バタン…。

「大佐っ!」
突如、響いた音にその場にいた者は倒れた人物に駆け寄った。
「マスタング大佐、しっかりしてくださいっ」
額に手を当てれば、熱い。
「医療班を…」
呼ばないと、と言い行動しようとしたとき、腕を掴まれた。
「えっ…」
「ハボック、私は平気だ…」
少し掠れた声で言う。
その顔はやはり、苦しそうに見える。
「どこがっ!」
強い口調で言い、その腕を振り払おうとするが…。
「行かないで…くれ…、ハボック…」
その声、表情のせいか動けなくなった。
「…解りました。此処にいますから」
仕方なく、そう言うと熱っぽい身体を抱きしめた。
そのぬくもりに、ロイは瞳を閉じた。

眠りについた大佐の姿に、笑みを浮かべた。
「無茶ばかりする人だ…」
呟くように言った。


このときだけは、休んでいて欲しい。
自分が傍にいるときだけでも…。





―END―










[後書き]
ハボロイだ〜。
初書き?だったりするのかな。もしかして。
最初はこういうふうにするつもりじゃなかったんですけどね〜。
ははは…。





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