プライス・ポッテンジャー栄養基金
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ジャンクフードで若者が壊血病

2003年1月22日
アメリカ非経口経腸栄養学会

チーズ、クラッカー、炭酸飲料、クッキー、チョコレート、水のジャンクフードに全く果物や野菜を取らない大学生がビタミンC欠乏による壊血病にかかった。
壊血病は、かつて船乗りが罹る病気として知られており、歯ぐきからの血、歯がグラグラになり筋肉の減退と虚弱化が主な症状。これ以外に足の皮膚の色が皮下出血によって変わる。 
この学生は、足の浮腫みと青痣が出たために医師に相談したが、歯ぐきからも血が出ており心拍数も高かった。

カロリーは十分取っていたが、ビタミンCの摂取量は約0.1mgと非喫煙者の日量90mgから遥かに少なかった。 血中のビタミンCレベルは正常値の1/4以下だった。 
 壊血病は食事バランスが悪い高齢者やアルコール中毒者に多く、一般的にビタミンCの摂取量は少ないものの壊血病を起こすほどではないという。 アルコールやストレスでビタミンCの必要量は増える。



マーコーラ医師の見解

 このような患者は、潜在的に多くいると考えるのが妥当だろう。 対策もビタミンCの錠剤を放り込めば良いということではない。 壊血病は、人間が食べるように作られているものをとらない場合の本の一症状にしか過ぎない。 健康を便利さのために犠牲にし、その場も楽しみのために甘いものや穀物を食べるのは賢い選択とはいえない。 

どんなことが起こりうるか良い例があるので紹介しよう。
 27歳の男性が一週間前に診療を受けにきた。 彼は、診察を受ける数日前に顔面麻痺に罹ってしまった。 これは、脳卒中と症状がほぼ共通している。 彼は顔面麻痺の典型的な症状があった:

  • 顔の片側の筋肉がたるんでしまった。
  • 麻痺側の瞼が閉じない、瞬きが出来ない。
  • 涙が止まらない、又は出ない
  • 呂律が回らない
  • 麻痺したほうで噛むことが出来ない。
  • 麻痺側で味がわからなくなっている
  • 麻痺側の痙攣
  • 麻痺側の耳の後ろに痛みや痺れ感がある。


これは重症で、緊急で処置しなければ治らなくなるので、すぐ来て貰った。 現代医学では、ウィルスが頭骸内に入り込んで感染して炎症を起こして膨張し顔面神経〔第7神経)を圧迫するため筋肉が弛緩すると考えられている。 ウィルスが病気を引き起こしているかもしれないが、ウィルスが原因ではない。  
彼は全く野菜を食べておらず、飲み物は殆どが〔一日4缶〕炭酸飲料で、パン、ジャガイモそれにファーストフードしか食べていなかった。

経口ステロイドとジメチル・スルホキシド、ビタミンB12を1mg/日で強い治療を行い、当然の事ながら食事を否応無く変えた。 これに懲りて正しい食事を続けることを期待している。 若者に健康食を続けるよう薦めても難しい事がある。 一つの方法として、ビタミン、ミネラル、蛋白質、必須脂肪酸などの栄養素の必要なものを全て含んだLiving Fuelがお薦めだ。  健康食が最善だが、若者はあまり好みで無い場合が多い。 食べたいものを止めさせることは出来ない。 薬品会社や食品メーカーの宣伝に酷く混乱させられて判断が出来なくなっている。 私のHPは、真剣に真実を求め実践したい人のためにあり、これらの人が少しでも混乱をなくし健康になっていただくことを使命としている。


 

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