「ねっエド」



黄緑色の瞳



「エド?」



俺より低い背、肩まで伸びた黄色がかった黄緑の髪



「エド?聞いてる?」



愛しいキミ



+++約束+++




「エド!!!」


「うっわ!?///ごっごめん!何?」


もーーう!!最近のエドってばずっとこう。なんか上の空で人の話聞いてないし・・


「もういいよ!あっ!アル〜」


そう言って はアルの方にかけていってしまった。






、いいの?」

心配げにアルと呼ばれた鎧ーアルフォンスは に訪ねる。

「いいの!エドったら人の話聞かないんだもん!」

「でも・・それは・・」

兄さん に見とれてたからなんじゃぁ・・

「兄さんに話があったんでしょ?じゃあ兄さんに言わないと。僕は兄さんじゃないから
 兄さんみたいに言えないよ?」

それに兄さんに今も睨まれてるし。視線が痛いよ。

「うん。アルありがと!!」

そして は再びエドのもとにかけていった。




ちっくしょ〜〜アルの奴何楽しそうに話てんだ?
あっ笑った・・やっぱ可愛いな。
・・・ちゃんと返事すりゃよかったな。
そうすれば―――今頃あんな風に笑いかけてくれただろうか?


「あ゛ーーー!!!悩むのはにがてだ!!・・・おとなしく文献探すか・・」


ハァ・・あ、そういえば誰に言われたんだっけ・・ため息ついたら幸せが逃げるだなんて・・
・・そうだ、 だった。


「ははっ」


いつの間にあいつはおれのすべてに浸透してるんだろう?
気がついたら の事を考えてる。
きっともう俺は・・・・・・・ なしには生きていけないだろう


「エド?」


「だぁぁぁぁ!!!!!!!!/////なっなんでここにいるんだ!?///////」


「・・いちゃだめなの?」


寂しそうな顔、何かに拒絶された、そんな顔をする。


「いや、いいけど。///どした?」


「あのね!表紙の可愛い絵本見つけたの!!」


とたんにパット明るい顔になる。表情の変化で気持ちが分かるといっても過言ではない。


「・・・・・エホン?えーと、 サン?今は賢者の石の文献サガシニキタンデスヨ?
なんで絵本ナンデスカ??」


「えっ?可愛かったから☆読んであげよっか?」


「遠慮しとく」


「えー。・・・そんなに言うならしょうがないなー。読んだげる」


「おい!」


「えとー


 昔々、あるところに一人の人魚姫がおりました。人魚姫は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そし  ヒック て人魚 ひ め  ヒック   は、泡になって
しま ヒックヒック  い ました。  おしまい。  っエド〜〜〜〜〜。」


「あー分かった分かった。分かったから泣くな。それにしても は人魚姫読んだことなかったのか?」


そう言いながらエドは泣きじゃくる を必死に慰める。


「うん。ヒック おじーちゃん家にもなかったから。・・・可哀想だね人魚姫。愛する人に想いが伝えれないなんて。」


泣きやみ天を仰ぐ。まるで自分もいつか泡になって消えるんじゃないか、そんな心配をしてるかのように。


?」


「私もいつか消えるのかな?エドに見捨てられて。」


「な!!」


違う、違う、違う、違う、違う、違う、違う!!!そんな思いが頭の中を駆けめぐる。


「違う!!!」


「エ、エド?」


「違うよ、違うんだ。いつか見捨てられるのは俺の方だ。・・怖いんだ、本当は。いつか『サヨナラ』って言われるのが。」


「言わないよ。絶対。何があっても。その代わりエドも言わないでね?約束。」


そう言って自分の細い小指を差し出す。


「ああ。」


エドも自分の、よりは筋肉のついた小指を差し出す。




「「やくそく」」





+おまけ+


「そういえば・・何でさっき無視したの?」


「えっ!!!そっそれは・・・・・・ゴニョゴニョ////」


顔を真っ赤にしてポソポソと答える。


「聞こえない!!!!」


「だから、見っ見とれてたんだ!!!!!!!!////」


「えっ!?モウイイデス////」


そしてそれを見守る影が一つ


(兄さんも もここが図書館だって忘れてるよ)


と図書館の人に代わりにお説教を受けながら考えていたアルなのでした。







+++あとがき+++
はわーーーー駄文すぎ・・初めまして さん。私副管理人の哀菜です。こんな駄文を
読んでいただいてありがとうそして御免なさい(汗)ハハハ←もはや笑うしかない・・
こんなので良かったらまた懲りずにきていただけたら幸いです。
そして中盤の・・・・・のとこはご自分で人魚姫を読んでいただけたら幸いです。←とことんだめ人間(汗)

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