カシャン…

金属音に意識が覚醒する。
右手首に手錠。
逆側の輪には冊に…。
身動きが取れないようになっていた。
「何故、こんなことをするんだ。お前は」
静かに問い掛ければ、相手は少し笑う。
「大佐が欲しい以外に何がありますか…?」
左手を壁に押し付け、首筋に唇を寄せる。
薄い肌に紅い痕が残る。
「や…めっ」
動かない手と、覆い被さった身体。
明らかに自分を犯そうとしている。
「やめろっ」
どんなに睨みつけ、声を上げてもやめる気配はない。
しまいには、ワイシャツをナイフで切り裂かれ、胸元に赤い筋…。
「…っ!」
微かな痛みに眉を寄せる。
「抵抗しないでください…。さもないと…」
彼は言葉を続ける代わりに、唇をふさいだ。



何がいけなかったのか、解らない。
狙われた原因も、何もかも…。






―END―





[後書き]
相手が誰かは、ご想像におまかせします〜。
これで、お題達成になるか怪しいですが、見逃してください…。
あはは〜






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