富士通「FM−V」(ギター編)



はじめに私の木村拓也に対するスタンスを明らかにしておくと、嫌いです(笑)

まあ男なら誰しもあの男前ぶりに嫉妬と羨望を抱くものだと思いますし、私の中にも畜生という感情はあります。それは否定しません。生まれ変わったらキムタクになりたいかと聞かれたらなりたいです。
スマップの場合は、そういった負の感情プラス、彼らの周辺に漂ってる胡散臭さが嫌いです。
なんつーか、やけに健全な嘘臭さが漂ってるとでもいうんでしょうかね。人間の正の部分ばかり集めてできてるようなキャラ作りがすげー嘘臭いっつーか。
まあアイドルなんて偶像ですから、嘘臭くてもいいんだろうけどネ。まあこの辺はいつか詳しく突っ込んで書きますのでここらで勘弁。


さて、キムタコと岸辺一徳が絡むこのFM−Vシリーズですが、最新作のギター編。私の感想としては失笑という感じです。なんだこりゃ。
どういうものかというと、木村拓也がチャーとギターセッションをしているところに(この時点でバカウケ)、岸辺一徳がベースを持って乱入、「うまくなったなあ、拓也」、「なんであんたがこんなとこにいんだよ!?(うろおぼえ)」ってな感じでちゃんちゃん。

とりあえずこのCM、ストーリーとして成立していません。
過去の前振りがあるからこそ一見成立してるように見えますけど、実はプロットが破綻している。

巧いギター(チャー)と、巧いギター(キムタコ)が絡んでいるところに、下手糞なベースが入ってきてセッション無茶苦茶というのなら判る。あまり面白くないですけど。

また、巧いギター(チャー)と、下手なギター(キムタコ)が絡んでいて、キムタコは己の下手さに全く気づかず気持ちよく弾いてるところに、巧いベースが入ってきてチャーとどっかにいってしまうというのも判る。このストーリーが一番面白い。

でもこのCMは巧いギター(チャー)と、巧いギター(キムタコ)の絡みに、岸辺の上手なベースが入ってくる → キムタコ「うあー!」でしょう。「おっ、いいねオッサン!」ってな感じで一緒にセッションしろよ! なぜ逃げる。
逃げる理由は、過去、木村と岸辺の間に色々な事件があったからです。
つまり過去の岸辺と木村のやりとりがなければ成立しえないお話で、それを見ていない人は判りにくい。見ている人にとってもストーリーの流れが上記のように断線しているので、カタルシスの生まれにくいCMになっている。



このCMは、キムタコがギターが下手でなければいけなかった。実際は巧いのかどうかしらねけど、下手糞という設定でやらなければいけなかった。
でも、ジャニーズ及び木村本人にとって、「ギターが下手」というイメージが付いてしまうのは嘘でも避けたかったんでしょうな。むしろ「キャー!(≧∀≦) キム様がチャーとセッションしてる(同格)だわ! ギターもプロなみのキム様カッコイイ!」ってなところを狙ってんでしょう。その試みは成功していると思いますが(またかっこいいんだこれが)、CMとしては失敗作になってる。

まあ、キムタコで、ギターで! って話になった時点でこうなるってことはわかってたけどね。
しかしチャーとセッションするか普通? 俺がCMでヴィラトコヴィッチかバボラックあたりと一緒にホルン吹いてください。吹きまねでもいいですからとかいわれても断るがな。この辺にも、俺がスマップを嫌う理由が隠されているような気もする。


2003年6月28日



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