命
殺した……
殺した…………!
僕が……この手で!
君を…………殺したーーー!!
殺れると思った。
今日こそはカイン様を……依頼通りに。
なのに……!
出来るなら。
君だけは……手を掛けたくはなかった!
カイン様だけを殺めて終わらせようと思っていた。
なのに……!!
なのに僕は……!!
君までも……手に掛けてしまった。
あの言葉が。
カイン様の……あの時の言葉が。
……僕を壊した…………。
「リオウ、貴方が用があるのは私だろう。
姉上に手を出したら許さない!
ここから生きて帰れると思うな!」
焼け付くような君への想い。
僕の胸の中を嫉妬の炎が焼き尽くす。
「ご自分の身を犠牲にしても、大事な姉君を守りますか……美しい姉弟愛ですね。
いや、実に結構です。」
当然のように君の傍らにいるカイン様が。
……憎くて堪らなかった。
「しかし……その後の事は考えてらっしゃるのかな?
貴方が倒れてしまっては、誰が大切な姉君をお守りするのです?
それとも僕が姫には手を出さずに、ただ帰るとでも……?
甘くみられたものですね。」
そして。
その彼を庇う君にも僕は…………!!
「リオウ、やめて!」
どうして?!
どうして僕には何一つ与えられない?!
ただ一人……君だけで良いのに!!
それすらも……許されないのか?
ならば。
決して手に入らないのなら。
この手で君を……。
「ご心配なく……天国のほとりで再会なさるといい。」
君を……この手に掛けよう。
昔。
僕が助けた命を。
今。
僕が終わらせよう。
そして君は。
僕のものだ。
……その命だけは。
僕の……ものだ…………。
・・・またまた捏造(汗)
だってねぇ〜
ジークのBADED。
リオウがカインを襲った時の台詞が気に入らない(ムカ)
「ちっ……邪魔が入ったな。」
・・・なんだとぉ〜(怒)
ちっ・・・ってなんだぁ!
乙女全開で王女に迫ってたくせにぃ〜
ジーク狙いだとそれかいっ?!
可愛くないっ!
え〜い!勝手に捏造してやる〜!!
・・・で完成。
でもカインが可愛かったから良しとしようvv(・・・でジークは?)