化学調味料MSGの危険性とごまかし
    
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MSGの危険性とごまかし

ジャック・L・サミュエルズ

1998年3月30日は、加工食品の安全性を懸念する消費者にとってがっかりする日だった。

_この日連邦治安判事トーマス・C・マメント(イリノイ)は、事実表示運動など30の原告が全ての加工食品にフリーグルタミン酸(MSGグルタミン酸1ナトリウム)を少数第3桁まで表示するよう求めた食品医薬品局(FDA)を相手に起こしていた裁判で敗訴を命じた。
この裁判は1994年12月13日に起こされたものだがFDAは、民事訴訟法で求められている180日以内の回答をしなかったため、原告は更に人数を増やした1995年8月29日に第二次訴訟を起こしている。原告には研究者、意思、MSG過敏症の消費者、MSG過敏症の子供の親が関わっていた。医師の中にもMSG過敏症の人がいた。 一人原告に加わらなかったMSG過敏症の原告医師は、47歳で訴訟の前に,当にそのMSGによる症状のために亡くなっていた。

この訴訟に対するFDAの姿勢は、食品安全を職掌する期間としては考えられないものだった。 まず、様々な理由を持ち出して訴訟を却下しようとし、連邦政府機関の情報保護法を楯に重要な証拠書類の提出を拒み、よく言っても誤魔化し、または誤認するような情報を裁判所に提出するといったことを行っていた。

MSG問題

MSGは、味付け用の添加物でそれ自体は味を持っておらず、食べた人が神経的に味を感じる様な物質である。数百万の人にとってそれは、添加物による好ましからぬ作用で長期的な健康被害の可能性がある。食品業界にとっては、利益の増加であり好ましくない味や質の悪い原材料を食べられるようにするものでもある。特に、低脂肪や無脂肪の味のないものを使えるようにするものでもある。

FDAはグルタミン酸ナトリウムを使用したものは食品表示するように規制している。成分的には、78%がフリーグルタミン酸で21%がナトリウム、1%が不純物だ。しかし、フリーグルタミン酸は、表示義務のあるその他の40成分にも含まれているが、それらには原料jとしてグルタミン酸ナトリウムが入っていることは全く分からない。添加剤としてではなく、製造工程で出来るものもある。このため、民事訴訟では製品を検査して検出されたものを表示すべきだとしている。

 

表1: 隠れたMSG源
常にMSGが入っているもの:
  グルタミン酸塩 グルタミン酸 グルタミン酸ナトリウム
  植物性蛋白質 アミノサン液 1カリウムグルタミン酸
  カゼインカルシウム カゼインナトリウム ゼラチン
  酵母エキス イーストフード 自己融解性イ-スト(Autolyzed yeast
MSGが含まれることがある原料又は、製造過程で MSG が出来るもの:
  調味料、人工香味料 調味料 天然香味料、
  天然豚肉エキス 天然牛エキス 天然鶏エキス
  醤油 大豆蛋白分離物(isolate) 大豆蛋白
  ブイヨン スープストック 部ロス
  麦芽モルト モルト風味 大麦モルト
  乳奨蛋白 カラゲナン モルトデキシトリン
  ペクチン 酵素群 プロテアーゼ
  コーンスターチ クエン酸 粉ミルク
  強化蛋白質全て 調整酵素全て 加熱殺菌物全て
予期しない MSG源:
  サラダドレッシング 冷凍食品 袋入りスープやレストランのスープ
  チーズ 低脂肪乳 チューインガム
  アイスクリーム クッキー ビタミン強化食品
  飲み物 キャンディ タバコ
  処方薬 靜注剤 サプリメント、特にミネラル

MSGを摂取することで何らかの影響を受けているアメリカ人は数千万人に及ぶ。 これは1970年代の疫学調査に基づくもので当時の加工食品に使われていたレベルのMSGに反応した人は人口の25%となっている1.2。(現在のMSG使用量はその後激増している。) この結果に対し、グルタミン酸業界は、独自の疫学調査を行い、これがFDAの使う所となっているのだが、現在MSG過敏症と分類している反応を示したのが調査人口の43%にあった。 しかし、この調査報告を出した人は、MSG過敏症をMSG摂取後一定時間内に起こる症状を特定の中程度で一過性ののものが皆同時に起こる狭義の反応3つに分類している。 それでも、1.8%の人がMSGに反応していた。 この調査以来、FDAは人口の2%がMSGに対して中程度の一過性の反応が見られるとしている。

MSG危害の追跡

グルタミン酸1ナトリウムは、19008年に日本で発明された。これを発明した池田キクナエは、アジア人が何千年と使ってきた海藻の成分が味を良くする事を発見した。間もなく、彼は共同研究者と味の素を設立し、現在では60億ドル企業にのし上がり世界最大のMSG生産企業になっている。アメリカでの使用量は第二次大戦後までは極少量だった。調味料としてアメリカの食品産業に導入された時、日本軍の食事の方が自分達のよりも味が良いことに気付いたのがきっかけだった。 グルタミン酸1ナトリウムが「アクセント」という名で店頭に並んだのを覚えている人も多いと思う。

1968年に中国から移民して来た医師、ロバート・ホ・マン・クォクは、ニュー・イングランド医学ジャーナルに手紙を書いて、彼や友人が特定の中華料理店で食事した後に痺れや倦怠、動悸を患うのは何故か調査して欲しいと助言を求めた。食後15-20分すると症状が出始め2時間くらい続くと報告した。この手紙は「中華料理症候群」として発表された。そのご発表された回答では、クォク医師の症状はグルタミン酸1ナトリウムに対する反応(業界は反論)によるものだとされ、これがMSG論争の始まりとなった。

同じ頃、ミズーリ州セントルイスのワシントン大学で神経学者であり最近国立科学アカデミーに職を得たジョン・W・オルニー医師は、網膜劣化を調べるためにMSGをマウスに与えたところ醜いほどに太ってしまったと報告している。肥満が脳の海馬に関係していると思い込んでいた彼は、MSGを与えたマウスを犠牲にしてみたところ、MSGが海馬に病変を起こし神経内分泌障害を起こしていることや弱令のものが特に影響を受け易いことを発見した。神経学者は、現在グルタミン酸は神経毒で脳神経を極度に刺激して壊死させることが一般的に認識するようになった。

オルニー博士の発見は、幼児の脳関門が未発達であるために特に弱令のものが最も被害を受けやすいという指摘があったため特に憂慮された。オルニー博士の研究によって、食品業界に対しベビーフードからMSGを排除するよう強い働きかけが行なわれた。業界は、圧力をかわすために表面的には合意したが、FDAは今日にいたるまでベビーフードにMSGを認めないという正式な対応は取っていない。

現在販売されているベビーフードにはMSGが無いようだが、子供用にはMSGが入っており、当たり前のことだが、幼児も食卓のMSGの入った食べ物を食べる。それに、粉ミルクにはMSGの入った成分が使われており、アレルギーのある幼児用の粉ミルクには普通のものよりも多くMSGが含まれている。

業界の研究

MSGの危険性が発覚し始めた1969年にグルタミン業界は、非営利の国際グルタミン技術委員会(IGTC)を設立し、1977年にはグルタミン協会(TGA)という子会社を作って製品中のグルタミン酸1ナトリウム成分の安全性を保護するようになった。

今日でもIGTCは、MSG業界の研究機関として、研究者などと交流しており、MSGのテーマに関する研究資金を提供している。数年前まではTGAが広告会社のようにしてMSG業界と消費者のパイプ役を果していた。現在では、国際食品情報協議会(IFIC)がTGAの代わりにMSGの怪しげな情報をメディアに流しており、インターネットでも同様の欺瞞的情報を垂れ流しにしている。IFICは、健康問題に関する食品についての独立機関であると表明しているが、その内実は、食品業界が100%で無いとすれば中心的に出資してこれらの商品を安全だといっている期間である。IFICは、基金を使ってアメリカ栄養協会やアメリカ家庭医療基金大学などに助成金を出している。

MSGに感受性があるかどうかを人に証明するための比較試験が行われたことがあるか文献を調べてみると、そのような試験は殆ど例外なくIGTCかその代理組織か支援組織が資金を出して行なわれていることが分かる。更に、検体と擬似材料もIGTCが出していることも分かる。あるスープを使った試験では、研究者が使ったスープの出所は、この国のものではなく日本の味の素からだった。このような比較試験では、MSGに反応する被験者が必ずいるが、それ以上に擬似検体に反応するのが通例だ。MSGと擬似検体共に反応するから試験の結論は、被験者が反応しているのはMSGではないことを「証明」しているとなっている。これほど論理に欠陥があるにもかかわらず、FDAがMSGを安全だと結論するのに使うのはこのような研究なのだ。

擬似検体の問題

私は、これほど多くの試験で不活性で反応性のない材料で作られているはずの擬似検体がMSG業界が資金を出した試験で反応を示しているのか何年もわからなかった。ついに1993年にその理由が分かった。擬似検体には、アスパルテームが使われていたのだ。その証拠はIGTCの会長が署名した手紙の中にあった。FDAのファイルの中にあったのだ。アスパルテームの使用は1978年に遡っており、FDAが人の消費に承認を与える3年前のことだ。

アスパルテームは不活性で非反応性などというものではない。これには約40%のアスパラギン酸、50%のフェニルアラニン、10%のメチルエステルが含まれている。神経学者は実験動物での研究からアスパラギン酸とグルタミン酸はどちらも脳の同じレセプターを使い、全く同じ脳損傷と神経内分泌障害を起こし相乗的影響を与えていると結論した。MSG過敏症の人は、許容能力を超えた量のアスパルテームを取り込むと似た症状を起こす。今この文章を書いている辞典で、約7000件近いアスパルテームによる
 

FDA による研究


1995年7月FDAは「食品中のMSGの安全性」題するFASEBの報告に資金を出した。FASEBはMSGに関する全ての公表されている論文や研究を調査することになっていた。8人で構成される専門家委員会の少なくとも4人は利害があって指示通りしなかった。その代わりFDAが出した18の質問に対して広く配布するための20ページの重要な要点(Executive Summary)を出した。これらの質問は、MSGが僅かな一時的門題しかないかの印象を与えた。

今では国中の開業医が認めているMSGが偏頭痛を起こすという事実にはFDAは質問しておらず、FASEBは一切触れてもいない。FASEB の1995年7月報告にきちんと対応されていない点にMSGが妊娠中のネズミや幼獣、孫獣、若いネズミに処方した場合、その全てが明瞭な学習障害が起こることを示した多くの研究があった(13)。MSGを若いときに摂取したネズミは異様な肥満が起こることも、筋萎縮性側索硬化症(ALS又はルーゲーリック症)15-17のような神経疾患、ある種の精神状態18、頻脈等の心疾19などの研究報告していない14。(MSG過敏の人達が報告した症例については表2を参照)

 

表2: MSGによる副作用の報告集
心臓 神経系
方向感覚喪失
   消化器系
  血圧の急激な上昇や下降
  目眩 吐き気/嘔吐
早い鼓動頻脈) 腹部膨満
  ふらつき   胃痙攣
  平衡感覚の喪失   過敏性腸症候群
  狭心症   下痢
不整脈
循環器
  意識障害    
  膨張
  不安症 呼吸器
  パニック    喘息
筋肉
  多動   息切れ
  インフルエンザのような痛み
  子供の行動障害   胸の痛み、締め付けられる感じ
  関節痛
  だるい   鼻水
  こり
  眠気   くしゃみ
      不眠
   
視力
  偏頭痛 皮膚
  ぼやけ
  痺れ、麻痺   湿疹
  焦点が合わない
  発作   口内炎
      坐骨神経痛
  うずき
泌尿器
  言葉のもつれ   のぼせ
  前立腺肥大
  振るえ   口の極端な渇き
  夜尿症
  振るえ 

自然なグルタミン酸と人工グルタミン酸

 
MSG業界、食品加工業界、そしてFDA は、MSGが無害であることを弁護するために、グルタミン酸は蛋白質の一部として他のアミノ酸にくっついており人では反応を起こさないことを上げ、さらに消化の過程で生成されるグルタミン酸は、製造工程でできるのと同じグルタミン酸であり味付けに使われるのにどうしてそのようなことが起こりうるのかと質問している。添加していないもぎたてのトマトやきのこにもフリー・グルタミン酸があり、本当にMSGに過敏な人であればこれらにも反応するはずだと言う。


私達は、トマトにあるフリー・グルタミン酸を計ってみた。量は僅かだった。トマト10kgでグルタミン酸は1gだった。過敏な人は、合成フリーグルタミン酸には僅かな量でも反応しトマトやきのこなどの無添加の食品には反応しないことが分かっている。グルタミン酸が遊離しない食品とか加工していない食品にある僅かな量のグルタミン酸を摂取することと、製造工程によって食品に生ずるフリーグルタミン酸を摂取することは同じではない。。


製造蛋白ではないもののグルタミン酸には、L-グルタミン酸しかない。高等生物ではL-グルタミン酸しか生成しない。20ところが製造工程で蛋白質からグルタミン酸が遊離された場合、必ずD-グルタミン酸(鏡対象―立法異性体)がポリグルタミン酸と共に生成する21。もし、蛋白質からグルタミン酸を遊離するために酸(わが国では一般的だがヨーロッパでは禁止されている)を使うとモノプロパノールとジクロロプロパノールができる22。FDAの報告によると、もし味付け業界がいうところの特定の蛋白質からの加工味とか反応と呼んでいるプロセスを使えば、複素環アミン(heterocyclic amines)が生成される。モノプロパノールとジクロロプロパノール、そして複素環アミンは発がん物質である。

MSGに対応する

MSG過敏症は、アレルギーというよりも毒物過敏症であることが分かっている。MSG過敏症は、IgEが介在するものではないため抗体はできない。従って、従来のアレルギー検査では、MSG過敏症は検出できないし患者が過敏な物質に対する不感性を持たせることができないようだ。


MSGの許容レベルはmg単位からあり、現代の食事では6gのMSGを摂取するのはわけない事である。アルコール、ストレス、その他の要因でMSG過敏性が高まる。中華のレストランではたくさんMSGを使うため中華のレストランだけで反応する人もいるが、MSGの門題は中華レストランに限ったものではない。今日では、あらゆる加工食品の中にMSGが入っている。


MSGの反応は人によって、摂取後すぐに出る人と最高48時間たって出る人がいる。摂取後の反応時間は個人で常に一定している。この反応時間が確定できたら、いつでも反応から振り返ってどの食べ物に門題があったのか特定できる。


MSG感受性を試験するには、2-3週間新鮮な果物や野菜、未加工の魚、肉、鶏肉に限定したダイエットを行う。ダイエットの間は、ソースは一切使わず風味付けは新鮮なハーブだけにする。箱、瓶、袋、ジャー、缶に入った加工品は一切摂らない。パン、乳製品、肉汁をかけたターキー、総菜屋のものは排除する。アスパルテーム、加水分解物、アミノ酸とかかれたものは、シャンプーやサプリメントも一切摂らない使わない。ダイエットをして体調がよくなったら、門題を起こす食べ物を特定するために順番に取り入れてゆく。体調によく気を配ります。とても優れた研究室です。

つのる不安


私達が摂取するMSG(外来グルタミン酸)ではなく体中のグルタミン酸(内部グルタミン酸)の研究が多いものの、グルタミン酸についての懸念は研究者の間で増してきている。医薬品企業が数百万ドルをかけて特定の疾患や怪我などの状況で内部グルタミン酸の影響を抑制しようとしている。3月の3-5日に国立保険研究所の主催で、「グルタミン酸塩カスケード:中枢神経系疾病に見られる一般経過」と題するセミナーを開催した。


神経学者リチャード・C ・ヘンベリー博士は、1993年4月7日のFASEBでの証言で、次のように言った。「医薬品業界が神経疾患に共通しているグルタミン酸塩神経毒に対して中枢神経のニューロンを守るためのグルタミン酸塩受容体ブロッカーを開発するために多額の投資をしていることと、食品業界がFDA のお墨付きをもらってグルタミン酸塩を食品に大量にぶち込み続けているのは皮肉なことです。」


MSG過敏の人はMSGを避けるべきだが、私はMSGはすべての人にとって有害だと思う。MSGが高齢者のアルツハイマーやパーキンソン氏病などの神経退化病を起こす「スローな神経毒」ではないかと感じている神経学者は増えてきている。


将来的にはMSGが加工食品のラベルにきちんと表示され、加工食品での使用量が激減する日が来るのは間違いないと思う。私は個人的にもそして適正表示キャンペーンを通しても全てのMSGが全ての加工食品で表示されるようにしたい。MSG門題についての最新情報はホームページwww.truthinlabeling.org で分かるようになっています。MSG表示キャンペーンへの支援をして頂けると嬉しいです。


:MSGの危険に関する詳しい情報 はラッセル・ブレイロック医師の「Excitotoxins:死に至る味」にあります。PPNFでも扱っています。


ジャック・L・サミュエルは、1957年以来保健分野で働いてきました。1971年に御自身がMSG過敏症であると診断を受けました。レストランの食べ物やMSGと表示されたものは避けてきたのですが、食品成分中に使われているMSGのためにこれまで25回ほど意識を失っています。彼は妻のアドリエンヌとともに適正表示キャンペーンを立ち上げ食品中のMSGを正しく表示させる努力をしています。

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