー達は何があったんだろと聞きたそうな顔をしていたがそれはロンの発言でかき消された。
この時いまさらながらロンがハーマイオニーだけに向かって尋ねた。
「何かご用?」
「二人とも急いだ方がいいわ。ローブを着て。私と、前の方にいて言って運転手に聞いてきたんだけど、もうまもなく着くって。
二人ともけんかしてたんじゃないでしょうね?まだ着いてもいないうちから問題になるわよ!」
「スキャバーズがけんかしてたんだ。僕たちじゃないよ。」
ロンがしかめっ面でハーマイオニーを睨む。
このとき偶然はハリーと眼があったので笑いかけたら真っ赤になりながらも笑い返してくれた。
「よろしければ、着替えるから出てってくれないかな?」
「ご、御免なさい。出ていくわ。ハーマイオニー行こう。」
段々二人がけんか腰になってきたので慌てて引き離そうとするがハーマイオニーはただでは承知しなかった。
「いいわよ――みんなが通路でかけっこしたりして、あんまり子供っぽい振る舞いをするもんだから、様子を見に来てみただけよ。」
ハーマイオニーはつんと小バカにしたような声を出した。
「ハーマイオニー!御免なさい。ミスター,ウィーズリー。」
「べ、別に君が謝ることじゃないよ///」
ロンが赤くなりながらもに言った。
「ついでだけど、あなたの鼻、泥がついてるわよ。気がついてた?」
「ハーマイオニー!!!!!!本当に御免なさい!ほらぁ!行くよ!!」
「分かったわ。行きましょ。」
ロンはハーマイオニーが出ていくのをしばらく睨んでいたがの困ったような顔を見てすぐにやめた。
+++あとがき+++
ハーマイオニーが可愛くない〜!!!なにこの態度は!!!
ごめんねぇ・・。でもハリーとロンの赤面がかけたのでOK!!
ちゃんに(ちゃんずけ・・;)二人とも惚れたな☆
管理人様〜!ハリポタ1巻貸してくれてサンキュー(此処に書くな)
ではまた次で!