純粋無垢な天使。
その裏にある悪魔。

私を悪魔に仕立て上げたのは、お前だ…。


「あぁ…っ!」
甲高い声を上げ、ベッドに身体を倒した。
白濁とした液が、あちこちに散る。
相手は、埋めていたモノを抜く。
そこから、白い液がシーツへ流れ落ちる。
「凄ぇ、淫ら…」
ヒクつく入口をなぞり、中へ指を入れた。
「も…ぉ、さわるなぁ…」
身体を震わせ、訴える。
が、中の指は意志を持って動く。
「んぅ…っ、ん…っ」
掻き出すように動く指は、中の感じる場所を避けて動いていた。
そのせいか、気持ち悪い…。
指が抜かれると同時に、相手を睨む。
「何も、そんな顔しなくてもいいじゃねぇか…」
感じてた癖に…と揚げ足を取ろうとしていた彼に、声を張り上げる。
「お前が私を変えたんだろっ。もう、こんなことやめろっ」
彼は傷ついた表情を見せた。
だが、自分は悪くないのだと言い聞かせる。
「大佐も、突き飛ばせたはずだぜ。なぁ、オレを利用したのか?」
寂しそうに問う。
それに、胸が痛む…。
「だったら、何で身体を許したんだよっ。言えよ」
納得がいかないと問い詰めてくる彼に、息をはく。
「こんなこと、言わせるな。お前だから、許してるんだろ。突き飛ばせないんだろ。誰にでもというわけではない。二度と言わせるな」
冷たくもハッキリ言えば、彼は笑った。
「なんだよぉ。よかった…」
ほっとしたように言うと、その場に座り込んだ。
それを見て、自分の服を手繰り寄せた。



お前が天使で、私が悪魔に仕立て上げたのかもしれないな…。





―END―









[後書き]
天使と悪魔っていうのが好きです。
結局、ロイエドにするつもりが逆になってしまいました。
イメージ的には、ラルクの「DIVE TO BLUE」っていう曲なんですけど…。
ちょっと、ずれてるのでタイトルは変えました。
いいなぁ、大佐は…(何)


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